スイフトはスズキが販売するコンパクトカー!現行モデルのスペックを紹介

スズキは軽自動車を中心に販売を展開している自動車メーカーです。最近ではコンパクトカーの販売にも力を入れています。
スズキが販売するスイフトはハッチバック型のコンパクトカーです。発売より安定したセールスを記録していますが、これまでの歴史について詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、これまでのスイフトの歩みや現行モデルの特徴について紹介します。スイフトのお得な購入方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・スイフトはスズキが2000年に発売したコンパクトカー
・スイフトでは通常モデルに加えてスポーツタイプを設定。専用のパーツやハイパワーのエンジンを搭載
・スイフトをお得に手に入れるなら中古車がおすすめ。ネクステージは充実した保証サービスが魅力!
スイフトはスズキが誇るハッチバック型のコンパクトカー

スイフトが発売されたのは2000年です。機能性や利便性を兼ね備えたコンパクトカーとして販売されました。
2003年にはスポーツタイプのモデルを発売したスイフトですが、2004年には世界戦略車として新たなスイフトの販売を開始しました。ここでは、スイフトの誕生までの経緯や新生スイフトの登場までの経緯について詳しく紹介します。
新ジャンルのコンパクトカーとして登場
スズキでは1983年~2002年に優れた空力性能と燃費性能が備わったコンパクトカーのカルタスを販売していました。
2000年に発売を開始したスイフトは、カルタスの実質的な後継モデルとして位置づけられています。カルタスには1.0Lと1.3Lのエンジンが搭載されていましたが、スイフトの初代モデルでは全グレードで小型のボディでありながら1.3Lのエンジンが搭載されました。
スイフトの由来は英語の「SWIFT」です。軽快や快速などの意味があり、取り回しに優れたコンパクトカーにふさわしいネーミングが採用されました。
スポーツタイプのモデルを設定
スイフトには通常のモデルに加えてスポーツタイプが設定されています。スイフトスポーツは基本性能を高めたモデルです。
スイフトスポーツはジュニア世界ラリー選手権(JWRC)に参戦した車両をモチーフにしています。ヨーロッパでの名称であるイグニス名義で2002年に参戦しており、ジュニア世界ラリー選手権によって培われた技術やイメージを反映しているのが特徴です。
初代モデルは1.5Lのエンジンや専用の3ドアボディなど、スイフトの通常モデルとは異なる装備を搭載しています。
2004年には世界戦略車としての初代スイフトが誕生
スイフトの初代モデルは、小型車共通のプラットフォームを流用していました。新車販売価格を安く抑えており、経済性に関する高い評価を得ています。一方で、走行性能やデザイン性に関しての評価が低く、人気を集めるまでには至りませんでした。
スズキでは「グローバルコンパクト」を開発方針に掲げ、新しいスイフトの開発に着手します。小型車専用のプラットフォームを開発し、基本性能を向上させました。加えて、世界のさまざまなシーンで存在感を与えることのできるデザインを採用しています。
スイフトの現行モデルまでの歴史を振り返ろう

