セダンとはどんな車？魅力や選ぶポイントを解説！

「セダンとはどのような車のことを示すのか」「他の車と一緒に見える」と思われる方もいるのではないでしょうか。セダンは年齢問わず、今も昔も売れ続けている人気の車です。安定した人気が得られているのには、理由があります。

 

この記事では、セダンはどのような車のことをいうのか、選び方を解説します。最後まで読んでいただければ、自分に合ったセダンが選べるでしょう。

 

※目次※

1.セダンとはどんな車？

2.セダンのラインアップ

3.セダンの選び方

4.セダンのデメリットを解消する車選びのポイント

5.厳選！セダンのおすすめモデル

6.セダンの購入も売却も、ネクステージならお得にお任せ！

7.まとめ

 

 

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セダンとはどんな車？

5人乗用でゆったり乗れるセダンは、1990年代までファミリーカーの代表選手でした。現在は、ミニバンやSUVなどにファミリーカーの主役の座は奪われているのが実状です。しかし、セダンにはミニバンにもSUVにもない魅力があります。どのような魅力があるのか、セダンの定義とともにひも解いていきましょう。

 

セダンは3ボックス4ドアだけなの？

セダン本来の定義は「3ボックス4ドア」です。「3ボックス」とは、エンジンルームと乗車空間、トランクルームの3つのボックスがそれぞれ独立していることを指します。

 

しかし、最近は異なる要素がセダンにも見られるようになりました。そのひとつがトランクルームのスタイルです。セダンの定義によると「トランクルームは独立」がセオリーですが、フォルムは3ボックスに見えるものの、乗車空間とトランクルームがつながっているハッチバックスタイルのセダンもあります。

 

クーペやハッチバックとの違い

ハッチバックスタイルのセダンがあるなど、車の見分け方がよく分からない方もいるのではないでしょうか。ここではセダンとハッチバック、クーペそれぞれの違いを解説します。

 

クーペとセダンの大きな違いはドア数です。4ドアが一般的なセダンに対し、クーペは2ドアが主流です。デザインや走行性能もスポーツカーを思わせる車が多く販売されています。

 

ハッチバックとセダンの大きな違いは、トランクルームとの境界です。ハッチバックは座席とトランクルームが一体に設計されています。

 

サイズ別の分類と代表車種

セダンは大きく3つのサイズに分類されます。それぞれの特徴と代表車種を見てみましょう。

 

エコカーのバリエーションも多彩

セダンには多彩なエコカーがラインアップされています。エコカーとは、環境への影響が少ない車のことです。CO2排出量が少ない、燃費が良いといった条件をクリアしたエコカーは、税の軽減措置や新車購入時の補助金の対象車になっています。現在販売されているエコカーは以下の4タイプです。

 

EV（電気自動車）……電気モーターで動く車。ガソリンを全く使わない。

HV（ハイブリッド車）……エンジンと電気モーターを組み合わせている。運転時に充電可能で、燃費性能が高い。

PHV（プラグイン・ハイブリッド車）……運転時だけでなく外部電源からの充電が可能なハイブリッド車。

FCV（燃料電池自動車）……水素を使った充電システムで電気モーターを動かす。

 

セダンの魅力

セダンの特徴は、車に求めるポイントを満遍なく押さえている点です。「オフロードでの走行性能を意識したSUVは、燃費性能が低い」「室内空間を広げるために天井高を上げたミニバンは、走行安定性に欠ける」など、個性の強い車ならではの弱点も無視できません。

 

セダンはシンプルながら「乗り心地が快適」「乗り降りがしやすい」「静音性に優れている」など、普段使いに必要な条件を全てクリアしています。燃費性能も高く、重心が低いため運転がしやすいのもメリットです。

 

乗車空間とは別にエンジンルームとトランクルームがあるため、衝突時の衝撃も抑えてくれます。車体の剛性レベルも高めの設定です。

 

