車の買取で傷はいくら減額される?種類別の査定減額目安と高額売却のコツ

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

車の買取で傷はいくら減額される?種類別の査定減額目安と高額売却のコツ

車の買取で傷はいくら減額される?種類別の査定減額目安と高額売却のコツ

「愛車を少しでも高く売りたい」と思っている人にとって、車の傷が査定額にどのような影響を与えるのかが懸念事項でしょう。車体に付いた小さな擦り傷から大きなへこみまで、その種類と程度によって買取価格は変動します。

 

特に傷の位置や深さ、修理の必要性などによって査定士の評価基準も異なるため、事前知識なしでは思わぬ減額に驚くこともあるかもしれません。この記事では、傷の種類別の査定額への影響や、損をしない対策方法を紹介します。

 

※目次※

1.車の傷が買取査定額に与える影響とは

2.車の傷のタイプと部位別の買取査定への影響度

3.買取査定前に車の傷を修理すべき?

4.傷がある車を高く買取してもらうための対策

5.大きな傷がある車の最適な買取業者の選び方

6.まとめ

 

■POINT

・車の買取査定では傷の種類・程度によって明確な減額基準があり、爪が引っかからない小傷はほとんど減額されないが、再塗装が必要な傷は1cm~9cmで約1万円、へこみを伴う傷は9cm~30cmで2万円~5万円程度、修復歴は10万円以上の減額となる。

・傷の部位によっても減額率が異なり、バンパーの傷は比較的軽く評価(A4サイズ未満で1万円~1.5万円程度)されるが、ルーフは最も影響が大きい(A4サイズ未満でも2万円~5万円程度、パネル半分以上で14万円~18万円程度)。

・傷がある車を高く売るには、査定前にクリーニングして複数業者(最低3社以上)から見積もりを比較することが重要で、事故車・大きな損傷がある車は専門買取業者を利用すると高値が期待できる。​​

 

\納得価格を一発提示!!/

他社に負けない高価格で愛車買取!

 

車の傷が買取査定額に与える影響とは

査定中の男性

車の買取査定では、傷の種類や程度によって価格への影響が異なります。小さな擦り傷から修復歴のある大きな損傷まで、明確な減額基準に基づいて評価が行われているのが一般的です。まずは、傷の種類別の減額基準や高く売るためのポイントについて、具体的に見ていきましょう。

 

車の傷による買取査定の減額の基本的な仕組み

車の買取査定は、日本自動車査定協会(JAAI)の「中古車査定基準」に基づき、基準査定額から傷などのマイナス要素を減点する方式で行われます。傷の深さと大きさで減点が変わり、1点約1,000円として換算される仕組みです。

 

カードサイズほどの傷は10点減点、A4サイズほどは20点減点、A4サイズ以上は30点減点となります。爪が引っかからない小さな傷はほぼ減額されませんが、再塗装や板金修理が必要な傷は大幅に減額されるのが一般的です。

 

車の傷の状態による買取査定の減額の目安

傷の種類や程度によって、査定での減額率は変動します。爪が引っかからない軽微な傷ならほとんど影響はありませんが、再塗装が必要な傷は1cm~9cmで約1万円9cm~30cmで1万円~2万円30cm以上で2万円~4万円の減額です。

 

へこみを伴う深い傷はさらに減額が大きく、9cm~30cmで2万円~5万円30cm以上で2万円~8万円にもなります。修復歴がある場合は、多くの場合10万円以上の減額となるのが一般的です。

 

買取額に影響のある車の修復歴と通常の傷の違いと評価基準

修復歴とは、サイドメンバー・ピラー・フロアパネルなど、車の骨格部分の修理・交換履歴を指します。安全性に関わるため、査定額は大幅に下がるのが通常です。状況によっては、50%以上減額されることもあります。

 

通常の傷は外装部分の損傷で、サイズや深さによって減額幅が決まるのが一般的です。小さな擦り傷なら数千円程度ですが、大きなへこみは数万円の減額対象となります。査定では徹底的にチェックされるため、正直に傷の状態を伝えることが重要です。

 

\納得価格を一発提示!!/

他社に負けない高価格で愛車買取!

