「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

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「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

車のマフラーを換えると重低音が出るため、存在感を出したり、レーシーな雰囲気を演出したりすることができ、交換してみたいと考える方も多いでしょう。しかし、どの程度までの改造であれば車検に通るのか分からず、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、どこまでの改造であれば車検に合格するのか、車検の基準値と対処法についてご紹介します。マフラーを交換しようとしている方は、ぜひチェックしてみてください。

 

※目次※

1.車検におけるマフラーの厳しい保安基準値

2.マフラーが原因で車検に通らないときの対処法

3.マフラーと車検に関するQ&A

4.心配事や困りごとがある場合はプロに相談を!

5.まとめ

 

■POINT

 

 

・車検におけるマフラーの基準値は厳しく、事細かな規定がある

・社外品に換えてしまうと、車検に合格しない場合もあるので要注意

・車検に通らなかった場合の対処方法と解決策を理解しておこう

 

 

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車検におけるマフラーの厳しい保安基準値

「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

夜間や早朝、「外を走る車の排気音がうるさい」と感じたことはありませんか。そうした騒音被害を防止するためにも、非常に厳しい基準が設けられています。さらに、その基準は年々厳しくなることが予想されます。マフラーを改造しようとしている方は、必ず事前確認をしてから行うようにしましょう。

 

近接排気騒音は96dbが合格ライン

2010年4月1日以降生産の車については、マフラー出口に測定器を置く「近接排気騒音」という測定条件で、普通車の場合は96db、軽自動車の場合には97db以下が合格となります。2010年3月31日までに生産された車は、車種によっても変わりますが、96dbから103dbの間を基準値として測定します。

 

この96dbという値が、どれほどの音の大きさなのか疑問に思う方も多いでしょう。生活音で例えてみると、80dbは地下鉄や電車の車内、90dbは5m先で吠える犬の鳴き声、100dbは電車が通っている最中のガード下の音くらいだと言われています。

 

例えを見てみると、96dbという音でもかなり大きい音であることが分かります。これよりも大きい音のマフラーを付けると、かなりの騒音になることが分かるでしょう。

 

地上高が9cm以上でフロアラインが10mm以上突出していないか

排気音だけでなく、取り付けの位置に関しても明確な規定が設けられています。1999年(平成11年)1月1日以降に生産された車は「地上高9cm以上」「フロアラインから10mm以上突出しないこと」という基準があります。

 

フロアラインの定義については、国土交通省により下記のように定義されています。

 

『2.5.「フロア・ライン」とは、下記の方法によって決定されるラインをいう。フロア・ラインとは、垂直軸と母線のなす角度が30°である円錐を、積載状態にある自動車の外部表面に、できるだけ低い位置で連続的に接触させたときの自動車の外部表面と円錐との接点の幾何学的軌跡をいう』

(参考:『国土交通省HP』)

 

また、仮に10mmを超えていたとしても、排気管の端部に丸みが付いた2.5mm以上の曲率半径を有していれば合格となります。

 

社外マフラーが認定品もしくは対応品でない場合は不合格

社外マフラーを選ぶ場合、「認定品」や「対応品」などと銘打ってあるものでなければ車検に合格できません。これらの製品は、車検の基準に則して製造されているため、車検を通過することが可能です。これらの明記がない製品は、購入を避けるのが無難だと言えるでしょう。

 

一番安心なのは「JASMA認定品」です。JASMAとは、「日本自動車スポーツマフラー協会」のことで、車検対応品の基準よりもさらに厳しい基準を設けて認定活動を行っています。そのため、JASMA認定品の製品を購入すれば安心して車検に通ることができるので、おすすめです。

 

サイレンサーは、取り付け方次第では効果なし

騒音を減少させることができる「サイレンサー」を装着しても、取り付け方によっては検査で不合格となる場合があります。サイレンサーを装着すると、およそ10dbから20dbほど音量を小さくすることが可能です。しかし、取り付け方にも規定があり、それに則さなければ通りません。

 

サイレンサーは、マフラーに「固定」しなければなりません。「取り外しができてしまう」「ネジで止められている」というような装着方法では、不合格となります。溶接やリベットなどで完全に取り付け、容易に取り外せない状態でなければなりません。

 

音を大きくするためにマフラーを取り換えたのに、サイレンサーを溶接で外せないように装着し、静かにさせてしまうのでは、元も子もないと言えるでしょう。しかし、元々装着していたマフラーの音が劣化によって大きくなった場合や、中古で購入した車の音が大きすぎる場合に音量を下げたいという方には有効な方法です。

