維持費が安い車を紹介!維持費を節約するコツ&おすすめ車種5選
「もう少し車の維持費を抑えたい」と悩んでいる人は多いでしょう。車の維持費を抑えるためには様々なポイントがあり、それをしっかり押さえておくだけで、自分の車の維持費を下げることができます。
今回の記事では、車の維持費の概要から、車の維持費を下げるポイントまで幅広く解説していきます。具体的な車種の紹介や、購入費用を下げるポイントまで解説しておりますので、よろしければ最後までご覧ください。
※目次※
・車の維持費には所有するための費用、使用するための費用、メンテナンスの費用という3つの項目がある!
・車の維持費を抑えるには様々なポイントがあり、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車を選んだり、保険を見直してみることが大事!
・中古車購入で購入費用を安くし、結果的に維持費を抑えることも可能。中古車のことでお悩みの人は経験豊富なネクステージまで!
維持費が安い車とは?どんな費用がかかる?
車にはさまざまな形で維持費がかかります。所有する際をはじめとして、使用する際や維持するためにも維持費がかかるので、それぞれのポイントで節約を意識することが大切です。
まずは具体的にどのような維持費が必要となるのかをご紹介します。基本的な情報を整理したうえで、節約のコツを考えていきましょう。
車を所有するために必要な費用
仮にまったく運転をしなかったとしても、車を所有しているだけで維持費が必要です。自動車税が毎年4月1日時点で車を所有する人に課せられます。普通自動車の場合は排気量1L以下で2万9,500円、軽自動車の場合は一律1万800円です。
自動車重量税は車両重量によって異なり、普通自動車の場合は0.5トンごとに年間4,100円かかります。軽自動車の場合、一律で3,300円です。しかし新車登録から13年以上経過している場合は税額が変わるので、注意しましょう。
加入が義務付けられている自賠責保険料は、相場として普通自動車の場合が年間12,700円程度、軽自動車の場合は年間12,550円程度が必要です。任意保険に加入する場合には、さらに数万円を用意しなければなりません。
車を使用するために必要な費用
車を動かすためには、ガソリンを入れる必要があります。ガソリン代はガソリンスタンドや原油価格、使用頻度によって異なりますが、年額10万円前後を支払う方が多いようです。高速道路を使う場合は、高速代が別途必要となります。
駐車場代は自分の所有する駐車場を使う場合は不要です。しかしマンションや自宅周辺の駐車場を借りる場合、毎月固定の出費として考える必要があります。
車を維持するためのメンテナンス費用
車を維持するためにはメンテナンスが必要です。法定点検は義務付けられているため、避けられません。
法定12か月点検では、26項目の点検を受けます。ブレーキやエンジンなど、車を安全に走行させるために必要な箇所を点検するものです。この際の費用は1万円~3万円ほどが相場といえます。
法定点検以外にも、エンジンオイルの交換やタイヤ交換などが必要です。車を維持するためには、メンテナンスが欠かせないことを理解しておきましょう。
ハイブリッド車や軽自動車は維持費が安い
ハイブリッド車や軽自動車は維持費が安い車といえます。ハイブリッド車や軽自動車は、ほかの自動車と比較して燃費がよく、1回の給油で長距離を走れるため、ガソリンの消費を抑えられます。
またスポーツカーや外車は「加速」を重視した構造になっていることが多く、故障や部品の交換が多くなることもあり、結果的に維持費が高くなってしまうことも多いです。
ハイブリット車を選ぶメリット
ハイブリッド車は、他の自動車に比べると維持費が安い車になります。ハイブリッド車の維持費が安くなる理由は様々ですが、代表的なものとして「燃費性能が高い」という点が挙げられます。燃費性能が高いと、1回の給油で走れる距離が他の車よりも長くなり、それに伴って維持費が安くなります。
またハイブリット車は、ガソリン車と比べて、故障の頻度が少ないことも魅力的です。先ほどエンジンオイルの交換の話がありましたが、ハイブリッド車はオイル交換期間が長いので、そうした点でも維持費を安くすることができます。
軽自動車を選ぶメリット
軽自動車もハイブリッド車と同じく、維持費を安く抑えられる車です。軽自動車も燃費性能が高く、給油回数を少なく済ませることができます。そもそも軽自動車は、排気量が660cc以下というコンパクトな規格なので、「税金や保険料が安く設定されている」というメリットもあります。
最近では軽自動車の性能も上がっており、普通車に遜色ないモデルも増えています。普通車に劣らないクオリティを持ちながら、維持費を安く抑えられるので、軽自動車を選ぶメリットは大きいと言えます。
外車やスポーツカーの維持費は高いの?
