「RAV4とロッキー」人気のSUVを比較!特徴の違いや兄弟車も紹介
RAV4はトヨタから販売されているミドルクラスSUVで、ロッキーはダイハツから販売されているコンパクトSUVです。いずれもSUVの中でも人気の高い車種となっています。多くのモデルがあるコンパクトSUVの中で、なぜロッキーが売れているのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、RAV4とロッキーに関心がある方に、それぞれの特徴を解説します。兄弟車のSUVについても紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※目次※
3.トヨタには雰囲気が似たRAV4以外にもロッキーの兄弟車がある
・RAV4はFFと4WDのどちらでも選べ、現行モデルは3ナンバーサイズ。大きいため室内空間も充実。
・ロッキーは5ナンバーのボディサイズ。コンパクトながら広い室内空間が魅力!
・お買い得なRAV4やロッキーを探すならネクステージの幅広い在庫を見てみよう!
RAV4とロッキーは人気のSUV
人気のSUVであるRAV4とロッキーですが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。RAV4は3ナンバーで荷室が広く、ロッキーは5ナンバーでコンパクトな作りになっています。両車を説明していきますので、購入の参考にしていただければと思います。
トヨタRAV4
初代トヨタRAV4は1994年に登場し、5ナンバーサイズのコンパクトSUVとして販売されました。2代目から室内空間を拡大するために、3ナンバーのボディサイズに変更されています。
SUVならではの悪路へ適した走破性の高さや、アウトドアグッズを積める大きなラゲージスペースを持つ車です。初代は2ドアだったRAV4ですが、進化を重ねて5ドアとなっています。
(参考:『RAV4(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツロッキー
ロッキーは、ダイハツから販売されているコンパクトSUVです。ダイハツの新世代の車づくりである「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」の第2弾として、2019年11月にデビューしました。
コンパクトサイズでありながら、広い室内空間を確保しており、ファミリー層にも人気です。普段使いとして街乗りだけでなく、アウトドアレジャーでも活躍する、SUVらしい1台となっています。
(参考:『ロッキー(ダイハツ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
RAV4とロッキーの特徴を比較
トヨタRAV4とダイハツロッキーは顔つきが似ていることから、その違いが分かりにくいかもしれません。ここでは見た目や性能、価格相場などの違いを比較していきます。ライフスタイル、優先順位でご検討のひとつとして参考になればと思います。
エクステリア/インテリアデザインの違い
RAV4とロッキーの全長・全幅・全高を比較すると、次のようなサイズ感の違いがあります。
RAV4(2.0L ガソリン車Adventure) |
4,610mm☓1,865mm☓1,690mm |
ロッキー(全グレード共通) |
3,995mm☓1,695mm☓1,620mm |
(2023年2月時点の発売モデル)
このように、ロッキーはRAV4に比べてコンパクトな車ですが、小さいボディでもゆとりのある設計を意識されており、前後席は900mmの間隔がとれるような室内空間となっています。
RAV4はSUVならではのエクステリアと質感の高いインテリアで、ボディカラーもモノトーン8種類、ツートン5種類から選べます。それに対しロッキーは広い室内空間と前部・後部座席に豊富な収納機能があり、モノトーン8種類、ツートン3種類から選べます。
燃費性能の違い
エンジン排気量も異なる上、車両重量もロッキーが970kg~1,070kgに対し、RAV4が1,500kg~1,700kgと約1.5倍の差があります。
燃費性能はWLTCモード(実際の走行に近い燃費が表示)でRAV4は、15.2km/L~20.6km/L、ロッキーが17.4km/L~28.0km/Lとなっています。全体でみるとRAV4は燃費が悪く見えます。ロッキーの4WDでは17.4km/L、RAV4のE-Four(4WDと切り替えができるもの)なら20.6km/Lと型式によっても違いがあります。
運転支援/安全性能の違い
車を運転する際の不安を軽減する要素として、なるべく運転支援や安全性能が充実した車を選びたいところです。例えば、衝突防止装置や衝突軽減装置、レーンアシストや車間距離制御システムが該当します。