 

劣化に要注意!マフラーに穴が開いたらNG

マフラーは長年使用し、劣化すると穴が開いてしまう場合があります。穴が開いてしまった場合、車検には通りません。

 

穴が開いてしまうと、その部分から排気音が漏れ、通常時よりも騒音がひどくなってしまいます。また、穴が開いている箇所によっては、排気の有毒ガスが車内に流入することもあるため、非常に危険です。

 

マフラーは、車の部品の中でも地面に近い所に位置しており、泥や水、融雪剤などが付着し、腐食しやすい状況にあります。マフラーは廃車になるまで永遠と使えると思いがちですが、実は消耗品ですので注意が必要です。

 

マフラーが原因で車検に通らないときの対処法

「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

社外品のマフラーに取り換えたり、劣化したりするなど、さまざまな理由で不合格になることも考えられます。そうした場合、車を売却しようにも買取額がつかないこともあります。ですが、対処すれば車検に合格する場合もないとは言えないため、まずは最善を尽くしましょう。

 

インナーサイレンサーなど、できる限りの対策を

音量が大きすぎて通らない場合、インナーサイレンサーを装着してみましょう。先述しましたが、サイレンサーを装着すれば10dbから20dbほどは音量が小さくなるため、基準値内に収めることができるかもしれません。

 

その際は、溶接やリベットなどで完全に固定しましょう。取り外しができてしまうと、車検には通りません。また、2010年4月1日以降に製造された車の場合は、インナーサイレンサーの装着ができませんので、事前に車の製造年月を必ず確認しておきましょう。

 

もし穴が開いてしまっている場合には、耐熱のパテやアルミテープなどで補修することも可能です。あくまでも一時的な対処方法ですので、車検に合格したとしても交換を検討しておきましょう。

 

はみ出しの場合、構造変更申請を検討してみる

はみ出しで基準に達していない場合、「構造変更申請」を行うという方法もあります。これは、定められた安全基準内で、車体の外寸や排気量などを変えることを意味します。

 

しかし、マフラーを社外品に換えた状態で、構造変更申請を兼ねて車検を業者に依頼すると、業者によっては断られる可能性もあります。現在、業者は「車の改造」については厳しい目をもっており、改造車については受け入れないところもあるでしょう。

 

マフラー交換と車の買い替え

車検に合格しない場合、マフラーを交換したり、車自体を買い替えたりするのもよいでしょう。マフラーを交換する場合、部品代で約30,000円から100,000円近くになります。加えて、工賃は約5,000円かかります。高額な出費となりますので、このタイミングで車を買い替えるのもアリと言えるでしょう。

 

その場合、「中古車のプロ」とも言えるネクステージに相談してみるのもおすすめです。さまざまなメーカーや車種の中古車を取り扱っており、高度な知識と技術、経験によって最適な提案をしてくれます。

 

廃車を考えるなら、廃車買取専門店へ

もし車検を諦めて廃車するようであれば、廃車買取専門店へ依頼するのがおすすめです。廃車をディーラーに依頼すると、手続きの費用で約10,000円から20,000円ほど、レッカー費用で数千円から30,000円ほどかかることもあり、合計で50,000円以上になることも珍しくありません。

 

廃車買取業者に依頼した場合、廃車を買い取ってくれたり、さらには自宅まで廃車を引き取りに来てくれたりすることもあります。依頼する側のメリットも多いため、おすすめです。

 

マフラーと車検に関するQ&A

「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

車検に合格するための基準値や測定方法などは複雑で、マフラーに関する検査についてよく分からないという方も多いでしょう。特に社外品に交換している場合、車検に合格できるかどうかが不安な方も多いのではないでしょうか。ここからは、マフラーに関する疑問点について解説をしていきます。

 

車検時にマフラーの証明書は必要?

2010年3月31日までに製造された車の場合、社外品マフラーの証明書がなくても合格することはできます。車検に合格するかどうかは「検査した値が国で定められた規定値内であるかどうか」が重要です。

 

しかし、2010年4月1日以降に製造された車だと、純正品でない場合は規制に適合したものかを「マフラーに付いた適合プレート」や「証明書」で確認する必要があります。そのため、証明書が必要となることがあるので、所持しておきましょう。

 

車検でのマフラー基準はなぜ厳しいのか?

