車の査定はネットでできる!査定の流れや売却に失敗しないポイントを解説
「愛車を手放すとき、どうやって査定に出せばいいのか分からない」「手間なく高く売りたいけど、どこに頼めばいい?」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そのような場合にはネット査定がおすすめです。特に複数の業者の査定額を比較できる点は、大きなメリットといえます。
そこでこの記事ではネット査定の流れや高く売るためのコツ、一括査定の注意点について詳しく解説します。大切にしてきた愛車を、できるだけ高く売りたい方は、ぜひチェックしてください。
※目次※
・車のネット査定は24時間どこからでも簡単に申し込みができる便利なサービス。
・ネット査定だけでは正確な査定額の把握は困難なため、正確な査定額を知るには実車査定が必要。
・査定を受ける前に査定基準を理解し、必要な準備をして臨めば高額査定が得られやすい。
\納得価格を一発提示!!/
車のネット査定がおすすめの理由
車のネット査定には、従来の店舗査定と比べて多くのメリットがあります。24時間どこからでも簡単に申し込みができ、複数業者の査定額を比較できる点は大きな魅力です。まずは、車のネット査定にどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
店舗に行く必要がない
ネット査定の最大の魅力は、時間や場所を選ばず査定依頼が可能な点です。スマホやパソコンがあれば、24時間いつでもどこからでも、わずか数分で申し込みが完了します。
仕事で忙しいという方でも、移動中や休憩時間、夜間など、自分の都合に合わせて手続きできるのは大きなメリットです。
店舗に足を運ぶ時間や待ち時間が不要なので、貴重な休日を有効活用できます。また車検切れで自走できない車や故障車の場合も、出張査定を依頼することで査定が可能なので、仮ナンバーを取得したり積載車を手配したりする必要がありません。
買取相場と比較できる
ネット査定では複数の買取業者から同時に見積もりを取得できるため、買取相場の把握が容易です。業者によって得意とする車種や査定基準が異なるため、1社だけでなく複数社の査定額を比較することで、より高い金額での売却チャンスが広がるでしょう。
買取業者の多くは車を購入したいと考えているため、競争原理が働き、査定額アップにつながりやすい環境が整っています。相場を知らずに1社だけで査定を受けると、適正価格より大幅に安い金額で売却してしまうリスクがあるため、比較検討は必須といえるでしょう。
契約まで時間がかからない
ネット査定には、契約までの時間が短縮できるというメリットもあります。従来の買取店訪問では査定から契約完了まで数日かかることも珍しくありませんでしたが、ネット査定なら最短3日程度で売却プロセスを完了できるケースも見受けられます。
24時間いつでも申し込み可能なため、自分の都合に合わせて査定を依頼すれば、契約までの時間を短縮できるでしょう。
ディーラーよりも買取店のほうが高く売れる
車の売却先としてディーラーを第一候補にする人も多いですが、買取店を利用したほうが高く売れる傾向にあります。ディーラーに安心感があるのは確かかもしれませんが、ディーラーと買取店の査定価格の差は、平均で15万円ともいわれています。
ディーラーの場合、無理に高額な買取をしなくても、主力となる販売事業が好調であれば利益を上げることが可能です。一方の買取店は、買い取った車を売却して利益を出すという構造が一般的のため、商品を確保するために、ディーラー以上の査定を出すケースが多いのです。
また、買取店は再販売のルートを複数確保しています。年式が古く、日本国内での売却が難しい車の場合は、海外に向けて輸出することも多く、高値で買取を行ってもペイできるという自信を持っているのです。そのため、できるだけ愛車を高く売りたいなら買取店がおすすめといえます。
\納得価格を一発提示!!/
車の買取査定額をネットで調べる方法
車の買取金額の目安をネットで調べる方法もあります。車を売却する前に相場を把握しておくことで有利に進められるだけでなく、不当に安い査定額を提示された際にも気づくことが可能です。ここからは、おおよその査定額を予想する方法について解説します。
