自動車税や自動車重量税は還付金がある!税金の特徴や買い替えのポイント
車の購入や維持にかかる税金は、自動車税や自動車重量税などさまざまです。また、「もともと所有していた車」と「新しく購入した車」では、税金の支払いの有無や金額に差が生じることがあります。車の購入や買い替えを検討している場合は、税金の取り扱いもチェックしておきましょう。
この記事では、車の購入や買い替えにかかる税金について解説します。車の売却で戻ってくる還付金の計算方法や税金が安い車の特徴にも触れるため、買い替えのポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
4. 買い替えで検討したい自動車税や自動車重量税が安い車の特徴
5. 自動車税や自動車重量税の安い車を探すならネクステージへ!
・自動車にかかる税金は「自動車税」「自動車重量税」「環境性能割」「消費税」の4つ!
・車のランニングコストを抑えるなら税金が安くて燃費が良い車がおすすめ!軽自動車のWLTCモード燃費値は25.2~25.8 km/L
・車の買い替えはネクステージをチェック!在庫数が豊富で軽自動車専門店などカテゴリー専門店が充実
車にかかる税金は自動車税と自動車重量税だけ?
車を所有することによって、いくつかの税金を支払わなければいけません。また、税金の種類によって課される時期や税額が異なります。どのような税金が課されるのかを知っておくだけでも、事前に用意するべき資金を計算することができます。計画的に車を購入するためにも、自動車にかかる税金の種類について見ていきましょう。
自動車税(種別割)
自動車税とは車検証に記載されている車の所有者に課される税金のひとつで、毎年4月1日時点での車の所有者に対して課税されます。用途や総排気量によって税額が異なりますが、軽自動車は総排気量に関係なく一律10,800円となっています。
2019年10月に自動車税も金額が変更になったので、自動車税の変更前と変更後を表にしているのでぜひ参考にしてください。
<自動車税額一覧>
排気量 |
引下げ前の税率 |
引下げ後の税率 (引下げ額) |
1,000cc以下 |
29,500円 |
25,000円(▲4,500円) |
1,000cc超1,500cc以下 |
34,500円 |
30,500円(▲4,000円) |
1,500cc超2,000cc以下 |
39,500円 |
36,000円(▲3,500円) |
2,000cc超2,500cc以下 |
45,000円 |
43,500円(▲1,500円) |
2,500cc超3,000cc以下 |
51,000円 |
50,000円(▲1,000円) |
3,000cc超3,500cc以下 |
58,000円 |
57,000円(▲1,000円) |
3,500cc超4,000cc以下 |
66,500円 |
65,500円(▲1,000円) |
4,000cc超4,500cc以下 |
76,500円 |
75,500円(▲1,000円) |
4,500cc超6,000cc以下 |
88,000円 |
87,000円(▲1,000円) |
6,000cc超 |
111,000円 |
110,000円(▲1,000円) |
(2022年7月時点)
自動車重量税
自動車重量税とは車の重さに応じて課される税金です。普通自動車は車両の重さ0.5トンごとに税額が変わります。ただし軽自動車の場合は、車両の重さに関係なく定額です。また、新規登録から13年以上経過すると税額が上がり、18年以上経過すると、さらに税額が上がります。
車検期間/車両重量 |
1年 |
2年 |
3年 |
軽自動車 |
5,200円 |
6,600円 |
9,900円 |
~500kg以下 |
4,100円 |
8,200円 |
12,300円 |
~1,000kg以下 |
8,200円 |
16,400円 |
24,600円 |
~1,500kg以下 |
12,300円 |
24,600円 |
36,900円 |
~2,000kg以下 |
16,400円 |
32,800円 |
49,200円 |
~2,500kg以下 |
20,500円 |
41,000円 |
61,500円 |
~3,000kg以下 |
24,600円 |
49,200円 |
