ソリオとルーミーを比較してみよう!迷った際に選ぶコツやライバル車も紹介
スズキのソリオとトヨタのルーミーは、5ナンバーサイズの小型トールワゴンとして人気があります。軽自動車のように気軽に乗ることができ、ミニバンのような室内空間であることが人気のひとつです。どちらも魅力的な車であるため、お悩みの方もいるでしょう。
この記事では、ソリオとルーミーの特徴やスペック、安全性能を比較しご紹介します。併せてソリオとルーミーのライバル車もご紹介しますので、購入の際の参考にしてください。
※目次※
4.ソリオとルーミーを比較してどっちがいいか迷った際の選び方
6.ソリオやルーミーをはじめとするコンパクトカーはネクステージで!
・ソリオとルーミーはミニバンのような室内空間で、収納力が高くどちらもファミリーカーとしても人気がある。
・ソリオとルーミーの特徴を知ると自分に合った車種選びが可能。ソリオとルーミー以外のライバル車とも比較しよう。
・ソリオとルーミーを中古車で検討中の方は、遠方の店舗からも取り寄せができ実車を見て購入できるネクステージへ。
ソリオとルーミーを比較してみよう!
ソリオとルーミーは使い勝手のよい車内空間で、ファミリーカーとしても人気の車種です。車体サイズは大きく異なる点はありませんが、荷室の収納力やシートアレンジなどが異なります。この項目では、ソリオとルーミーの車内空間についてご紹介しますので参考にしてください。
1.荷室の収納力
ソリオとルーミーの荷室サイズを比較してみると、後部座席が一番後ろの状態の荷室サイズは、以下のとおりです。(5人乗車時)
ソリオ |
ルーミー |
550mm |
500mm |
機内持ち込みサイズのスーツケースを積んだ場合、ソリオは後部座席をスライドさせずに床上に5つ、2WD車であれば床下にひとつ積むことができるため最大で6つ積むことができます。一方、ルーミーでは床下収納がなく後部座席を前へスライドさせた状態で床上に最大4つです。そのため、ソリオのほうが荷室の収納力では優れています。
2.シートアレンジ
ソリオとルーミーの後部座席には、どちらにもスライド・リクライニング機構が採用されています。ソリオは5:5分割可倒式シートで片方を倒してしまうと1人しか乗れなくなってしまいますが、ルーミーは6:4分割可倒式シートなので後部座席を片方だけ倒しても2人乗ることが可能です。
また、後部座席のスライド幅はソリオ165mmに対し、ルーミー240mmと75mmの差があります。スライド幅が広いと乗員数や荷物の大きさによって幅広いシートアレンジが可能です。シートアレンジに関しては、ルーミーのほうが優れています。
3.室内空間・座り心地
ソリオの室内サイズは室内長2,500mm×室内幅1,420mm×室内高1,365mmで、ルーミーは室内長2,180mm×室内幅1,480mm×室内高1,355mmです。比較すると、ソリオのほうがゆったりとしたサイズ感であることが分かります。
ソリオには後座センターアームレストが採用されていますが、ルーミーにはありません。一方、ルーミーはソリオよりも全幅が広くシートに座った際の圧迫感がなく、天井までの高さがあるため子供が立ったまま着替えることもできます。
4.前年の人気
ソリオとルーミーの2021年の新車販売台数ランキングの人気は、ルーミーが2位(13万4,801台)ソリオは17位(4万4,713台)です。商品力には大きな差がないものの、ルーミーが上位に入っているのには全国に5,000店舗以上の店舗数に加え、圧倒的な営業力が影響しています。
また、ソリオの販売数量に差が出ることには理由があり、自社内にスペーシアなどのライバル車があるため、販売台数が分散されていることが販売数量に影響する要因のひとつです。
ソリオとルーミーを比較【ソリオの特徴】
ソリオは2020年11月にフルモデルチェンジされ、車体サイズが大きくなり、安全装備が追加されています。この項目では、ファミリーカーとしても人気のあるソリオの外装やグレードの特徴、スペック、価格をご紹介しますのでルーミーとの比較の参考にしてください。
(参考:『ソリオ(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイナミックで伸びやかな外観
ソリオは、ダイナミックで伸びやかなフォルムが特徴です。フードの先端部分が高く、厚みがあり安定感のあるフロントマスクを採用しています。また、カラーバリエーションは以下の全8色です。
・メロウディープレッドパール
・フレイムオレンジパールメタリック
・スピーディーブルーメタリック
・ネオンブルーメタリック
・クラッシーブラウンメタリック
・スターシルバーメタリック
・ピュアホワイトパール(有償色2万2,000円)
・スーパーブラックパール
予防安全装備の有無を選べる
ソリオは全グレードに、アダプティブクルーズコントロールや車線逸脱警報機能、デュアルブレーキサポートなどの予防安全技術のスズキセーフティサポートを標準装備しています。「HYBRID MX」と「G」ではスズキセーフティサポート非装着車も用意され、予防安全装備の有無が選択可能です。
HYBRID MXでは非装着の場合8万2,500円、Gでは6万6,000円安く購入できます。新車価格を少しでも安く購入したい、予防安全装備は必要ないという方は視野に入れて検討しましょう。
