アルファードの歴史から魅力を探る|初代から最終モデルまで徹底解説!

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アルファードの歴史から魅力を探る|初代から最終モデルまで徹底解説!

アルファードの歴史から魅力を探る|初代から最終モデルまで徹底解説!

2002年に発売されてから、多くのユーザーに愛されてきたラージミニバン「アルファード」は、2018年頃を機に爆発的な人気を得て、販売台数も大きく向上しました。ただ、なぜここまでアルファードが支持されるようになったのか、その理由まではよく知らないという方もいるのではないでしょうか。

 

アルファードは、18年の歴史の中で進化を続けながら、ミニバンオーナーたちにとって魅力ある車種へと変わっていきました。アルファードがどのようなモデルチェンジをしてきたのかを知ることで、アルファードの魅力をより深く理解できます。

 

そこでこの記事では、アルファードの歴史を紐解きながら、ライバル車種との比較をしていき、アルファードの魅力に迫っていきます。

 

※目次※

1.アルファードの歴史を紐解く

2.次期フルモデルチェンジでヴェルファイアと統合される?

3.アルファードのライバル車種もチェック!

4.アルファードの中古車情報を見てみよう

5.まとめ

 

■POINT

 

・アルファードは上品で高級感あるデザインだけでなく、安定した走りが魅力!

・次のフルモデルチェンジでアルファードとヴェルファイアがモデル統合する可能性あり

・在庫が豊富なアルファードは中古車で買う方がお得!

 

 

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アルファードの歴史を紐解く

アルファードの歴史から魅力を探る|初代から最終モデルまで徹底解説!

アルファードの魅力を探るためには、まずアルファードがどのような変遷をたどってきたのかを知っておきましょう。初代アルファードが市場に登場したのは2002年のことです。その後、2回のフルモデルチェンジを経て、現在販売されているのは3代目モデルにあたります。

 

初代アルファードは、日産の「エルグランド」に対抗するためにリリースされたミニバンでした。対抗馬が乗用車として使いやすいミニバンを目指すなか、アルファードは上品で高級感のあるデザインへと変化しいていくことで、ラグジュアリーなミニバンとして差別化されていくことになります。

 

アルファード・モデルチェンジ年表

2002年5月22日

「アルファードG」、「アルファードV」販売開始

2003年7月30日

「ハイブリッド アルファード」販売開始

2005年4月19日

3種すべてにマイナーチェンジを実施

2008年5月12日

1回目のフルモデルチェンジ。「アルファードV」は「ヴェルファイア」として独立

2011年9月27日

マイナーチェンジを実施し、ハイブリッドグレードを追加

2015年1月26日

2回目のフルモデルチェンジ。大空間高級サルーンをキーワードに、高級車イメージにシフト

2017年12月25日

3代目モデルのマイナーチェンジを実施。「トヨタ セーフティセンス」が全車に搭載された。

※slide →

アルファードの歴史をさかのぼっていくと、少々複雑な歴史があります。2008年に行われた最初のモデルチェンジに伴い、アルファードのモデルのひとつが、「ヴェルファイア」として独立したシリーズになったのです。これ以降、アルファードとヴェルファイアは、違ったコンセプトを掲げるようになっていきました。

 

アルファードの歴史をかんたんにまとめてみると、現在のアルファードが3代目のモデルで、1度マイナーチェンジが加えられているのがわかります。初代、2代目のモデルも、それぞれマイナーチェンジが1回だけ実施されており、各世代が前期型と後期型に分かれている形です。この流れに沿うと、次のアルファードのモデルチェンジは、マイナーではなくフルモデルチェンジである可能性が高くなります。

 

初代アルファード

アルファードの初代モデルが発売されたのは2002年です。トヨペット店が販売するアルファードGと、ビスタ店で販売されるアルファードVの2種類で展開されましたが、スペックにほとんど違いがなく、フロントグリルのデザインによる差異だけになっています。グレードは、4気筒車がAX、ASの2種類、6気筒車はMX、MS、MZの3種類の計5種類がラインナップされました。

 

