中古車買取で動かない愛車を賢く売却!状態別買取相場と早期売却のメリット
長年の愛車がエンジントラブルで動かなくなったとき、多くの人は廃車にするしかないと諦めてしまいがちです。しかし実は、不動車でも専門業者に買い取ってもらえる可能性が十分にあります。
故障箇所や車種、年式によって査定額は変わるため、適切な業者選びが重要です。この記事では、動かない中古車の買取事情や高価買取のコツ、専門業者の選び方まで詳しく解説していきます。
※目次※
・動かない中古車でも買取可能で、故障の種類や車の状態によって価格が大きく変わる。
・不動車専門買取業者は、一般買取業者より高額査定の可能性が高く、無料レッカーや廃車手続き代行などのサービスを提供している。
・動かない中古車は放置するほど価値が下がり、自動車税や自賠責保険などの維持費が発生し続けるため、早期売却が経済的に合理的。
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動かない中古車とは?不動車の種類と買取の可能性
動かない中古車を売却する際、車両の状態や故障の種類によって、買取価格や手続きが大きく変わります。まずは、エンジン不動やバッテリー上がり、事故車など状態別の買取条件や、査定への影響を見ていきましょう。
動かない中古車が買取対象になる条件とは
動かない中古車でも買取が可能となる条件は、車としての価値や再販可能性がまだ残っていることがポイントです。エンジンが完全に故障していても、車体が極度に損傷していなければ、買取対象になる可能性が高いでしょう。
不動の原因が、バッテリー上がりや単純な電気系統のトラブルであれば、修理の見込みがあるため買取価格が付く傾向にあります。また、希少価値のある旧車や限定モデルは、動かなくても高額査定が期待できる場合もあるでしょう。
動かない中古車の種類別・症状別の買取査定への影響
不動車の査定評価では、故障の種類によって価格に大きな差が生じます。エンジン不動の場合、原因がバッテリー上がりなら修理すればよいだけなので、比較的高値で買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
内部破損やオイル漏れなど、重度の機械的故障は査定額を大幅に下げる要因です。事故車については、フロント部分の損傷よりも、リアやサイドの大きな損傷のほうが修理コストが高くなるため、買取価格は低くなる傾向にあります。
電装系トラブルは、単純なヒューズ交換で解決する場合は影響が少ないものの、コンピューター関連の複雑な故障では減額が大きくなるでしょう。
中古車が動かなくなる主な原因と、買取・修理の判断基準
中古車が動かなくなる主な原因として、まずバッテリー上がりが挙げられます。長期間の未使用や近距離での使用が続くと、バッテリーが充電不足に陥りやすいでしょう。
メインヒューズの脱線も、電装品を多く取り付けている車に多い故障原因です。修理すべきかの判断基準としては、修理費用と車両価値のバランスを考慮する必要があります。
バッテリー上がりやセルモーター故障は比較的少額で修理可能な一方、エンジンブローなどの深刻な故障は50~100万円程度の修理費がかかるため、売却を検討したほうが経済的な場合も多いでしょう。
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動かない中古車の買取実態と専門業者の特徴
不動車の買取においては、一般買取業者と専門業者の間に大きな違いがあります。ここでは、動かない中古車を少しでも高く売るために知っておくべき業者選びのポイントと、各業者が提供するサービス内容についてチェックしていきましょう。
動かない中古車の買取依頼をするなら?一般買取業者と不動車専門買取業者の違い
一般買取業者と不動車専門買取業者には、明確な違いがあります。一般の中古車買取業者は、再販での利益を重視するため、不動車の買取に消極的な傾向があるでしょう。
対照的に、不動車専門の買取業者は、動かない車両の取り扱いに特化しているため、積極的に買取を行っています。業者によっては、廃車手続きの代行費用が無料のケースもあるようです。
買取価格においても、専門業者は車の素材やパーツから価値を見いだすノウハウを持っているため、一般業者より高額になりやすい傾向があります。
不動車専門買取業者が提供するサービス内容
不動車専門買取業者は、動かない車を扱うノウハウを持ち、独自のサービスを提供しています。
最も特筆すべき点は、無料でのレッカー引き取りサービスを標準装備している業者もあることです。通常、一般買取業者では数万円かかるので、売却時の負担が大きく軽減されるでしょう。
