アルファードのサイズはどのくらい?4代目と歴代モデルの違いを比較
アルファードはトヨタのミニバンの中で最大かつ最上級モデルです。ヴェルファイアとともに人気のミニバンで、価格が高めにもかかわらず、販売台数も好調に推移しています。
同じトヨタのノアなどよりも一回り大きなサイズで、ゆったりと移動できる室内空間を備えているのが特徴です。
室内が広いのはうれしいことですが、ボディサイズが大きいと取り回しの面で気になるという方もいるのではないでしょうか。この記事では、アルファードのサイズについて、各世代やライバル車とともに解説します。
※目次※
・トヨタの最高級ミニバンのアルファードは、全長5m近い大柄なボディだが取り回しは意外に良い
・アルファードは室内が広いだけでなく、シートアレンジも多彩で快適に移動できる
・歴代モデルやライバル車のサイズを比較してアルファードのサイズ感を知ろう
4代目アルファードのサイズはどのくらい?
アルファードは、初代からミニバンの中でも比較的大きなボディを持つ車でした。その後モデルチェンジとともに、徐々にサイズが拡大しています。それでは現在はどのくらいのサイズなのでしょうか。
ここではアルファードの歴史に触れるとともに、現行モデルである4代目のボディサイズを紹介します。
アルファードは2023年に4代目が登場
アルファードはそれまでの「グランビア」やその兄弟車「グランドハイエース」の後継として2002年に登場しました。グランビアなどがFRだったのに対し、当時のエスティマのプラットフォームを利用したFFとなり、広い室内を実現しています。
エスティマと同様に、ハイブリッド車もラインアップされることで、ユーザーの選択肢も広がり人気車種となりました。2代目からは兄弟車の「ヴェルファイア」も登場し、モデルチェンジとともに豪華さも増しています。そして2023年に登場した4代目では、ヴェルファイアとの性格分けがよりはっきりとなりました。
全長が5mに迫るボディサイズ
アルファードはモデルチェンジごとに、ボディサイズが拡大しています。3代目の全長は4,950mmでしたが、4代目では4,995mmに拡大されています。
その一方で全幅は1,850mmに据え置かれているので、3代目からの乗り換えでは不便に感じることは少ないでしょう。4代目のアルファードのサイズは以下の通りです。
全長 |
4,955mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,935mm |
ホイールベース |
3,000mm |
アルファードの室内サイズの目安
アルファードは高級ミニバンらしく、室内の広さが魅力です。また、人の乗る空間だけでなく、ラゲッジスペースも広くシートアレンジも充実しています。ここではアルファードの室内の広さに加え、インテリアやシートアレンジなども見てみましょう。
室内の広さ
アルファードの室内には乗員が快適に移動できる空間が広がっています。セカンドシートにはオットマンが装備され、リクライニング機能と合わせてリラックスして座れる設計です。
さらに上級グレードのエグゼクティブラウンジでは、セカンドシートにパワーロングスライド機能やリフレッシュ機能が装備され、より快適に過ごせます。アルファードの室内サイズは以下の通りです。
室内長 |
3,005mm |
室内幅 |
1,660mm |
室内高 |
1,360mm |
荷室の広さ
アルファードはラゲッジスペースも十分な広さがあります。サードシートは左右に跳ね上げるタイプですが、シートを薄型にすることで収納時の荷室が十分に確保されている印象です。
また、跳ね上げたシートの位置を後方に移動できるため、セカンドシートを一番後ろまで下げてリクライニングする使い方もできます。さらに床下収納を設置することで高さのある荷物を積めるため、デッキボードにより荷室を自由にアレンジもできるでしょう。
歴代アルファードのサイズを比較
現在のアルファードは、迫力のあるエクステリアのデザインも相まって、かなり大きく見えます。初代も当時としては大柄なボディでしたが、初代と並べると小さく感じる人もいるでしょう。
ここでは歴代のアルファードのサイズを紹介します。それぞれのモデルのサイズ感を知っておきましょう。
初代アルファードのサイズ
初代アルファードは背の高い大きなボディを持ちながら、FFレイアウトの採用で低いフロア高を実現することで室内高を高くすることができました。
また、初代に限っては販売店によって「アルファードG」「アルファードV」と車名を変え、デザインも若干変更されています。初代アルファードのボディサイズ、室内サイズは以下の通りです。
全長 |
4,800mm |
全幅 |
1,805mm |
全高 |
1,935mm |
ホイールベース |
2,900mm |
室内長 |
3,085mm |
室内幅 |
1,585mm |
室内高 |
1,390mm |
2代目アルファードのサイズ
2代目ではそれまでの「アルファードG」が「アルファード」、「アルファードV」が「ヴェルファイア」となり、それぞれの個性が際立つようになりました。
ヴェルファイアがスポーティーさを特徴とするのに対して、アルファードは上質さをアピールしています。2代目アルファードのボディサイズ、室内サイズは以下の通りです。
全長 |
4,850~4,865mm |
全幅 |
1,830~1,840mm |
全高 |
1,890~1,900mm |
ホイールベース |
2,950mm |
室内長 |
3,160mm |
