自動車税はいつ支払うの?支払い義務が発生するタイミングや支払い時期まとめ
車を所有している方や車の買い替えを検討している方の中には、自動車税の支払い義務が発生するタイミングや支払い時期などが気になっている方も多いのではないでしょうか。適切に自動車税を納められるように、自動車税の仕組みを理解しておくことが大切です。
そこでこの記事では、自動車税が発生するタイミングと納税期間について解説します。「納税通知書が届かない」「支払いを忘れてしまった」というケースの対処法にも触れるため、自動車税の仕組みや手続き方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
4. いつの間にか届いていた自動車税が未納だったらどうなる?
・自動車税の支払いは毎年4月1日の段階で車を所有している人が対象!納税通知書は5月初旬に発送され、5月末までに支払いが必要
・自動車税の未納は「車検を受けられない」「車を売却できない」「財産を差し押さえられる」などのリスクがある
・自動車税が発生する前に車を手放すならネクステージがおすすめ!Web申し込みなら約30秒で無料査定依頼が完了
自動車税はいつ払う税金なの?
自動車税は、車の所有している人が支払い対象となる税金です。車を購入する時期によっても税額に差が出るため、まずは自動車税の仕組みについて理解を深めておきましょう。
ここでは、自動車税の概要と税額が決まる仕組みについて解説します。
自動車税は車購入の時期で変わる
車を購入した場合、買った日の翌月から自動車税の支払いが開始する仕組みとなっています。しかし、月末と月の始めとでは購入時期によって支払う金額が変わります。例えば、6月末日に買った場合、7月分から支払いが開始します。一方、7月1日に買った場合、8月分から支払いが開始します。たった数日の差ですが、購入時期が月を超えるだけで自動車税の負担額が1カ月分減らせることができます。
また、自動車税は4月1日に車を所有していると発生する仕組みです。年度によっては、国土交通者からエコカー減税やグリーン化特例などの改正が行われます。改正が行われる場合、3月と4月では優遇される金額が変わります。そのため、車を購入する前に担当者に制度の改正などはあるか聞いてみましょう。制度に変化がある場合、お得な時期や車種を選ぶと少しは安くできることがあります。
普通車は年度の途中でも税金がかかる
自動車税は、1年分(4月から翌3月分)をまとめて1回で支払うようになっています。また、月の途中で車を購入した場合でも翌月から3月までの期間分を支払います。例えば、6月に購入した場合、7月から翌年3月までの自動車税を支払うことになるのです。つまり、いつ購入しても月に比例した金額になるので、お得の月というものはないといえます。
逆に、どの月で購入してもお得かどうかは変わらないので、自分の好きなタイミングで車を買うことをおすすめします。買い替えでお得に購入する方法は時期や店舗などさまざまで、多方面に労力を注がなければなりません。自動車税に目を向ける必要がなくなるだけでも、負担する労力は軽減するでしょう。
軽自動車は年度の途中の支払いがない
軽自動車に限っては、自動車税の支払いが4月1日のみとなっています。つまり、普通車のように月割りが発生しないということです。そのため、年度の途中で購入しても翌月~翌年3月まで自動車税を支払わなくて良くなります。この仕組みを使えば大幅な節税も可能です。例えば、5月に軽自動車を購入した場合、6月から翌年3月までの10カ月分の自動車税は0円となります。4月1日に自動車税を負担するかが決まるので、4月2日以降できるだけ早く購入すればするほどお得になるでしょう。
一方、購入時は優遇される軽自動車ですが、売却時には還付などの優遇はありません。また、廃車にする場合も同様に戻ってこないので注意は必要です。
自動車税はいつからいつまでに支払うの?
自動車税の正式名称は「自動車税種別割」です。一部地域を除き、自動車税の支払い期日は共通となっています。納税通知書が届いたら、支払期日を確認しましょう。自動車税の支払いが必要となる時期が迫ったら、適切に納められるように準備しておくことが大切です。
ここでは、自動車税を支払うまでの流れと支払い期日、納付方法の種類について解説します。
納税通知書が発行されたら支払おう
自動車税の納税通知書を発行するのは、所轄の税事務所です。納税通知書が手元に届いたら、指定された方法で期日までに納付しましょう。複数の納付方法が選べるようになっていることが一般的です。自動車税の納付期限は、基本的に5月末までとなっています。
納税通知書の領収証書は次回の車検時に必要となるため、大切に保管しておきましょう。自動車税の納税通知書は、領収証書と納税証明書も兼ねているため、領収印が押されていれば自動車税を納めた証明となります。
納付方法は複数の種類がある
自動車税の納付方法は複数あるため、自分に合った方法で支払うことが可能です。自動車税の納付方法は、下記から選べます。
・現金
・口座振替
・クレジットカード
・電子マネー
・スマホ決済
現金で納付できる場所は、金融機関やコンビニなどです。口座振替は、事前に手続きが必要となります。クレジットカード・電子マネー・スマホ決済の場合は、領収証書と納税証明書に領収印が押されないため、必要な場合は他の方法で納付しましょう。
自動車税の納税通知書がいつまでも届かないときの対処法
納税通知書が手元にない状態では、自動車税の納付ができません。納付書が届く時期を確認し、まだ届いていない場合は確認が必要です。「納付書を失くしてしまった」「いつまでも納付書が届かない」という場合は、速やかに対処しましょう。
ここでは、納税通知書を紛失した場合の対処法と納付書が届かない場合の対処法を、それぞれ解説します。
納付書を紛失してしまった場合
納付書を紛失してどうしても見つからない場合は、再発行してもらうことが可能です。総合振興局や住所地がある所轄の税事務所へ連絡し、再発行を依頼しましょう。納付書の再発行では、自動車登録番号・氏名・住所を伝える必要があります。再発行にかかる費用は、基本的に無料です。
また、普通車は運輸支局や所轄の税事務所、軽自動車であれば各市町村役場に出向いてその場で納付する方法もあります。車検証を用意していくと、再発行手続きがスムーズです。
納付書が届かない場合
納付書が手元に届かない主な原因は、下記の2つです。
・車検証の住所変更手続きをしていない
・車の車検が切れている
納付書が届かないという状況は、引越し後に車検証の住所変更をしていない場合に起こりやすいといえます。自動車税の納税通知書は、車検証に記載されている住所へ送付されることが特徴です。車を所有している場合は、住民票の転居届だけでなく車検証の住所変更手続きも忘れずに行いましょう。
住所変更手続き忘れが原因で納付書が届かない場合は、所轄の税事務所へ問い合わせが必要です。
いつの間にか届いていた自動車税が未納だったらどうなる?
