外車新車人気ランキングタイプ別5選 新車価格と中古車価格相場もあわせて紹介
毎年、世界中の自動車メーカーがさまざまな新車を発表しています。しかし、外車は種類が多く車種ごとの特徴を把握しづらいため「どんな新車が出ているのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこちらの記事では、外車の新車人気ランキングを車のタイプ別にご紹介します。セダン・SUVのランキングに加えて、おすすめの超高級外車もチェックしましょう。後半では外車購入の注意点も解説し、中古車の購入がおすすめの理由もピックアップしていきます。
※本記事に記載されている新車価格は2021年5月現在のもの。また中古車の価格帯は旧型モデルも含んでいる場合があります。
※目次※
2.新車外車おすすめ人気ランキング【SUV・クロカンタイプ】TOP5
3.いつかは新車で乗ってみたい超高級外車5選【スポーツカー・クーペタイプ】
・外車の人気車種は、セダンとSUV・クロカンタイプ別でチェックしてみよう
・超高級スポーツカー・クーペは、車好きなら一度は憧れる！
・外車の購入は、日本車に比べると納期が遅くなる可能性も。中古車であっても新車同様の車が手に入る可能性もアリ！
新車外車おすすめ人気ランキング【セダンタイプ】TOP5
乗用車の基本的なボディタイプであるセダンは、5ドアのノッチバックまたはハッチバックタイプが広く知られています。日本はもちろん、世界中で需要の高いポピュラーなタイプといえるでしょう。
またセダンタイプは、大衆向けから超高級車まで幅広い価格帯で展開されているのが特徴です。具体的にどのような車種が人気を集めているのか、セダンタイプのランキングTOP5をご紹介します。
第5位：ボルボ｜S60
「S60」は、初代がワゴン車のV70の姉妹車、2代目がV60の姉妹車の2000年に発売された（日本では2001年）ボルボのセダンです。
それまでのボルボの特徴だった角張ったデザインではなく、曲線を使用した流麗なデザインが特徴となりました。2005年にマイナーチェンジをしたり、2008年にはクラシックが追加されるなどしています。また、2019年にはダイナミックなデザインにがらりと印象を変えた新型が登場し話題となっています。
2021年5月現在のS60の新車価格は約684万円から。旧型を含むS60中古車は、ネクステージで約70万円から販売しています。
第4位：ジャガー｜XE
「XE」は、イギリスに本社を置くジャガーが販売するスポーツセダンです。日本では2015年にはじめて販売を開始しました。エンジンタイプは、ガソリン・ディーゼルはもちろん、EV（電気電気自動車）も選択できます。
スポーティでスムーズな走りを実現し、山や雪道でもなめらかに走行可能です。新車価格は約569万円から、最新機能を搭載した最上級モデルは約695万円からの設定です。中古車価格は約199万円~520万円と幅広い価格帯で販売されています。このXEも2019年に新たなモデルが登場しています。
第3位：BMW｜3シリーズ
ドイツのBMWが販売する「3シリーズ」は、日本に輸入されるDセグメントのなかでも最重量級のモデルとして知られています。2019年8月には、BMWの日本モデルではじめて「渋滞運転支援システム」を搭載することを発表しました。
渋滞に巻き込まれると、アクセル・ブレーキに加えてハンドル操作を常に続けなければなりません。前方への注意力が散漫になると追突事故のリスクも高まるため、ハンズフリーで走行できる機能は非常に便利で革新的といえるでしょう。新車価格は約495万円から、中古車価格は50万円~390万円です。
第2位：メルセデス・ベンツ｜CLAクラス
「CLAクラス」は、世界的に知名度の高いメルセデス・ベンツが販売するセダンです。メーカーでは「4ドアクーペ」という呼称を使用しています。ボンネットにかけての艶やかなルーフラインとスポーティなフロントが特徴です。