73,800円 |
(2022年7月時点)
環境性能割(自動車取得税廃止)
2019年9月末まで適用されていた自動車取得税は、消費税の引き上げに伴い廃止されました。2019年10月以降は、車の燃料性能に応じて課税される環境性能割が適用されています。
環境性能割は、車の購入や譲渡された場合に支払う税金です。環境負荷を基準に税金が決まるため、燃費が良い車ほど税金が軽減されます。環境性能割の計算方法は、次の通りです。
環境性能割=取得価格×環境性能割の税率 |
新車の取得価格は、「課税標準基準額+付加物の価額」となり、中古車は「課税標準基準額×残価率」で求めます。
消費税
新車や人気モデルの中古車などは、取得価格が高額になりやすいことが特徴です。車の購入にも消費税が発生するため、消費税を含めた金額を確認しておきましょう。
車の購入時には、本体車両価格だけでなく、ナビ・ETCなどのオプション品や代行費用など、法定費用を含まないすべての金額に対して10%の消費税がかかります。
車を買い替えるときの自動車税や自動車重量税の扱い
」
中古車を買い替える時期によって、税金の支払い額にも影響が出てくることをご理解いただけたのではないでしょうか。しかし、年度の途中で買い替えたときの税金はどうなるのかという新たな疑問が生まれてくるかもしれません。そこでここでは、「元々所有していた車」の税金と「新しく購入した車」の税金について、2つに分けてご紹介します。
もともと持っていた車の税金
自動車税と自動車重量税に共通していることは、一定期間分の税額をまとめて支払うということです。
自動車税なら1年分を、自動車重量税は車検の有効期限分をまとめて支払わなければいけません。では、年度の途中で売却してしまった場合は戻ってこないのでしょうか。
実は、自動車税と自動車重量税の2つに関しては、残存期間分の税金が還付されます。ただし、一般的に還付金は直接支払われるのではなく、売却時の査定額に上乗せされるケースが多くなっています。
新しい車の税金
新しい車を年度の途中で購入した場合、税金の種類によって税額が変わってくることがあります。
たとえば、自動車税なら登録した次の月から税金が課されます。つまり、9月に購入したのであれば、1年分ではなく10月から3月までの6ヶ月分を納税することになります。
また、車検が残っている中古車を購入する場合は、自動車重量税を支払う必要はありません。購入するタイミングによって課される税金について、事前に計算しておくと良いでしょう。
自動車税や自動車重量税の還付金は忘れずに受け取ろう!
自動車税と自動車重量税の2つにおいては、車を売却した時期によって税金が戻ってくることがあります。どのような場合に、どれくらいの税金が戻ってくるかが分からないという人もいるのではないでしょうか。それぞれの還付金の計算方法から返金時期、受け取り方法についてまでご紹介します。
還付金とは
自動車税と自動車重量税は一定期間分の税額をまとめて支払わなければいけません。
しかし、年度途中で中古車を売却すれば、税金を過払いしたことになります。そのため、残存期間分に応じて支払済みの自動車税と自動車重量税が返還され、このお金のことを「還付金」といいます。
ただし、車を家族や友人などに譲るなど、事実上車の持ち主が変わったというだけでは還付されません。名義変更をし、きちんと納税者の登録を変更しておきましょう。
自動車税・重量税の還付金の計算方法
基本的に、自動車税と自動車重量税の計算方法は同じ考え方です。
2つの税金ともに、何月に陸運局で登録変更の手続きをしたかを月末締めで計算します。たとえば、同じ月なら1日に手続きしても31日に手続きをしても戻ってくる金額は同じです。
そのため、月を1日でもまたいでしまうと、還付金は少なくなります。特に年度末などは繁忙期であることから、対応が遅れてしまうこともあり、売却するなら余裕を持った行動をおすすめします。
還付金の返金時期
還付金を受け取るための手続きは、登録変更の手続きと同時進行で行われます。
そのため、改めて手続きをする必要はありません。各都道府県によって若干の差はあるものの、手続きをしてから約1ヶ月~3ヶ月程度で還付金の通知はがきが送られてきます。
申請手続きについては、中古車販売店などが代行してくれるところもあります。平日の昼間しか手続きができないため、仕事などで忙しい人であればお願いしてみてください。