スイフトの歴史は大きく分けて2つです。1つ目のモデルはHT型とも呼ばれており、初代モデルのみが発売されました。
2つ目のモデルは2004年に発売されたモデルです。現在までに3代のモデルが登場しました。2023年時点で発売されているモデルは3代目です。ここでは、初代から現在までのスイフトの特徴について詳しくご紹介します。
2000年:HT型のスイフトが誕生
スイフトのHT型が発売されたのは2000年です。コンパクトなボディに大径タイヤを搭載したモデルとして販売されました。
パワートレインは1,300ccのガソリンエンジンです。オールアルミを採用しており、軽量化とともに静粛性と加速性を実現しています。シーンに応じて取り込む空気の量を調節できるように設計されており、中低速域でも力強い走りが可能です。
初代モデルのサイズは全長3,615mm、全幅1,600mm、全高1,540mmです。走行中の快適性にこだわっており、長時間乗車しても疲れにくい大型シートを採用しています。
2003年:スイフトスポーツを設定
2003年6月にはスポーツタイプのスイフトスポーツが発売されました。通常モデルとの違いのひとつはパワートレインです。専用チューニングを施した1.5Lのエンジンを搭載しています。トランスミッションは5MTのみの設定となっており、エンジンからのパワーを素早く伝えられるように設計されました。
デザイン性にもこだわっており、専用の3ドア、フロントバンパー、リアバンパーなどが搭載されています。インテリアではレカロ社との共同開発による専用のフロントシートが採用されました。
▼こちらの記事もおすすめ
スイフトスポーツの維持費はどれくらい?維持費の下げ方についても解説!
2004年:初代モデルが登場
新生スイフトが誕生したのは2004年11月です。新しいスイフトでは「見て力強さを感じ、乗って力強く走るダイナミックコンパクト」をコンセプトにしており、走行性能やデザイン性を重視したモデルへと変わりました。
新生スイフトでは、スポーティなデザインのインストルメントパネルを採用しています。パワートレインには1.3Lと1.5Lの2タイプが設定されました。
2005年には新生スイフトをベースにしたスイフトスポーツが発売されます。「リアルスポーツコンパクト」をコンセプトに掲げており、走行性能や旋回性能などが向上されました。
2010年:2代目モデルを販売
スイフトの2代目モデルが発売されたのは2010年9月です。軽量化と高剛性を両立させた新しいプラットフォームを採用します。直進安定性や旋回性が高まっており、さまざまなシーンで安定した走りを体感できます。
2代目モデルに搭載されたパワートレインは、1.2LのDOHCエンジンです。燃費は、2WDのCVTモデルで23.0km/Lを達成しており、環境性能に優れています。
2011年には、2代目モデルをベースにしたスイフトスポーツが発売されます。「The sporty flagship」をコンセプトにしており、専用チューニングや新開発の6速トランスミッションなどが採用されました。
2017年:3代目モデルが誕生
3代目モデルが発売されたのは2016年12月です。スポーティでスタイリッシュなデザインに先進の機能や装備が加わりました。
搭載されているパワートレインは、1.2Lの自然吸気エンジンと1.0Lの直噴ターボエンジンの2タイプです。一部のモデルにはマイルドハイブリッドシステムを採用しています。
2017年9月には、3代目モデルをベースにしたスイフトスポーツが発売されました。1.4Lの直噴ターボエンジンを搭載しており、優れた走行性能を体感できます。
▼こちらの記事もおすすめ
スイフトの燃費はどのくらいなの?ライバル車との比較や価格帯も解説
スイフトの現行モデルの特徴をチェック

スイフトの現行モデルは3代目です。2018年には特別仕様車の「XRリミテッド」、2019年には特別仕様車の「ハイブリッドMGリミテッド」を発売しています。
通常モデルについても定期的に改良を実施しており、2020年には先進の安全装備が標準装備として採用されました。ここでは、スイフトの現行モデルの特徴について4つのポイントに分けて紹介します。
力強さと安定感を与えるデザイン
現行モデルでは躍動感のあるエクステリアデザインが採用されました。フロントマスクには立体感のあるメッキフロントグリルが採用されており、力強さを与えるデザインが特徴です。
インテリアは操作性を意識したコックピットに仕上がっています。運転席のディプレイにはスピードメーター、水温計、燃料計がクロノグラフ時計のように配置されており、視認性の高いデザインになりました。
現行モデルのボディカラーは最大で8色です。ツートーンルーフのボディカラーも設定されています。
新しいプラットフォームの採用
現行モデルでは新開発のプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」が採用されました。走行性能や環境性能に加えて、居住性が向上しています。
室内長は1,910mm、室内高は1,225mmです。コンパクトなボディながらもゆとりのある車内空間も特徴のひとつです。
ラゲッジスペースの最大積載量は265Lです。後部座席のシートは6:4の分割式になっており、用途に合わせてシートをアレンジできます。
地面からバックドアまでの高さは715mmです。なお、開口部は広く設計されているため、長尺物も積載できます。
2種類のパワートレインを設定
現行モデルで採用されているパワートレインは、1.2LのDOHCエンジンです。ハイブリッドRSとハイブリッドMGにはハイブリッドシステムを採用しています。
現行モデルのエンジン特徴は燃費性能と加速性能です。燃焼を安定化させるデュアルインジェクションシステムを採用しており、エンジンのポテンシャルを最大限に引き出せます。
スイフトスポーツのエンジンには、1.4LのDOHCターボエンジンが採用されました。新開発のブースタージェットエンジンを搭載しており、力強いトルクを体感できます。
|
|
燃料消費率(WLTCモード) |
|
ハイブリッドRS(2WD、CVT) |
21.0km/L |
|
ハイブリッドRS(フルタイム4WD、CVT) |
19.6km/L |
|
RS(2WD、5MT) |
21.8km/L |
|
RS(2WD、CVT) |
20.0km/L |
|
RS(フルタイム4WD、CVT) |
18.8km/L |
|
ハイブリッドMG(2WD、CVT) |
21.0km/L |
|
ハイブリッドMG(フルタイム4WD、CVT) |
19.6km/L |
|
XG(2WD、5MT) |
21.8km/L |
|
XG(2WD、CVT) |
20.0km/L |
|
XG(フルタイム4WD、CVT) |
18.8km/L |
(参考:『スイフト(スズキ)の燃費情報』)
先進の安全装備を標準搭載
現行モデルには先進の安全機能が搭載されました。スイフトに搭載されている予防安全機能は「スズキセーフティサポート」です。
適切な車間距離を保ちながら走行するアダプティブクルーズコントロール、車線をはみ出さないように走行をサポートする車線逸脱抑制機能、道路標識を単眼カメラで認識してドライバーに情報を知らせる標識認識機能などが標準搭載です。
スイフトは安全性能に優れており、2018年にはJNCAP衝突安全性能評価で最高ランクの「ファイブスター賞」を獲得しました。
スイフトの基本スペックを確かめておこう