新車価格は472万円からとなっています。とくに上級グレードは4DW（4輪駆動）を採用し、悪路でもスムーズな走行が可能です。また、「渋滞時緊急ブレーキ機能」など、世界最高水準の安全性能にもこだわっています。中古車は全グレードで170万円~449万円の価格帯で、2017年~2019年モデルも多数見られます。
第1位：ポルシェ｜パナメーラ
「パナメーラ」は、高級スポーツカーメーカーで知られるポルシェが販売するセダンです。スペースが狭くなりやすいスポーツカーをセダンタイプに設計することで、リアシートも快適な大型スポーツカーを実現しました。一度運転すると過ごしやすさを実感できるでしょう。
新車価格は約1,249万円からスタートし、3,200万円を超えるモデルもあります。たとえば、ハイブリッドモデルの「ターボ S E ハイブリッド エグゼクティブ」は、3,000万円を上回る価格です。中古車市場の価格帯は約340万円~530万円で見つかりますが、モデルやオプションによって価格が大きく変動します。
新車外車おすすめ人気ランキング【SUV・クロカンタイプ】TOP5
近年、悪路走行に適したピックアップトラックを発展させた「SUV車」が人気を集めています。SUVは「スポーツ用多目的車」ともいい、その名のとおりアウトドアシーンでの利用を前提に開発された車です。
ここからは、SUVやクロカン（クロスカントリー）タイプの外車の新車を5位からご紹介します。新車価格とあわせて中古市場での相場も押さえておきましょう。
第5位：メルセデス・ベンツ｜GLE
「GLE」は、「豊かな毎日の実現」をコンセプトにメルセデス・ベンツが開発したプレミアムSUV車です。2019年6月のフルモデルチェンジで予防安全性能が世界トップクラスの水準を達成しました。
内装は繊細な木目デザインが特徴的で、ラグジュアリーにこだわった上品な乗り心地を体感できます。GLE史上はじめての7人乗りシートを装備した点も見逃せません。
新車価格は約964万円から、中古車は約430万円~636万円です。フルモデルチェンジ後の中古車はまだ少ないものの、市場では複数のグレードの中古車が販売されています。
第4位：ランドローバー｜ディスカバリー
「ディスカバリー」は、イギリスの車メーカーであるランドローバーが販売するSUV車です。2017年に5代目が発表され、角の目立つボディから丸みを帯びたフォルムへの変更が注目を浴びました。車両寸法が大きくなったことで、シート・荷台スペースの快適性も増しています。
ランドローバーが4WD専門の車メーカーということもあり、悪路での走行性能への信頼性が高い点も魅力です。新車価格は約877万円から、中古車は約500万円~800万円の価格帯となっています。
第3位：ポルシェ｜カイエン
「カイエン」は、ポルシェが販売するSUV車です。2002年に登場して以降、日本でも高い人気を誇っています。定員は5人で荷台スペースも広く、友人や家族との旅行にも使いやすいインテリアが魅力です。
2010年にはカイエンの弟分に位置づけられる「マカン」を販売しました。こちらもSUV車では人気の車種です。新車価格はカイエンが約1,096万円から、マカンが約737万円からです。
中古車市場の価格帯は2車種とも約320万円~800万円です。中古車であればカイエンの現行モデルはもちろん、新車では手に入らない旧モデルも入手できます。
第2位：BMW｜X2
「X2」は、BMWが販売するSUV車です。日本での初登場は2018年と新しく、独創性を追求したコンセプトが話題になりました。
BMW独自開発の「SAC（スポーツ・アクティビティ・クーペ）」は、頑丈で大型のボディが特徴的なSUVと、スポーティなスタイルのクーペを融合させた車です。2018年~2019年には3つの賞を受賞し、X2の名前を広めるきっかけにもなりました。
新車価格は約451万円から、中古車価格は約180万円~620万円です。まだまだ新型の車種であるため、新車・中古車ともに需要が高いといえるでしょう。
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第1位：ジャガー｜Eペイス
