走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

走行距離10万キロを超えた車でもまだまだ価値があります。適切なメンテナンスを行えば長く乗り続けられますし、買取や下取りの際にも一定の評価を得られるでしょう。

 

この記事では、10万キロ以上走った車のメンテナンス方法や交換したほうがよい部品、高く売るコツについて解説します。読めば愛車の寿命を延ばす方法や、売却時により高い価格で手放すためのポイントが理解でき、車に関する出費を抑えられるでしょう。

 

※目次※

1.走行距離10万キロ以上の車は寿命を迎えているの?

2.乗り続ける?買取?走行距離10万キロ以上の車の状態の目安

3.走行距離10万キロ以上の車に乗るときに行うメンテナンス

4.走行距離10万キロ以上の車の交換部品は?

5.走行距離10万キロ以上の車のメリットとデメリット

6.走行距離10万キロを迎える車を売るときのポイント

7.走行距離10万キロ以上の車でも買取できる理由

8.走行距離10万キロ以上の車で高額買取を目指すコツ

9.走行距離10万キロ以上の車を購入したいなら?チェックするポイント

10.まとめ

11.よくある質問

 

■POINT

・10万キロ超えの車でも定期的なメンテナンスを行えば、まだまだ走行可能。特に小まめな点検が車の寿命を延ばす鍵になる。

・高く売るなら下取りより買取業者への依頼がおすすめ。査定前の洗車や整備記録の準備が高額査定につながるポイント。

・中古車購入時は年式、整備履歴、外装・内装の状態、ワンオーナー車かを確認することで後悔しない車選びができる。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車は寿命を迎えているの?

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

走行距離が10万キロを超えた車は寿命を迎え、売却することもままならないと考える方もいるのではないでしょうか。

 

最近では、10万キロを超えても乗り続ける方も多く、自動車検査登録情報協会が行った調査では、車の平均寿命が延びている傾向にあるという結果が出ています。この項目では、走行距離10万キロでも寿命ではない理由を紹介しますので参考にしてみてください。

 

平均よりもやや使用されている

走行距離10万キロの車は、平均よりもやや長く乗られている傾向にあります。自動車検査登録情報協会の調査では、令和6年3月末における普通乗用車3,875万2,774台の車齢を調べた結果、平均車齢が9.34年ということが分かりました。

 

普通乗用車の平均車齢は令和5年度と比較すると、0.12年延びています。また、32年間連続で延びており、30年連続で過去最高を記録しました。このことから、走行距離10万キロを超えても手放さず乗り続ける方が増えていることが分かるでしょう。

 

乗り続けることはできる

以前は「10年10万キロ」が一般的な車の寿命といわれていました。しかし、近年は塗装技術やエンジン性能、その他の細かな部品など、技術の向上により車の耐久年数が延び、そうとはいえない時代となっています。

 

車の不調を感じる人が減り、それに伴い10年以上乗り続けている方が増加しています。そのため、10万キロを超えた車であっても乗り続けることは可能です。

 

車の状態や車種によって異なる部分はあるものの、10万キロを超えているものでも中古車としての価値があるケースも珍しくありません。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

乗り続ける?買取?走行距離10万キロ以上の車の状態の目安

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

技術が向上して耐久性が上がったとはいえ、長い距離を走ってきた車はそうでない車に比べ劣化が進んでいます。乗り続けるか乗り換えるかの判断をするためにも、走行距離が10万キロを超えた車はどのような状態なのかを知っておきましょう。

 

十分走れる傾向にある

一般的な車の年間走行距離は、おおよそ「1万キロ」だといわれています。これは、任意保険に加入する際にも基準とされる走行距離です。つまり、10年利用した車の走行距離は10万キロ前後になるという計算になります。

 

「N-BOX」は、10年前の2011年に新車発表されました。今でも新車が販売されるだけでなく、中古車市場でも大きく値下がりしていない人気車種です。このように走行距離が10万キロに達している車であっても、まだまだ現役で走っている車は少なくありません。

 

寿命を迎える部品がある

走行距離10万キロを超えた車は、多くの重要な構成部品が耐用年数の限界に近づいているといえるでしょう。メーカーが交換を推奨する部品は数多く存在し、エンジン関連や駆動系、ブレーキ系統など車の安全性に関わる箇所も含まれています。

 

また、ゴム製の部品は経年劣化によりひび割れを起こしやすく、車の挙動に影響を与える可能性があります。

 