覚えておきたいデメリット

多くの魅力があるセダンですが、デメリットもあります。そのひとつは、車内のアレンジができないことです。

 

ハッチバック・ミニバンなど、シートを倒してシートアレンジできる車が増えてきています。アレンジできないセダンは、アウトドア好きな方などには物足りないかもしれません。長さや高さのある荷物の運搬もしにくい構造です。

 

ボディサイズの小さいコンパクトカーに比べると、小回りがしにくく感じるでしょう。ボンネットやトランクに長さがあるため、車体感覚がつかみづらいと感じる方もいるかもしれません。

 

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セダンのラインアップ

強烈な個性はないかもしれませんが、安定した魅力をもつセダンは、国産車・輸入車を問わず、さまざまなメーカーで販売されています。ここで紹介するのは、2022年5月現在新車販売されている各メーカーのセダンです。

 

なお、セダンは中古車市場にも多く流通しています。新車価格をチェックしたうえで、現行型または旧モデルの中古セダンを探すのも賢い方法です。

 

国産セダン

 

※2022年5月現在の情報

 

輸入セダン

 

※2022年5月現在の情報

 

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セダンの選び方

セダンの購入を検討している方のために、ここではセダン選びのポイントをご紹介します。セダンは車種が多いため、どれも同じようなものだと思いがちです。しかし、ポイントを押さえて自分に合ったセダンを選べば、後悔のない買い物ができます。長く愛用する1台となることでしょう。ポイントは5つです。

 

人気車種を確認しておく

まずは人気車種をチェックしておきましょう。人気が高いものには、選ばれる理由があります。なぜその車種が選ばれているのかを知り、自分のニーズに合うかどうかを考えることが重要です。

 

選ばれる理由には、価格、デザイン性、機能性、走行性能、ステータスなどさまざまな要素があります。自分が車に求めるものに当てはまる人気車種があれば、それを選ぶのもひとつの方法です。

 

また、人気車種は中古車市場でのニーズもあるため、売却する際にも高値で売れる可能性があります。

 

目的に合わせたサイズを見極める

セダンはS・M・Lと異なるサイズでラインアップされています。小さければ乗り回しがしやすく、大きければゆったり乗れるなど、サイズの違いによるメリットを念頭に置いておくことも重要です。展開が大きいのはMサイズで、幅広い選択肢の中から選べます。

 

乗車人数、乗車シーン、乗車頻度などに合わせたサイズを選びましょう。子育てファミリーと子育てが終わった夫婦とでは、必要なサイズも異なります。年配者の送り迎えや都市部での買い物利用など「だれと・どこで・どのように」をしっかりとイメージすることがポイントです。

 

質感を実際に確認してみる

気になる車が見つかったら、実際に見に行ってみましょう。外装だけでなく、内装の質感を確認することがポイントです。

 

セダンには高級感を打ち出しているものが多くあります。しかし「価格が高ければ質が良い」という見方ではなく、自分のセンスや好みに合っているかどうかをしっかりと確認することが重要です。

 

肌ざわりや材質の光具合など、小さなことのように思えても、妥協してしまうと長く後悔することになるかもしれません。自分の好みに合ったものであれば満足感も大きいため、気持ち良く使い続けられるでしょう。

 

維持費の安い車種を知っておく

コストパフォーマンスを比べる場合には、購入費用と維持費をトータルで考えなければなりません。維持費には燃料費、税金、自動車保険、メンテナンス費用が含まれます。

 

燃料費が安いのは燃費の良い車です。ハイブリッドなどのエコカーは、燃費性能が高いため、燃料費の負担が軽くなります。ドライブや旅行など、長距離移動を頻繁に行う方は特に気を付けておきましょう。

 

自動車税や自動車重量税は、車の排気量や重量によって税額が決まります。毎年どれくらいの税金がかかるかチェックしておくことも必要です。

 