ジャガーの「Eペイス」はコンパクトSUVながら、収納・積載スペースを十分に確保している点が特徴です。エンジンは、ガソリン・ディーゼルの2パターンから選択できます。グレードのラインナップが豊富な点も特徴で、2019年7月には同年モデルのほか特別仕様車が50台限定で発表されました。
新車価格は約498万円から、中古車市場の価格帯は約350万円~530万円です。中古車の価格帯が幅広い理由は、オプションの追加で価格が大きく変動するためです。多数の魅力的なオプション付きの中古車が多く販売されています。
いつかは新車で乗ってみたい超高級外車5選【スポーツカー・クーペタイプ】
「今すぐには買えないけれども、いつかは超高級な外車に乗りたい」と考えている方もいるでしょう。一般的にイメージする高級車といえばメルセデス・ベンツやBMWが人気ですが、それらをさらに上回る超高級外車が多数存在します。
ここからは、外車のなかでも憧れる方の多いスポーツカー・クーペタイプの超高級車を、新車価格と中古車価格とあわせてご紹介します。
ランボルギーニ ウラカン
「ウラカン」は、イタリアのランボルギーニが販売するスポーツカーです。サーキットではもちろん、公道でもスポーティでダイナミックな走りを実現しました。
ランボルギーニの魅力を引き出すボディデザインもさることながら、スポーツカー屈指のエンジン性能にも惹かれるでしょう。新車価格はモデルにもよりますが約2,500万円から、中には3,000万円を超える最高級モデルもあります。中古車も2,000万円~4,000万円と幅広い価格帯で販売されています。
アストンマーティン V12
アストンマーティンの「V12」は、クーペタイプの超高級車です。「走るためのデザイン」にこだわりながらも、まるでアートのような美しさを実現しました。V12エンジンの圧倒的なパワーは、最高時速323キロメートルを達成しています
航空宇宙産業基準のカーボンファイバーを採用したボディは、軽さと頑丈さを持ち合わせています。「ヴァンキッシュ S」の新車価格は2017年発表当時で3,457万から、中古車市場でも1,000万円を上回る価格帯が主流です。
マクラーレン 570S
「570S」は、イギリスのマクラーレン・オートモーティブが販売するスポーツカーです。クラス最軽量ながら強いパワーを誇り、スーパーカーとしての魅力を存分に味わえます。
スポーツカーらしく、加速性能も抜群です。時速100キロメートルまでの加速はわずか3.2秒、時速200キロメートルまでは9.5秒で到達します。
2017年新車発表時のスパイダーの新車価格は2,898万円からと3,000万円に迫る勢いです。中古車市場ではベースグレードでも1,500万円以上となっており、スポーツカー好きの方からはとくに人気の車種といえるでしょう。
マセラティ グラントゥーリズモ
「グラントゥーリズモ」は、マセラティが販売する車のなかでも高い人気を誇るスポーツカーです。基本グレードの登場後に複数のグレードが発表され、2009年にはオープンモデル「グラン・カブリオ」が注目を集めました。
さらに2017年には、エンジン・タイヤ・内外装といったマイナーチェンジを発表しています。加速性能や耐久性を見直したことで、長時間の運転にも耐えられる快適さにつながりました。新車価格は約1,925万円から、中古車価格は約300万円~2,000万円です。
ジャガー Fタイプ
ジャガーが販売する「Fタイプ」は、大きく分けてクーペとコンバーチブル2つのタイプが展開されています。どちらのタイプもドライバーを主役に考えたパフォーマンスと先進的なハンドリングが魅力です。
エンジンは「ターボチャージドパフォーマンス」「V6 パワー」「V8 パフォーマンス」の3タイプから選べます。どのエンジンを選んでもスポーツカーならではのサウンドを楽しめるでしょう。
新車価格は約865万円からとグレードによって大きく変動します。中古車は約450万円~1,050万円の価格帯で見られ、2019年の新モデル発表を機に今後ますます人気が高まる車種といえるでしょう。
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外車の新車を購入するのは意外と大変
