スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

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スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

スバル株式会社は、フォレスター、レヴォーグ、BRZなどを販売する自動車メーカーです。2017年に富士重工株式会社から社名が変更されました。この富士重工時代に誕生した車が「スバル 360」です。

 

愛らしい外観とは裏腹に高い実用性を持つスバル 360は、販売終了から52年経った今でも根強い人気を誇っています。古い車でありながら、今も愛される理由はどこにあるのでしょうか。

 

この記事では、スバル 360の歴史と魅力とともに、現在のスバル車のテクノロジーをご紹介します。スバル車を中古車で買いたいという方は、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.スバル 360は昭和の名車

2.スバル 360のスペックをグレード別に解説

3.スバル 360モデルの進化の過程

4.スバル 360を皮切りに進化したテクノロジーを解説!

5.スバル 360の中古車は入手できる?

6.スバルの車両を購入するなら中古車がおすすめ

7.スバル車をお探しならネクステージにお任せください!

8.まとめ

 

▼POINT

・スバル 360は「てんとう虫」と呼ばれ、日本の乗用車をけん引していた。

・スバル車の魅力は、高い走行性と国内トップクラスの安全性。

・スバル車を中古車で探すなら、専門店を構えるネクステージがおすすめ。

 

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スバル360は昭和の名車

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

スバル 360は、日常生活に自動車文化が欧米ほど浸透していなかった1958年に誕生しました。高い機能性と快適な乗り心地、そして低価格帯であったことから「国産大衆車の第一号」といわれています。まずは、スバル 360の歴史と特徴を見ていきましょう。

 

1958年~1970年まで12年愛された「てんとう虫」

スバル 360が誕生する3年前の1955年に「乗用車の普及促進政策」が通産省(現在の経済産業省)から発表されました。この政策に応えるために開発されたのがスバル 360です。

 

軽自動車のスバル 360は、丸みを帯びた外観から「てんとう虫」と呼ばれていますが、初期型は「デメキン」とも呼ばれています。デメキンは非常に希少なため、旧車マニアからの人気も絶大です。

 

日本初の大衆車として愛されたスバル 360は、1958年~1970年の12年間にわたり販売されました。

 

機械遺産にも認定された昭和の大ヒット車種

スバル 360は、2016年に歴史的な機械技術の発展に貢献したとして機械遺産に認定されました。

 

スバル 360は、車両にモノコック構造を採用しています。モノコック構造は現在多くの車に採用されていますが、これを採用した日本初の量産乗用車はスバル 360です。

 

モノコック構造は自動車のほかに航空機にも使われ、フレームとボディが一体化したフレームレス構造です。空間を広く取れる・軽量化できるというメリットがあります。前身が中島飛行機という航空機メーカーであるスバルは、その技術を自動車に反映させました。

 

ほかにも強化プラスチック素材を採用するなど、航空機メーカーを経たスバルだからこそできる技術が詰め込まれています。

 

さまざまなアイデアを導入したことで機械遺産に認定され、昭和の名車となりました。

 

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スバル 360のスペックをグレード別に解説

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

スバル360が販売されていた頃と現在では、軽自動車の規格が異なります。走行性能にも力を入れていたスバル 360は、どのようなスペックだったのでしょうか。

 

スバル 360のグレードは、主に「360」と「ヤングSS」の2種類です。ここではスバル 360のスペックをグレード別に解説しますので、検討材料のひとつにしてください。

 

1.360

新車価格(1960年時点)

39万8,000円

中古車価格(2021年1月時点)

80万~217万円

全長

全幅

全高

2,995mm

1,300mm

1,360mm

車両重量

385kg

エンジン

空冷直列2気筒2ストローク

排気量

356cc

最高出力

18PS/4,700rpm

トランスミッション

3速MT

※slide →

360は車両の価格と軽量化を優先して設計されました。トランスミッションには3速MTを採用しています。また、加速性能の評価が高く、時速80kmまでの時間は21.0秒です。

 

2.360 ヤングSS

新車価格(1968年時点)

38万5,000円

中古車価格(2021年1月時点)