RAV4はこれらの性能が標準装備となっており、オプションではブラインドスポットモニターなどが追加できるようになっています。ロッキーは安全装備の状況がグレードによって異なり、標準装備が充実しているのはPremium GとPremium G HEVです。その他のグレードはアダプティブクルーズコントロールやレーンキープコントロールがついていないため、運転時の負荷を軽減したい場合は確認しておくと良いでしょう。
装備機能の違い
RAV4は、充電用USB端子がセンターコンソールボックス内側に2個、後部2個、おくだけ充電など充電に関する機能が充実しており、非常時給電システムがあります。
ロッキーは、電子カードキーを持ち施錠状態の車に近づくと室内照明が点灯するウェルカムランプやヘッドランプ点灯時間延長機能など夜間の乗り降り時に役立つ機能があります。リバース連動間欠リヤワイパーも搭載しており、フロントワイパーの作動中にシフトポジションを[R]にすると自動的に作動し、後方視界を確保します。
価格相場の違い
RAV4とロッキーの新車価格や中古車相場は、どのくらいの違いがあるのでしょうか。まずは2023年2月時点の価格帯を見てみましょう。
車種名 |
新車価格 |
中古車相場 |
RAV4 |
293万8,000円~563万3,000円 |
99万9,000円~479万9,000円 |
ロッキー |
167万7,000円~235万7,000円 |
149万9,000円~254万7,000円 |
(2023年2月時点)
ロッキーは、中古車のほうが新車より高値になっており、RAV4は新車と中古車の最低価格の差が200万近くなのに対し、ロッキーは約20万と新車との価格の違いが大きくありませんでした。
トヨタには雰囲気が似たRAV4以外にもロッキーの兄弟車がある
ダイハツロッキーはトヨタライズとよく比較されてきましたが、共にコンパクトSUVだからという理由だけではありません。トヨタライズはダイハツがトヨタにOEM供給している形で、ダイハツロッキーと同じプラットフォームを使用しており、両者は兄弟車の関係ということで比較されるケースが多いようです。
ロッキーの兄弟車「ライズ」
ロッキーとライズはどちらもダイハツで生産されており、ライズはダイハツがトヨタ自動車にOEM供給しています。プラットフォームをはじめ、さまざまな箇所が共通化されているのでサイズから排気量やエンジンの種類などに至るまで、基本的な走行性能は同じです。
ダイハツロッキーとトヨタライズは、デザインや外観、カラーバリエーションや価格やグレードにそれぞれ独自性があります。選ぶ際にはその点に着目して検討してください。
フロントグリル&バンパーの違いは必見
見た目の違いを比べてみましょう。やや角ばった印象のボディーラインはほとんど変わりがありません。大きな違いはフロント部分です。
ロッキーには、左右のヘッドランプの間に6角形のフロントグリルが配されています。そのため、バンパーはフロントグリルを取り囲むデザインとなっており、特徴的です。ライズのフロントデザインは本格SUVであるトヨタのRAV4を彷彿とさせるものです。
プレミアムグレードはロッキーのみ展開
グレードを見てみると、ロッキーは「プレミアム」「G」「X」「L」の4種類、対するライズは「Z」「G」「XS」「X」です。価格はややロッキーのほうが高いように見えるのですが、ライズには豪華装備にランクアップされたプレミアムグレード設定がありません。ロッキーの「G」とライズの「Z」が同グレードと考えることができるでしょう。
また、一番安いグレードでも装備に大きな違いがあります。ロッキーの「L」には安全機能「スマートアシスト」が標準装備されています。しかし、ライズの一番安いグレード「X」に「スマートアシスト」は装備されていません。このような違いを知って価格を比較すれば、どちらが本当にお得か見えてきます。
ロッキーのコネクティッド機能は魅力的
ロッキーにもライズにも、コネクティッド機能が搭載されています。コネクティッド機能は、インターネットを使って事故・故障サポートや情報サービスを利用できる機能です。ロッキーは「ダイハツコネクト」、ライズは「T-コネクト」にそれぞれつながります。
どちらもスマートフォンと連携させて使う機能で、事故などの緊急時につながる安心はもちろん、検索や音楽試聴などにも使えて便利です。加えて「ダイハツコネクト」には「ダイハツWi-Fi」という付加サービスもあります。
これは車内をWi-Fiスポットにできるサービスで、申し込みから3年間は月1GBを無料で使用できます。スマートフォンの通信料を使用せずにインターネットが使える他、タブレットやパソコンでもインターネット接続ができて便利です。
SUVのロッキーを選ぶ魅力とは?