保険料には自賠責保険と任意保険とがあり、任意保険は車種によっても保険料が変化します。条件は保険会社によって違いますので、確認しておきましょう。

 

パーツ交換時には、メンテナンス費用に大きな差が出ます。使用パーツの種類やメーカーによっても異なるため、慎重な計算が必要です。

 

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コスパ重視なら中古車がおすすめ

現在、セダンの新車販売はやや縮小傾向にあります。しかし、中古車市場には多く出回っており、状態が良く低価格のものも少なくありません。新車購入予算で中古車を購入するのであれば、車種やグレードをワンランクアップすることもできるでしょう。

 

中古車であれば、メーカーを超えて比較することも簡単です。人気車種の動向もすぐに分かります。実際のサイズ感、質感、購入価格と維持費なども比較しながら、よりお得な1台を見つけられるでしょう。

 

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セダンのデメリットを解消する車選びのポイント

セダンには、いくつかデメリットもありますが、解消する方法も存在します。デメリットを解消する方法を知っていれば、セダンでより快適なカーライフを実現できるでしょう。セダンの基本的な選び方を踏まえたうえで、以下の3つのデメリット解決方法も参考にしてください。

 

荷室の広さを確保する

一般的にセダンは、座席とトランクルームを貫通していません。はっきりと仕切られているため、大きな荷物や長尺物を積めないデメリットがあります。

 

しかし、近年販売されているセダンの中にはリアシートを前に倒せる車種も増えている傾向です。リアシートを前に倒すとトランクルームとの境目が消え、積める荷物のバリエーションが広がります。

 

トランクルームを多く活用する方は、リアシートを倒してトランクルームが見えるセダンを選びましょう。

 

運転のしやすさを重視する

前述したように、セダンは3ボックスにそれぞれ独立しているため、ボディー全長が長くなってしまう傾向があります。全長が長いほど、小回りが利きません。

 

小回りの利きを判断する指標は、最小回転半径です。最小回転半径が小さいほど、小回りが利きます。車のカタログなどに掲載されているため、小回りを重視したい方はチェックしましょう。

 

乗り降りのしやすさを重視する

ボディーの低さは、セダンの大きな特徴として挙げられますが、デメリットとなる場合もあります。身長の高い人や足腰に不安のある高齢者の中には、乗り降りに不便を感じている人も少なくありません。乗り降りに不便を感じてしまう主な理由は、シート（座面）の低さやドア開口部の形です。

 

スムーズな乗り降りをしたい方は、シート位置の高いセダンやドアを開けた際の開口部の広さをチェックしましょう。

 

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厳選！セダンのおすすめモデル

セダンの選び方が把握できたら、次は具体的に車を比較しましょう。ここからは、数多く流通しているセダンの中でもおすすめの車種を7台紹介します。大衆向けから走りを楽しみたい方向け、高級セダンなど、さまざまな車種があるため車選びに悩まれている方は参考にしてください。

 

トヨタ プリウス

ハイブリットカーの代表でもあるプリウスは、日本のみならず海外でも人気のあるセダンです。ボディーサイズは、全長4,575mm×全幅1,760mm×全高1,470mmに設計されています。最小回転半径5.1m~5.4mといった、取り回しの良さも特長です。

 

1.8Lのエンジンを搭載するプリウスは、燃料消費率（WLTCモード）32.1km/Lを達成しています。

 

新車価格は、259万7,000円~364万円です。中古車は約90万円~310万円で流通しています。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『プリウス（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

トヨタ クラウン

クラウンはトヨタが現在ラインアップする中でも、最も歴史の長い車種です。1955年に初代モデルが登場して以降、現在でもクラウンの根強い人気は途絶えません。

 

現行のクラウンのボディーサイズは、全長4,910mm×全幅1,800mm×全高1,455mm~1,465mmです。ボディーが拡大傾向にあるセダンの中でも、クラウンは先代と比べても大きく変わっていません。

 