トヨタには、同じタイプの車としてすでに「ハイエース」がありましたが、多大な人気を誇っていた「エルグランド」の勢いに押され、なかなか販売台数が伸びなかったのです。さらなる対抗馬といて製造された「アルファード」は、大人数がゆったり座れるというだけでなく、乗り心地の良さも追及したことで徐々に人気を得ていきます。

 

初代アルファードハイブリッドモデル

初代アルファードの発売から約1年後には、「アルファード・ハイブリッド」が発売されました。これは、アルファードG、アルファードVをハイブリッド化したものではなく、第3の車種として製造されたものです。

 

無段変速機とモーターを合わせてハイブリッド化するという、トヨタが独自開発したシステム「THS-C」を搭載しただけでなく、「E-Four」と呼ばれる電気式の四輪駆動システムも採用され、当時のトヨタが有する技術の粋が詰め込まれた先進的なハイブリッドカーでした。車体重量はかなり増えてしまったものの、燃費はアルファードGやアルファードVよりも優れています。

 

2代目アルファード

2008年のモデルチェンジでは、アルファードVが「ヴェルファイア」に改称したことにより、アルファードを名乗るのは「アルファードG」の後継機のみとなりました。これ以降のアルファードは、上品と洗練をコンセプトに据えてアップデートされていきます。特徴的なフロントグリルが強調され始めたのも、2代目アルファードからです。

 

全長、全幅ともに少し拡大されたことで、車内も少し広がってさらにゆったりと7人が座れます。搭載されているエンジンは、初代アルファードと同様に直4タイプとV6タイプがありますが、どちらも改良が加えられたので、車体重量が増えたとしても燃費は決して悪くありません。

 

3代目アルファード

2015年のフルモデルチェンジ、アルファードは3代目となり、これに2017年のマイナーチェンジも加えられたものが現行モデルです。大空間高級サルーンをキーワードに、豪華と勇壮をコンセプトに掲げ、高級車路線へとシフトしていきます。快適性にこだわったインテリアは、高級セダンにも劣りません。

 

マイナーチェンジで「トヨタ セーフティセンス」を全車に搭載し、安全性能を大きく向上させています。ただ豪華でパワフルなだけでなく、快適かつ安心して乗れるラグジュアリーなミニバンとして進化を遂げています。

 

袂をわかってから、ヴェルファイアの方が売上台数の多い時期が続いていましたが、3代目へのフルモデルチェンジとマイナーチェンジを経て立場は逆転しました。ヴェルファイアを大きく引き離し、アルファードはラージミニバンの筆頭となりつつあります。

 

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次期フルモデルチェンジでヴェルファイアと統合される?

アルファードの新型リリースは2022年になると予想されています。3代目になってから、すでに1度マイナーチェンジをしているので、次はフルモデルチェンジになる可能性が高いのですが、販売経路を統一するために、ヴェルファイアとアルファードを統合するのではないかと示唆されています。

 

まだ正式なスペックは発表されていませんが、パワートレインについては、直列4気筒の2.5Lハイブリッド、直列4気筒の2.4Lターボになるのではないでしょうか。現行モデルで使われているV6 3.5Lは、使われない可能性の方が高そうです。

 

アルファードのライバル車種もチェック!

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アルファードには、以前からライバルとされている車種がいくつかあります。とくに、日産のエルグランドは、アルファード発売当時からミニバンの販売シェアを独占しているような状態でした。

 

アルファードの魅力をさらに詳しく知るためにも、ライバル車種の特徴も知り、アルファードと何が違うのかを把握しておきましょう。

 

日産・エルグランド

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アルファードの歴史を語るうえでは、触れないわけにはいかないミニバンのメジャー車種です。現行モデルのエルグランドは、3列目を倒して格納できることでラゲージを広く使えたり、床を低めに作ったりしています。大人数が快適に乗れるという、昔からのコンセプトを今も重要しているからでしょう。

 

ワンタッチで開けられるパワースライドドアや、パワーバックドアなど使いやすさにおいては今も光るものがあります。ただ、緊急自動ブレーキが未搭載であることや、最小回転半径の大きさから、少々運転しにくいイメージがあります。大きさ、広さ、乗りやすさを見れば、同乗者にとって嬉しい車ですが、運転者にとっては扱いづらいかもしれません。

