ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

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ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

国産SUVとして安定した人気を誇ってきたハリアーですが、2020年6月に4代目となる新型ハリアーが発売されました。気になるポイントは多くありますが、多くの方が気にしているのはフロントグリルにいたはずの「アレ」ではないでしょうか。

 

これまでハリアー独自の存在感を示す「鷹」のエンブレムが誇らしげに掲げられていたのに、新型ハリアーではなんとエンブレムが取り付けられていません。今回はハリアーのエンブレムに注目して、その意味と廃止の理由について解説します。

 

※目次※

1.ハリアー独自の鷹エンブレム 廃止の理由

2.新型ハリアーについて解説

3.鷹エンブレム ハリアー中古車相場

4.動物エンブレムが使われた日本の車まとめ

5.まとめ

 

■POINT

 

・ハリアーのエンブレムに込められた意味と廃止された理由を徹底解説

・新型ハリアーのポイントと注目すべき変更点について解説

・歴代ハリアーの中古車相場と動物モチーフのエンブレムを持つモデルを紹介

 

 

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ハリアー独自の鷹エンブレム 廃止の理由

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

ハリアーは、都市型SUVとして歴代モデルが人気を博してきた車です。ハリアーといえば、フロントグリルに装着された鷹のエンブレムを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、2020年に登場した新型ハリアーにはあのエンブレムがありません。ここでは、鷹エンブレムの意味や廃止された理由について探っていきます。

(参考: 『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

ハリアーとはどんな車?

ハリアーは「SUV」というジャンルに区別される車ですが、その中でも「高級クロスオーバーSUV」の草分け的な存在です。SUVの性能を備えながら乗り心地を重視した画期的な車として登場しました。

 

ハリアーの初代モデルが発売されたのは1997年12月です。当時のSUVといえば悪路走行を目的としたものが主流でしたが、ハリアーの登場によってオンロードでの乗り心地やハンドリングを重視したラグジュアリーなSUV人気が一気に高まりました。

 

2代目は更に高級感を纏って2003年に登場し、2005年にはハイブリッドモデルも加わっています。3代目は、取り回しを重視してボディサイズを小さめにして2013年に登場しました。そして、人気を確固たるものにしたうえで、2020年には4代目となる新型ハリアーが誕生したのです。

 

鷹デザインの意味

独自のエンブレムを持つ車は様々あり、それぞれには明確な意味がありますが、ハリアーのトレードマークとなってきた鷹のデザインにはどんな意味があるのでしょうか。このエンブレム、鷹のように見えますが、実は鳥類チュウヒ属タカ科の鳥である「チュウヒ」がモチーフになっています。

 

車名のハリアーは「チュウヒ」の英語名であり、この鳥の特徴は低空飛行が得意なことです。つまり、ハリアーという車名の由来には、羽を広げて低空を鋭く滑空するチュウヒのように大地を駆け抜けるという意味が込められています。

 

廃止の理由について

では、車名の由来になるほど重要な意味を持つエンブレムがなくなったのはなぜでしょうか。それは2020年5月からトヨタが始めた、全店舗で全車種を販売するという新たな施策のためです。以下にトヨタの広報部による説明を記載します。

 

「ハリアーは新型からオールトヨタ(全店舗)での販売を開始します。そのタイミングに合わせ、従来の鷹のエンブレムから他の車種にも採用されているトヨタのオーバルマークへと変更いたしました」

 

これまでトヨタの販売店は「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」の4つの系列に分かれており、ハリアーは「トヨペット店」のみで販売されていました。しかし、今回の施策により新型は全店舗で販売されるようになったため、独自のエンブレムは廃止されたのです。

 

これまでもハリアーのグローバルモデルにはトヨタのエンブレムが採用されていましたので、今回の施策で統一されたことになります。

 

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新型ハリアーについて解説

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

全店舗販売に至った経緯から独自のエンブレムが廃止された新型ハリアーですが、ハリアーファンからすると少し寂しく思うでしょう。しかし、エンブレムがなくなったからと言ってコンセプトが変わってしまうわけではありません。

 

ここでは、7年ぶりにフルモデルチェンジとなった新型ハリアーに残された従来の名残や特徴に注目します。

(参考: 『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

新型にも「鷹」はいる!