買取業者の販売実績を確認する
買取業者の公式サイトには、過去の査定や買取の実績が掲載されているケースがあります。
これらの実績から車種名、年式、走行距離、ボディカラーなどの情報を確認できるので、自分の車と条件が近い車両を探してみましょう。特に人気車種であれば実績が豊富です。
この方法なら個人情報を入力する必要がなく、スマホやパソコンから簡単に閲覧できるのが魅力といえます。ただし、相場は常に変動するため、古すぎる実績データはあまり参考にならない点に注意が必要です。
メーカー公式サイトの下取り参考価格を確認する
トヨタやレクサスなどのメーカーでは、公式サイトで下取り参考価格シミュレーションを提供しています。これは、メーカー名、車種、年式などの基本情報を入力するだけで、おおおよその下取り価格を確認できる便利なツールです。
国産車にも輸入車にも対応しているため、幅広い車種の相場を把握できます。ただし、表示される金額はあくまで参考価格であり、実際の査定額は車の状態や市場の動向によって大きく変動する点には注意が必要です。
販売価格から買取相場を予想する
中古車販売サイトの価格から買取相場を予測する方法も効果的です。一般的に中古車の販売価格と買取価格の差は約20%~40%とされているため、100万円で販売されている車の買取相場は80万円~60万円程度と計算できます。
この方法は個人情報の入力が不要で、ネットで手軽に調べられる点が魅力です。ただし、この計算はあくまで目安であり、車の状態によっては買取価格が大幅に低くなることがあります。また車種や年式、市場の需要によっても変動します。
ネットだけでは正確な査定額の把握は困難
ネット査定は、車の状態や必要情報を入力するだけで概算査定額が分かる便利なサービスですが、実際の車両を見なければ分からない要素も数多く存在します。
ボディの傷やヘコミ、エンジンの状態など、実車を確認しないと正確な評価ができないため、ネット査定と実車査定では、金額に差が生じるのが一般的です。正確な査定額を知るためには、実際に査定士に車を見てもらう必要があります。ネットの査定額は、あくまで目安と考えておくべきでしょう。
\納得価格を一発提示!!/
車のネット査定を利用する手順
車のネット査定を利用するには、大きく分けて5つのステップを踏む必要があります。手順の詳細を確認しておけば、初めて車を売却する場合でも安心して一歩を踏み出せるでしょう。ここからは、ネット査定を受ける際の手順について解説します。
車に関する情報と個人情報を入力する
車のネット査定を利用する際には、まずは買取サイトに必要情報を入力します。必要なのは、車種、メーカー名、グレード、年式、走行距離などの車両に関する情報と、氏名、住所、連絡先などの個人情報です。
正確な査定額を得るために、車検証を確認して初度登録年月を正確に入力しましょう。特に走行距離は実際の数値を入れることが大切です。より良い査定結果を得るために、装備やオプションも漏れなく記入しましょう。
買取業者からの連絡に対応する
必要な情報を入力したら、しばらくすると買取業者から連絡が入ります。連絡手段は電話が一般的ですが、最近ではメールやLINEを選べる業者も増えています。
複数の業者に査定を依頼している場合は、各社からの連絡内容を比較しやすいよう、メモを取っておくと便利です。
大まかな査定額を聞いて納得できれば、実車査定の日時を決めましょう。一方、査定結果に満足できない場合は、他社を検討するか査定を断ることも可能です。
査定結果の有効期限は一般的に1週間~10日程度なので、じっくり考えたい場合でもその期間内に決断するようにしましょう。
実際に車を見て査定する
実車査定では、事前に車検証と自賠責保険証を用意しておきます。査定に要する時間は通常30分~1時間程度です。スムーズに売却を進めたい場合は、必要書類もあらかじめ準備しておくと効率的です。
査定士が来訪したら、車の傷や修復歴など状態を正直に伝えましょう。また、カスタマイズパーツよりも純正パーツのほうが評価は高いので、可能であれば元の状態に戻しておくことをおすすめします。
査定後は商談に移るため、時間に余裕を持って臨みましょう。提示された金額に満足できなければ、遠慮なく断ることもできます。
各社の査定結果を比較する