 

中古価格の相場は、一番安価な「250 XG」だと大体90~190万円ぐらいまで幅があります。新車価格が338万円であることを考えると、かなりお得に手に入れられる車ではあります。

 

ホンダ・オデッセイ

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「オデッセイ」も、3列目を格納できることや、床が低くて乗りやすいといったメリットがあります。オデッセイで特筆すべきポイントは、ハイブリッド車の燃費の良さでしょう。上級ミニバンのJC08モードのカタログ燃費は、ハイブリッドでも大体15.0km/L前後といったところですが、ハイブリッドのオデッセイは最高で26.0km/Lと、ずば抜けた低燃費となっています。モーターを走行用と発電用に分けたことで、低燃費でありながら優れた加速を併せ持っているのもオデッセイの強みです。

 

オデッセイの中古価格相場は、「G・AERO ホンダ センシング」の7人乗りモデルで、200~250万円になります。

 

メルセデスベンツ・ Vクラス

アルファードの歴史から魅力を探る|初代から最終モデルまで徹底解説!

高級外車のメルセデスベンツの「Vクラス」は、国産ミニバンに比べると少し影が薄めですが、ベンツだけあって品質の高さはまさに一流です。インテリアは、ベンツの車としては比較的質素で、若干商用車寄りといった声もあります。

 

ただ、小回りの良さや安定性の高さ、高速走行時の横風に強い車体制御システムなど、走行性能の高さにはベンツらしいこだわりが感じられる作りです。流通数は決して多くはありませんが、中古価格が安く、憧れのベンツをリーズナブルに手に入れられるのも魅力的です。

 

中古相場価格は、エントリーモデルの「V 220 d」のロングタイプだと、安いもので400万円、オプションが揃っていると新車価格の764万円を超えて800万円台まで上がることもあります。

 

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アルファードの中古車情報を見てみよう

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ライバル車の特徴や中古価格もわかってところで気になるのは、やはりアルファードの中古車情報ではないでしょうか。アルファードは在庫数が多いことも影響し、中古の価格帯がかなり広くなっています。

 

アルファードの中古市場の状況について、アルファードと、アルファードハイブリッドに分けて確認していきましょう。

 

アルファード

中古車市場では、在庫が多いのは2代目と3代目になりますが、初代アルファードなら100万円ぐらいから手頃に入手できますが、やはりアルファードを買うなら、ヴェルファイアと分化され、コンセプトが明確になった2代目以降の方がいいでしょう。2代目でも140万円から200万円ぐらいで考えておけば、状態の良いものが手に入ります。

 

現行モデルである3代目の購入を考えるなら、300万円から400万円ぐらいは用意しておくことをお勧めします。車の状態によってはもう少し安くなる場合もありますが、傷の有無や車検の期限をしっかりと確認しておきましょう。

 

アルファードハイブリッド

ハイブリッドモデルに絞って探すと、初代の在庫はかなり数が減ってしまい、選択肢も狭まるので、やはり2代目移行で探すのが無難です。2代目のアルファードハイブリッドだと、

安いものだと200万円程度からあります。

 

3代目のハイブリッドでも220万円から350万円まで幅はありますが、2代目とくらべてもそこまで価格帯が離れていません。なので、アルファードハイブリッドを中古車で買うなら、現行モデルにこだわってみることをお勧めします。

 

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まとめ

アルファードの歴史から魅力を探る|初代から最終モデルまで徹底解説!

ミニバンの選択肢はいくつもありますが、買うならアルファードがいいというこだわりがある人もいるのではないでしょうか。洗練された品のあるデザインと、安定した走行性能を併せ持つアルファードは、是非ともお勧めしたい車種です。

 

3代目以降、爆発的な人気を得たことで、中古車業界でもアルファードを取り扱う機会はふえてきました。全国展開しているネクステージなら、お客様の好みにあるアルファードが必ず見つかるはずです。アルファードを少しでも安く手に入れたいと思ったら、お近くのネクステージ店舗にご相談ください。

 

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