燃費に優れたマイルドハイブリッドモデルも選べる
ソリオのハイブリッド搭載車は「HYBRID MZ」「HYBRID MX」です。リチウムイオンバッテリーとISG(モーター機能付き発電機)を組み合わせた、マイルドハイブリッドが搭載されています。
減速時のエネルギーを発電し、加速時には発電した電力でモーターを動かしエンジンのアシストを行う仕組みです。燃費の向上にもつながり、HYBRID MX・MZともにWLTCモード18.4~19.6km/Lとなっています。
スペックと価格
ソリオはガソリン車、ハイブリッド車合わせて3グレードあります。それぞれのスペックや新車・中古車価格は以下の通りです。
|
HYBRID MZ |
HYBRID MX |
G |
全長×全幅×全高 (mm) |
3,790×1,645×1,745 |
||
車両重量 (kg) |
1,000~1,040 |
960~1,000 |
|
エンジン |
水冷4サイクル直列4気筒 |
||
総排気量 (L) |
1.242 |
||
新車価格 |
202万2,900~ 214万8,300円 |
176万7,600~ 197万5,600円 |
151万1,800~ 170万7,200円 |
中古車価格 |
約99万~229万円 |
約99万~171万円 |
約59万~179万円 |
(2022年11月現在の情報です)
ソリオとルーミーを比較【ルーミーの特徴】
ルーミーは2016年から発売されコンパクトなボディでありながら、力強い走りと広い車内スペースであることで人気の高い車種です。この項目では、ルーミーの特徴やスペック、価格などをご紹介しますのでソリオとの比較材料にしてください。
(参考:『ルーミー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
カスタム仕様では違う外観が選べる
ルーミーのグレード構成は3グレードに加え、カスタム仕様車が2グレードあります。通常グレードはカジュアルでアクティブな印象の外観、カスタム車ではシャープな印象の外観と2つのフロントフェイスが選択可能です。
カスタム仕様車はオートレベリング機能付きLEDヘッドランプやイルミネーションが備わったLEDフォグランプ、車高を低くみせるフロントスポイラーなどが力強い印象を醸し出しています。
スマートアシストを標準装備
ルーミーには、先進安全技術のスマートアシストが全グレードに標準装備されています。スマートアシストには、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ、車線逸脱警報機能などが備わり万が一の際にも安心です。
カスタムグレードにはオプティトロンメーター内に専用のディスプレイが装着され、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き/停止保持機能あり)が標準装備されます。先行車が停止した際には同様に停止し、スイッチまたはペダル操作で追従走行が再開される停止保持機能が搭載されていることが特徴です。
快適な走りと小回りのしやすさが魅力
ルーミーには1.0LKR-FE VVT-iエンジンが搭載され、街中での発進や加速はもちろん、坂道や高速道路でもストレスのない加速が可能です。G-TとカスタムG-Tには幅広い回転域を持つ1.0Lターボエンジンが搭載され、走行性能に加え優れた燃費性能も併せ持っています。
スポーツモードはアクセルを踏み込むとスムーズな発進ができ、乗り心地も快適です。また、軽自動車に匹敵するほどの小回り性能を持ち、最小回転半径4.6~4.7mと街中でも運転がしやすいことも特徴として挙げられます。
スペックと価格
ルーミーのグレード構成とスペック、新車・中古車価格は以下のとおりです。
|
X |
G |
G-T |
カスタムG |
カスタムG-T |
全長×全幅×全高 (mm) |
3,700×1,670×1,735 |
||||
車両重量 (kg) |
1,070~1,130 |
1,100 |
1,080~1,130 |
1,100 |
|
エンジン |
直列3気筒DOHC |
直列3気筒DOHC(インタークーラーターボ付) |
直列3気筒DOHC |
直列3気筒DOHC(インタークーラーターボ付) |
|
総排気量 (L) |
0.996 |
||||
新車価格 |
156万6,500~ 174万2,500円 |
175万3,500~ 192万9,500円 |
184万4,500円 |
192万4,000 ~210万円 |
205万6,000円 |
中古車価格 |
約89万~ 179万円 |
約135万~ 189万円 |
約119万円~ |
約129万~ 238万円 |
約119万~ 254万円 |
(2022年11月現在の情報です)
ソリオとルーミーを比較してどっちがいいか迷った際の選び方
ソリオとルーミーは、どちらも引けを取らない優れた車種です。どちらにしようかお悩みの際には、自分の運転環境に合った車種なのかを考えるとよいでしょう。この項目では、ソリオとルーミーの選ぶポイントをご紹介しますので参考にしてください。
収納力と走行性能で選ぶなら「ソリオ」
