FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

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FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

逆輸入車で人気に火がつき、国内でも正式に発売されたのがFJクルーザーでした。2010年にトヨタ店から発売され、惜しまれつつ2018年に生産が終了しているので、現在は絶版モデルということです。

 

ランドクルーザーにも採用されているラダーフレームにV型6気筒4.0Lのエンジンを搭載し、パートタイム4WDも選べる本格派クロスカントリーSUVという特徴を持っていました。用途を考えると燃費を気にするユーザーは少ないかもしれませんが、ここではFJクルーザーの燃費性能をはじめ、走破性や機能的な特徴なども解説します。ライバル車との性能比較も行うので、車種選択の参考にしてみてください。

 

※目次※

1. FJクルーザーの実燃費はどのくらい?

2. FJクルーザーは燃費よりも走破性が魅力的

3. FJクルーザーに乗るなら実燃費以外の維持費も確認しよう

4. FJクルーザーとライバル車の燃費比較

5. FJクルーザーなどのSUVはネクステージで探してみよう

6.まとめ

 

■POINT

・FJクルーザーのカタログ燃費は8.0km/Lで、実燃費はそれより落ちる

・FJクルーザーは本格派クロスカントリーSUVとして機能を持ち、悪路や砂地などの走行も楽々!

・中古車でしか求められないFJクルーザーだが、ネクステージでは多くの在庫車を保有する

 

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FJクルーザーの実燃費はどのくらい?

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

レトロなデザインと本格的なクロスカントリーSUVとしての性能を併せ持っていたのがFJクルーザーです。惜しまれつつ2018年に生産を終了しましたが、人気モデルだったこともあり現在での中古車市場では高値で取引されています。

 

そんなFJクルーザーは、北米のピックアップなどに搭載されていたV型6気筒4.0Lエンジンを採用し、車重も1800kgを超えることから、燃費が良いモデルではありませんでした。ここではFJクルーザーの特徴や燃費性能などを紹介します。

 

トヨタの本格派SUV「FJクルーザー」

北米では2006年に発売が始まっていたFJクルーザーだが、当初は国内での展開を考えていなかったといわれています。しかし、一部の輸入業者などが逆輸入車として国内で登録すると人気が集まり、トヨタが国内販売の検討に入りました。

 

そして2010年に正式に国内での販売が始まり、クラシックなランドクルーザーを想起させるスタイリングとラダーフレームを採用した本格派クロスカントリーSUVとして注目されました。発売以来、売れ行きは悪くありませんでしたが、メーカーのラインナップ統合などの影響を受けて2018年を最後に、生産を終えています。

 

カタログ燃費はJC08モードで8.0km/L

FJクルーザーの燃費は、全モデル共通で8.0km/Lです。FJクルーザーのカタログ値から走行できる距離を計算すると、燃料タンク容量は72Lなので576kmほど走行できる設計です。しかし、実際には路面状況や走り方などによって燃費は変動するので、カタログ値はひとつの目安として見ることをおすすめします。 

 

FJクルーザーは無鉛レギュラーガソリンの使用を推奨しており、エンジンの排気量は約4.0Lです。また、燃費向上対策として、可変バルブタイミング(VVT-i)を採用していることもFJクルーザーの特徴です

 

FJクルーザーの実燃費は低め

カタログ燃費は実際に使用しているときの燃費とは異なることが知られています。その乖離を狭くするために、2018年からはより実際の燃費に近いと言われているWLTCモードでの表示が義務付けられています。ただ、FJクルーザーのカタログ燃費は、JC08モードで計測されているため、実燃費とカタログ燃費に差が生じていることが想像できます。

 

ユーザーの燃費報告を確認すると、実燃費は約7km/Lといわれているようです。意外とカタログ燃費に近い数値となっています。ただ実燃費は使用環境やドライバーによって2割は変わってくるので、一般道での走行頻度が多い、重い荷物を積むことが多いといった場合は燃費が悪くなります。

 

買うなら中古車を探してみよう

FJクルーザーは2018年に日本市場での新車販売を終了していますが、現在も中古車が高値で取引されている状況です。発売当時の新車価格が314万円~332万円(税込)であるのに対し、ネクステージのWebサイト上で在庫車を検索すると、188万9,000円(カラーパッケージ/2011年式/走行距離10.8万km)~458万8,000円(ファイナルエディション/2018年式/走行距離2.7万km)となっていて、一部の車では新車よりも高いプレミア価格となっています。(2023年3月現在の価格)

 

中古車相場は需要と供給のバランスによって成り立っているので、車種によってはプレミア価格が付くことがあります。FJクルーザーも供給より需要が多いということです。

 

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FJクルーザーは燃費よりも走破性が魅力的

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FJクルーザーは北米をターゲットにした車として開発されました。レトロなルックスが日本でもウケ、市場へ導入されることになったのですが、クロスカントリーSUVとしての十分な性能も魅力です。

