生産終了のマツダ プレマシー!それでも高評価の魅力や乗り心地を解説!

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生産終了のマツダ プレマシー!それでも高評価の魅力や乗り心地を解説!

生産終了のマツダ プレマシー!それでも高評価の魅力や乗り心地を解説!

マツダ『プレマシー』はすでに生産終了している車です。とはいえ、今現在も根強い人気を誇っています。なぜ生産終了後もマツダ『プレマシー』は人気があるのでしょうか。

 

今回はそんなマツダ『プレマシー』が生産終了した理由やその魅力を1代目から最終系の3代目までの各世代の特徴から探っていきます。特に最終モデルである3代目については、その魅力を5つの視点からチェックして人気の理由を深堀りしていくので、3代目に注目している方必見です。

 

その他マツダ『プレマシー』にかかる維持費についても自動車税や重量税、車検費用など解説していきます。維持費がどの程度なのか具体的な金額を知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1 生産終了はなぜ?

2 マツダ プレマシーの魅力

3 維持費は?

4 中古市場でのライバル車は?

5 まとめ

 

■POINT

・マツダ プレマシーはなぜ生産終了したのか?その理由を解説

・マツダ プレマシー3代目の魅力を5つの視点から解説

・マツダ プレマシーにかかる維持費(自動車税・重量税・車検費用)をチェック

 

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生産終了はなぜ?

生産終了のマツダ プレマシー!それでも高評価の魅力や乗り心地を解説!

マツダ『プレマシー』は1999年に発売され、長年愛され続けてきた車です。2018年2月に生産終了となっていますが、なぜマツダ『プレマシー』は生産終了となってしまったのでしょうか。

 

ここではマツダ『プレマシー』がなぜ生産終了となったのか、その理由について触れていきます。

 

マツダ プレマシー

まずはマツダ『プレマシー』のスペックから確認していきましょう。最終モデルである3代目のマツダ『プレマシー』のスペックは次の通りです。

項目

詳細

全長×全幅×全高(mm)

4,585×1,750×1,615

ホイールベース(mm)

2,750

車両重量(kg)

1490

排気量(L)

1,997

最高出力(kW[PS]/rpm)

111[151]/6,000

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)

190[19.40]/4,100

タイヤ(前後)

195/65R15

カタログ燃費(JC08モード)(km)

16.2

※slide →

※各値はグレード『2.0 20C スカイアクティブ AT』のスペック(2016年7月モデル)

 

初代ベースはファミリア

1代目マツダ『プレマシー』は9代目『ファミリア』をベースとした車です。発売時期は1999年4月に5ナンバーサイズのミニバンとして登場後、2005年まで発売されていました。1代目のスペックは次の通りです。

項目

詳細

全長×全幅×全高(mm)

4,295×1,695×1,570

ホイールベース(mm)

2,670

車両重量(kg)

1300

排気量(L)

1,839

最高出力(kW[PS]/rpm)

99[135]/6,200

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)

161.8[16.5]/4,500

タイヤ(前後)

185/65R14 86S

カタログ燃費(10・15モード)(km)

11.8

※slide →

※各値は『Gパッケージ』7人乗り(1999年4月モデル)

 

1代目マツダ『プレマシー』は5ナンバーゆえ、車体サイズが一回り小さい点が特徴となっています。別名CP系とも呼ばれ、使いやすさが魅力のモデルです。

 

2代目ベースはアクセラ

2代目マツダ『プレマシー』は『アクセラ』をベースとした車です。発売時期は2005年2月、3ナンバーサイズのミニバンとしてフルモデルチェンジしています。2代目のスペックは次の通りです。

項目

詳細

全長×全幅×全高(mm)

4,505×1,745×1,615

ホイールベース(mm)

2,750

車両重量(kg)

1450

排気量(L)

1,998

最高出力(kW[PS]/rpm)

107[145]/6,000

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)

181[18.5]/6,000

タイヤ(前後)

195/65R15 91H

カタログ燃費(10・15モード)(km)

14.0

※slide →

※各値はグレード『20C』のスペック(2005年2月モデル)

 

5人乗り仕様ではなくなり、全てのグレードが7人乗りに統一されている点も特徴の1つといえるでしょう。2代目は別名CR系とも呼ばれていて、搭載されたエンジンにより燃費向上した点も注目されています。

 