フロントグリルから姿を消してしまった誇らしげなチュウヒのエンブレムを廃止されてしまったことで、その魅力は失われてしまうのでしょうか。

 

しかし、新型にもドアパネルのレザー部分にはしっかりとチュウヒの刻印が施されており、ハリアーファンの心をくすぐる仕様になっています。ハリアーファンも従来のハリアーの魅力を楽しみながら乗車することができるでしょう。

 

ポイント1:ボディサイズ

新型ハリアーは先代から幾つか変更されている点がありますが、1つはそのボディサイズです。

 

3代目ハリアーは、全長4,725mm・全幅1,835mm・全高1,690mmでした。それに対し新型は全長4,740mm・全幅1,855mm・全高1,660mmとなっており、全高は30mm低くなりましたが全長と全幅、ホイールベースが拡大しています。

 

ポイント2:ターボエンジン

次にラインナップですが、新型ハリアーには2.0L直噴エンジン、2.5L直噴&モーターのハイブリッドそれぞれに2WDと4WDが用意されています。3代目にはターボモデルが追加され人気でしたが、現在のところ新型には設定されていません。

 

ただ、3代目も後でターボモデルが追加された経緯がありますので、新型にも後日追加される可能性は残されています。

 

ポイント3:車載オーディオ

新型ハリアーには8インチディスプレイオーディオが標準装備されました。さらに、上位グレードの「Z」以上では標準、「G」以上ではオプションとなる12.3インチのT-connect SDナビゲーションシステムを搭載することができます。

 

Apple CarPlayやAndroid Autoを採用でスマートフォンとの連動性に優れており、Bluetoothで簡単に繋ぐことができるのもこの車のメリットといえるでしょう。そしてこれら標準装備の車載オーディオにはCD/DVDのスロットはありません。これらのメディアから楽しみたい場合にはオプションで装備することができます。

 

最近は音楽や映像はスマートフォンと接続するのが普通になっており、映像もビデオオンデマンドから再生するのが主流です。新型ハリアーもその潮流に乗った装備を充実させてきました。

 

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鷹エンブレム ハリアー中古車相場

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ここまで、ハリアー独自のエンブレムや新型ハリアーについてご紹介してきましたが、ここからはハリアーの中古車相場に注目してみましょう。特に、現行では廃止されてしまった鷹エンブレムがフロントグリルに施されている、初代から3代目までのモデルが気になる方も多いのではないでしょうか。早速見ていきましょう。

 

初代モデルの中古車

初代ハリアーは24年前登場ということで流石に流通量は少なくなりますが、流通はしており乗り出し価格は38万円から90万円ほどです。やはり走行距離10万km以上が多くなりますが、中には車検付き、ワンオーナーで走行距離5万km以下という好条件のものもあるので、自分に合うものを探してみましょう。

 

ナビ搭載やフルエアロを装着したものもあるので、探してみる価値はあるかもしれません。

 

2代目の中古車

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

2代目ハリアーは10年販売され人気を得続けてきた車種ということもあり、330台以上の流通があります。このモデルの中古車相場は28万円から189万円で平均価格は72万円ほどですのでお買い得なモデルといえるでしょう。

 

このモデルからハイブリッドも追加され状態の良い個体も多く出回っています。10年ほど前のモデルでもラグジュアリーな質感は健在で、都市型SUVとして今でも大人気のモデルですので注目です。

(2020年3月時点での情報です)

(参考: 『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

3代目の中古車

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

2013年12月から2020年5月まで生産されたのが3代目ハリアーです。ダウンサイジングされたボディにより取り回しが良くなった事で人気はさらに爆発しました。全国で2700台以上が市場に出ており、中古車相場は150万円から485万円で、平均価格は258万円ほどです。

 

3代目にはターボ搭載モデルもラインナップしているのでパワー溢れる走りを求める人にもおすすめでしょう。

(2020年3月時点での情報です)

(参考: 『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

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動物エンブレムが使われた日本の車

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

車のエンブレムは、その車の存在感や価値を際立たせるものです。海外ではフェラーリ(跳ね馬)やプジョー(ライオン)など、動物をモチーフにしたエンブレムは多くあり強いインパクトを与えます。実は日本にも、ハリアーのように動物をモチーフにしたエンブレムが存在してきました。

 

ここでは、その代表的なものを見ていきましょう。

 

トヨタ 初代MR2 AW11

1984年に日本初の市販ミッドシップ車として登場した、トヨタの初代MR2 AW11のボンネットには猛禽類を型どったエンブレムが装着されています。鋭い爪とくちばしで獲物に襲いかかる鷲や鷹のような猛禽類のように、シャープなハンドリングを特徴としていました。

 

七宝焼と呼ばれるエナメル加工が施された高級感のある作りでしたが、補修用部品が製造廃止になり、1989年2代目モデルからはトヨタのエンブレムへと変更されています。

 

中古車をチェック

初代MR2 AW11の中古車相場は89万円から440万円で、平均価格は164万円です。マニアの心をくすぐる走りやエクステリアは未だに根強い人気を誇っています。居住空間の狭さは否定できないので快適性は求められませんが、スーパチャージャー搭載でフルエアロ装着の個体を見つけることができるでしょう。

 

初代MR2 AW11は、スーパーカー世代にとって憧れのミッドシップといえるでしょう。

(2020年3月時点での情報です)