 

車の傷のタイプと部位別の買取査定への影響度

細かくチェックする男性

車の買取査定では、傷の種類や場所によって査定額への影響が大きく異なります。線傷や擦り傷、へこみなどのタイプごとに減額率が変わってくる他、ボンネットやドアといった部位によっても評価が変わるのが一般的です。

 

ここでは、査定官が注目するポイントや見落としがちな箇所も含めて、傷による減額を最小限に抑えるための知識を紹介します。

 

小傷・擦り傷・へこみなど、車の傷の種類別の買取額への影響度

車の傷は、種類によって査定への影響度が異なります。線傷は、洗車や飛び石でできる薄く細い傷で、軽ければ「年式相応」として減額されないことも多いですが、広範囲だと約5,000円の減額となるでしょう。

 

塗装が剥がれるひっかき傷は、サイズにより1万円~4万円程度の減額対象です。最も影響が大きいのはへこみ傷で、カードサイズ未満でも2万円~5万円程度、パネル半分以上だと7万円~20万円程度もの減額となることがあります。

 

車のボディ各部位の傷による買取額の減額率の違い

ボディ各部位によって、傷の減額率は異なります。バンパーはA4サイズ未満の傷で1万円~1万5,000円程度、A4サイズ以上でも2万円~3万円程度が一般的です。ドア・ボンネット・フェンダーは、A4サイズ未満でも2万円~3万円程度の減額となります。

 

最も減額が大きいのは、ルーフです。A4サイズ未満でも2万円~5万円程度、パネル面積の半分以上だと約14万円~18万円にも達することがあります。高額査定を目指すなら、部位別の減額率の違いを理解しておくことが重要です。

 

車の傷の見落としやすい部分と買取査定官の注目ポイント

買取査定では、工具の使用跡に注目されます。一見きれいな車体でも、修理跡を示す工具の痕跡は専門家の目には明らかです。

 

また、査定前は過度な消臭スプレーの使用を控え、掃除機や拭き取り程度の清掃にとどめることをおすすめします。ドアの開閉音やエンジンルーム、トランクルームなども確認されるポイントです。

 

車両の土台となるシャーシの底部も重要で、傷やゆがみが徹底的にチェックされます。修復歴の有無も確認されるので、正直に申告しましょう。

 

\納得価格を一発提示!!/

他社に負けない高価格で愛車買取!

 

買取査定前に車の傷を修理すべき?

車傷の塗装

車の傷修理は、自分でするか専門業者に依頼するか、費用対効果を考慮した判断が重要です。市販キットの限界や保険利用の影響など、傷のレベルに応じて適切な選択をしましょう。愛車の価値を最大化するための、具体的な判断基準について紹介します。

 

自己修理キットの効果と限界

市販の傷修理キットは、小さな傷を手軽に修理できる便利なアイテムです。コンパウンドやタッチペン、傷消しクロスなどがあり、飛び石やドアの軽いぶつけ傷に効果を発揮します。

 

業者への依頼に比べて、コストを大幅に抑えられるのがメリットです。しかし、5mm以上のチップ傷や100mm以上のヒビ、広範囲の傷には効果が薄く、むしろ傷を目立たせてしまう可能性もあります。

 

買取査定前に車の傷を修理すべきかの判断

車の査定前に傷・へこみを修理すべきかどうかは、多くの場合「修理せずに査定に出す」のが得策です。自費での修理コストは査定時の減額とほぼ同額か、むしろ高くなることが多いため、経済的メリットはありません。

 

車両保険の利用を検討するのも一案ではありますが、将来の保険料アップも考慮が必要です。一度実際に査定してもらい、見積もりを確認してから判断するのもよいでしょう。

 

保険を使った車の傷修理と等級への影響

車両保険を利用した修理は、見た目はきれいになりますが、次年度の等級が下がり保険料が上昇するデメリットがあります。現在6等級の場合、事故で3等級下がると、年間12万円ほど保険料が上がることもあるでしょう。

 

骨格部分の修理を要する場合、修復歴車として査定額が大幅に下がるため、修理せずに売却したほうが有利なケースもあります。ノーカウント事故や1等級ダウン事故なら、保険使用の影響が比較的小さい点も考慮して判断しましょう。

 

\納得価格を一発提示!!/

他社に負けない高価格で愛車買取!