外車やスポーツカーの維持費は、一般的に高いと言われています。外国の道路は、日本の高速道路並みの制限速度に設定されていることもあるため、加速を重視した車体構造になっていることが多いです。そのため燃費性能がさほど良くありません。
スポーツカーも加速を重視した構造になっているため、エンジンオイルを頻繁に交換しなければならなくなり、結果として維持費が高くなります。その他にも「タイヤのインチが大きい」「ハイオク指定車が多い」「修理の頻度が高い」などの理由があります。
車の維持費を節約するコツ
車の維持費はいずれも必要なものであることから、完全に削減はできません。しかし減税制度を活用することによって優遇を受けられ、年間数万円の節約も可能です。
そのほかにも、ひとつひとつの維持費を節約するコツがいくつかあります。知っているのとそうでないのとでは大きな差が生まれるので、できる限り把握しておきましょう。
ハイブリッド車や軽自動車を選ぶ
ハイブリッド車を選べば、高い確率で減税や免除を受けられます。普通であれば支払わなければならない税金をカットできるチャンスなので、これから車を購入する場合は、エコカーに狙いを定めることがおすすめです。
ハイブリッド車は燃費がよいことがポイントで、従来の2倍燃費がよい車種を選ぶと、単純計算でガソリン代を半減させられます。軽自動車は課せられる税額が普通自動車よりも安く、エコカーではなかったとしても節約ができるでしょう。
任意保険を見直す
任意保険は、その名前のとおり加入するか否かを任意で決められます。万一の際を考えて加入することが一般的ですが、保険内容には注意が必要です。明らかに不要と思われるオプションが付帯している場合には、これを解約して維持費を安くしましょう。
たとえば、人身傷害保険の特約として「車外事故の特約」があります。これは自己所有車以外の車に乗っているときに起きた事故も補償してくれる特約ですが、自分の車以外に乗る機会がない方にとっては必要ないでしょう。
燃費の向上を目指す
燃費は車の性能だけではなく、使い方によっても左右されます。常に重い荷物を載せた状態で運転する方もいますが、実は燃費を悪くさせる乗り方のひとつです。不要な荷物を車から下ろすだけでも燃費がよくなり、維持費が安くなります。
そのほかにも、燃費をよくするためには急発進・急ブレーキを避ける、タイヤの空気圧を適正値で保つといった工夫が有効です。遠くの信号を見ながら赤に変わるタイミングを予測して、無駄にアクセルを踏まない走り方をすることも節約につながります。
定期的にメンテナンスをする
メンテナンスにはお金がかかるため、節約するための対策として矛盾を感じるかもしれません。しかし逆にいえば、必要なタイミングでメンテナンスを受けておけば、放置することによって起きる故障のリスクを最小限に抑えられます。
仮に大きな故障が起きてしまうと、修理のために数十万円というまとまった金額が必要になるケースもあるでしょう。メンテナンスを行わなければ車の寿命は短くなることが多く、買い替えの時期が早まってしまう点に注意が必要です。
維持費が安い!おすすめ車種5選
維持費が安い車は何があるのかを具体的にご紹介します。ここで取り上げるのはプリウス・タント・フィットハイブリッドなど、いずれも人気の5車種です。
維持費が安い車というカテゴリーに含まれる車でも、特徴や新車価格は異なります。それぞれの燃費もあわせてご紹介するので、自分に合った車をチェックしてみましょう。
トヨタ プリウス
親しみやすく、万人受けするエクステリアが特徴のトヨタが生んだ大人気モデルです。サポカー補助金の対象車であり、エコカーとしても認められているため、エントリーモデルでも減税を受けられます。
プリウスの人気の秘密は燃費のよさといえるでしょう。JC08モードで運転した場合の燃費は、エントリーモデルのプリウス Eで39.0km/Lです。新車販売価格は256万5,200円~306万2,400円となっています。
ダイハツ タント
使いやすさを重視して設計された車がダイハツのタントです。大きなドアを広く開けられる構造で、開け閉めや乗り降り、車内の移動も快適にできるでしょう。
2WDの場合、燃費はJC08モードで27.2km/L、4WDで25.4km/Lです。いずれも高水準であるため、ガソリン代を抑えたい方に向いているでしょう。ボディカラーは9種類から選ぶことができます。新車販売価格は税込124万3,000円~176万5,500円です。
ホンダ フィットハイブリッド
フィットハイブリッドは大きなフロントガラスが特徴的で、広い視野を確保できることで人気のモデルです。スムーズな走り出しなど操作性に関する評価も高く、2WD・4WDどちらのタイプもエコカー減税の対象車となっています。
燃費はJC08モードで38.6km/L(2WD)と高い数値が魅力です。新車販売価格は2WDモデルで税込206万8,000円に設定されています。購入後の維持費だけではなく、初期費用も安い部類に入る車としておすすめです。