3代目が最終系

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マツダ『プレマシー』最後の世代である3代目は、2010年7月に発売されました。2代目同様、3ナンバーの車となっています。ボディサイズは2代目とあまり変わらないものの、流線的なエクステリアのデザインが近代的な印象をもたらしている点が3代目の特徴です。

 

1代目のリヤドアはヒンジドアでしたが、2代目以降はスライドドア設計が採用されて乗り降りがスムーズになり、利便性が向上しています。i-stopや横滑り防止装置など、安全面がより強化されているのも特徴の1つです。

 

なぜマツダ『プレマシー』がなぜ生産終了となってしまったのでしょうか。次の項目ではその理由について触れていきます。

(参考:プレマシー(マツダ)の中古車一覧

 

生産終了はミニバンからの撤退

マツダ『プレマシー』はどの世代も評価の高い車でした。そのような『プレマシー』も2018年に生産終了となったわけですが、代わりにマツダはSUVにコストを集約します。これは、多人数乗用車がニーズとして注目されていたためです。

 

マツダはそのようなニーズに対して、ミニバンではボディの剛性やデザイン面に制約があることを問題視していました。

 

その後マツダは『プレマシー』生産終了を決断してCX-8をリリースしています。CX-8はコスパの良い3列シートモデルのSUVとして、2021年の今も根強い人気を誇っています。

 

『プレマシー』は既に生産終了していますが、車検や修理などは可能です。部品についてもまだしばらくは心配いりません。(マツダでは生産終了から約10年前後で調達できない部品が出てくる旨公式サイトに記載されています)

 

マツダが今後どんな形で舵を取っていくのか、これからも見届けていきましょう。

 

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マツダ プレマシーの魅力

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マツダ『プレマシー』は既に生産終了となっている為、現時点で購入を希望する場合は中古購入が必須です。とはいえ、マツダ『プレマシー』は中古車としても各世代共に根強い人気を誇っています。評価も高く、需要のある車といえるでしょう。

 

ではいったいマツダ『プレマシー』のどんな部分が高評価を受けているのでしょうか。ここではマツダ『プレマシー』の魅力を5つの視点から探っていきます。

 

快適な走行

マツダ『プレマシー』の魅力1つ目は走行時の快適さです。3代目のモデル(2013年1月生産以降)では新技術であるスカイアクティブテクノロジーが採用されたグレードがあります。大きな違いはエンジンやトランスミッションです。

 

スカイアクティブテクノロジーが採用されたグレードのエンジンには、効率の高い直噴ガソリンエンジン『SKYACTIV-G 2.0』、トランスミッションには同じく効率の良い6速オートマチックトランスミッション『SKYACTIV-DRIVE』が搭載されています。

 

この2つが走行時の快適さを作り出し、利用者の満足度をさらに高める形となりました。

 

電動スライドドア

マツダ『プレマシー』で注目されている点としては、スライドドアも挙げられます。特に3代目の一部グレードでは電動スライドドアが採用されている為、利便性が高いです。※助手席のみ電動というオプションもありました。

 

スライドドアは乗り降りしやすい為、とくに小さいお子様がいるご家庭では重宝する機能といえるでしょう。両側スライドドアな点もポイントが高いです。

 

スライドドアは狭い場所に駐車した際、ドアの開閉で困るといった心配がありません。隣に駐車した車とのトラブル回避にも繋がるため、その分安心して駐車できるようになる点もメリットの1つと言えるでしょう。

 

シートアレンジ

多彩なシートアレンジで車内空間を活用できる点はマツダ『プレマシー』の魅力の1つとなっています。

 

マツダ『プレマシー』にはからくりシートがあり、シートバックを簡単に折りたたむことも可能です。折りたたんだシートは助手席側シート座面下に収納できます。これにより、後席を3人掛けにできるうえウォークスルーもできるようになりました。特に7人乗車がメインでない場合、荷物置き場としても活用できる点は魅力です。

 

7人目の座席に対してもシートベルトは設置されている為、安全性は確保されています。センターコンソールボックスはテーブルとして活用することも可能です。

 

燃費がいい

マツダ『プレマシー』の3代目のカタログ燃費は16.2km/L、実燃費は11km/Lほどとなっています。この値は当時のミニバンのなかではトップクラスです。

 

ミニバンは車体サイズの大きさから燃費の悪さが懸念材料として挙がりますが、各設計の改良・最適化によりガソリンエンジンでは達成困難だった高圧縮比と低燃費を実現しました。

 

乗り心地の良さ

マツダ『プレマシー』で注目されている点の1つにエコタイヤがあります。採用されているタイヤは弾力性が高く、静粛性も高いです。接地荷重は増加、耐偏摩耗性能も向上しています。

 

走行時のコーナリングの動きもスムーズです。ハンドリングの応答性に繋がったことで、安定性が高まり小回りも利くようになりました。これらの要素がマツダ『プレマシー』利用者の満足度を高めてくれています。

 

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維持費は?

