トヨタ シエンタの170系はどのような車?魅力やグレードごとの特徴を解説
シエンタは、トヨタがラインアップするミニバンの中で、最もコンパクトな車です。歴代のシエンタの中でも、170系は特に人気を集め、現在でも愛用しているユーザーはいます。シエンタの170系とは、どのような特徴を持つ車なのでしょうか。
本記事では、170系シエンタの魅力やグレード別の特徴を紹介します。初代モデルや現行モデルについても触れていますので、シエンタの新旧モデルに興味のある方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・170系シエンタは、2015年に販売開始された2代目の旧型モデル。
・販売当初から多くの人気を集め、中古車市場にも多く流通している。
・先代モデルから現行モデルまでシエンタの中古車を探すなら、全国に豊富な在庫のあるネクステージへお任せ。
トヨタ シエンタの170系とは?
シエンタは初代誕生から約20年が経過する中で、2度のフルモデルチェンジが行われました。170系は2代目のモデルであり、ハイブリッドモデルが登場した世代です。ここでは、初代モデル・170系モデル・現行モデルの違いや魅力を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
トヨタ シエンタとは
シエンタは、2003年9月に初代モデルが誕生しました。初代モデルの開発テーマは「小粋でユースフルな7人乗り」です。
開発テーマにあるよう、従来のコンパクトミニバンにはなかったスタイリングと、ミニバンらしい使い勝手の良さを兼ね備えています。5ナンバーサイズでコンパクトながら、7人乗れることから、若い世代から多くの注目を集めました。
170系のシエンタが持つ特徴
170系シエンタは、2代目として販売されたコンパクトミニバンです。2015年に販売が開始され、瞬く間に人気を集めました。当時、1か月の販売目標台数が7,000台だったのに対し、約4万9,000台もの台数を受注しています。
先代と同じく、5ナンバーサイズの規格内で設計されたため、取り回しやすさは変わっていません。
80系(初代)シエンタとの違い
170系は、初代モデルよりもボディサイズが拡大されました。全長4,100mm~4,120mm×全幅1,695mm×全高1,670mm~1,680mmから、全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,675mm~1,695mmへと変わっています。
初代モデルよりも、さらに乗り降りがしやすくなっている点も特長です。初代モデルは地上からフロアまでの高さが385mmだったのに対し、330mmへと下げられています。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
現行モデルと170系の違い
170系シエンタは2022年で販売を終え、現行型へとフルモデルチェンジされました。親しみやすいデザインは踏襲し、最新機能を充実させています。
例えば、170系で採用されていた電動スライドドアが、乗り降りの際に重宝するハンズフリーデュアルパワースライドドアへと変更された点です。フロア下にあるセンサーへ足先をかざすだけで、スライドドアを開閉できます。荷物で両手がふさがっている場合などに重宝するでしょう。
高出力・低燃費性能を兼ね備えたエンジンを搭載し、先代よりも燃費性能が改善されています。現行モデルの燃費(WLTCモード)は、28.8km/Lです。
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
170系のトヨタ シエンタの魅力
ここからは、170系シエンタならではの魅力を紹介します。誕生から約12年、人気を誇ったシエンタは、170系へとモデルチェンジした後も多くの販売台数を記録しました。なぜ人気がさらに高まったのか、170系シエンタの魅力を3つのポイントに絞って解説します。
スタイリッシュなエクステリアデザイン
初代シエンタは、箱型のスタイリングが特徴です。丸いヘッドライトも相まって、若いファミリーユーザーからも親しまれていました。170系へのモデルチェンジ時には、トレッキングシューズをイメージした、スタイリッシュなデザインへと変更されています。
目を引くフロントグリルデザインや、ワイド&ロー化されたフロントフェイスなど、先代のようなファミリーユーザー層だけでなく、より幅広いユーザー層から愛されるエクステリアデザインが採用されました。
実用的かつ居住性が高い
シエンタには、後方にかけてヒップポイントが高くなるシアターレイアウトが採用されています。3列目のシート幅は70mm広くなっているため、狭さを感じにくいのが特長です。
薄型の燃料タンクが採用されたことで、フラットな低床フロアを実現しています。スライドドアのステップ部分の高さは330mmと、子どもや年配の方でも乗りやすい設計です。どの座席に座っても快適な居住性であり、実用性に優れている点も170系シエンタの魅力と言えます。
豊富なラインアップ
170系へのモデルチェンジを機に、初代の7人乗りモデルに加え、6人乗りモデルがラインアップに追加されました。6人乗りモデルは、3列シートをそのままに、左右独立したセカンドシートが設置されています。
軽やかな走りと経済性を考慮し、ハイブリッドモデルも販売されました。2018年9月のマイナーチェンジで6人乗りモデルはラインアップから消えますが、5人乗りモデルが加わります。このように170系シエンタは、さまざまなグレードがあるのが魅力です。
170系のシエンタのグレード
170系のシエンタは、大きく分けて3つのグレードがあります。6人乗り・7人乗りの3列シート車と、5人乗りの2列シート車「FUNBASE」で、装備に大きな違いはありません。ここでは、X・G・G Cueroの3グレードの装備や特徴を紹介します。
エントリーモデルの「X」
エントリーモデルのXの後方には、LEDテールランプ・ストップランプが備わっています。ドアミラーのサイドターンランプもLEDが採用されているため、他の車から認識されやすい点が魅力です。
デッキアンダートレイやカップホルダー、デッキサイドスマホホルダーは、X以上のグレードにも備わっています。ガソリン車はマニュアルエアコン、ハイブリッド車はオートエアコンです。
スタンダードな「G」
グレードGには、Xでメーカーオプション設定されていた「Toyota Safety Sence」が標準装備されています。Toyota Safety Senceとは、プリクラッシュセーフティーやレーンディパーチャーアラートなどの予防安全機能がパッケージ化されたものです。
ヘッドライトはLEDへと変わります。ハロゲンヘッドランプだったXよりも、高い視認性が実感できるでしょう。2WDのガソリン車には蓄冷エバポレーターが備わっているため、アイドリングストップ中でも冷気を出し続けられます。
最上位モデルの「G Cuero」
最上位モデルG Cueroは、他のグレードにはない装備が魅力です。Toyota Safety Senceや先行車発進告知機能に加え、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)も標準装備されています。
他のグレードではディーラーオプション設定されているLEDフォグランプも、G Cueroでは標準装備です。フロントドアのアームレストやトリムは、上質なファブリック素材が採用されています。G Cueroは車内外で高級感を味わえるでしょう。
170系のシエンタの中古車価格は?
170系のシエンタの中古車相場は、約89万円~244万円です。中古車市場の中には登録済未使用車も含まれており、走行距離10km台の車もあります。そのため、新車に近い良質な状態の中古車を探している方にもおすすめです。
2003年~2015年まで販売されていた初代モデルの中古車は、約24万円~87万円で流通しています。安くシエンタを購入したい方は、初代モデルとも比較してみましょう。
(2023年3月時点の情報です)
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まとめ
170系のシエンタとは、2015年に登場した2代目モデルです。乗車定員7人だった初代モデル(80系)から進化し、5人乗りや6人乗りもラインアップに加えられました。170系シエンタは中古車市場に多く流通しています。
シエンタの中古車を探す際には、ぜひネクステージをご利用ください。ネクステージでは中古車の状態をしっかりとご説明します。全国からの取り寄せにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
■この記事の執筆者
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。