車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

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車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

車には日常点検をはじめさまざまな点検があります。「日常点検はやったことがない」「エンジンルームなんて免許を取得してから見たことがない」といった方もいるのではないでしょうか。日常点検は車を使用する以上、行わなければならない作業です。

 

この記事では、日常点検の概要をはじめ、他の点検との違いを解説します。最後まで読んでいただければ、日常点検の必要性を理解でき、自分で点検が行えるでしょう。

 

※目次※

1.車を日常点検する目的とは

2.車の日常点検でやるべきこと

3.日常点検の際に知っておきたいこと

4.車の点検は主に3種類!それぞれの違いは?

5.車の日常点検は法律で定められた義務!

6.車の日常点検をしないとどんな問題が起こる?

7.車の日常点検の適切な頻度

8.まとめ

 

■POINT

・車の日常点検はユーザーが点検や必要に応じた整備を行わなければならないと法令で決められている。

・日常点検に特別な技術は不要。チェック項目を見ながらやってみよう。

・日常点検以外にも車の点検はある。メンテナンスならネクステージへお任せ。

 

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車を日常点検する目的とは

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

車の日常点検をなぜ行わなければならないのか、分からない方もいるのではないでしょうか。日常点検を行わなければいけないのは、車の異常を早い段階で見つけるためです。

 

日常点検を怠れば、整備不良に該当したり、事故につながったりするケースもあります。それらを防ぐためにも、日常点検は欠かせません。

 

日常点検は道路運送車両法(第47条)でも、使用者の点検・整備の義務があることが定められています。車に詳しくない方でも、日常点検は行える項目であるためまずは挑戦してみましょう。

車の日常点検でやるべきこと

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

車の日常点検では、やっておいたほうがよいことがいくつかあります。大まかに分けると、エンジンルームの点検、車回りの確認、運転席からの確認です。これらの点検でどのようなことを確認すればよいか、詳しく見ていきましょう。

 

エンジンルームのチェック

車の日常点検でやっておいたほうがよいのがエンジンルームのチェックです。適切なタイミングは走行距離によって変わりますが、年間1万kmの走行距離であれば、1か月に1回くらいの頻度で確認することをおすすめします。

 

エンジンルームは、エンジンが冷えているときにボンネットを開けて確認しましょう。具体的には以下の点を確認します。

  • ・ウィンドウォッシャー液の量はどのくらいか
  • ・ブレーキオイルの量と色は問題ないか
  • ・バッテリー液の量は適切か
  • ・冷却水は必要量あるか
  • ・エンジンオイルの色と量は問題ないか

 

車回りのチェック

車回りの状態をチェックすることも大切です。毎日目に入る部分ですが、意識的に見ていないと気がつかない部分もあるため、定期的に確認しましょう。具体的には以下の通りです。

  • ・タイヤの空気圧は適切か
  • ・タイヤに亀裂や損傷はないか、不自然に減った状態になっていないか
  • ・溝は適切な深さがあるか、スリップサインは現れていないか
  • ・ランプは適切についているか、汚れや損傷はないか

 

運転席のチェック

運転席に座って運転している状態も確認しておきます。これらは普段使っている中で違和感がないか、確認することが大切です。

  • ・エンジンのかかり方や異音の有無
  • ・アクセルを踏んだときの加速や減速の状態に違和感がないか
  • ・ブレーキペダルを踏んだときに床板とペダルの間が適切かどうか
  • ・ブレーキが問題なく効くかどうか
  • ・ウィンドウォッシャー液は出るか
  • ・ワイパーが正常に動き、きれいに拭き取れるか

 

これらの状態は運転するときに気に留めることが大切です。運転しているときの状態に意識を向け、早めに気付けるように心掛けましょう。

 

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日常点検の際に知っておきたいこと

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

上記で紹介した日常点検を行う際に、合わせてチェックしておきたいことを紹介します。日常点検で見落としがちなポイントや、車の寿命、安全運転に関する内容もあるため日常点検の際に一緒にチェックしましょう。車の知識がない方でも簡単にチェックできる内容です。

 

タイヤのチェックの方法

タイヤの劣化具合は、市販のエアゲージを使って空気圧をチェックします。タイヤは、パンクとは異なる「スローパンクチャー」に気を付けなければなりません。

 

スローパンクチャーとは、時間とともに緩やかに空気が抜けていく現象です。知らぬ間に空気が抜けて、そのまま走行を続けるとタイヤの劣化が進行します。タイヤのサイドウォール(横壁)にひび割れが生じ、バーストにもつながりかねません。

 

サイドウォール部分にひび割れがある場合、ひびの具合によっては交換をしたほうが安心です。

 

バッテリーの確認方法

近年のバッテリーは、密閉式が多く流通しています。また、昔と違いバッテリーの弱ってきたタイミングが容易に推測できません。そのため、3年~5年ごともしくは点検時に交換を推奨された際に交換を検討しましょう。