ソリオは荷室サイズが大きく収納力に優れています。2WD車には荷室の下にサブトランクがあり、普段使用しないものを収納したり背の高いものを載せたりするときに便利です。4WD車には容量の異なるラゲッジアンダーボックスが用意され、買い物カゴが入るスペースがあります。
また、ソリオは1.2L 4気筒エンジンが搭載されたマイルドハイブリッドモデルの選択が可能です。走行性能と燃費性能にも優れています。
安全装備とコスパで選ぶなら「ルーミー 」
安全性能やコストパフォーマンスで選ぶのであればルーミーがおすすめです。スマートアシストが全グレードに搭載され、ソリオにはない安全装備などが搭載されています。特にカスタム仕様車に標準装備されるアダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き/停止保持機能)は、遠出をする際などに便利です。
スズキセーフティサポートが装備されたソリオと比較しても、ルーミーのほうが価格が安く、コストパフォーマンスに優れています。
ソリオとルーミーのライバル車3選
ソリオとルーミーは、小型トールワゴンとして人気です。ライバル車としてよく比較されますが、この2車種以外にもライバル車がいくつかあります。この項目では、ソリオとルーミーのライバル車を3選ご紹介しますので参考にしてください。
三菱「デリカD:2」
三菱デリカD:2はスズキソリオのOEM車です。ソリオと同様に2WD車にはサブトランク、4WD車にはラゲッジアンダースペースが採用されています。ラゲッジルームの開口部が大きく、大きな荷物でも楽に積むことができます。
後部座席を前に倒すとフルフラットになるため、シートアレンジも豊富です。また、運転支援機能の三菱e-Assistが全グレードに搭載されています。
新車価格 |
188万3,200~227万3,700円 |
中古車価格 |
約29万~159万円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『デリカD:2(三菱)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ「フリード プラス」
ホンダ フリードプラスは後部座席は2列シートで、収納性の高いラゲッジスペースが特徴です。縦と横に広い大開口テールゲートで開口部地上高が335mmと低く、重たい荷物や自転車なども積み下ろしが楽に行えます。2列目を倒すとフラットになり、長い荷物を載せることや車中泊をすることも可能です。
新車価格 |
227万5,900~327万8,000円 |
中古車価格 |
約154万~279万円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『フリード プラス(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ「シエンタ」
トヨタシエンタは3列シートの7人乗りに加え、2列シートの5人乗りをラインアップしています。7人乗りのXグレードは、ガソリン車、ハイブリッド車ともに2023年4月以降の生産予定です。ゆとりのある室内空間はコンパクトミニバントップクラスを誇り、後部座席を倒すとフラットラゲージモードになり荷室長が最大2,045mmまで広がります。
新車価格 |
159万~310万8,000円 |
中古車価格 |
約24万~369万円 |
(2022年11月現在の情報です)
(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ソリオやルーミーをはじめとするコンパクトカーはネクステージで!
新車は予算を超えてしまうという方は、中古車を視野に入れて検討しましょう。中古車であれば数十万円で購入できる車種や、予算内でワンランク上のグレードを購入できる場合もあります。全国に200店舗以上を展開するネクステージでは、豊富な在庫の中からお気に入りの1台を見つけることが可能です。この項目では、ネクステージで中古車を購入するメリットをご紹介します。
他店舗から取り寄せ可能
ネクステージは全国総在庫数3万台を誇っています。Webサイトで気になる車種を見つけた場合でも、お近くの店舗までお取り寄せ可能です。そのため、実際にどのような状態なのかを見て確認でき、納得した上で購入できます。軽自動車から輸入車まで、幅広く取りそろえていることが強みです。
車両の状態を徹底開示
ネクステージでは車種ごとに配置された専任のスタッフがいるため、仕入れ時に骨格にダメージのある修復歴車や水没車、メーター改ざん車などは事前に排除しています。お客様がしっかりと納得した上でご購入いただけるよう、全ての中古車で車両状態の開示を行い、車両の細かな傷ひとつまで丁寧にお伝えしていることも強みです。
契約時と納車時にもお客様と車両の傷チェックなども実施しているため、納得した上でご購入いただけます。
まとめ
ソリオとルーミーには大きな差はありませんが、収納力やシートアレンジ、座り心地などが異なります。どちらも人気があり優れた車種なので比較し、自分に合った車種を選びましょう。
また、ネクステージは豊富な在庫の中から自分のお気に入りの1台を見つけることができます。Webサイトで気になった中古車があれば、全国どこの店舗からも取り寄せが可能です。気になる中古車があればお気軽にお問い合わせください。