こうした車両は、一度に複数の部品交換が必要になることが多く、結果として修理費用がかさむ傾向にあります。安全に乗り続けるためには、定期的な点検と適切なタイミングでの部品交換が欠かせないでしょう。

 

価格が安くなる

走行距離10万キロを超えた車を査定に出す場合、定期交換部品のメンテナンス前に手放そうと考えるオーナーが多い傾向です。多くの部品を一度にメンテナンスすることになる上に、重整備となる箇所も出てくる可能性があるので工賃が高くなり、部品代も重なると相当な出費になります。

 

全てをメンテナンスした上で査定に出した場合でも、費用対効果が低く、オーナーにとって不利な状況になりかねません。そのため、メンテナンスは次のオーナーに任せ、自分は次の車の補填ができればよいと考えるオーナーもいます。また、自動車査定士が買取金額を安く見積もる点も価格が安くなる理由のひとつです。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車に乗るときに行うメンテナンス

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

走行距離が10万キロを超えると、さまざまな不具合が出てきます。しかし、しっかりとメンテナンスを行うことで乗り続けることが可能です。

 

メンテナンスを怠ると、大きなトラブルに見舞われる可能性もあります。そのようなことにならないためにも、メンテナンスのコツを知ることが大切です。この項目では、4つのメンテナンスのコツをご紹介します。

 

タイヤの交換

タイヤの溝は消耗していくとスリップサインに近づくため、交換時期の目安になるでしょう。道路運送車両の保安基準により、タイヤの溝が1.6mmになると装着や使用が禁止され、違法となります。ゴム製品であるため、使用開始から5年以上たったものは点検が必要です。

 

また、製造から10年たったタイヤはゴムの経年劣化が進んでいる恐れがあります。スリップサインがでていなくても交換するようにしましょう。

 

エンジンオイルの交換

エンジンオイルの交換は、5,000キロ~1万キロ、もしくは3か月~半年が目安です。エンジンオイルは走行するたびに劣化が進みます。走行しなくても空気や水分、熱などが原因で酸化するため、長く乗ることを考えると最低でも半年に1度は交換することがおすすめです。

 

また、オイルをきれいに保つオイルエレメントの交換も忘れずに行いましょう。オイルの不純物を取り除き、エンジンの寿命を少しでも延ばせます。

 

タイミングベルトの交換

タイミングベルトはエンジンにとって重要な部品です。突然切れることが多くあり、そうなる前に対処しなくてはなりません。ゴム製のタイミングベルトは、10年もしくは10万キロが交換する目安です。最近では、金属製のタイミングチェーンが使用されている場合が多く、おおよそ30万キロまで使用できるようになっています。

 

しかし、消耗品であるため、日々のメンテナンスや点検などで交換しておくと車を長く乗り続けることが可能です。

 

バッテリーの交換

バッテリーの交換は2年~3年ごとに行いましょう。交換費用はバッテリーの本体価格+工賃で、そこまで高額ではありません。中にはバッテリー本体が安く販売されているものもありますが、車に合わないバッテリーを使用するとトラブルになることもあります。

 

また、バッテリー本体の液漏れやひび割れなども、しっかり確認することが大切です。日々のメンテナンスでバッテリーの状態を確認しておきましょう。長く使用していない場合でも、バッテリーは劣化していくため注意が必要です。

 

小まめなメンテナンスも重要

走行距離が10万キロを超える車は、主要部品の交換だけでなく日常的なメンテナンスも大切です。定期的にブレーキオイルや冷却水の量を確認し、足りない場合は補充しましょう。

 

タイヤの空気圧も月に一度は点検し、適切な数値に調整することが必要です。これらの小さなチェックを習慣にすることで、大きな故障を未然に防げるでしょう。

 

また、車の外観を良い状態に保つためには、小まめな洗車が重要です。特に冬場の塩分や夏の虫の死骸などは塗装を傷める原因になるため、早めに洗い流すことをおすすめします。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車の交換部品は?

