改造車・カスタムカーを高く売る方法は？買取に出す際のポイントを解説！
改造車は買取価格が安い傾向があるため、売却時に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、全ての改造車が高く売れないわけではありません。改造車を高く売るポイントを把握しておけば、高価買取も目指せるでしょう。
本記事では、評価されやすい改造ポイントや高く売るための工夫、注意すべき点を解説しますのでぜひ参考にしてください。改造を施した愛車を売却する際は、高く売る方法を知っておくと、納得いく価格で売却できる可能性が高まります。
※目次※
5.改造車を高く売る方法として必要書類が揃っていることをアピールしよう！
・改造車の査定で評価が上がるか下がるかは改造の内容によっても異なります。
・改造車というだけで査定額が低くなるわけではなく、需要が低い改造や車検に通らない改造を施していると高く売るのが難しくなります。
・いくつか高く売る方法を押さえておけば、評価が高まることもあるでしょう。
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改造車・カスタムカーを高く売るのは難しい？
改造車を高く売るのが難しいかどうかは、一概には言えません。一般的には、改造車の査定額は低くなりやすい傾向がありますが、査定額で評価が上がるか下がるかは、改造の内容によっても異なります。
需要が低い改造を施したり、車検に通らない改造をしていたりすると、買取価格が低くなりやすい傾向があることを把握しておきましょう。
万人受けしにくい改造を施しているケース
改造車はオーナーの好みを反映して個性的に仕上げられる一方、中古市場では需要が限られます。奇抜なエアロや派手なペイントなど、新車時から大きく離れた改造車ほど買い手が少なく、高値がつきにくい傾向があります。
そのため、個性の強い改造は査定額を下げる要因となり、市場価値を低く判断される可能性がある点に注意が必要です。
保安基準に適合しない改造を施しているケース
不正改造車や違法改造車と呼ばれるような、保安基準に適合しない改造を施しているケースでは、査定額が大きく下がる傾向があります。車検に通らない改造車は、そのまま販売できず、整備を行う必要があるためです。
改造車を保安基準に適合させるには手間や費用がかかるため、一般的な中古車買取店では積極的な買取を行いません。
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改造車・カスタムカーを高く売るためのアピール方法
改造車というだけで査定額が低くなるわけではありません。改造車を高く売るには、アピールポイントをきちんと伝えて買取価格アップを目指しましょう。
主に改造車の売却で評価されやすいのは、定番のカスタマイズや高額パーツを装着している場合などが挙げられます。完成度の高いコンプリートカーも高く売れる可能性があるでしょう。
定番のカスタマイズや高額パーツを装着している
改造車の中でも、マフラーなどの定番カスタマイズを施した車は、比較的多くの方に好まれやすいため評価が高い傾向です。中古車市場での需要が見込めるほど、高く売れる可能性が高まります。特に高額パーツや人気ブランドであれば、評価アップに期待できるでしょう。
カーナビやホイールなど、パーツ自体の価値が認められて高値がつくこともあります。そのため、パーツ自体の価値が高い場合は車全体の評価にもプラスに働き、高額買取につながるケースが多いのです。
メーカーや専門ショップが手がけたコンプリートカー
メーカーや専門ショップが改造を施して販売する「コンプリートカー」は、品質や安全性の信頼度が高く、中古市場でも人気があります。個人が改造を施した車よりも高い評価が見込めるでしょう。
人気の高いチューニングショップが手がけた改造車ほど希少性が評価され、高く売ることができるかもしれません。改造車は一般的な中古車市場では敬遠されがちですが、コンプリートカーであれば、アピールポイントになります。
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改造車・カスタムカーを高く売るためのポイント
改造車を査定に出す際には、純正部品の扱いや改造内容の説明次第で評価が変わることも珍しくありません。高く売る方法を把握した上で査定を受けることで、納得いく価格で売却できる可能性が高まるでしょう。ここでは、改造車をより高く売るために押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
