ジムニーで車中泊しよう！足を伸ばせるスペースの魅力と便利アイテム

スズキ ジムニーは、コンパクトな本格派4WDです。オフロードの走破性が高いため、キャンプなどのアウトドアにも適しています。アウトドアで利用すると、車内で一夜を明かすこともあるでしょう。ジムニーの室内空間で、車中泊はできるのでしょうか。

 

そこでこの記事では、ジムニーの室内空間や、車中泊に役立つ純正アクセサリーと市販グッズを紹介します。室内空間以外のジムニーの魅力も解説しますので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.ジムニーは車中泊できる?

2.ジムニーの車中泊に役立つ純正アクセサリー

3.ジムニーの車中泊に役立つグッズ

4.車中泊以外にも！知っておきたいジムニーの魅力

5.まとめ

 

 

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ジムニーは車中泊できる?

スズキ ジムニーはコンパクトなモデルのため、多人数での車中泊には向きません。しかし、乗車人数や使い方次第では車中泊も可能です。ここでは、ジムニーの室内空間や荷室の広さ、シートアレンジ、車中泊に最適な人数を理解していきましょう。

 

1人~2人に最適なサイズ

ジムニーの室内サイズと荷室サイズは以下の通りです。2人でも車中泊は可能ですが、近年はソロキャンプや一人旅で利用する方が増えています。1人で車中泊をするには、十分な広さといえるでしょう。

（2024年2月時点の情報です）

 

180cmのフラットシート

フロントシートを後ろに倒してリアシートを前に倒すと、長さ約180cmのフルフラットな空間を作り出せます。大人2人でも十分に車中泊できるでしょう。

 

また、このアレンジ方法は荷室スペースを広げる目的でも有効です。助手席側だけをフラットにすることで、ゴルフクラブや釣り竿、スノーボードなどの長尺の荷物を積載できます。

 

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ジムニーの車中泊に役立つ純正アクセサリー

シートアレンジをすればスペースは十分に確保できますが、寝心地が悪くてはせっかくの車中泊も台無しです。

 

ジムニーの純正アクセサリーを利用することで、車中泊がより快適になります。ここでは、ジムニーの車中泊に役立つ純正アクセサリーを5つ見てみましょう。アクセサリーそれぞれの金額は、2024年2月時点の情報です。

 

リラックスクッション

ジムニーのリラックスクッションは、長さ210cm×幅54cm×厚さ2cmのウレタン製クッションです。

 

シートの上に敷くことで凹凸を緩和し、よりフラットで快適な就寝スペースを作り出せます。使用しないときは、ロール状にまとめて収納可能です。2万5,850円（税込）で購入できます。

 

ラゲッジマット

ラゲッジマットは、荷物の積載による傷や汚れを防ぐためのアクセサリーです。ラゲッジマットは断熱効果も期待できるため、荷物の積載だけでなく車中泊時にも役立つでしょう。

 

ジムニーのラゲッジマット（ソフトタイプ）は、2万1,560円（税込）で装着できます。本体価格が1万9,800円、参考取り付け費用が1,760円です。

 

プライバシーシェード

プライバシーシェードは、窓の内側に装着することで外からの視線を遮るアクセサリーです。着替えなども行う車中泊で、乗員のプライバシーを保護します。

 

ジムニーのプライバシーシェード（メッシュ付き）は、フロントガラス・フロントドア左右・リアクオーター左右・バッグドア用の計6点セットで4万6,350円（税込）です。遮光生地のため、紫外線も防げます。

 

ラッシングベルト・荷室フック

ラッシングベルトと荷室フックは、荷物の固定に便利なアクセサリーです。大きな荷物やたくさんの荷物を積むアウトドアで重宝するでしょう。

 

ラッシングベルトは2本セットで8,800円（税込）です。荷室フックは4個セットで9,680円（税込）で、本体価格8,800円、参考取り付け費用が880円です。

 

ユーティリティーカラーリングフック

ジムニーのユーティリティーカラーリングフックは、荷室に取り付けることでちょっとした荷物をかけられるアクセサリーです。荷室左右各5カ所に設置されたアクセサリーホールに取り付けます。

 

購入価格は、2個セットで4,400円（税込）で、本体価格3,520円、参考取り付け費用が880円です。カラーは、クリア・グリーン・ブルー・イエローから選べます。デザイン性を高めるためのアクセントとしてもおすすめです。

 

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ジムニーの車中泊に役立つグッズ

純正アクセサリーだけでなく、市販品でも車中泊に役立つものがあります。寝るだけでなく、車内で食事をしたりスマートフォンを使ったりするために、さまざまな快適グッズを用意しましょう。ここでは、ジムニーの車中泊に役立つグッズを5つ紹介します。

 

フルフラットマット

フルフラットマットを利用すれば、車内をベッドのように使用できます。前後のシートを倒し、上に載せるだけなので扱いも簡単です。

 

分割式のマットであれば重ねて収納できるため、そこまでスペースを取りません。2人乗車時であれば、ラゲッジスペースに十分収納できます。フラットな形状のため、マット上に荷物の積載も可能です。