 

フレームはランドグルーザーも採用するラダーフレームが使われていて、車高やホイールベースも悪路での走行を想定しています。現在も人気を集めているFJクルーザーの性能を紹介してきましょう。

 

走行性能

FJクルーザーは4.0L V型6気筒DOHCエンジンを搭載しており、最大出力は203kW(276PS)、最大トルクは380N・mとなっています。トランスミッションは5速ATとなっていて、SUVとして高い走行性能を備えていることがFJクルーザーの特徴です。

 

FJクルーザーはオフロード走行に特化したモデルとして、ショートホイールベースのボディに17インチホイールを組み合わせることで、優れた走破性を獲得しています。加えて、ショックアブソーバーや高い剛性を持つフレームなどによって、優れた乗り心地を実現していることもFJクルーザーが持つ強みです。

 

安全性能

FJクルーザーは、安全機能として衝突時における被害を軽減する「SRSエアバッグ」、滑りやすい路面での横滑り防止および軌道修正を行う「横滑り防止機能(VSC&TRC)」、衝突事故を防止する「バックソナー」などを全車標準装備しています。その他、メーカーオプションとしてクルーズコントロール、リヤデフロックなどの運転支援システムも搭載可能です。各機能はFJクルーザーが日本市場に投入された2010年12月時点ですでに搭載されており、SUVとしての頑丈さも合わせて高い安全性能を備えている車です。

 

内装・外装

FJクルーザーはシャーシにラダーフレームを採用しており、17インチホイールと併せることで優れた悪路走破性を獲得しています。バックドアは90度開口可能な横開き式となっており、路面状況を問わず乗り降りしやすいように工夫が施されています。

 

インテリアにおいては、大型シフトノブ&トランスファーノブ・大型化したダイヤル・スイッチ類など、ハンドグローブを着用した状況下でのドライブを想定して各パーツが設計されていることが特徴です。また、ラゲッジルームを含む床面には全面防水カーペットが使用されているので、水や泥が付着した工具やレジャーグッズなどを気兼ねなく搭載・収納できます。

 

さらに、ファブリックシートの表面にも防水フィルムが貼られており、FJクルーザーはアウトドア用の車として優れた性能を持っているといえるでしょう。

 

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FJクルーザーに乗るなら実燃費以外の維持費も確認しよう

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

FJクルーザーを購入するときには、中古車価格の他に諸費用や税金などが必要になってきます。そのため、どの程度の税金がかかるのか、年間の維持費はどのくらいになるのかを事前に知っておいたほうが予定が組みやすくなります。

 

ここでは毎年掛かる自動車税と車検時に支払う重量税、自賠責保険料を紹介しましょう。

 

自動車税

自動車税は新車登録時期と排気量、自動車の用途によって金額が決まるシステムになっています。2023年現在、FJクルーザーの自動車税は年間66,500円です。

 

FJクルーザーは2018年に生産終了した車であり、排気量は約4.0Lです。新車登録時期が2019年9月30日以前の車になるので、FJクルーザーは自動車税引き下げ制度が適用されない車となっています。

 

なお、新車登録から13年度経過した車には重課が適用され、自動車税が約15%高くなるという制度があります。FJクルーザーが日本市場で発売されたのは2010年12月4日なので、早ければ2024年から順次重課が適用されて、自動車税が年間76,475円になります。

 

自動車税は毎年4月1日に必ず発生し、自動車を持っている限りは支払う必要がある税金です。したがって、FJクルーザーの新規購入を検討する場合には、自動車税を考慮して購入の可否を検討する必要があります。

 

自動車重量税

自動車重量税は車体重量と新車登録時期によって金額が決まるシステムで、初回以降は車検の度に2年分を前払いします。新車登録から13年未満であれば車体重量0.5トンあたり4,100円、18年未満であれば5,700円、18年が経過してからは6,300円が重量税になります。

 

FJクルーザーの重量は1950kgで自動車重量税は、新車登録から13年未満であれば年間16,400円で、2年分は32,800円です。なお、FJクルーザーはエコカー減税対象外の車種のため、減税の対象とならないことに留意しておきましょう。

 

自賠責保険

FJクルーザーの自賠責保険は自家用乗用自動車の場合は、24か月契約なら1万7,650円、25か月契約なら1万8,160円です。この金額は2023年4月1日以降適用の改定された金額で、2年ぶりに値下がりすることになりました。

 

なお、自賠責保険は車の用途と契約期間によって金額が決まりますので、自家用以外の用途では適用される金額が異なる点に注意が必要です。

 

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FJクルーザーとライバル車の燃費比較

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本格派クロスカントリーSUVとしてカテゴライズされるFJクルーザーはどのようなモデルがライバルで、購入時の比較対象になるのでしょうか。

 

まず挙げられるのがJeepブランドのラングラーでしょう。同じラダーフレームを採用し、悪路での走行性も優れています。また同メーカ-内のランドクルーザープラド、三菱・デリカD5もピックアップして比較していきましょう。