スパークプラグなど、いくつか並べられた自動車用部品

10万キロ以上走行する車では、引き続き状態に応じてタイヤやバッテリーなど交換する必要はあります。ただし、それ以外にも交換が必要になる部品は多くあるので押さえておきましょう。

 

ここでは、10万キロ走行時に確認しておきたい代表的な部品について解説します。車種や使用状況によって交換時期は異なりますので、メーカーの推奨する交換時期も参考にしてみてください。

 

スパークプラグ

スパークプラグは、エンジン内で燃料と空気の混合気に火花を発生させる重要な部品です。この部品が劣化すると、エンジンの始動不良や燃費の悪化、出力低下などの問題が生じます。

 

一般的にスパークプラグの寿命は10万キロ程度といわれていますが、実際には種類によって大きく異なります。イリジウムやプラチナなどの高性能プラグは長寿命ですが、普通のプラグは2万キロ程度で交換が必要な場合もあります。

 

車の取扱説明書やメンテナンスノートを確認して、適切な交換時期を守ることが大切です。交換費用はプラグの種類や車種によって変わります。

 

イグニッションコイル

イグニッションコイルは、スパークプラグに高電圧を供給する部品です。バッテリーからの低電圧を高電圧に変換し、適切なタイミングでスパークプラグに送る役割があります。

 

このコイルが劣化すると、エンジンの不調やかかりの悪さ、アイドリング不安定などの症状が現れます。交換の目安は一般的に8万キロ~10万キロといわれていますが、使用環境や車種によって大きく異なります。

 

エンジンのかかりが悪くなったり、走行中にエンストしやすくなったりした場合は、イグニッションコイルの劣化を疑ってみるとよいでしょう。交換費用は部品代と工賃を合わせて1本あたり1万円~3万円程度です。

 

ハブベアリング

ハブベアリングはタイヤの回転をスムーズにする部品で、車輪とボディをつなぐ重要な役割を果たしています。走行中に「ゴー」という音や「ウィーン」という音が聞こえる場合は、ハブベアリングの劣化が考えられるでしょう。特にカーブを曲がるときに音が大きくなる特徴があります。

 

交換の目安は8万キロ~10万キロ程度とされていますが、走行状態や道路環境によって早まることもあります。悪路の走行が多い車は特に注意が必要です。

 

ハブベアリングが壊れると走行不能になるケースもあるため、異音や振動を感じたら早めに点検を受けることをおすすめします。交換費用は片側で2万円~5万円程度かかることが多い傾向です。

 

ドライブシャフト

ドライブシャフトはエンジンの動力をタイヤに伝える部品です。ドライブシャフトの等速ジョイントが劣化すると、走行中に「カタカタ」という異音の発生や加速時の振動などの不具合につながります。

 

交換の目安は約10万キロといわれていますが、運転スタイルや道路状況によって寿命は変わってきます。急発進や急加速を繰り返す運転をしている場合は早く劣化するでしょう。

 

また、ドライブシャフトブーツと呼ばれるゴム部分が破れると内部のグリスが漏れ出し、急速に劣化が進むため、定期点検での確認が重要です。

 

ウォーターポンプ

ウォーターポンプはエンジンの冷却システムの中心となる部品で、冷却水を循環させる役割を持っています。この部品が故障すると、エンジンのオーバーヒートを引き起こす原因となります。

 

ウォーターポンプの劣化サインとしては、水漏れや異音などが挙げられます。交換の目安は8万キロ~10万キロ程度ですが、以前はタイミングベルトと一緒に交換することがほとんどでした。

 

これは、多くの車種でウォーターポンプがタイミングベルト周辺に位置しており、作業効率を考えると同時交換が合理的だからです。交換費用は単体で2万円~4万円程度かかります。

 

ラジエーターファンモーター

ラジエーターファンモーターはエンジンの冷却システムの一部で、ラジエーターを通る空気の流れを作り出す役割があります。特に渋滞時や低速走行時など、走行風だけではラジエーターの冷却が不十分な場合に作動する電装品です。

 

故障すると冷却能力が低下し、エンジンがオーバーヒートする原因になることがあります。交換の目安は明確ではありませんが、一般的に8万キロ~10万キロ程度と考えられています。

 

ファンモーターの異音や冷却性能の低下が見られたら交換を検討したほうがよいでしょう。また、エアコンの効きが悪くなる場合もラジエーターファンの故障が原因かもしれません。交換費用は部品代と工賃を合わせて2万円~5万円程度かかります。

 

オルタネーター

オルタネーターはエンジンの動力を利用して電気を発生させ、バッテリーを充電しながら車の電装品に電力を供給する発電機です。この部品が故障すると、バッテリー上がりやヘッドライトの暗さ、電装品の不具合などが発生します。警告灯が点灯することも多いでしょう。

 

交換の目安は10万キロ~15万キロ程度ですが、使用環境によって大きく異なります。特に電装品を多用する場合や短距離走行が多い場合は早く劣化するでしょう。

 