また、廃車手続きの代行サービスも無料で行うケースが多く、自動車税や自賠責保険の還付金も含めた形で、買取価格を算出してくれる点もメリットです。
業者によっては海外輸出ルートを確立しており、国内では価値がないとされる車種でも、高値で取引されることもあります。
動かない中古車の買取業者を選ぶポイント
不動車の買取業者を選ぶ際は、レッカー代の負担有無を最初に確認すべきでしょう。無料でレッカー対応してくれる業者がある一方で、一部では手数料として買取額から差し引かれることがあります。信頼できる業者の選定には、口コミ・評判の調査が欠かせません。
また、廃車手続きの代行サービスの有無も、比較検討すべきポイントです。税金面では、自動車税の還付金の扱いについての確認も必要になります。契約前には、査定金額や手数料の詳細確認を怠らないようにしましょう。
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動かない中古車の状態別買取相場と決定要因
不動車の状態によって、買取価格は大きく変わります。車の故障や事故の種類、年式・人気度などが、価格を決める重要な要素となるのが一般的です。ここでは、状態別買取相場について詳しく解説していきます。
エンジントラブルで動かない中古車の買取相場
重度のエンジントラブルがある車両は、一般的な中古車買取業者では買取価格が付かないケースも少なくありません。
エンジン修理費用は、故障の度合いによって変動しますが、最悪の場合はエンジン載せ替えが必要となり、100万円を超える修理費用が発生することもあります。
このような状態では修理して乗り続けるより、車を手放して新しい車に乗り換えるほうが、経済的な選択となる場合が多いでしょう。
エンジントラブルのある車は、故障車・不動車専門の買取業者に依頼するのが賢明です。独自の販売ルートやノウハウを持つ専門業者なら、一般業者より高価買取が期待できます。
事故・水没などで動かない中古車の買取価格
事故車の買取価格は、損傷の程度によって大きく左右されますが、市場価格の約50%減の査定額になるケースが一般的です。
水没車も、浸水レベルによって相場が変わります。特に電気系統の損傷が深刻で、ハンドル上まで水没した場合の買取価格は、市場相場より大幅に下がるでしょう。
しかし、大破した事故車でも、専門買取業者であれば数万円での買取が可能です。モデルによっては、パーツ取りの需要から予想以上の価格が付くこともあるでしょう。
特に人気車種の場合、部品の価値が高く評価される傾向にあります。海外輸出ルートを持つ業者なら、日本では修理コストが見合わない車両でも価値を見いだせるでしょう。
車種・年式・人気度による、動かない中古車の買取価格の変動要因
不動車の買取価格は、車種や年式によって大きな差が生じます。スズキ ジムニー(2022年式)では66万円、フォルクスワーゲン ティグアン(2020年式)は80万円という高額査定例もあるようです。希少価値の高い限定モデルは、不動状態でも高額査定が期待できるでしょう。
人気車種はパーツ需要も高いため、部品取りとしての価値も評価されます。輸入車は純正部品の価格が高いため、パーツ価値が国産車より高く評価されることもあるでしょう。
動かない中古車の廃車買取・中古車買取の価格差と選択基準
廃車買取と中古車買取には、明確な価格差が存在します。廃車買取では車体の素材価値が基準となるため、一般的に数千円~数万円程度の買取価格となるでしょう。
一方の中古車買取では、車両としての再販可能性が評価されるため、状態によっては数十万円以上の価格が付くこともあります。
エンジンやトランスミッションに重大な故障がある場合は廃車買取が適していますが、海外輸出ルートを持つ専門業者であれば、国内では廃車相当でも中古車として買い取ってくれる可能性があるでしょう。
自分の車の状態を正確に把握し、複数の業者に査定を依頼することが大切です。
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動かない中古車を高く買取してもらうためのコツ
動かない中古車でも、高値で売却するためのコツを紹介します。不動車の状態にかかわらず、いくつかの工夫で買取価格をアップさせることが可能です。車内外の丁寧な清掃の他、複数業者の相見積もりを取ることも重要となります。
動かない中古車でも買取額をアップさせるための基本準備
不動車の買取価格を上げるためには、いくつかの基本的な準備が欠かせません。まず車内外の清掃を丁寧に行い、ごみやほこりを除去することが重要です。