取り外した純正部品と一緒に売却する
改造の際に取り外した純正部品があれば、車と合わせて査定してもらいましょう。原状回復が難しい場合、査定額に影響を与えることもありますが、純正部品が揃っていれば「再販しやすい車」と判断されるかもしれません。
純正品はメーカーによって安全性・耐久性が確保されているため、中古市場でも高い需要があります。純正に戻して売却するのが難しい場合でも、車と合わせて売却できる場合は評価アップにつながるでしょう。
改造した部位を正確に伝える
改造車を買取査定に出す際は、どの部位をどのようなパーツを使用して改造したのかを正確に伝えることが大切です。例えば「人気メーカーのタービンキット」「人気メーカーのバケットシート」など、すぐに目につくようなものでも、改めて伝えておくと評価がもれるのを防げるかもしれません。
査定の際には車の価値を評価してもらえるよう、カスタマイズにかかった費用を伝えたり、思い入れを伝えたりすると、高い査定額につながることがあります。
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改造車・カスタムカーを高く売るコツ
車を高く売るためのコツは、改造車も一般的な車も大きく変わりません。売ると決めたらなるべく早く手放す、車が高く売れやすい時期を狙う、事前に相場を調べておくといった基本的なポイントを押さえておきましょう。
なお、車検の有効期限が残り少ない場合も車を高く売るために、わざわざ更新する必要はありません。車検を受けたことで査定額が上がっても、かかった車検費用を上回る可能性が低いためです。車検が切れてしまっても、査定がマイナスになることはないため、そのまま売却するのがおすすめです。
また、ディーラー下取りよりも、中古車買取のノウハウを持つお店に売却したほうが高く売れる傾向があります。
改造車を高く売る方法として必要書類が揃っていることをアピールしよう！
改造車を高く売る方法は、いくつもあります。中でも、必要書類が不備なく揃っていれば、買取業者は滞りなく次のユーザーに販売できるため、評価が高まることもあるでしょう。そのためには、売却の流れや必要書類を正しく理解しておくことが重要です。
ここでは、改造車をスムーズかつ高く売るために売却の流れや必要書類をおさらいしておきましょう。
改造車を売却する際の流れ
車を売却する流れは、改造車も一般的な車も変わりません。まずは、中古車買取業者、ディーラー下取り、オートオークションへの出品、個人売買など、高く売るにはどのような方法が最適か決めましょう。
次に、いくつかの売却先候補を決めたら、実車査定を受けて複数社の見積もりを比較して、高く売れるお店を選びます。契約を結び、必要書類と車を引き渡したら、名義変更手続きや入金を待ちましょう。なお、多くの場合、中古車買取時の名義変更の手続きはお店が代行します。
改造車を売却する際の必要書類
車を売却する際の必要書類は、改造車も一般的な車も変わりません。スムーズに売却するためにも、書類に不足がないよう用意しましょう。必要書類は担当者の説明に従って準備しますが、ここでは基本的な書類を紹介します。
基本的に必要となるのが、自動車検査証（車検証）、自賠責保険証明書、 自動車税納税証明書、自動車リサイクル券です。普通自動車は実印を用意しましょう。この他にも、姓名に変更がある場合や引っ越した場合、特殊なケースもあるため、分からない場合は担当者に確認を取って用意してください。
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まとめ
買取査定において改造車が評価されるか、評価を下げるかは改造の内容によっても異なります。改造車というだけで査定額が低くなるわけではなく、需要が低い改造や車検に通らない改造を施していると高く売るのが難しくなる傾向です。
改造車を高く売るポイントを把握しておけば、高価買取も目指せるでしょう。納得いく価格で売却できるよう、売却の流れや必要書類など基本を押さえておくことは大切です。
【この記事の執筆者】
松田 莉乃
過去の愛車は32GT-R、180SX、33Z。車の構造に興味を持ち「自分の車は自分で作りたい」という気持ちから自動車整備工場に勤務した経験を持つ。中古車買取査定員やタウン情報誌の編集部として仕事をした経験を活かし、主に車・タイヤ関係のメディアを対象に2020年からフリーランスのライター兼エディターとして活動中。
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