80万~217万円

全長

全幅

全高

2,995mm

1,300mm

1,335mm

車両重量

425kg

エンジン

直列2気筒2ストローク

排気量

356cc

最高出力

36PS/7,000rpm

トランスミッション

4速MT

※slide →

ヤングSSは360と比べてスピードが向上しました。最高速度は時速120kmを計測しています。また、全高が低く設計されており、スポーティなデザインとなりました。

 

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スバル 360モデルの進化の過程

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

スバル360は、販売された12年間でさまざまな進化を遂げています。これからスバル 360を購入する場合、各年代の違いを知っておくと選びやすくなるでしょう。

 

ここでは、スバル 360の進化を年表形式にして解説します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.ボディ

1958年

個性的で明るめのデザインとして販売開始されました。

1959年

フロント部分が左右に分割された2バンパーに変更されました。

1960年

フロント部分のバンパーがひとつに変更されました。

1961年

パーキングランプとリフレクターが新たに設置されました。

マフラーが右から左に変更になりました。

1962年

バックミラーやサンバイザーなどが改良され新しくなりました。

1963年

サイドウインドウがフルオープンの昇降式に変更されました。

1964年

テールランプが左右1つずつ採用されました。

1965年

1つのキーで複数の鍵を管理するワンキーシステムに変更されました。

1967年

サイドフラッシャーランプが設置されました。

1968年

オーバートップが採用されました。

※slide →

スバル360のボディは大きな変化はありませんでした。しかし、年代ごとにパーキングランプの設置やワンキーシステムの採用などの進化があります。

(参考: 『スバル360モデルの変遷』)

 

2.ドア・ウィンドウ

1958年

大きいサイズのドアポケットが設置してあります。

1959年

3枚ある窓が前後にスライドする方式でした。

1962年

リアウインドウが開閉式に変更されました。

1963年

ドアに内張りが設計されました。

サイドウインドウが昇降式に変更されました。

1965年

ラックピニオン式のドアロックになりました。

プッシュ式のドアハンドルになりました。

1966年

ドアの内側にポケットが新たに設置されました。

※slide →

スバル360の初代モデルの特徴は、大きいドアポケットがあるだけでした。しかし、年代ごとにリアウインドウの開閉式やサイドウインドウのフルオープン昇降式といった進化が見られます。

(参考: 『スバル360モデルの変遷』)

 

3.ハンドル

1958年

ハンドルとダッシュボード周りは簡素な設計でした。

1961年

プラスチックの2スポークタイプのハンドルに変更しました。

1962年

メーターバイザーが新たに設置されました。

1966年

ハンドルやメーターバイザーなどを濃紺色に変更しました。

※slide →

初代モデルのハンドル周りは、最低限の機能を搭載した簡素的なものでした。しかし、時代とともにデラックス化が図られていきます。そして、1966年にはハンドル周りに濃紺色が採用され、走行中の安全性が高められました。

 

4.シート

1958年

前後のシートにセパレートタイプを採用していました。

リアシートは折りたたみ式です。

1962年

デラックスモデルでは、ツートンカラーの上質シートで高級感がアップしました。

1963年

デラックスモデルでは、運転席と助手席を傾けられるリクライニングシートを採用しました。

1966年

スーパーデラックスモデルでは、5段階にスライドできるフロントシートへ変更されました。

※slide →

初代モデルのシートはリアシートが折りたたみ式でしたが、年代ごとにシートが刷新され乗り心地が向上しています。

 

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スバル 360を皮切りに進化したテクノロジーを解説!