 

バッテリーは室内からもチェック可能です。メーター内に、赤色のバッテリー警告灯(プラスとマイナスのマーク)があります。バッテリーが弱っている場合、この警告灯が点灯することもあるため、確認しましょう。

 

ワイパーは劣化する

ワイパーゴムは、時間の経過とともに劣化が進みます。劣化が進む大きな原因が紫外線です。屋外に車を保管している場合は、特に劣化が早く進むでしょう。ワイパーゴムが性能を発揮できる目安は1年です。

 

劣化が進んだワイパーゴムは、雨の日に窓ガラスの水滴をきれいに拭き取れません。視界が悪くなり、運転に支障が出るため、ワイパーゴムのひび割れなど劣化具合をチェックしましょう。

 

オイル漏れに注意

点検を行う際には、車の下もチェックしましょう。万が一車にオイルや冷却水、燃料の漏れがあった場合には、地面に染みが残っていることがあります。日常点検時には、車を動かして確認すると安心です。

 

万が一染みを見つけた場合には、整備工場へ相談しましょう。早めに相談することで、大きなトラブルも回避できます。

 

夏場など暑い季節に車の下にある染みは、エアコンで除湿された水であることが多く、その場合は問題ありません。

 

エンジンオイル交換の目安は?

エンジンオイルの交換は、走行距離5,000km~1万5,000km、もしくは3か月~6か月と推奨されています。走行距離もしくは交換時期の早いほうを目安にしましょう。

 

例えば、走行距離が5,000kmに達していないとしても、前回の交換から6か月を経過している場合には交換をおすすめします。その理由は、オイルの劣化が時間とともに進行するためです。

 

オイル交換を怠ってしまうと、燃費低下や車の寿命にもつながります。車に乗る頻度にかかわらず、定期的に交換しましょう。

 

ブレーキオイルの適正量

ブレーキペダルを踏んだ力は、ブレーキオイルの油圧を使ってタイヤのブレーキ部品まで伝わります。力を伝えるために必要なブレーキオイルが不足していると、ブレーキが効かず事故につながりかねません。

 

ブレーキオイルは、エンジンルーム内のブレーキリザーバータンクに入っています。タンクを横からのぞき、液量が上限(MAX)と下限(MIN)の範囲内にあれば適正です。液量が極めて少ない場合や、補充したにもかかわらず減りが早い場合には液漏れしている可能性が考えられます。

 

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車の点検は主に3種類!それぞれの違いは?

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

これまで紹介してきた日常点検以外にも、車には受けなければならない点検があります。どの点検も、車を安全に乗るために必要なものです。中には、点検を怠ったことで罰則を課せられるものもあります。

 

気持ち良く、安全にカーライフを過ごすためにもチェックしておきましょう。

 

車検は受けなければ公道に出られない

車検は、車の点検の中でも多くの人が認知しているでしょう。車検とは、国が定めた基準に適合しているかどうかを確認する検査です。車は車検に合格していなければ、公道を走行できません。公道の走行のために義務付けられている車検は、継続検査とも呼ばれています。

 

車検を行う間隔は、一般的な乗用車で2年に一度です。万が一、車検を受けずに有効期間を過ぎてしまった場合、公道を走行すると違反となり罰則が課せられます。

(参考:『自動車検査・登録ガイド|国土交通省』

 

日常点検はユーザー自身で行う

日常点検は普段使う中で車のユーザー自身が行う点検です。以前は運転前点検とも呼ばれていました。この点検は自己判断でユーザーが必要に応じて行います。

 

事故を起こしてしまった場合、運転手の責任となるため、注意が必要です。期間は定められていないものの、法律で定められた点検であるため、異常がある場合は、早めに直しておきましょう。

 

走行距離によって日常点検を行うタイミングは変わります。そのため、走行距離が多い場合は、より小まめな点検が必要になるでしょう。

(参考:『点検整備の種類|国土交通省』

 

定期点検は12か月点検と24か月点検の2種類

定期点検は、法律で定められた点検です。1年または2年ごとに実施する必要があります。一般的には車検と同じタイミングで行われますが、車検とは別のものです。

 

定期点検は実施義務があるものの、怠ったからといって罰則はありません。本来であれば1年点検を行う車が、点検をしていないというケースもあるでしょう。

 

ただし、定期的な点検を行っておけば、運転するときの安全性はより確保できます。定期点検は高度な点検知識が必要です。そのため、個人で点検修理してもよいのですが、あまり現実的な話ではありません。そのため、車の修理業者に任せるケースが一般的です。多くの場合、車検と一緒に行われます。

 

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車の日常点検は法律で定められた義務!