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車を購入した場合、税金(自動車税・重量税・車検)やガソリン代など様々な維持費が発生します。ここではマツダ『プレマシー』を購入する場合どの程度維持費がかかるのか、自動車税や重量税、車検費用などについて確認していきましょう。

 

自動車税

自動車税は毎年発生する税金です。この自動車税はエンジンの排気量や車の新規登録後の経過年数に合わせて税率が定められています。※この税率にはエコカー減税の有無も関わってくるため、各車体毎に確認が必要です。

 

3代目マツダ『プレマシー』の場合、総排気量が1,997ccなので自家用車乗用であれば『1,500cc~2,500cc以下』の枠に当てはまります。総排気量が『1,500cc~2,500cc以下』の場合、自動車税料金は3万9,500円です。

 

ただし、1代目や2代目は3代目と料金が変わる可能性があるので注意してください。車の新規登録から13年以上経過している場合、約15%税額が値上げされます。その場合の金額は約4万5,400円です。

(2021年3月時点での情報です)

 

重量税

重量税は文字通り車の重量に対して発生する税金です。3代目は各グレード毎に重量が違います(1,470~1,580kg)。その為、それぞれ料金の確認が必要です。1,500kg以下のグレードは2万4,600円(2年分)、2,000kg以下のグレードは3万2,800円(2年分)と定められている為、希望のグレードの重量は確認しておきましょう。

 

なお、この重量税は車検時に合わせて支払う仕組みです。新規登録であれば3年分、それ以降は2年分まとめて支払います。

 

マツダ『プレマシー』は既に生産終了しているため、新規登録を行うことはありません。そのため中古車購入時の支払いは2年分です。※エコカー減免の適用はありません。

(2021年3月時点での情報です)

 

車検費用など

マツダ『プレマシー』にかかる維持費は税金だけではありません。代表的な費用が車検です。車検では自賠責保険料や検査の基本料金、印紙代などを支払います。マツダ『プレマシー』の自賠責保険料は2万10円です。

 

検査の基本料金は約1万7,000円ですが、この検査の基本料金は各社毎に違うので注意してください。この他にも印紙代として約1,400円発生します。

 

ここまでがマツダ『プレマシー』を購入した場合に確定する維持費です。その他にも、任意保険や車両メンテナンス費用、消耗品費、ガソリン代、駐車場の費用なども発生します。

 

上記全てを考慮した場合、総額30万円は見積もっておく必要があるでしょう。

(2021年3月時点での情報です)

 

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中古市場でのライバル車は?

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ここではマツダ『プレマシー』の中古車価格がどの程度なのか確認していきます。1代目や2代目、3代目の価格に違いはあるのか、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

他にもトヨタ『ウィッシュ』ホンダ『フリード』日産『ラフェスタ』など、マツダ『プレマシー』のライバル車の相場も比較対象として確認していきます。

 

プレマシーの中古車相場は?

まずはマツダ『プレマシー』の中古車相場をチェックしていきましょう。

 

中古車相場

1代目

45万円程

2代目

30万円程

3代目

55万円程

※slide →

1代目は年数も経過しているため中古として登録されている車は少なく、かなり希少です。走行距離も2万km~10万km程とかなりまばらになっています。この点は年数経過を考慮すると妥当といえるでしょう。

 

2代目は1代目に比べると僅かですが販売台数は多いです。走行距離は3万km~10kmで1代目同様まばらな為、メンテナンスに必要以上の費用をかけずにすむよう、購入前に予め年式と走行距離をチェックしておく必要があります。

 

3代目は生産終了からそこまで年数も経っていない為販売台数は比較的多く、走行距離は1代目や2代目同様まばらです。走行距離が10万km前後の車の場合、価格が下がる傾向があります。