エンジンはバイブリッド車用とターボがラインアップされ、燃費を重視したい方にもうれしい車です。

 

新車は489万9,000円~739万3,000円で販売されています。中古車相場は、約79万円~340万円です。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『クラウン（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

レクサス LS

LSはレクサスが販売する最高級セダンです。搭載される3.5LのV型6気筒エンジンは、低回転域から高トルクを発生させます。10速オートマチックトランスミッションとの組み合わせにより、スムーズかつレスポンスの高い走りが可能です。

 

モデルチェンジを繰り返してきたLSは、先代モデルよりもボディーサイズがアップしています。現行のLSのボディーサイズは、全長5,235mm×全幅1,900mm×全高1,450mm~1,460mmです。

 

LSの新車は1,071万円~1,792万円で販売されています。中古車相場は、約250万円~650万円です。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『LS（レクサス）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

日産 フーガ

フーガは後述するスカイラインと同じく、日産の顔ともいえるセダンです。ボディーサイズはスカイラインよりも大きく、全長4,980mm×全幅1,845mm×全高1,500mm~1,515mmに設計されています。

 

3.7LのV型6気筒エンジンもラインアップされ、意のままに走れる楽しさを感じられる車です。

 

新車は502万7,000円~639万4,981円で販売されています。中古車相場は、約60万円~269万円です。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『フーガ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

日産 スカイライン

ツインターボエンジン車をラインアップするスカイラインは、現行モデルで13代目となる歴史の長い車です。現行モデルは先代よりも車幅が広げられ、全長4,810mm×全幅1,820mm×全高1,440mmに設計されています。

 

エンジン停止・ドアを開ける動作と連動し、ステアリングやシートが自動で動く「パーソナルドライビングポジションメモリーシステム」を搭載しており、スムーズな乗り降りが可能です。

 

新車は435万3,800円~562万5,400円で販売されています。中古車相場は、約68万円~520万円です。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『スカイライン（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

マツダ アクセラ

アクセラは、2019年をもって販売終了した車です。販売終了後は、海外で使用されていた車名「MAZDA3」に変更され、後継モデルとしてラインアップしています。マツダのSUV車、CX-3にも採用されるディーゼルエンジンもラインアップに加わり、セダンでありながらトルクフルな走りが体感可能です。

 

ボディーサイズは、全長4,580mm×全幅1,795mm×全高1,455mmと、3ナンバーに該当します。

 

当時の新車価格は183万円~331万円です。中古車は約25万円~160万円で流通しています。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『アクセラ（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

スバル インプレッサG4

OEM供給される車種もある中で、インプレッサG4はスバルで自社開発・販売する数少ない車です。車体のベースとなるプラットフォームは新開発の「SGP（スバルグローバルプラットフォーム）」が採用されました。

 

新たなプラットフォームのおかげで、どのシートに乗っても室内空間のゆとりを感じられます。ドア上部が広く開くよう設計されており、スムーズな乗り降りが可能です。トランクルームは、ゴルフバッグ4つ積めるほどのスペースが確保されています。

 

ボディーサイズは全長4,640mm×全幅1,775mm×全高1,455mmです。水平対向エンジンも採用され、滑らかで力強い加速を味わえます。

 

新車価格は、200万2,000円~273万9,000円です。中古車は、約50万円~170万円で流通しています。

（2022年5月時点の情報です）

（参考：『インプレッサG4（スバル）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)

 

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まとめ

セダンは従来、エンジンルーム・乗車場所・トランクルームがそれぞれ独立している4ドア車を指していました。近年では、トランクルームと車内がつながっているハッチバックに近い車も増えています。

 

セダンは国産車・輸入車ともに安定した人気が途絶えません。セダンの中古車を検討している方は、ぜひネクステージをご利用ください。人気車種をはじめさまざまなグレードの車をラインアップしています。はじめてセダンに乗られる方もお気軽にお問い合わせください。

 

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