 

トヨタ ソアラ

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

トヨタ ソアラは1981年に初代モデルが登場しました。車が贅沢品だった当時としては異例の2.8Lエンジンで、パワー溢れる走りが特徴的な車です。以降、モデルチェンジを重ねて2005年で生産終了しています。

 

そんな歴代ソアラのフロントグリルには、上半身は翼を含む鷲、下半身はライオンという伝説上の生物「グリフォン」のエンブレムがあしらわれてきました。3代目からはメタリック加工が施されワインレッドの挿し色が入るなど、デザインに多少の変更が加えられています。

(参考: 『ソアラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

中古車をチェック

ソアラは初代から4代目までのモデルが登場しましたが、初代はほとんど市場に出回っていません。2代目から4代目までの中古車相場は38万円から359万円です。

 

3代目からは北米で「レクサス・SC」として販売されることになりデザインが大きく変更されました。先代に引き続き4代目も国外で販売され、2005年には国内でもレクサスブランドがスタートしたため、ソアラの名前は消滅し絶版となっています。

(2020年3月時点での情報です)

 

いすゞ 117クーペ

いすゞ117クーペは、1968年の登場から1981年まで長きに渡って販売されたいすゞが誇るスペシャルカーです。今でも日本の旧車好きの間では根強い人気を誇り、多くの愛好家が保有・維持しています。

 

いすゞ117クーペのエンブレムは日本の「唐獅子」がモチーフとなっており、フロントグリルだけでなくシフトノブなど至る所に施されているのが特徴です。

 

これには、当時デザインを託されたカロッツェリア・ギアの担当者、ジョルジェット・ジウジアーロが「唐獅子」を気に入り、日本らしさを表現するために採用されたと言われています。

 

中古車をチェック

いすゞ117クーペの中古車相場は100万円から525万円となっています。117クーペは前期型・中期型・後期型に分けられますが、前期型は大量生産できないハンドメイドモデルですのであまり出回っていませんが、中期以降は量産可能になりました。

 

それでも根気強く探せば状態の良い前期型にも出会えるでしょう。

(2020年3月時点での情報です)

 

日産 レパード

あぶない刑事で一躍有名になった日産レパードにも、動物モチーフのエンブレムが装着されています。それは、車名の由来ともなっている「ヒョウ」をイメージしたものです。

 

初代は1980年に登場、2代目は1986年から販売開始されあぶない刑事で注目され存在感が高まりました。その後、3代目、4代目とモデルチェンジして2000年まで販売されています。

 

ヒョウのエンブレムが装着されていたのは初代と2代目のみで、3代目以降は4ドアセダンへと変わりコンセプトがラグジュアリーな方向へ転換したため独自のエンブレムは消滅してしまいました。

 

中古車をチェック

初代レパードはわずかながら市場に出ており、平均価格は200万円ほどです。2代目レパードはあぶない刑事人気もあり高値のものが多い印象ですが、相場は38万円から770万円と大きな開きがあります。

 

やはり、ターボ搭載や上位グレードになると共に価格が上がっていきます。人気車種なだけに状態の良いものもタイミングがよければ出てくるかもしれません。

(2020年3月時点での情報です)

 

日産 グロリア

今でこそグロリアと言えば日産ですが、もともとはプリンス自動車が開発したもので初代モデルは1959年に登場しました。その後、日産とプリンス自動車の合併を経て、2004年に絶版されるまで11代目まで続く人気車種となったのです。

 

グロリアに装着されているエンブレムは「鶴」がもチームとしてあしらわれています。初代が登場した1959年は、上皇明仁様と上皇后美智子様ご成婚の年でありプリンス自動車が宮内庁に車両を納入していたことを考えると、縁起の良い「鶴」をエンブレムに施したことも納得です。

 

中古車をチェック

日産グロリアの中古車相場は12.5万円から660万円となっています。1980年代以前のモデルとなると在庫はほとんどありません。しかし、特に人気の高かった10代目と11代目は市場に出回っているものも多く、状態の良いものを見つけられそうです。

 

宮内庁御用達ということもあり、高級感や安定した乗り心地が人気の車種となっています。

(2020年3月時点での情報です)

 

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まとめ

ハリアー独自の鷹エンブレムが無くなった理由とは?デザインの意味も徹底解説

ハリアーのエンブレムは車名の由来である「チュウヒ」という低空飛行が得意な鷹から来ていることが特徴的な車です。

 

エンブレムが廃止された理由には、トヨタの販売施策が影響しており仕方がない面もありますが、新型にもしっかりと鷹がいることを知って安心した方もいらっしゃるでしょう。

 

新型を含め、魅力的なハリアーをお探しの方は品揃え豊富で安心と安全を保証するネクステージで是非お買い求めください。

 

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