 

サイドテーブル

サイドテーブルは、フック用のネジ穴を使う形で取り付けられます。スマートフォンやLEDライトなどの小物を置くときに便利です。

 

ドリンクホルダー付きのテーブルを選べば、ペットボトルやコップも固定できます。フルフラットマットと併用することで、リビングに近い快適な空間を作り出せるでしょう。

 

寝袋

冬だけでなく、春・秋の過ごしやすい季節でも夜間は気温が大きく下がります。寒さを防ぐために、寝袋も用意するとよいでしょう。布団はスペースを取りますが、寝袋はコンパクトに収納できます。

 

冬場に車中泊する方や寒さが苦手な方には、保温性の高いマミー型（人形型）寝袋がおすすめです。

 

レクタングラー型（封筒型）寝袋は、密着度が低く寝心地に優れています。保温性はマミー型に劣りますが、夏場は掛け布団としても利用可能です。

 

電池式ランタン

ループランプを照明に使うと、バッテリーが上がる可能性があります。夜間の車内照明には、電池式ランタンを使用するとよいでしょう。

 

ガス・ガソリンを燃料とするランタンの車内使用は一酸化炭素中毒や火事につながりますが、電池式であればその心配もありません。

 

ポータブル電源

ポータブル電源は、モバイルバッテリーの大容量版のようなグッズです。スマートフォンやパソコンの充電だけでなく、扇風機や電気毛布、冷蔵庫、炊飯器などを使用できます。

 

発電機のように燃料を必要としないため、安全でエンジン音や排気ガスが発生しません。車中泊をするアウトドアだけでなく、非常時の防災グッズとしても重宝するでしょう。

 

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車中泊以外にも！知っておきたいジムニーの魅力

ジムニーにはアウトドアに似合う車というイメージがありますが、それは車中泊に向いていることだけではありません。大型クロスカントリー車に引けを取らない走破性や、唯一無二のデザインも多くの人に愛される理由です。

 

ここでは、ジムニーの魅力を4つ紹介します。

 

ワイルドなデザインのエクステリア

現行ジムニーはスタイリッシュなSUVスタイルではなく、本格オフローダーにふさわしいワイルドなエクステリアデザインを採用しています。

 

ガラス面を立てたスクエア形状のボディやタフな前後バンパー、5スロットグリル、丸型ヘッドランプなどが特徴です。走破性を高める切れ上がった形状のバンパーコーナーや整備がしやすい台形ホイールアーチなど、機能性も考えられています。

 

豊富なカラーバリエーション

ジムニーのボディカラーバリエーションは以下の通りです。グレードによって選択できるものが異なりますが、落ち着いたカラーからポップなカラー、個性的な2トーンカラーまで豊富な選択肢があります。

 

・キネティックイエロー ブラック2トーンルーフ

・シフォンアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ

・ブリスクブルーメタリック ブラック2トーンルーフ

・キネティックイエロー ブラックトップ2トーン

・キネティックイエロー

・シフォンアイボリーメタリック

・ブリスクブルーメタリック

・ミディアムグレー

・ブルーイッシュブラックパール

・ジャングルグリーン

・シルキーシルバーメタリック

・ピュアホワイトパール

・ホワイト

 

走破性の高さ

ジムニーは、低回転から力強いトルクを発揮するR06A型ターボエンジンを搭載しています。軽量かつコンパクトで、水や雪、飛び石に対する耐久性も高いエンジンです。

 

車両構造は伝統のラダーフレームを採用しています。40年以上の歴史を継承しながら、従来よりも剛性や安定性、防振性が強化されました。

 

他にも、前輪・後輪いずれが空転しても駆動力を確保できるパートタイム4WD、凹凸のある道路での接地性と対地クリアランスの確保に優れる3リンクリジッドアクスル式サスペンションなどにより、オフロードで高い走破性を発揮します。

 

スズキ セーフティサポートの搭載

ジムニーは、スズキ セーフティサポートを搭載しています。スズキ セーフティサポートは、標識認識機能や車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能など、さまざまな予防安全技術の総称です。事故を未然に防ぎ、安全運転をサポートします。

 

また、軽量衝撃吸収ボディ「TECT」や6つのSRSエアバッグ、高剛性・高強度なフロントシートフレームなど、衝突時の被害を軽減するための技術・装備も豊富です。

 

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まとめ

ジムニーは、シートアレンジによってフラットなスペースを作り出せるため、1人~2人であれば十分に車中泊が可能です。純正アクセサリーや市販のグッズを利用することで、より快適に過ごせるでしょう。

 

ジムニーはワイルドなデザインや豊富なカラーバリエーション、優れたオフロード走破性と安全性なども魅力です。アウトドアを楽しみたい方は、車中泊グッズと併せて購入を検討してみましょう。

 

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【この記事の執筆者】

中村浩紀　なかむらひろき
クルマ記事に特化したライター

現在4台の車を所有（アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン）。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。

 

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