環境問題や騒音被害の防止を目的として基準が厳しくなっていることも考えられますが、国際基準に準じていることが一番関係しています。

 

日本は「車両等の型式認定相互承認協定」という協定に加入しています。公害対策や安全性などの基準を統一する目的で作られており、世界の動きに合わせて日本も騒音規制を強化しています。そのため、今後も世界の動きに合わせて騒音規制や車検での基準が厳しくなっていくことが予想されます。

 

マフラーの横出しは車検に通る?

今までは、マフラーを横に出していることは違法とされていました。しかし、2017年6月22日の保安基準変更を受けて、横に出しても車検に通ることになりました。

 

基準が変更された理由は、「現在の車の排気ガスがクリーンになったことで、他車に当たってもほぼ害がなくなった」というものです。この保安基準変更により、マフラーの設置規定が事実上なくなったので、横だけでなく前出しも可能となります。

 

befreeやロッソモデロのマフラーは大丈夫?

befreeの場合は音量が大きい商品が多く、車検に通らない可能性があります。新品のときに車検に通ったとしても、劣化して音量が上がった場合に通らなくなることも考えられるでしょう。

 

ロッソモデロも音量が大きいので、車検に不合格となることも考えられます。しかし、現在では「車検対応」として発売されているものもあり、安心して購入できるものもあります。ただし、劣化に伴い通らなくなることも十分に考えられますので注意しましょう。

 

「劣化の穴」と「水抜き穴」の見分け方

マフラーには「水抜き穴」と呼ばれる小さな穴が開いている場合があります。ガソリンの燃焼によって酸素と水素が結合し、「水分」が発生します。この水分が、冬になると気温の低下によって「水」となり、マフラーから出てきます。

 

水がマフラー内部に留まってしまうと腐食の原因となるため、マフラーカッター部分に水抜き穴が開いていることがあります。この穴は、底の部分に開いており、人工的にくりぬいたようなきれいな穴の開き方をしているのが特徴です。周辺の塗装もきれいなままです。

 

一方、腐食の穴の場合、衣類が虫に食われたようないびつな穴の開き方で、きれいな形をしていません。また、穴の周辺も錆びていることが多く、塗装が剥がれているのが特徴です。

 

消音にスチールたわしは効果アリ?

スチールたわしを入れることで、少なからず消音効果があると言う人もいます。一時しのぎの消音としては使えるかもしれません。

 

しかし、マフラーの中に異物を詰め込むのは危険な行為とも言えます。マフラーは高温になるので燃える危険性があります。さらに、異物が詰まることで廃棄がスムーズに行かず、エンジンが回らなくなることや、有毒ガスが車内に循環してしまう危険性もあります。安全面を考えると、やめておくのが無難と言えるでしょう。

 

メーカーの純正刻印が消えてしまった!

2010年4月1日以降に製造された車の場合、マフラーに刻印されている「純正マーク」が消えてしまうと車検に通らなくなります。優良な純正であると分かっていても、純正を証明する刻印がなければ検査に合格させるわけにはいきません。

 

刻印が消えてしまうケースは、スズキの軽自動車、ダイハツの軽貨物自動車に多く見られます。もし刻印が消えてしまったら、ディーラーに確認を取りましょう。まだ保証期間の範囲内であれば、対応してくれる可能性があります。

 

心配事や困りごとがある場合はプロに相談を!

「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

車検のことで心配事や困りごとがあった場合、プロに相談するのが一番です。車検の規定や測定方法などは複雑で、一般ユーザーでは手が出せない領域でもあります。正確な測定には専用機器を必要とする検査もあり、自分で考えたり作業したりする労力を考えると、プロに任せるのが一番効率のよい方法と言えるでしょう。

 

まとめ

「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説

車検におけるマフラーの検査は年々厳しさを増しており、社外品についても、国土交通省が定めた基準に則して製造したものでなければ車検に合格しません。マフラーを改造したい方にとっては、車検に合格するというのは複雑で難解であり、頭を悩ませる問題でもあります。困ったことがあれば、プロに相談するのが一番でしょう。

 

ネクステージでは、国家資格を有して高度な技術を備えた整備士が常駐しているため、何でも相談することが可能です。さまざまなメーカーや車種の中古車を取り扱っており、豊富な知識もあります。もし中古車への買い替えやお困りごとがあれば、ぜひネクステージへご相談ください。

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