近年、その扱いやすいサイズ感などからコンパクトSUVが人気です。アウトドアでのレジャーやスポーツに最適な走行性能や積載性を持ちながら都市部でも乗りやすいので休日だけでなく仕事や買い物にも利用しやすい工夫がなされています。
数あるSUVの中でも、特に注目となっているモデルが、ダイハツロッキーです。多くのSUVの中からロッキーが選ばれる理由は何なのでしょうか。その魅力を探ってみましょう。
大径タイヤでも扱いやすい小回り
コンパクトSUVの外観は、アウトドア感満載の力強いデザインのものと都会的でスマートなものとに分かれます。ロッキーは前者で、悪路をものともせず突き進む力強さがボディ全体からみなぎっています。
足回りもしっかりしており、使用タイヤは16インチ~17インチと大径タイヤです。そのため、急カーブや急こう配などでも力強く走り抜けます。大径タイヤは小回りがきかないといわれていますが、ロッキーならその心配がありません。最小回転半径が16インチでは4.9m、17インチでも5.0mという小回りの良さです。
ゆとりの広さで長時間ドライブOK
乗り回しやすいコンパクトサイズでありながら、ロングドライブでも疲れない室内空間の広さがロッキーの自慢です。頭上空間がしっかり確保されているため、圧迫感がありません。
特に注目したいのは後部座席です。ロッキーでは前後の乗員感覚を900mmも確保しています。後部座席の足元が広く、足を組むなど姿勢を変えやすいため、ロングドライブでも疲れにくいでしょう。
運転席の座席高は665mmもあるためアイポイントが高く、見晴らしも良好です。フロントガラスの形状やフロントピラーの位置なども工夫されており、上下左右のどちらにも視界が広くなっています。
5ナンバーのボディサイズ
昨今、コンパクトSUVを選ぶとなると、そのほとんどが3ナンバーのサイズです。しかしロッキーは、貴重な5ナンバーの車となっています。3ナンバーと5ナンバーのどちらになるかは、サイズと排気量によって変わります。
全長・全幅・全高と排気量がすべて基準を下回っていれば5ナンバー、ひとつ以上の項目が基準を超えていれば3ナンバーになるといった分け方です。ロッキーはすべての項目が基準を下回っているため、よりコンパクトな5ナンバーに分類されます。
RAV4やロッキーなどSUV探しはネクステージへ!
RAV4やロッキー、兄弟車のSUVをお得に手に入れたい場合は、中古車を検討してみましょう。ネクステージはSUV専門店など、全国に多数の店舗を展開しているため、お気に入りの1台が探しやすい環境になっています。
また各種保証やバンパーサポートなど、購入後のサービスが充実しているのもポイントです。最後に、ネクステージのサービスを解説します。
SUV専門店がある!
ネクステージは全国に店舗があり、幅広い在庫からお気に入りの1台が選べます。SUV専門店も展開しているため、SUVの品ぞろえも豊富です。年式やグレードなど、さまざまなこだわり条件で探したい人にもおすすめでしょう。
またネクステージは、修復歴車などのトラブルの多い車両は一切取り扱っておりません。そのため初めて中古車を購入するお客様でも、購入しやすい環境が整っています。
運転の不安も軽減できる!
ネクステージでは、購入後の運転の不安も軽減できるサービスをそろえています。ネクステージの中古車には、国産車や輸入車問わず無料保証が付帯しているため、もしものトラブルに備えることが可能です。より充実した保証をお求めのお客様には、メンテナンスパック付き有料保証「サービスサポート」をご用意しています。
またネクステージで車両購入した際に、自動車保険に加入いただくと、最長3年間のバンパー修理をサポートしています。ぜひご検討ください。
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まとめ
人気SUVのRAV4やコンパクトSUVのロッキーの魅力は、なんといってもアウトドアフィールドでも使える走行性能や広い室内空間、力強くワイルドな外観にあります。また、安全機能も充実しており、ロングドライブはもちろん、街中の運転も安心感が得られます。
RAV4などの人気SUVは中古車も見つかりやすいですが、ロッキーは販売から間もないため中古車市場には新しく状態の良い在庫が豊富にあります。ネクステージでは、各種保証も充実していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
▼ライタープロフィール
井元 貴幸
自動車ライター
初代レガシィの10万キロ世界速度記録をドキュメンタリー番組で目にして、その走行性能と耐久性に感動したことがきっかけで、レガシィに憧れ、そのまま自他ともに認めるスバルマニアに。BG型、BH型、BP型、BR型と4世代のレガシィツーリングワゴンのターボモデルを乗り継ぎ、現在の愛車は初代レヴォーグ2.0GT-S アイサイト。2017年から2018年にかけては、スバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーを担当。オーナー目線でのスバル車のフィーリングや装備や改良ポイント、さらにはカスタマイズ、チューニングまでスバル関連のことについては新旧問わず造詣が深い。トラックやバスなどの大型車や特殊車両なども得意とするジャンルやメーカーに特化した自動車ライター。