オルタネーターの交換費用は、部品代と工賃を合わせて5万円~10万円程度と比較的高額になりますが、リビルト品を使用することでコストを抑えられます。

 

ハイブリッドシステム冷却装置

ハイブリッド車特有の部品として、ハイブリッドシステム冷却装置があります。この装置はバッテリーやインバーター、モーターなどの電気系統を適切な温度に保つために重要です。

 

通常のエンジン冷却システムとは別系統になっており、故障するとハイブリッドシステムの性能低下や寿命短縮につながります。

 

交換の推奨時期は、メーカーや車種によって異なります。少なくとも、日常点検で冷却水の量を確認することが大切です。特にハイブリッド車は、電子機器に影響が出ると高額な修理になる可能性があります。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車のメリットとデメリット

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

走行距離が10万キロを超えたタイミングは、車を手放すか維持し続けるかを考えさせる大きなターニングポイントです。部品の耐用年数を超えてしまうことだけでなく、意外なところに落とし穴があることを知っておきましょう。

 

一方で、10万キロを超えたからこそ得られるメリットも存在します。ここからは、走行距離10万キロ超えの車のメリットとデメリットを紹介します。

 

メリット

走行距離が10万キロ超えの車のメリットは、購入者にとって価格相場が大きく値下がりする点です。中古車を購入する際は新車価格が1,000万円するような高級車であっても、走行距離10万キロ超えという過走行車であれば、販売価格が大きく下がる傾向にあります。

 

これは、メンテナンスが必要になる部分や、トラブルレスで乗り続けられる保証ができないという部分も加味されている可能性があるためです。このようなことから、10万キロを超えた車には、レアな車が驚くほど安く手に入るケースもあります

 

デメリット

過走行車における圧倒的なデメリットは、いつどの瞬間にどのようなトラブルが発生するかが分からないことです。トラブルのない車はありませんが、走行距離10万キロを超えた過走行車の場合、トラブルが発生しやすい状況となることが多いため、修理費用がかさんでしまう可能性があります

 

また、10万キロを超えると車検費用が高くなってしまうことも大きなデメリットです。さらに、10万キロを耐用年数と指定している部品の多くは、整備性が悪く修理工賃が割高になることもデメリットだといえるでしょう。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロを迎える車を売るときのポイント

走行距離10万キロを示したメーター

大切に乗っている愛車の走行距離が10万キロを超えた際、査定額をできるだけ高くするには、いくつかのポイントがあります。長年乗った愛車に価値がないと査定されないようポイントを押さえておきましょう。

 

この項目では、走行距離10万キロを迎える車の売却時のポイントをピックアップして紹介します。

 

買取のほうが高く売れる

下取りよりも買取のほうがお得といわれる理由は、それぞれの取り組みの違いにあります。下取りは、売り手から買い取った車を整備・修理して再販売することが目的です。対して買取業者は、中古車としての販売だけでなくパーツ単体での再販売も担います。

 

ディーラーのように特定メーカーにこだわる必要がなく、車種・年式といった情報にも縛られにくい点が買取業者のメリットといえるでしょう。買取業者の多くは、中古車の買取・販売を同一店舗で実施します。買い取った中古車が直接利益に反映される点も、高い査定額を提示しやすい理由です。

 

アンケート結果でも、車を売るときに一番不安だと感じるのは「売却価格」でした。多くの方が「売却価格」を気にしており、少しでも高い売却先を探している方が多いことがうかがえます。

 

下取りNGの車も買取して貰える可能性がある

アンケート結果で下取りを利用している方が57.1%と多い結果が出ていますが、走行距離が長すぎる・故障部品があるといった理由で「下取りができない」と判断されるケースがあります。ディーラーでの査定時に告げられた場合は、仕方なく廃車処理を考える方も多いでしょう。

 

しかし、販売店での下取りだけではありません。買取業者であれば0円査定を避けられる可能性があります。故障がひどく走行が困難な車でも、パーツに問題がなければ「部品取り」として価値があるかもしれません。全ての車に当てはまるわけではありませんが、下取り不可の場合は買取業者に相談してみましょう。

 

買取NGなときは車以外の価値で売る方法がある

車としての価値が認められないほどの劣化が進んでしまった車を売却する場合には、車としての価値での売却を諦める決断も大切です。車を売却する際、トータルして1台の車に価値を求めるからこそ「無価値」として0円査定となってしまう場合があります。