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

乗用車としては珍しいモノコック構造の採用、1966年の時点から安全性を意識しているスバルは、現在も進化を続けています。スバル 360の時代から、スバルの理念は「人を中心としたクルマづくり」です。

 

ここでは、現在のスバル車を支える4つのテクノロジーをご紹介します。

 

水平対向エンジン「SUBARU BOXER」

水平対向エンジンは、左右のピストンが水平に往復する姿がボクシングのパンチに似ていることから「ボクサーエンジン」とも呼ばれています。そして、スバルが独自に開発する水平対向エンジンが「SUBARU BOXER」です。

 

スバルは1966年より水平対向エンジンを採用しています。低重心・低振動・高い走行安定性が特徴である水平対向エンジンは、スバルが理想とする「安心と愉しさ」に欠かせません。

 

現在は、SUBARU BOXERにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」が加わっています。

 

4輪駆動システム「シンメトリカルAWD」

SUBARU BOXERの特徴である安定性を引き出すには、四輪駆動システムの「シンメトリカルAWD」が必要です。

 

シンメトリカルAWDの構造は、パワートレーンが一直線かつ左右対称です。重量配分が左右同等になるため、悪路はもちろん、雨天時や高速道路でも安定した走行・コーナリングが可能となります。また、車体が揺れにくいことから乗り心地が良いことも特徴です。

 

スバルのラインアップには、シンメトリカルAWDを基盤としたAWDシステムがそれぞれのキャラクターに合わせて採用されています。

アクティブトルクスプリットAWD

前60:後40のトルク配分を基本にした、安定性重視のAWDシステム。

フォレスター・XVなどに搭載。

VTD-AWD

 

トルクを前45:後55に不等配分した、スポーツ走行向けのAWDシシテム。

レヴォーグ・WRX S4などに搭載。

DCCD方式AWD

前41:後59を基本にトルクを不等配分した、電子制御AWDシステム。

WRX STiに搭載。

※slide →

 

高剛性・低重心「スバルグローバルプラットフォーム」

スバルグローバルプラットフォームは、2016年の5代目インプレッサに初採用された次世代プラットフォームです。スバルが掲げる「安全と愉しさ」を実現させるために開発されたこのプラットフォームは、動的質感と衝突安全性が重視されています。

 

スバルグローバルプラットフォームは、操舵性の滑らかさ、一体感のある挙動、真っ直ぐ走ることが特徴です。ステアリング操作に対し車が正確に反応するため、ドライバーの疲労軽減だけでなく、同乗者も心地よく乗ることができます。

 

衝突安全性能も高まりました。従来のプラットフォームからフレームの通しが見直され、衝撃吸収率が高まっています。徹底した剛性化と低重心化により、これまで以上の安心感が得られるでしょう。

 

運転支援システム「アイサイト」

スバルでは「0次安全」「予防安全」「衝突安全」「走行安全」を軸とした総合安全を目指しています。この中の予防安全と走行安全を支えているのが「アイサイト」です。

 

アイサイトは、ドライバーが2つの目で前方を見るように、2つのステレオカメラが前方にある物体、距離、形状を検知・認識します。

 

衝突回避や踏み間違えによる事故を防ぐだけでなく、車線中央維持や車線逸脱を防ぎます。また、アイサイトツーリングアシストでは0km/h~120km/hの車速域でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作の自動アシストが可能です。

 

2020年に新型レヴォーグに搭載されたことで話題となった「アイサイトX」では、ステレオカメラが広角化し、前後左右のレーダーにより死角がよりカバーされました。

 

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スバル 360の中古車は入手できる?

昭和の名車と呼ばれるだけに、スバル 360はプレミアム化しています。全国的に見ても流通量は少なく、2022年3月時点でネクステージにも取り扱いがありません。

 

古い車のため価格の安い車両もありますが、中には応相談とされているものもあります。見つけられたとしても、予算内で購入できない場合もあるでしょう。また、車両状態と価格のバランスも重要なポイントです。スバル 360を購入する際は、この2点をしっかりと確認したうえで検討するようにしましょう。

スバルの車両を購入するなら中古車がおすすめ

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

走行性や安全性を考えると、新車を選ぶべきではと考える方は多いかもしれません。しかし、予算の都合上なかなか踏み切れないということもあるでしょう。

 

スバル車は、中古車での購入がお得です。ここでは、スバルの車両を中古車で購入するメリットをご紹介します。

 

1.低価格

新車よりも低価格で購入可能です。中古車は、1度誰かが使用した車両です。年式や車体の状態などによって価格が異なります。一般的には、年式が古い車両ほど価格が安く、車体に傷やへこみがあるほど低価格です。とはいえ、スバル 360のように希少車の場合はその限りではありません。