見た目・臭いの印象は査定に大きく影響するため、消臭にも気を配るべきでしょう。事前に、買取相場を調べておくのもよい方法です。
ただし、高額な修理は避けましょう。修理費用以上に買取価格がアップすることは、ほとんどありません。
複数業者での査定比較がもたらす効果と方法
動かない中古車の買取では、複数業者の査定を比較することが欠かせません。買取価格は業者ごとに大きく異なるため、相見積もりが必須です。ある業者では無料引き取りと判断された車両でも、別の業者では数千円以上の査定額が付くケースもあります。
3社程度の不動車買取業者に査定を依頼し、比較検討するのが理想です。査定依頼は、電話やLINEなどを活用すれば、手軽に複数業者の対応や価格を比較できます。
特に、事故車・不動車を専門に取り扱っている業者は独自の販路を持っているため、一般買取業者より高額査定が期待できることが多いでしょう。
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動かない中古車の買取手続きと必要な書類
不動車を売却する際には、書類準備と手順の理解が不可欠です。ここでは、必要な書類や車検切れ車両・長期放置車両の買取についてなど、売却を効率的に進めるポイントを確認しましょう。動かない中古車でも適切な手続きを踏めば、スムーズに売却が完了します。
動かない中古車を買取してもらう際に必要な書類一覧
動かない中古車を業者に売却する際は、車両のその後の扱いによっても変わりますが、売却・廃車の両方に必要な書類を準備しておくと万全です。
【売却で必要な書類】
・自動車検査証(車検証)
・自動車リサイクル券
・自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
・印鑑証明書(発行後3か月以内)
・実印
・譲渡証明書(業者が用意する)
・委任状(業者が用意する)
【廃車の場合に追加で必要なもの】
・ナンバープレート2枚(前後)
・自動車登録番号標
車検が1か月以上残っている場合は、自動車重量税還付申請書と還付金を受け取る口座情報も用意しておくとよいでしょう。車検証の記載住所と現住所が異なる場合は、住民票などの住所変更を証明する書類も求められます。
車検切れ・長期放置車両の場合の買取手続きの特徴
車検切れや長期放置された車両でも、売却は十分に可能です。車検切れ車両の場合でも、売却時に必要な書類は通常車と同じものが適用されます。長期間放置されていた車は、塗装や機関の状態が良くても査定額が下がる傾向にあるでしょう。
長期放置車でも多くの場合は買取金額が付くため、まずは査定に出してみるのがおすすめです。廃車処分すると売却金が得られないだけでなく、解体費用1万円~2万円程度と運搬費用1万円程度、各種手数料を含めると3万円程度の費用が発生することになります。
車検切れのまま放置しておくと車両の劣化が進行し、価値が下がり続けてしまうため、早めの売却が賢明です。
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動かない中古車を買取してもらう際のトラブル・注意点
動かない車を買取に出す際には、さまざまなトラブル・問題が発生する可能性があります。ここでは、不動車売却時に起こりがちなトラブル事例とその対処法、事前に確認すべき重要ポイント、そして査定方法の違いによる信頼性の差について見ていきましょう。
動かない中古車の買取業者とのトラブル事例と予防策
不動車買取では、「査定額が大幅に下がる」「契約後に減額される」などのトラブルが発生することがあります。
特に悪質な業者は「今売らなければ価値が下がる」と焦らせ、強引に契約を迫る手口を使うこともあるでしょう。契約書にサインする前に、落ち着いて内容をしっかり確認することが重要です。
トラブル防止のためにも、事前に複数業者で査定を受けて相場を把握しておくことをおすすめします。業者選びでは、インターネットの口コミ・評判をチェックし、信頼性を確認するのが賢明です。
契約時には手数料の内訳を明確にしてもらい、不明点は質問するようにしましょう。キャンセル時の違約金についても、事前確認が必要です。
動かない中古車の買取後のクレームや返金問題への対処法
中古車買取後にクレームが発生した場合の対処法を、知っておくことも欠かせません。
まず初めに考えるべきは、売却前の書類や車両状態の証拠を保存しておくことです。契約後に減額やキャンセル要求があった場合は、買取業者と冷静に話し合い、問題の原因を明確にします。
買取契約書はきちんと保管し、クレーム時には契約内容と照らし合わせて確認することが大切です。解決が難しい場合は、消費生活センター(全国共通電話番号:188)に相談するという選択肢もあります。