室内幅 |
1,585mm |
室内高 |
1,360~1,400mm |
3代目アルファードのサイズ
3代目は「大空間高級サルーン」として、豪華さをより一層高めています。リヤサスペンションを新開発することで乗り心地と操縦安定性を向上させた他、セカンドシートを中心にグレードアップさせたエグゼクティブラウンジもこのモデルで登場しました。3代目アルファードのボディサイズ、室内サイズは以下の通りです。
全長 |
4,935mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,880mm |
ホイールベース |
3,000mm |
室内長 |
3,210mm |
室内幅 |
1,590mm |
室内高 |
1,400mm |
アルファードとライバル車のサイズを比較
アルファードのライバル車としては、同じトヨタでは兄弟車のヴェルファイア、他社では日産のエルグランドが挙げられます。もともとアルファードはエルグランドが人気となったことで広がった高級ミニバン市場に向けて登場したモデルです。
また、ヴェルファイアは今回のモデルチェンジでアルファードとの性格の違いを一層打ち出しています。ここではこの代表的なライバル車のサイズを紹介しますので、購入の際の参考にしてください。
トヨタ ヴェルファイア
ヴェルファイアはアルファードをベースにした兄弟車で、アルファードが上質なイメージなのに対してヴェルファイアはスポーティーなイメージとなっています。
今回の3代目では、その特徴をさらに発展させ、スタイルだけでなく専用サスペンションや2.4Lターボエンジンを搭載するなど、走りの面でもよりスポーティーさが強調されました。ヴェルファイアのボディサイズと室内サイズは以下の通りです。
全長 |
4,995mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,945mm |
ホイールベース |
3,000mm |
室内長 |
3,005mm |
室内幅 |
1,660mm |
室内高 |
1,360mm |
乗車定員 |
7 |
日産 エルグランド
エルグランドは日産の高級ミニバンです。初代はそれまで主力だったワンボックスカーの「キャラバン」「ホーミー」を発展させたイメージで、駆動方式はFRを採用していました。
2代目もFRで、2.5LエンジンもV型6気筒を搭載するなどぜいたくな構成です。2010年に登場した3代目ではFFとなり、フロアが低くなりました。エルグランドのボディサイズと室内サイズは以下の通りです。
全長 |
4,965~4,975mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,815mm |
ホイールベース |
3,000mm |
室内長 |
3,025mm |
室内幅 |
1,580mm |
室内高 |
1,300mm |
乗車定員 |
7~8 |
よくある質問
Q.トヨタはどんなメーカー?
A.トヨタは、世界的にも高い人気を誇る日本の自動車メーカーです。トップクラスの販売台数を長年記録し続け、高級車ブランドである「レクサス」も展開しています。100万円台の安価なコンパクトカーから高級車に値するミニバンまで、ボディタイプ・価格帯ともに幅広いラインアップをそろえる点も特徴的です。
Q.トヨタの高級ミニバン、何が魅力?
A.ファミリー向けのミニバンでは、「アルファード」「ヴェルファイア」といったモデルが人気を集めています。車内空間が広く過ごしやすいだけでなく、安全面に配慮されたシステムもメリットのひとつです。普段のショッピングからキャンプなどのアウトドアシーンまで、幅広い用途で活躍するでしょう。高級感に加え、汎用性の高さが魅力といえます。
Q.車を買うときに注目したい機能は?
A.購入する車を選ぶときには、利用シーンをイメージするのがおすすめです。「維持費を抑えたい」「荷物を多く載せたい」といった希望が明確であれば、燃費性能やボディサイズの優先順位も決めやすくなります。運転時間が長い方は、安全性を高めるために自動運転システムや駐車時のアシスト機能を重視して選んでもよいでしょう。
Q.高級車を安く買う方法は?
A.新車価格の高さで購入をためらっている方には、中古車がおすすめです。使用感が気になる場合は新古車(登録済未使用車)の選択肢もあります。メンテナンスがしっかり行われた中古車であれば、購入後も安心して快適に乗り続けられるでしょう。メーカーオプションなどの希望をお踏まえた上で選ぶと、希望を反映した中古車が見つけられます。
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まとめ
アルファードは、大きなボディサイズで室内空間もゆったりとしています。ヴェルファイアがスポーティーさをさらに強く打ち出したことから、アルファードは上質なイメージをさらに強調している印象です。後席は特にセカンドシートの装備が充実していて、くつろぎながらの移動を楽しめます。
その一方で、全幅は3代目と同じサイズに据え置かれていて、取り回しにも十分配慮されました。全長を考えれば最小回転半径も抑えられているので、日常の運転で困ることはないでしょう。
▼ライタープロフィール
岩本佳美
漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。
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