スイフトで設定されているグレードは全部で3つです。サイズに関する大きな違いはありません。ただし、搭載されている装備はグレードによって異なります。一部のグレードにはハイブリッドシステムが搭載です。
スポーツタイプのスポーツスイフトは、スイフトよりも総排気量の大きいエンジンが搭載されています。加えて専用パーツが標準装備です。ここでは、スイフトとスイフトスポーツの基本スペックをご紹介します。
スイフトの基本スペック

スイフトのグレードはハイブリッドRS、RS、ハイブリッドMG、XGの4つです。XGには、スズキセーフティサポート非搭載車が設定されています。
ハイブリッドRSとRSはスイフトの上級グレードです。レッドセンターガーニッシュのフロントメッキグリル、エアロ形状のフロントバンパーやリアバンパーが搭載されています。
|
|
ハイブリッドRS |
RS |
ハイブリッドMG |
XG |
|
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,855mm×1,695mm×1,500mm~1,525mm |
3,855mm×1,695mm×1,500mm~1,525mm |
3,845mm×1,695mm×1,500mm~1,525mm |
3,845mm×1,695mm×1,500mm~1,525mm |
|
総排気量 |
1.242L |
1.242L |
1.242L |
1.242L |
|
最高出力 |
67kW |
67kW |
67kW |
67kW |
|
最大トルク |
118N・m |
118N・m |
118N・m |
118N・m |
▼こちらの記事もおすすめ
スズキ スイフト RSとRStの特徴は?走行性能や燃費をグレード別に紹介
スイフトスポーツの基本スペック

スイフトスポーツのグレードはひとつです。なお、スズキセーフティサポート非搭載車も設定されています。
スポーツグレードにはスポーツ専用のパーツが標準搭載です。バンパー&グリル、サイドアンダスポイラー、ドアアームレストオーナメント、インパネオーナメント、コンソールオーナメントなどのエクステリアやインテリアパーツが搭載されています。
|
|
スイフトスポーツ |
|
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,890mm×1,735mm×1,500mm |
|
総排気量 |
1.371L |
|
最高出力 |
103kW |
|
最大トルク |
230N・m |
▼こちらの記事もおすすめ
スイフトの売買価格はどのくらい?