 

スバルの特徴でもあるアイサイトは、2008年から導入されています。年式が古い中古車であっても、アイサイト搭載車の購入は可能です。また、新型車であっても新車よりも安い価格で購入できます。予算によっては上級グレードの購入も可能です。

 

2.豊富な選択肢

新車よりも豊富な選択肢の中から希望の1台を探せます。新車は、メーカーで販売されている現行ラインアップの中でしか車種を選べません。しかし、中古車の場合、現行モデルはもちろんのこと、過去に販売されていたラインアップの購入が可能です。

 

スバル 360を筆頭に、レガシィやインプレッサ、エクシーガなどスバルには多くの名車があります。中古車は、現行から過去モデルまで豊富な選択肢があることが魅力です。

 

3.短納期

新車よりも納期に時間がかかりません。新車は、受注してから生産を開始することが基本です。契約から納車までに3週間~1か月程度かかります。人気の車種の場合は、納品までに1か月以上かかることも珍しくありません。

 

反対に、中古車は短い期間で納車可能です。すでに販売店に在庫があるため、生産する時間がかかりません。契約後に整備やクリーニングの実施のみで納車されます。中古車は、新車よりも短納期であることが魅力です。

 

 

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スバル車をお探しならネクステージにお任せください!

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

走行性と安全性を兼ね備えたスバル車をお探しの際は、ネクステージをご利用ください。ネクステージでは、品質にこだわった商品のみ取り扱っています。中古車に不安があるという方でも安心です。

 

ここでは、ネクステージで中古車を購入するメリットをご紹介します。中古車販売店選びにぜひお役立てください。

 

豊富な品揃え

中古車を購入する場合、豊富な在庫が揃っているか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。ネクステージでは、全国に3万台以上の在庫を用意しています。全ての店舗から最寄りの店舗まで取り寄せも可能です。そのため選択肢が多く、希望の1台を見つけられます。

 

また、車種別に配置された専任バイヤーが売れ筋のモデル・カラー・グレードを調査し、こだわって仕入れいることも強みです。故障などのリスクがある車は全て排除しているため、安心してお選びください。

 

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※価格は支払総額

 

車両の状態を丁寧に説明

ネクステージでは、お客様に安心していただくため車両状態を丁寧に説明します。中古車という性質上、車両状態を気にする方もいるでしょう。ネクステージは全ての車で車両状態票を開示しています。そのため事前に車両の状態が分かるだけでなく、納得したうえで購入できます。

 

全国の店舗から取り寄せ可能

中古車を購入する場合、最寄りの店舗に在庫があるか不安に感じる方もいるでしょう。ネクステージでは、全国の在庫を最寄りの店舗に取り寄せできます。

 

2022年3月現在、ネクステージの店舗は200店舗です。最寄りの店舗から離れた場所にある車でも、実際に見てから購入できます。軽自動車から輸入車まで幅広い車種に対応可能です。

 

保証内容が充実

ネクステージでは、業界最高水準の保証を提供しています。自動車を購入する場合、保証の有無は重要なポイントです。

 

ネクステージは、国産普通車や軽自動車の保証が充実しています。国産普通車には、3か月の無料保証と、2年・3年の有償保証があります。また、軽自動車は3か月の無料保証と、1年から3年の有償保証の中から選択可能です。期間内であれば318項目の保証を受けられるため、万が一に備えられます。

 

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まとめ

スバル 360は12年愛された「てんとう虫」スペックや進化の過程も解説!

スバル 360は、機械遺産に認定された昭和の名車です。スバルブランドの起源となった自動車であり、丸みを帯びた外装から「てんとう虫」と呼ばれています。360は車両重量が385kgと、コンパクトサイズであることが特徴です。

 

このスバル 360の登場から、スバル車は現在も進化を続けています。お得にスバル車を購入するために、中古車を検討してみましょう。

 

スバル車を中古で購入する際は、ネクステージをご利用ください。豊富な在庫や充実した保証など、多数のメリットがあります。車選びのサポートもしていますので、お気軽にネクステージまでお問い合わせください。

 

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