 

しかし、ひとつひとつの構成部品を見れば価値が残っていることも少なくありません。それを実現してくれるのが「廃車買取業者」です。部品ごとに値段を付け、0円査定車に価値を見出してくれます。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車でも買取できる理由

ミニカーを手に持ち虫眼鏡で覗く様子

走行距離が10万キロ以上になっても、買取できるのには需要があるためです。車は、車そのものとしての需要だけではありません。10万キロを超えても、必要とされる理由を3つ紹介します。

 

中古車としての需要があるため

人気の高い車種であれば、10万キロ以上走行した車でも需要があります。台数限定で販売された車やスポーツカー、クラシックカーなどはファンも多いため、走行距離を問わず買取が可能です。車種によっては、高価買取ができる場合もあります。

 

維持費も安く取り回しやすい軽自動車、ファミリーユーザーから人気のミニバンの需要も高い傾向です。車種以外には、年式が新しく、車の状態が良いほど買取価格は高くなる傾向があります。

 

海外需要もあるため

中古車としての需要がない場合でも、海外で必要とされている車の可能性もあります。日本の車は、壊れにくい・品質が高いといった良いイメージがあるためです。10万キロ以上走った車だけでなく、20万キロを走行しても高い需要のある車も存在します。

 

発展途上国など国によっては、30万キロを超えている車でも、生活の足として必要とされていることも少なくありません。

 

部品としての需要があるため

需要が低い車種でも、部品に需要があると買取価格が高くなる傾向があります。買取した車から取り外した部品は、中古部品やリビルト品として他の車へ再利用できることがあるためです。ボディーなどは鉄くずとしての価値があります。

 

10万キロ以上走行した車でも、再利用できる部品などがあれば高額買取につながることもあるため、廃車にせず買取査定に出してみましょう。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車で高額買取を目指すコツ

ミニカーを大切に持つ女性

需要があるなら少しでも高く買取してもらいたい、と思われる方も多いのではないでしょうか。車を少しでも高く買取してもらうには、査定前の準備が大切です。ここでは、高価買取につながる2つのポイントを紹介します。

 

査定前に車をきれいにする

査定額は、車の見た目でも左右されます。査定を依頼する前に、洗車をしておきましょう。汚れがない状態にすれば、車を大切に扱っていることを伝えられます。

 

外観だけでなく、車内もきれいにしておきましょう。車内は、フロアマットやシートにあるごみを掃除機で取り除いておきます。車内で喫煙している方や、ペットを乗せている方は、臭いにも注意が必要です。窓を開けるだけでは、臭いは消えにくいため、消臭剤や消臭スプレーなどを利用しましょう。

 

点検整備記録簿や純正オプションの部品を用意しておく

まずは車の点検整備記録簿やメンテナンスノートを用意しましょう。これらの書類には、これまでどのような点検・整備を行ったのかが記されています。車の状態を知るひとつの方法ですので、用意しておくのがおすすめです。

 

メーカーやディーラーで購入した純正オプションも、高価買取につながります。取り外しているアルミホイールやエアロパーツ、カーナビなどがないか探しましょう。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車を購入したいなら?チェックするポイント

虫眼鏡とミニカーとチェックリスト

走行距離が10万キロを超える中古車を購入する際には、いくつかの重要なポイントをチェックする必要があります。単に走行距離だけで判断するのではなく、以下の点を確認することで、良好な状態の車を見つけられるでしょう。

 

購入前の確認を怠ると、後から予想外の出費につながる可能性があるため、慎重に検討することをおすすめします。

 

年式を確認する

走行距離が10万キロを超える車を検討する際は、走行距離だけでなく年式の確認も重要です。例えば、10万キロでも3年しかたっていない車と10年かけて10万キロ走った車では、使われ方が大きく異なります。

 

短期間で多くの距離を走った車は、高速道路での長距離走行が多い可能性が高く、エンジンへの負担が比較的少ない個体といえるでしょう。

 

一方、年数がたっていても走行距離が少ない車は、短距離の使用が多かったり長期間の放置があったりする可能性があります。短距離走行はエンジンが十分に温まらないため、内部の摩耗が進みやすくなります。

 

年式と走行距離のバランスを見て、その車がどのように使われてきたかを推測することが大切です。

 

整備の記録を確認する

10万キロ以上走った車では、きちんとしたメンテナンス履歴があるかどうかも重要です。メンテナンスノートや整備記録簿などをチェックし、必要なメンテナンスが適切なタイミングで行われてきたかを確認しましょう。