高級感のある外観が魅力的な外車ですが、購入を決める際には注意点を理解することも大切です。
とくに日本車からの乗り換えを検討中の方は、納車までの期間を把握する必要があります。取扱店舗が少ないだけでなく、値引き交渉が成立しにくい点にも注意しましょう。外車の購入時に知っておきたい注意点を解説します。
納期が長い
外車を購入した場合、新車の購入手続きを終えてから納車までの期間が日本車よりも長い傾向があります。日本車では人気の車種でも納車まで2か月以上を要するケースはほとんどないでしょう。
しかし、外車の場合は半年程度を要する可能性があります。店舗に希望車種の在庫がない場合は「受注生産」という方法で輸入されるため、購入から製造、納車までに数か月の期間を要します。納期の長さが気になる方は、近隣の店舗の在庫状況をチェックしておくとよいでしょう。
値引きなしの価格で購入することが多い
外車は店舗同士の競合が少ないことから、日本車に比べて価格交渉が成立しにくいといわれています。もともとの価格が高い点もネックです。日本での正規ディーラーが少ないメーカーも多く、日本車ほどお得にならないと考えたほうがよいでしょう。
ただし、人気の外車を中古車で購入する場合は、値引きに応じてもらえる可能性が高まります。新車とは違い競合も多く販売価格もさまざまなため、交渉がうまくいけば大幅な値引きを実現できるでしょう。
外車を中古車で購入するメリット
外車の購入を検討している方で「新車でなければ買わない」というケース以外であれば、中古車を視野に入れてはいかがでしょうか。新車より安価で買えるだけでなく、新車の下位モデル程度の価格で上級グレードを入手できる可能性もあります。
日本国内には外車の中古車が多数出回っています。外車を中古で買うメリットを知り、満足のいく外車の中古車を入手しましょう。
お手ごろな値段で安いと感じることもある
中古車は、走行距離や年式の古さを考慮して価格が決まります。そのため、同じモデル・オプションの車であれば、新車価格よりも安くなるケースがほとんどです。限定モデルの特別仕様車などの例外はあるものの、「中古車を探したら意外と安かった」と感じるケースが多いでしょう。
古い年式であれば、新車価格の50%程度で販売している車種も少なくありません。コンディションをチェックし、価格と状態どちらの希望も叶う車を見つけることも可能です。
すでに現車があるので試乗できる
新車購入時には、乗り心地や相性を確かめるために試乗サービスを利用します。外車でも試乗できるディーラーは多数ありますが、希望の車種の在庫がなく試乗できないケースもあります。
中古車であれば現車があるため、実際に運転してから購入するかどうかを判断できるでしょう。在庫状況に左右される新車に比べると非常に大きなメリットといえます。ただし、試乗サービスの有無は店舗により異なるため、事前に確認しておくと安心です。
現行モデル・ほとんど使っていない新車同然の「お宝」に出会うことができる
中古車市場では、新古車といわれる「登録済み未使用車」が手に入るチャンスがあります。ほとんど運転されていない、新車同然のコンディションの車を入手することも可能です。少しでも安く、なおかつ新車にちかい車を買いたい方におすすめです。
また、中古車販売業者と信頼関係を深めることでお得な情報を得やすくなります。一般には公開していないキャンペーンや在庫状況を知ることができるのも、新車にはないお得な購入方法といえるでしょう。
まとめ
外車にはさまざまな車種があり、ボディタイプも幅広く展開されています。毎年のようにモデルチェンジが発表されるため、新車を求める方も多いでしょう。しかし、外車の新車は価格が高い傾向があります。新車では手が出しにくいという方は、中古の外車を検討してはいかがでしょうか。
中古車市場にも外車は多く流通しています。新車よりもお得な価格で新古車を入手するチャンスもあるでしょう。
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