(2021年3月時点での情報です) 

 

トヨタ ウィッシュ

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ここではトヨタ『ウィッシュ』の中古車相場について触れていきます。まずはトヨタ『ウィッシュ』のスペックについて確認していきましょう。

項目

詳細

全長×全幅×全高(mm)

4590×1695×1590

ホイールベース(mm)

2,750

車両重量(kg)

1,350

排気量(L)

1,797

最高出力(kW[PS]/rpm)

105[143]/6200

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)

173[17.6]/4000

タイヤ(前後)

195/65R15

カタログ燃費(JC08モード)(km)

16.0

※slide →

※各値は1.8Xのスペック(2015年5月モデル)

 

マツダ『プレマシー』同様既に生産終了となっている車ですが、販売台数はマツダ『プレマシー』1代目ほど希少ではありません。1代目の相場は25万円程、2代目の相場は60万円程となっています。

 

トヨタ『ウィッシュ』は全高の低い安定性のある車です。セカンドシート・ダブルフォールディング機構を使えば2列目の席をテーブル代わりにできるので、空間演出を楽しみたい方におすすめの一車といえるでしょう。

(2021年3月時点での情報です)

(参考:ウィッシュ(トヨタ)の中古車一覧

 

ホンダ フリード

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ここではホンダ『フリード』の中古車相場について解説していきます。ホンダ『フリード』のスペックは次の通りです。

項目

詳細

全長×全幅×全高(mm)

4,265×1,695×1,710

ホイールベース(mm)

2,740

車両重量(kg)

1,360

排気量(L)

1,496

最高出力(kW[PS]/rpm)

95[129]/6,600

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)

153[15.6]/4600

タイヤ(前後)

185/65R15 88S

カタログ燃費(JC08モード)(km)

19.0

※slide →

※各値はG・Honda SENSINGのスペック(7人乗り)(2019年10月モデル)

 

今回はホンダ『フリード』でも中間クラスのG・Honda SENSINGをピックアップしました。新車価格はFFなら216万400円、4WDなら239万6,900円です。

 

現行モデル全体の中古車相場はは210万円程で、まだ値崩れしていません。とはいえ、グレードによっては100万円を切るケースもあり、値に幅があるのも事実です。

 

また。1代目は経過年数が長いこともあって相場が50万円程まで下がっています。

(2021年3月時点での情報です)

(参考:フリード(ホンダ)の中古車一覧

 

日産 ラフェスタ

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ここでは日産『ラフェスタ』の中古車相場について触れていきます。まずはスペックを確認していきましょう。

項目

詳細

全長×全幅×全高(mm)

4,615×1,750×1,615

ホイールベース(mm)

2,750

車両重量(kg)

1490

排気量(L)

1,997

最高出力(kW[PS]/rpm)

111(151)/6000

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)

190(19.4)/4100

タイヤ(前後)

195/65R15 91H

カタログ燃費(JC08モード)(km)

16.2

※slide →

※各値はハイウェイスターのスペック(2016年7月モデル)

 

日産『ラフェスタ』は2018年に生産終了となっている車ですが、経過年数はまだ浅いため中古車としてある程度は出回っています。1代目の中古車相場は30万円程、2代目の中古車相場は60万円程です。

 

なお、今回は各世代毎の平均相場を記載しています。実際にはさらに各年代毎に中古車相場は変わってくる為、中古車購入を検討している場合は年式もチェックするよう注意してください。

(2021年3月時点での情報です)

(参考:ラフェスタ(日産)の中古車一覧

 

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まとめ

生産終了のマツダ プレマシー!それでも高評価の魅力や乗り心地を解説!

マツダは2018年にミニバン市場からの撤退を決断、これによりマツダ『プレマシー』は生産終了となりました。その後マツダはSUVにコストを集約しています。

 

生産終了したとはいえ、マツダ『プレマシー』は1代目・2代目・3代目共に評価の高い車です。それゆえ、中古車としても多くの方が利用しています。価格もリーズナブルなので、おすすめの一車といえるでしょう。

 

ネクステージではそんなマツダ『プレマシー』だけでなく、ライバル車であるトヨタ『ウィッシュ』ホンダ『フリード』日産『ラフェスタ』など、今回紹介した車種も取り揃えています。試乗希望などございましたら、ぜひお気軽にネクステージまでお越しください。

 

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気になる車種をチェック

 

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