複数の買取業者に査定を依頼している場合、提示額だけでなく対応やサービス内容についても比較検討しましょう。最高額を提示する業者が常にベストとは限りません。
スタッフの対応が丁寧で信頼できるか、契約後のサポート体制は充実しているかなど、総合的に判断することが大切です。
なお、査定額に納得できたとしても、すぐに売却を決める必要はありません。査定結果の有効期限までの間に複数社の査定を比較することで、車の市場価値を正確に把握でき、より有利な条件での売却が可能になります。
契約して車を売却する
査定額と契約内容に納得したら、買取業者と売買契約を結びます。契約前には、カーナビの個人情報消去やETCカードの抜き忘れなど、車内の忘れ物を入念に確認しましょう。契約時には必要書類を準備し、契約内容をしっかり確認することが重要です。
特にローン残債がある場合は注意が必要なため、残債額を事前に確認しておきましょう。買取金額が残債を上回る場合は、ローンの完済と名義変更を買取業者に依頼できます。
下回る場合は不足額を一括払いするなどの対応が必要になるため、事前に相談しておきましょう。車の引き渡しと入金タイミングも確認し、買い替えの場合は日程調整も忘れずに行うことが大切です。
\納得価格を一発提示!!/
車の査定額をアップさせるポイント
車を高く売却するためのポイントは幾つかありますが、中でも最も重要なのが正しい準備と知識です。ここからは、車の状態や市場価値を最大限に引き出し、適正価格での売却を実現するための工夫や準備について見ていきましょう。
車の相場を把握する
車の買取価格の相場を事前に知っておくことは、適正価格での売却に不可欠なポイントです。相場を把握していれば、買取業者から不当に安い査定額を提示された際でもすぐに気づけます。
買取業者の公式サイトやメーカー公式サイトの下取り参考価格シミュレーション、中古車販売サイトなどを利用して、買取金額の目安を確認しておきましょう。
査定基準を理解する
買取業者の査定基準を理解しておくと、売却を有利に進められます。買取業者が用意している査定基準の代表的なものは、年式、走行距離、傷やヘコミの有無、内装のコンディション、エンジンのコンディション、修復歴や改造歴の有無の6点です。
これらの項目が好条件であるほど、高値で売れる可能性が上がります。特に重視されるポイントは走行距離です。目安として5万kmを超えると査定額が下がるケースが多くなり、10万kmを超えた場合は一段と査定額が落ちてしまいます。
車検前であれば車検を受けずに売る
車検切れ間近の車を売却する際、車検を通すべきか迷うところですが、実はそのまま売ったほうが得策という点を知っておきましょう。
車検には普通車で10万円程度の費用がかかりますが、車検を通したからといって査定額が10万円上がるわけではありません。実際のところ、車検費用の10%~20%程度しか査定額に反映されないケースが多く、車検費用を吸収できるほど査定額が上がる可能性は低いのが実情です。
整備記録簿を用意する
車をどのように扱っていたのかを判断する基準として「整備記録簿」の内容が重視されます。しっかりとメンテナンスを受けていたことを証明できる記録であり、次のオーナーにも引き継がれる書類なので、査定の段階で用意しましょう。
大きな修理を受けた経験がある車の場合、整備記録簿があるのとないのとでは、査定額に大きな差が生まれます。仮に現在は車を売る具体的な予定がないという場合でも、廃棄せずに保管しておきましょう。
オプションを確認する
車の査定額を左右する重要な要素として、オプションが挙げられます。特に純正オプションは高評価され、メーカーオプションは後付け不可能なため高額査定につながりやすい要素です。
ETCやカーナビのような大きなオプションだけでなく、その他の細かなオプションを装備している場合は、その全てを紹介できるように準備しましょう。
安全性や快適性に関わるオプションは、特に高く評価されます。シートヒーターや後部座席のエアバッグなどは、その代表的な要素です。
洗車と車内の掃除を行う
業者が車を確認する際の第一印象を決めるのが、内外装がきれいかどうかという点です。どちらもきれいなほうが査定で有利に働き、大切に使用してきた車であることが伝わるため評価アップにつながります。