自動車税の納付書が届いていたことに気付かず、未納状態になっていることもあるかもしれません。自動車税の未納は、「車検が受けられない」「車を売却できない」「延滞税が発生する」などのリスクを伴います。リスクを避けるためにも、自動車税の納税通知書が届いたら、忘れないうちに早めに納付しましょう。
ここでは、自動車税の未納によるリスクを具体的に解説します。
車検や車の売却ができない
車検を受けるには、自動車税の納付が必須です。自動車税の未納があると、車検を受けられないだけでなく、道を走らせることすらできません。車検切れの車を車検に通すには、自動車税を支払った上で、仮ナンバーを発行してもらうかレッカー車を手配するなどして車検場へ移送することになります。
また、一般的な車の売却時には、納税証明書が必要となるケースがほとんどです。車の売却も検討している場合は、自動車税の未納に注意しましょう。ただし、納税証明書がないと売却できないという法律があるわけではありません。
財産を差し押さえられる
自動車税の延滞があると、督促状が発送されます。督促状が届いたにもかかわらず納付せず滞納すると、財産を差し押さえられることもあるため注意が必要です。税金の滞納は裁判の必要がなく、迅速に行われる可能性もあります。
自動車税の滞納による財産の差し押さえは、銀行口座・自動車・給料などが対象です。差し押さえが難しい場合は、金融資産・土地・贅沢品などが対象となることもあります。差し押さえになると生活にも支障が出るため、期日までに納付することが大切です。
自動車税の支払いを忘れていた場合の対処法
自動車税の支払いを忘れていたことに気が付いたら、慌てずに対処してリスクを最小限に抑えましょう。万が一自動車税の支払いを忘れてしまった場合は、速やかに税金を納付し、延滞金があれば支払いを済ませることが大切です。
ここでは、自動車税の支払いを忘れていた場合の対処法と自動車税を滞納した場合の対処法を詳しく解説します。
自動車税を支払い忘れた場合
自動車税の支払いをうっかり忘れた場合は、気が付いた時点でできるだけ早く納付することが大切です。期日を過ぎた納付書でも、取扱期限内であればコンビニや郵便局で支払いができる場合があります。
まずは納税通知書に記載されている注意事項を確認するか所轄の税事務所に問い合わせて、支払いできる方法を確認しましょう。多くの場合は、クレジットカード払いはできず、現金一括払いとなります。期日が過ぎたからといって、放置するのは避けましょう。
自動車税を延滞した場合
自動車税を延滞すると、期日の翌日から延滞金が発生するため注意しましょう。延滞金の目安は、期日から1か月以内であれば2%未満、1か月を過ぎた場合は9%未満が相場です。
延滞を放置すれば財産の差し押さられるだけでなく、財産調査のために勤務先に確認の連絡が入る場合もあります。リスクを回避するためにも、延滞した自動車税や延滞金は速やかに支払いましょう。
現金一括払いが難しいなど支払い方法に不安がある場合は、所轄の税事務所に相談して支払い計画を立てることがおすすめです。
自動車税が発生する前に車を手放すならネクステージへ!
自動車税は、毎年4月1日の段階で車を所有している人が支払います。自動車税の支払いが負担となる場合や売却を考えている場合は、自動車税が発生する前に車を手放すことがおすすめです。
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まとめ
自動車税は、納税通知書が届いた日から期日までの間に納付が必要です。納税通知書の発送は5月の初め頃、基本的な納付期限は5月末となっています。「車検や車の売却ができない」「延滞金が発生する」「財産を差し押さえられる」などのリスクを避けるためにも、忘れずに支払いを済ませておきましょう。
車を手放すことを検討している方は、自動車税が発生する前に手放すことも1つの方法です。車をできるだけお得に手放したいと考えている方は、高価買取が期待できるネクステージを利用してみましょう。