スイフトの購入を検討する際は、新車と中古車のどちらを購入するかをまず決定しましょう。車を所有する際には車両本体価格に加えて、法定費用や諸費用がかかります。
ガソリン代や駐車場代などの維持費も発生するため、予算を考慮し慎重に購入方法を決めるのがおすすめです。ここでは、スイフトの新車販売価格、中古車販売価格、買取相場を見ていきましょう。
スイフトの新車販売価格
スイフトの現行モデルの新車販売価格は138万8,200円~210万1,000円です。スイフトスポーツの新車販売価格は188万5,400円~215万2,700円となっています。
|
|
全方位モニター用カメラパッケージ非装着車 |
全方位モニター用カメラパッケージ装着車 |
|
ハイブリッドRS(2WD、CVT) |
189万900円 |
194万3,700円 |
|
ハイブリッドRS(4WD、CVT) |
204万8,200円 |
210万1,000円 |
|
RS(2WD、5MT) |
179万3,000円 |
184万5,800円 |
|
RS(2WD、CVT) |
179万7,400円 |
185万200円 |
|
RS(4WD、CVT) |
195万4,700円 |
200万7,500円 |
|
ハイブリッドMG(2WD、CVT) |
164万4,500円 |
169万7,300円 |
|
ハイブリッドMG(4WD、CVT) |
189万1,800円 |
185万4,600円 |
|
XG(2WD、5MT) |
154万6,600円 |
159万9,400円 |
|
XG(2WD、CVT) |
155万1,000円 |
160万3,800円 |
|
XG(4WD、CVT) |
170万8,300円 |
176万1,100円 |
|
XG(2WD、5MT、スズキ セーフティ サポート非装着車) |
138万8,200円 |
- |
|
XG(2WD、CVT、スズキ セーフティ サポート非装着車) |
138万8,200円 |
- |
|
XG(4WD、CVT、スズキ セーフティ サポート非装着車) |
154万5,500円 |
- |
|
|
全方位モニター用カメラパッケージ非装着車 |
全方位モニター用カメラパッケージ装着車 |
|
スポーツ(2WD、6MT) |
202万8,400円 |
208万1,200円 |
|
スポーツ(2WD、6AT) |
209万9,900円 |
215万2,700円 |
|
スポーツ(2WD、6MT、スズキ セーフティ サポート非装着車) |
188万5,400円 |
- |
|
スポーツ(2WD、6AT、スズキ セーフティ サポート非装着車) |
195万6,900円 |
- |
スイフトの中古車販売価格
中古車の魅力のひとつは、予算に合わせてお気に入りの1台を選べることです。新車は価格が決まっていますが、中古車は年式や走行距離などで価格が変わります。
また、中古車なら現在では生産されていない歴代モデルの購入が可能です。選択肢が多いため、車選びがしやすいでしょう。さらに、新車に比べて納車が早いという点も魅力です。
ネクステージにおける2023年4月時点でのスイフトとスイフトスポーツの中古車販売価格は以下の通りです。
|
スイフト |
中古車販売価格 |
|
3代目モデル |
64万9,000円~174万9,000円 |
|
2代目モデル |
25万9,000円~74万9,000円 |
|
初代モデル |
19万9,000円~44万9,000円 |
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧』)
PRスイフトの中古車を探す
※価格は支払総額
|
スイフトスポーツ |
中古車販売価格 |
|
3代目モデル |
129万8,000円~220万9,000円 |
|
2代目モデル |
49万9,000円~124万9,000円 |
PRスイフトスポーツの中古車を探す
※価格は支払総額
スイフトの買取相場
ネクステージでの2023年4月時点におけるスイフトの買取相場は4,000円~199万8,000円です。車両の状態、走行距離、年式、ボディカラーなどによって買取価格は変動しますが、スイフトなら高価買取も期待できるでしょう。
|
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
|
スポーツ |
2021年式 |
2,959km |
199万8,000円 |
|
ハイブリッドRS |
2020年式 |
3,812km |
148万5,000円 |
|
RS |
2020年式 |
2万6,921km |
140万1,000円 |
|
スポーツ |
2019年式 |
1万6,499km |
169万円 |
|
RS |
2019年式 |
2万8,777km |
140万円 |
|
XRリミテッド |
2019年式 |
3万623km |
99万1,000円 |
(参考:『スイフトスポーツ(スズキ)の買取相場・査定実績一覧』)
スイフトの中古車を狙うならネクステージで決まり

スイフトをお得に手に入れたい方には中古車がおすすめです。新車販売価格が100万円台~200万円台に設定されているスイフトですが、中古車なら100万円以下で購入できることが多いでしょう。
スイフトやスイフトスポーツの中古車をお探しの方は、全国に200以上の店舗を有するネクステージをご利用ください。ここでは、ネクステージの強みについてまとめました。
予防点検整備を新車や未使用車以外の全車両で実施
ネクステージでは、新車と未使用車を除く全ての車両で「予防点検整備」を実施しています。予防点検整備では、定期点検項目に加えて消耗品も対象です。独自の項目に基づいた点検整備を実施しており、新しいカーライフを快適に送るためのサポートを用意しています。
未使用車や新車については簡易点検と整備を実施しており、納車直後のトラブルの回避が可能です。なお、ネクステージでは、国家資格を持ったメカニックスタッフが整備を担当しています。
遠方のお客様にも対応した保証を用意
ネクステージでは有料保証と無料保証を提供しており、ライフスタイルに合わせた加入が可能です。無料保証はスイフトをはじめとした国産車にも対応しており、3か月または3,000kmの保証期間が設けられています。
ネクステージの有料保証「サービスサポート」は遠方のお客様にも対応した保証です。一定の条件をクリアしていれば、最寄りの工場で修理した際にも保証が適用されます。
搬送距離100kmまでを無料としたロードサービスを付帯させており、外出先でトラブルに遭遇したときでも対応可能です。
まとめ

スイフトは2000年に発売されました。2004年には世界戦略車として新生スイフトを発売しており、現在までに3代のモデルを販売しています。
スイフトをお得に購入したい方には中古車がおすすめです。ネクステージでは、未使用車以外の中古車で予防点検整備を実施しています。
遠方にお住まいの方でも気軽に加入できる保証を提供しており、万全の状態で新しいカーライフを始められるのです。スイフトの中古車をお求めの方はネクステージにお任せください。
