 

傷がある車を高く買取してもらうための対策

ミニカーとお金

傷がある車を高く売るには、査定前の準備が重要です。傷の種類や程度に応じた清掃・簡易補修のテクニックを活用し、正直な状態説明が査定額アップにつながることもあるでしょう。

 

大手と専門業者では評価基準が異なるため、複数の買取業者を比較検討することで、傷がある車でも満足のいく価格での売却が可能になります。

 

査定前のクリーニングと簡易補修テクニック

査定前には洗車で車体の汚れを落とし、内装も徹底的に清掃しましょう。浅い傷は、市販のコンパウンドを使って目立たなくすることが可能です。小さなへこみは、熱湯やドライヤーの熱風で戻ることもあります。

 

ただし、プロの目は素人の修理をすぐに見抜くため、下手に手を加えると逆にマイナス査定の原因になることもあるでしょう。自信がない場合は、そのままの状態で査定を受けるのが無難です。

 

傷の状態を正直に伝えるメリットとアピールする際のポイント

傷を隠すことは、逆効果です。正直に伝えることで信頼性が高まり、適正価格で査定してもらえる可能性が高まります。

 

「この傷はありますが、定期的にメンテナンスをしていました」など、車の良い点もアピールすれば減額を最小限に抑えられるでしょう。

 

過少申告すると後日トラブルになり、契約解除や損害賠償を請求されるリスクもあります。取引の際には、傷以外の車の魅力を積極的にアピールし、傷による減額を相殺する戦略が効果的です。

 

複数の買取業者を比較する際のポイント

傷がある車を高く売るには、複数の買取業者に査定を依頼して比較することが不可欠です。最低でも3社以上から、見積もりを取得しましょう。オンライン一括査定サービスを利用すれば、効率的に集められます。

 

比較する際は金額だけでなく、対応の丁寧さも重要です。査定士の説明が明確で、減額理由を論理的に説明できる業者は信頼できます。最終的には、複数社の見積もりなどを総合的に判断し、納得のいく買取業者を選ぶとよいでしょう。

 

\納得価格を一発提示!!/

他社に負けない高価格で愛車買取!

 

大きな傷がある車の最適な買取業者の選び方

査定に来た業者とカップル

車に傷がある場合、状況に応じた売却方法の選択が大切です。経年劣化による小傷から事故による大きな損傷まで、傷のタイプや位置によって対処法は異なり、また選ぶべき買取業者も変わってきます。最後に、状況別の最適な売却戦略について解説します。

 

事故車や大きな損傷がある車の専門買取業者を利用しよう

大きな損傷のある車は、事故車・廃車の専門買取業者の活用がおすすめです。損傷評価に精通し、修理や再販の知識も豊富で、中古パーツの販路も持っているため、さまざまな角度から車の価値を見いだしてくれます。

 

スピーディーな対応が可能で、査定から支払いまでの期間が短い業者が理想的です。高価買取には、独自の販路を持つ業者を選ぶことも重要で、国内外に輸出ルートを持つ業者は比較的高値で買い取る傾向があります。

 

大きな損傷がある車の専門買取業者の悪質なトラブル例と特徴

廃車買取のトラブルは、年々増えています。悪質業者の常套手段は、電話で高額査定を提示しておきながら、実際には「修理が必要」などと言って大幅に減額する手口です。

 

また、契約後に「手数料が別途必要」と追加請求をしたり、自動車税の清算を怠ったりするケースも珍しくありません。このような業者は「今日中に契約しないと」と急かしたり、契約書の細部を曖昧にしたりする特徴があります。

 

被害を防ぐには、複数の業者から見積もりを取り、評判を調べ、全ての条件を書面で確認することが大切です。少しでも不審に思ったら、契約を急がず消費生活センターに相談しましょう。​​

 

\納得価格を一発提示!!/

他社に負けない高価格で愛車買取!

 

まとめ

傷を見つけて困る女性

車の傷は買取査定額に大きく影響し、傷の種類・部位・程度によって減額の幅が変わります。小傷から修復歴まで、それぞれの評価基準を理解することが重要です。

 

多くの場合、傷の修理はせずそのまま査定に出すのが得策といえます。査定前のクリーニングや簡易補修、傷の状態を正直に伝えること、複数業者の比較など、傷がある車でも高く売るための方法も参考にしてください。

 

経年劣化による多数の傷や事故車の場合は、専門買取業者の活用も検討すべきです。悪質なトラブル例を確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。

 

▼ライタープロフィール

車の買取で傷はいくら減額される?種類別の査定減額目安と高額売却のコツ

鈴木祐貴

車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。

現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。

バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。

 

豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!

いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。

 

\30秒でカンタン査定依頼!/

今すぐ無料査定を受ける

車の買取で傷はいくら減額される?種類別の査定減額目安と高額売却のコツ

無料の査定を申し込む

 

シェアページトップへ