 

ジープ ラングラー

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

ジープ「ラングラー」の燃費は、JC08モードで11.5km/L(Unlimited Sahara 2.0L)と10.4km/L(Unlimited Rubicon)です。ラングラーの車体重量は1,960kg~2,030kgで、FJクルーザーの車体重量1,940kgと比較して20㎏~90㎏重いものの、FJクルーザーと比較すると、ラングラーのほうが2.4km/L~3.5km/Lほど燃費が良いという結果になります。

 

ラングラー アンリミテッドのエンジンは直列4気筒ターボの排気量2.0Lで、ダウンサイジングされたモデルが搭載されています。燃費向上対策として8速トランスミッションとアイドリングストップ機構が採用されていることが特徴です。

 

排気量や車体重量などはFJクルーザーと似通っていますが、ラングラーは現行モデルのため、複数の燃費向上対策を実施していて燃費の性能に差が生じたと考えられます。

(参考:『ジープ・ラングラーアンリミテッド(クライスラー・ジープ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ ランドクルーザープラド

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

ランドクルーザープラドは、直列4気筒2.8Lのクリーンディーゼルか直列4気筒2.7Lのガソリンエンジンの2種類から選ぶことができます。FJクルーザーもガソリンエンジンだったので、ここではディーゼルエンジンは省きます。

 

ガソリンエンジンの最高出力は120kW(163PS)で、最大トルクは246Nmとなっていて、出力はFJクルーザーに軍配が上がります。車重は2,050kg~2,100kgでFJクルーザーより重くなっていて、燃費は8.3km/Lです。ただこの数値はWLTCモードなので、FJクルーザーのJC08と単純に比較することはできません。

(参考:『ランドクルーザープラド(トヨタ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

三菱 デリカD:5

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デリカD5はミニバン的な要素を持ちながらもクロスカントリーSUVとしての走破性も持ち合わせています。搭載されているエンジンはクリーンディーゼルエンジンのみで、直列4気筒2.2Lとなります。最高出力は107kW(145PS)で、最大トルクは380Nmとなっていて、FJクルーザーよりパワーは劣りますが、トルクは同じです。

 

車両重量はFJクルーザーと似ていて、1930kg~1980kgになります。燃費性能は、WLTCモードで13.6km/Lとクリーンディーゼルエンジンの経済性の良さが現われています。

(参考:『デリカD:5(三菱)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

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FJクルーザーなどのSUVはネクステージで探してみよう

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

ネクステージのWebでは、常に最新の在庫車が確認できます。グレードや年式、走行距離やカラー、駆動方式など多くの項目でソートできるので目的の車の有無がすぐに分かります。

 

年度末は買取台数が増えることもあり、多くの在庫車が新たに検索できるようになります。お目当ての車が決まっていたら頻繁にWebをチェックしてみましょう。

 

全国200店舗以上!3万台から車両が選べる

ネクステージでは全国に200店舗以上を展開しています。在庫している中古車は3万台以上で、人気モデルなら複数台から選択することが可能です。FJクルーザーは2023年3月現在で38台の在庫があり、価格幅も広いので予算に合ったモデルが見つけやすくなっています。

 

気に入った車が見つかった場合は、近隣の店舗で確認できるサービスも行っています。陸送費用はかかりますが安価に設定しているので、実車を細かく確認してコンディションをチェックしてみてください。

 

遠方からでも利用可能な保証サービス

ネクステージで購入した中古車には、無料の保証が付帯しています。国産車の場合は3か月または3,000kmが制限となっていますが、エンジンやトランスミッション、ハイブリッドシステムなどの機関部品をはじめ多くの項目をカバーできます。

 

またオプションになりますが、有料での延長保証も申し込めます。「サービスサポート(有料)」は、初年度登録から13年未満かつ走行距離が11万km以下の車が対象です。サポート内容は33機構318項目となっていて、多くのトラブルを防ぐことができます。

 

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まとめ

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

2018年に生産が終了しているFJクルーザーはいまだに人気が落ちず、中古車市場ではプレミア価格で取引されています。発売が始まった経緯も、逆輸入車が人気に火を付けたことでした。登場から販売終了を経ても人気となっているFJクルーザーは、レトロなルックスと相反する機能性が魅力となっているのでしょう。

 

燃費性能を見ると現行車種には負けますが、それでも走破性は独自性あるスタイルはFJクルーザーでないと手に入りません。手に入れたいと思ったら中古車で購入するしかなくなっているので、検討しているならネクステージのWebで検索してみてください。多くの在庫車があるので、お気に入りの一台を探してみましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

FJクルーザーの実燃費を解説!ライバル車との比較や維持費を紹介

真鍋裕行

出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作(雑誌、Web、アプリetc)に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターや PRも積極的に携わる。

 

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