 

特にオイル交換が定期的に実施されているかは、チェックしておきたいポイントのひとつです。整備記録が充実している車は、オーナーが車を大切に扱ってきた証拠といえます。

 

逆に、整備記録がない場合は、必要なメンテナンスが行われていない可能性があり、購入後に予想外の出費が必要になるかもしれません。可能であれば、ディーラーや信頼できる整備工場での定期点検記録がある車を選ぶことをおすすめします。

 

外装や内装の状態を確認する

外装や内装の状態は、その車がどのように扱われてきたかを知る重要な手がかりです。外装の傷や凹み、さびの状態をよく確認しましょう。特に、ドアの下部や車体の下側など、見えにくい部分のさびには注意が必要です。

 

また、塗装の状態が均一でない場合は、事故修理の可能性があるため、詳しく確認することが大切といえるでしょう。

 

内装については、シートやハンドルの摩耗具合をチェックします。また、車内の臭いや清潔さも、前オーナーがどれだけ車を大切にしていたかを示す指標になるかもしれません。

 

ワンオーナー車かを確認する

10万キロ以上走った中古車を購入する際は、ワンオーナー車かどうかも重要なチェックポイントです。ワンオーナー車とは、新車購入から現在まで所有者が変わっていない車のことを指します。

 

ワンオーナー車のメリットは、使用履歴が明確であり、どのように扱われてきたかが把握しやすい点にあります。ワンオーナー車は一般的に、同じ走行距離の複数オーナー車と比べて状態が良いことが多いでしょう。

 

これは、一人のオーナーが愛着を持って乗り続け、適切なメンテナンスを行ってきた可能性が高いためです。また、ワンオーナー車は整備記録が残っていることも多く、購入後のトラブルリスクを減らせる可能性があります。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

まとめ

自動車販売店の店内の様子

走行距離10万キロを超えた車でも、適切なメンテナンスを行えば問題なく走行できます。タイヤやエンジンオイル、バッテリーの定期交換だけでなく、スパークプラグやハブベアリングなどの部品にも注意が必要です。

 

買取に出す際は、洗車をして車をきれいにし、整備記録や純正オプション品を用意しておくことで査定額アップが期待できます。

 

購入を検討する場合は年式や整備記録、外装・内装の状態、ワンオーナー車かどうかをチェックすることが重要です。10万キロという数字だけで判断せず、車の状態をしっかり見極めましょう。

 

▼ライタープロフィール

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

小波津健吾
高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!

いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

 

Q.10万キロ走行車を高く売るためのポイントは?

A.高額査定を狙うなら、複数の車買取業者で査定を受け比較しましょう。査定前には洗車や車内清掃を行い、点検記録簿やメンテナンスノートで整備履歴をアピールするのが重要です。年式が新しい、内外装がきれい、人気装備がある車はプラス評価になりやすく、高値での売却を期待できます。

 

Q.10万キロ走行車の買取相場が低い理由は?

A.走行距離10万キロを超える車は「過走行車」とされ、主要部品の寿命が近く故障リスクが高いため、中古車市場での需要が低下します。買取業者はオルタネーターやベルト類などの整備費用を見込み、査定額から差し引くため、実際の買取価格は抑えられやすいでしょう。経年劣化と維持費負担が相場を押し下げる主な要因です。

 

Q.10万キロ走行したら何年で寿命ですか?

A.走行距離10万キロはおおよそ10年使用に相当しますが、現在の車は13年~15年、15万キロ以上が寿命の目安とされます。1年=1万キロで計算すると、10万キロ走行車はあと約5年乗れる可能性が高いでしょう。ただし、部品劣化や車検・修理費用の増加で維持費が高くなるため、使用状況や経過年数を踏まえて判断するのが賢明です。

 

Q.10万キロ超えの車の下取り相場は?

A.10万キロ越えの車の下取り相場は一般的には新車価格の2割程度ですが、状態や車種によっては数万円、場合によっては0円になることもあります。走行距離10万キロ超は故障リスクや市場需要の低さから下取り価格が付きにくく、処分費用を請求される場合もあるのです。 再販ルートを持たないディーラーより、海外販売や部品活用が可能な買取業者のほうが高値になりやすいでしょう。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

走行距離10万キロ以上の車は買取できる?高く売るコツは?

無料の査定を申し込む

 

シェアページトップへ