還付金の受け取り方法
還付金の受け取り方法は、都道府県によっても違いますが、主に以下の3通りです。
- 郵便局の窓口で受け取る
- 指定された銀行の窓口で受け取る
- 指定した銀行口座に振り込まれる
金融機関や郵便局の窓口に還付金を受け取る場合は「還付通知書」「認印」「身分証明書」が必要になります。また、インターネットバンキングなど、還付金を受け取れない銀行もあるため、事前に確認しておきましょう。
また、自動車販売店や買取業者へ売却したり下取に出した場合は、還付金の相当額として査定価格に充当するケースがほとんどです。買取金額や下取り金額を提示された時は、還付金が含まれているか、またその金額がいくらなのかも確認しておきましょう。
買い替えで検討したい自動車税や自動車重量税が安い車の特徴
車を所有するには、自動車税や自動車重量税などのランニングコストがかかります。車を購入する場合は、購入価格だけでなく税金面の負担にも注目しましょう。車の買い替えを予定している場合は、自動車税や自動車重量税が安い車を検討してみることがおすすめです。
ここでは、車の所有にかかる税金面を節約できる車の特徴を解説します。
税金が安いのは軽自動車
普通車の自動車税種別割は、29,500~111,000円です。一方、軽自動車は排気量にかかわらず一律10,800円となっています。排気量が1.0L以下の普通車と比較した場合、軽自動車は年間18,700円お得です。
軽自動車は重量も軽いため、重量税も安く設定されています。自動車税と重量税だけでも、年間の税金負担を20,000円以上節約できる計算です。税金面で節約できる車を選びたい方は、軽自動車もチェックしてみましょう。
維持費を抑えるなら燃費の良い車を選ぼう
車を所有するためには、税金だけでなく保険料やメンテナンス費用などの維持費もかかります。燃料費も維持費のひとつなので、燃費の良し悪しによってランニングコストに差が出ることが特徴です。車を走らせるためのコストを抑えるには、低燃費の車を選ぶ必要があります。
国土交通省が公表している令和3年末時点の「自動車燃費一覧」によると、燃費が良い普通車の上位5車種はWLTCモード燃費値30~36.0km/Lです。軽自動車の燃費数値は、上位5車種が25.2~25.8 km/Lとなっています。
自動車税や自動車重量税の安い車を探すならネクステージへ!
車にかかるランニングコストをできるだけ抑えるには、自動車税や自動車重量税が安く低燃費な車を選ぶことがポイントです。
ランニングコストが抑えられる車を購入したいと考えている方は、新車・中古車販売の実績が豊富な「ネクステージ」をチェックしてみましょう。
ここでは、ネクステージの魅力やおすすめポイントを紹介します。
豊富な在庫と充実した保証
ネクステージは、取り扱うジャンルが幅広く在庫数も豊富です。車種別の専任バイヤーが仕入れを行い、品質管理も徹底しています。
気になる車が見つかった場合は、遠方でも最寄りの店舗へ取り寄せができるため、実際に車の状態を確認した上で、お気に入りの一台を選ぶことが可能です。
また、ネクステージは保証内容も充実しています。長く車に乗りたい方は、10年保証の利用も検討してみましょう。
選びやすいカテゴリー専門店
ネクステージでは、お客様が希望の車を選びやすいようにカテゴリー専門店を展開しています。求めている車を探すために複数の店舗を回る必要がなく、車探しから購入までワンストップで完結するのは大きなメリットです。
ネクステージの専門店は、次のようなカテゴリーに分けられています。
・軽自動車専門店
・SUV専門店
・セダン&スポーツ専門店
・輸入車専門店
すでにほしい車のイメージが決まっている方は、専門店をチェックしてみましょう。
まとめ
車の購入や所有にかかる税金は、自動車税・自動車重量税・環境性能割・消費税の4つです。買い替えなどで車を売却する場合は、自動車税と重量税が還付されます。
車の維持費をできるだけ抑えたい方は、税金が安くて燃費が良い車を選ぶことがおすすめです。在庫数が豊富でカテゴリー専門店が充実しているネクステージなら、ランニングコストを抑えられるお得な一台を探すことができます。
車の買い替えを検討している方は、ぜひネクステージへお気軽にご相談ください。