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

日常点検は、法律で定められている義務のひとつです。しかし、日常点検ではどのようなことが義務付けられ、日常点検を怠ることでどのような罰則があるのか、詳しく知らない方もいるかもしれません。ここでは車の日常点検はどのような義務で、罰則内容はどのようなものか確認しましょう。

 

道路運送車両法に基づく義務

道路運送車両法により車の日常点検は義務付けられています。そのため、重要性の高い点検だと言えるでしょう。

 

しかし、ユーザーが車の状態を自分で判断する必要があるので、適切なメンテナンスが行われていない場合は、責任を問われることもあります。バッテリーやエンジンオイルなどを意識して見ていれば、トラブルを抑えられるため日頃から意識しておくことが大切です。

 

日常点検を怠ると罰則があるの?

日常点検は以前、運転前点検と呼ばれており、運転前に確認する必要がありました。しかし、現在では必要に応じて点検するように変更されています。点検を行う頻度や周期は特に決められていません。行わなかった場合も罰則もないため、重要性が低いようにも思えるでしょう。

 

しかし、故障内容によっては罰則が課されることもあります。具体的にはライトやランプの故障や電気がつかない場合です。これらには2点と罰金9,000円が課せられます。

 

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車の日常点検をしないとどんな問題が起こる?

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

日常点検に罰則はないために、点検を行わなくてもよいのではと考える方もいるのではないでしょうか。日常点検を行わなかった場合のリスクを理解しておきましょう。ここではロードサービス「JAF」に要請の多い、2つのトラブルについて紹介します。

 

いずれも日常点検を行っていれば回避できる可能性の高いトラブルです。

 

バッテリーが上がる

「バッテリーが上がる」とは、バッテリーから供給できる電気が失われることです。バッテリーが上がってしまうと、エンジンの始動が困難になります。

 

従来のバッテリーは、寿命が近づくにつれエンジンのかかりづらさを感じられました。近年のバッテリーは性能が高く、寿命を迎えるまで違和感を感じずに使用できる傾向があります。そのため、最近では突然エンジンがかからなくなる車も多く注意が必要です。

 

タイヤがパンクする

日常点検でタイヤの劣化具合を見落としていたり、適切な空気圧調整を行わなかったりした場合には、タイヤがバースト(パンク)する恐れがあります。走行中にタイヤがバーストすれば、大きな破裂音とともにハンドルを左右に取られ、事故につながりかねません。

 

日常点検を行っていても、走行中に異物を踏んでしまったことでバーストするケースもあります。日常点検でタイヤの状態を確認しつつ、万が一のバーストに備えてスペアタイヤの交換方法やパンク修理キットの使い方を知っておくと安心です。

 

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車の日常点検の適切な頻度

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

日常点検は必要に応じて行うこととされていますが、どのくらいの頻度で行えばよいか分からない人も多いのではないでしょうか。具体的な周期こそ定められていないものの、トラブルを防止するためには適切なタイミングで日常点検を行うことが大切です。ここでは、車の日常点検をどのくらいの頻度で行えばよいかを解説します。

 

最低でも1か月に1回は行う

車の日常点検は最低でも1か月に1回は行うようにしましょう。トラックやバスなど商業車の場合は、現在でも毎日の点検が義務付けられています。しかし、乗用車の場合はそこまでの頻度は求められません。

 

日常の違和感に気づくためには、このくらいの頻度で確認しておけばトラブルを未然に防げるでしょう。

 

ただし、これは年間走行距離が1万kmの場合を想定しています。上記より明らかに走行距離が長い場合は、距離に応じて小まめに日常点検を行いましょう。

 

長距離ドライブの前にもチェックを

日常点検は長距離ドライブの前に確認することもおすすめします。長距離ドライブは車に負担をかけるため、事前に状態を確認しておかなければ、重大なトラブルになる可能性もあるでしょう。

 

そのようなトラブルが発生するより前に、車の状態を確認し、日常点検を行うことをおすすめします。定期的に行う必要がありますが、長距離ドライブのときには意識的な確認が大切です。

 

愛車のメンテナンスはネクステージにおまかせ

愛車のメンテナンスにお悩みであれば、ネクステージにお任せください。ネクステージでは、車検の他にも定期点検や日常点検も行っています。

 

定期的な点検を行っていれば、もしものことが起きる前に異常に気づき、対処ができるでしょう。愛車のメンテナンスにお悩みであれば、ぜひ一度ご相談ください。

 

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まとめ

車の日常点検って何をやればいいの?定期点検との違いは?

車の日常点検は、タイヤをはじめエンジンルーム内まで含まれます。車を所有している以上、日常点検は行わなければなりません。日常点検を行わなかったことに対する罰則はありませんが、ブレーキランプが点灯しないといった不具合がある場合は取り締まられる可能性もあります。

 

日常点検の項目は分かっても、自分にできるか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。車の日常点検や車検ならネクステージへお任せください。点検後のアフターサービスも充実しているため、安心してご利用いただけます。

 

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