日産 ノートe-POWER
洗練されたエクステリアや、広々としたインテリア、バランスの取れた性能が魅力的です。プロパイロットが装備されており、車間距離のキープをアシストしてくれるため、高速道路での運転がとても快適になっています。
主要モデルであるX(2WD)の燃費は、JC08モードの測定で34.8km/L。X FOUR(4WD)の燃費は、同じくJC08モードで28.2km/Lになっています。新車販売価格は、グレードにもよりますが202万9,500円〜276万3,200円になっています。
スズキ アルト
アルトはセーフティ機能に優れており、毎日のお出かけに安心して利用することができます。あらゆる無駄を省いたシンプルな室内空間も魅力的で、自分でカスタマイズすることもできますし、シンプルな空間も楽しむこともできます。
JC08モードで測定した場合、グレードS(2WD)の燃費は32.0km/L、4WDの燃費は29.6km/Lになっています。新車販売価格は、2WDが109万7,800円〜111万9,800円、4WDが120万100円〜122万2,100円になっています。
中古車なら購入費用も抑えられる
中古車を購入すると、購入費を大きく抑えることがあり、結果的に維持費を安くすることに繋がります。新車と中古車で比較すると、同じ車種やグレードを選んだとしても、かなりお得に購入することができます。以下、今までご紹介した車種の新車価格と中古車価格を並べてみます。
車種 |
新車価格 |
中古車価格 |
プリウス |
256万5,200円~306万2,400円 |
47万9,000円~262万4,000円 |
タント |
124万3,000円~176万5,500円 |
29万9,000円~179万9,000円 |
フィットハイブリッド |
206万8,000円 |
19万9,000円~174万9,000円 |
日産 ノートe-POWER |
202万9,500円〜276万3,200円 |
79万8,000円~188万7,000円 |
スズキ アルト |
109万7,800円〜122万2,100円 |
11万9,000円~148万9,000円 |
ネクステージは維持費が安い車の在庫が豊富!
ネクステージでは、グループ全体で2万台以上の総在庫数を有しています。お気に入りの車種がお近くの店舗にない場合は、全国の店舗から取り寄せすることも可能です。気になった車種をネットで見かけになった場合は、ぜひお問い合わせください。
維持費が安い車の中から結局どれを選ぶとよいのかわからない場合にも、経験豊富なスタッフが普段の乗り方や車の好みなどをお伺いしたうえで、適切な車種のアドバイスをします。
よくある質問
Q.車を所有するためにどのような維持費が必要?
A.維持費の内訳には、定期的な点検・整備費用や車検費用などさまざまな要素が含まれています。頻繫に支払う駐車料金や、走行するためのガソリン代も維持費の一部です。年間の合計額は10万円を上回ることも多いため、維持費用に貯蓄を行う意識も重要といえます。また、国で定められている税金の必要性も把握しておきましょう。
Q.維持費が安いのはどんな車?
A.燃費性能に優れた車は、維持費を抑えやすい傾向にあります。ガソリンを補給する頻度が少なく、燃料がなくなるまでに長距離を走行できるためです。軽自動車のように、車両重量が軽い車種も維持費を抑えられるでしょう。優れた燃費性能を誇る車であれば、エコカー減税の適用によって税金の節約効果も高まります。
Q.払わなくても良い維持費はある?
A.1年当たりに支払う維持費の内容は、運転する環境や車種によってさまざまです。例えばハイブリッドカーを購入した場合、エコカー減税の規定により自動車税(種別割)が0円になります。土地を所有している方は、駐車場の利用料金支払いも省略できるでしょう。維持費を算出する際には、あらかじめ現状を把握することが大切です。
Q.税金を支払わないとどうなる?
A.課税されたにもかかわらず納税を怠ると、督促や財産差し押さえといった措置が実行されます。期日後に未納が発覚した場合は、早急に手続きを済ませましょう。納税しないまま所有し続けると、車だけでなく他の資産を失う結果になるかもしれません。今後ローンを契約する際に支障をきたす可能性もあるため、税金の未納には十分注意しましょう。
まとめ
ハイブリッド車や軽自動車を選ぶと、燃費性能などの理由で、維持費が安くなります。車の維持費を節約するコツも様々で、燃費の向上を目指したり、こまめにメンテナンスをしておくことが重要になってきます。
また中古車を購入すれば、購入費用を抑えることができ、全体的に安く済ませることが可能になります。中古車のことで何かお困りのことがございましたら、経験豊富のネクステージまでぜひご相談ください。