また内外装が汚れていると、落ちる汚れかそうでないのか、その部分に傷が隠れていないかなど、業者がチェックしなければならない箇所が増えます。事前に汚れを取り除くことにより、査定時間の短縮という効果も生み出すことが可能です。
傷やヘコミは無理に直さない
車の小さな傷やヘコミを見つけると「修理してから査定に出したほうが高く売れるのでは?」と考えるかもしれません。しかし実際には、修理費用が査定額の上昇分を上回るケースが多いのです。
自分で修理する選択肢もありますが、素人の修理は失敗するリスクが高く、かえって査定額を下げる原因になりかねません。傷やヘコミの修理にこだわるより、複数の買取業者に査定してもらい、より高く評価してくれる業者を探すほうが賢明です。
臭いに注意する
車にこもっている臭いも、注意すべき要素です。タバコを吸う時間が多かったり、ペットと一緒に出かける機会が多かったりする場合は、事前にケアしておくことをおすすめします。強烈な臭いが残ったままの状態は、マイナス査定の対象になります。
見落としがちなのは、自分が普段から使っている香水の臭いです。これもマイナス査定の対象になるため、注意が必要です。脱臭剤を使って臭いを落とし、査定当日も香水を使わずに臨むように意識しましょう。
\納得価格を一発提示!!/
車の査定をネットから個人情報の登録なしでできる?
車の査定を行う場合、個人情報を入力する必要があります。一括査定はとても便利ですが、その反面たくさんの営業電話がかかってくるという点がデメリットです。
特に数分おきに何度も電話がかかってくると、ストレスがたまってしまうこともあるでしょう。ここからは、一括査定を利用する際の注意点や、営業電話を避けるための対策を解説します。
一括査定は便利な反面で電話の嵐に遭うことも
ネットから査定依頼をする場合、個人情報を入力するのが一般的です。中でも一括査定はとても便利なため、利用するユーザーも多いでしょう。しかし便利な反面、しつこく営業電話をかけてくる買取業者も存在します。
例えば一括査定に申し込みをすると、折り返しの連絡がかかってきます。オートコールシステムを採用している買取業者の場合、電話に出るまで数分おきに連絡してくるところもあるのが実情です。一括査定を利用する際は、買取業者からのしつこい電話に注意しましょう。
営業電話を避けるための対策
しつこい営業電話を避ける方法は、幾つかあります。まず、前もって口コミなどの情報を確認し、電話営業のない買取業者に依頼する方法です。メールでの連絡を希望できる買取業者であれば、電話ではなくメールで営業を受けられます。
また「査定の依頼をするだけで売却するわけではない」というスタンスを事前に伝えておくのも有効です。売却の意思がないユーザーに営業をかけても意味がないので、しつこく電話をしてこなくなる可能性があります。売却する気がないのであれば、きっぱりと断る姿勢を崩さないのも重要です。
そして「一括査定を利用せず、依頼したい1社に連絡を取る」という方法もあります。査定の効率は悪くなりますが、営業電話のストレスからは解放されます。信頼できる買取業者があれば、そこに任せるほうがストレスを軽減できるかもしれません。
\納得価格を一発提示!!/
まとめ
自動車を売却する際は、車種の相場を確認でき、スムーズな売却を目指せるネット査定が便利です。ただし、正確な査定額を知るには実車査定が必要であり、一括査定サービスでは電話連絡が多くなる点は覚えておきましょう。
高額査定を狙うなら、相場の把握が重要です。また、車検前なら車検を受けずに売却するほうがお得な場合もあります。
査定を受ける前に査定基準を理解し、整備記録簿などを用意した上で、簡単でいいので内外装を掃除して臨むと、高額査定が得られやすくなるでしょう。
▼ライタープロフィール
五十嵐巧
大手出版社での書籍編集を皮切りに、25年以上にわたり書籍・雑誌・Webメディアの編集・ライティングに携わる。現在はフリーランス編集者・ライターとして活動し、複数の自動車メディアでもコンテンツの編集・執筆に取り組む。豊富な取材経験と専門知識を活かし、読者に信頼される情報を提供し続けている。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。
\納得価格を一発提示!!/