クレームを未然に防ぐためには、売却前に車の状態を写真・動画で記録しておくことが、効果的な予防策となるでしょう。
動かない中古車のレッカー費用や引き取り条件の事前確認ポイント
不動車売却時のレッカー費用は業者によって大きく異なるため、事前確認が必須です。
専門買取業者では無料でレッカー対応してくれることもありますが、引き取り距離や車両の状態によっては有料になるケースもあります。見積書に、引き取り料金が明確に記載されているか確認しましょう。
電話では「無料で引き取ります」と言っていても、実際に現地に来てから「レッカー費用が無料なわけではない」と、費用を請求するケースもあるため注意が必要です。業者選びの際には「レッカー費用も無料」と明記されているかを確認しましょう。
動かない中古車のオンライン査定と実地査定の違いと信頼性
オンライン査定は、自宅にいながら簡単に愛車の価値を知れる便利さが魅力です。しかし、車両の詳細な状態を正確に伝えることが難しいため、実際の買取価格との差が生じることも少なくありません。
一方、実地査定ではプロの査定員が車両を直接確認するため、より正確な評価が期待できます。特に不動車の場合、エンジンの状態や修復歴など細部まで専門的な目で確認されるため、適正な価格提示につながるでしょう。
査定の所要時間はオンラインが数分、実地査定は30分~1時間程度かかりますが、信頼性を重視するなら実地査定がおすすめです。
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動かない中古車を買取してもらわず放置するリスク
最後に、動かない中古車を所有し続けるリスクについて理解を深めていきましょう。不動車は、放置すればするほどさまざまな問題を引き起こします。
自動車税や自賠責保険料などの維持費は所有し続ける限り発生し続け、車両自体も経年劣化により価値が低下していくでしょう。
動かない中古車を所有し続けるデメリットと維持費用
動かない車を所有し続けることは、思わぬコストや問題を招きます。まず、自動車税や自賠責保険料といった維持費が、名義人である限り発生し続けるため、経済的負担が大きくなることです。
また、長期間放置された不動車は、車上荒らしや部品盗難の標的になりやすく、犯罪に利用されるリスクも無視できません。
車検切れで不動状態の場合、再び公道を走らせるには、仮ナンバー取得やレッカー手配などの追加費用が必要となるでしょう。
動かない中古車の経年劣化による価値低下と最適な買取タイミング
中古車市場では、登録から10年が経過すると査定価格が著しく下落する傾向があります。車の寿命を考慮すると、9年目での売却が経済的に最適なタイミングといえるでしょう。
さらに重要なポイントとして、登録から13年を超えると自動車税・重量税が増税されるため、維持費負担が大きくなります。定期的なメンテナンスを行っていても、経過年数だけで査定額は下がるため、車の売却は10年を目安に検討するのが賢明です。
動かない中古車の放置に関する法的リスクと自治体の対応
車を長期放置すると、法的なトラブルや行政処分のリスクが発生します。駐車場代を避けるために路上などに放置すると、不法投棄と見なされ、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金という、重い罰則に処される可能性があるでしょう。
また、自治体から「放置自動車」と認定され、警告書の貼り付けや通知書の送付などの措置が取られます。市区町村は条例に基づき、一定期間経過後に車両の撤去を行う権限を持っており、この場合の撤去・保管費用は所有者に請求されることを覚えておきましょう。
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まとめ
動かない中古車を売却する際は、正しい知識と準備が重要です。不動車の種類や故障状態によって、買取相場が大きく変わることを理解し、複数の専門業者に査定を依頼することで最適な売却先を見つけられます。
また、売却前の基本準備や必要書類の準備も、買取額アップの鍵です。不動車は放置するほど価値が下がり、税金や管理コストがかかり続けるため、早期売却が経済的にも合理的な選択といえます。
状態に応じた適切な売却方法を選び、専門知識を持った買取業者に相談することで、予想以上の買取価格が実現する可能性があるでしょう。
▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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