プジョーのSUVモデルの内装を比較してみよう!ラインアップや価格も紹介
プジョーはフランスを代表する自動車メーカーで、古い歴史を持っています。現在プジョーは3種類のSUVが展開されているのですが、デジタルコックピットを採用した質の高い内装が評価されています。そこで本記事では内装についてフォーカスして、この3モデルの特徴を比較します。
また新車価格と中古車価格も合わせて紹介しますので、購入を検討している場合はぜひ参考にしてみてください。
※目次※
5.内装へのこだわりが詰まったプジョーSUVはいくらで買える?
・プジョーのSUVは3種類で、街中を走りやすいコンパクトモデルから3列シートを兼ね備えたモデルまでさまざま
・どのモデルもデジタルコックピットが採用され、航空機を彷彿とさせるデザインが特徴
・内装の質感が高いマツダやフォルクスワーゲンなどのモデルがライバルになる
プジョーのSUVモデルは3車種がラインアップしている
プジョーのSUVは、「2008」「3008」「5008」の3種類をラインアップしています。それぞれ異なる特徴を持っており、どの車を選べばよいか迷っている方も多いでしょう。
プジョーのSUVを選ぶ場合は、まずは用途を明確化しておくのが重要です。ここでは、使用用途に合わせて、おすすめのプジョーのSUVを解説します。
アウトドアと街乗りを両立するなら「2008」
2008は3種の中で最も小型で小回りが利くのが特長です。狭い道でも運転がしやすく、街乗りに適しています。SUVらしいパワーも兼ね備えているので、アウトドアでも不足なく活躍し、5人乗りなので少人数での利用に適したモデルです。
普段は日常使いで街乗りをして、週末は家族でレジャーに出かけたいという方には2008がおすすめです。
少人数でのアウトドアや走破性を楽しむなら「3008」
3008も2008と同様に5人乗りですが、ボディサイズが大きいため室内空間が広くとられており、ゆったりとした余裕のあるデザインになっています。エンジンの排気量や出力も高く、よりアウトドアに適したモデルと言えるでしょう。
エンジンパワーを活かして走ることを楽しみたい方や、少人数でのアウトドアを主眼に置いている方には3008がおすすめです。
大人数でドライブやアウトドアを楽しむなら「5008」
5008は3種の中で最大サイズを誇る大型SUVです。乗車定員も7人までとなっており、大人数での運用に適しています。荷物の積載量も多いので、本格的なアウトドア志向の方も満足できる力強い一台です。
大人数でドライブやアウトドアを楽しみたいという方には、5008は有力な選択肢となるでしょう。ダイナミックな走りを楽しみたい方や3列シートSUVを希望している方にもおすすめのモデルです。
プジョーSUVの内装比較【2008の特徴】
プジョーの2008は攻めたデザインが特徴のコンパクトSUVです。「2008GT」というターボチャージャー付き直列3気筒DOHCのガソリンモデルと「2008GT BlueHDi」というターボチャージャー付き直列4気筒DOHCのディーゼルモデル、そして「e-2008GT」というバッテリーEVモデル3つがラインアップされています。
ボディサイズは4,305mm×1,770mm×1,550mmと、日本の道路でも使いやすいコンパクトサイズです。
カーボン調のダッシュボード
2008モデルの最大の特徴はなんと言っても広範囲がカーボン調であしらわれたダッシュボードです。さらに蛍光イエローのアクセントラインと相まって高級感とスポーティーさを演出しています。
またメーター類は全て液晶画面になっていて、ハニカム型の枠が印象的です。合わせてナビ画面はドライバー側に傾いたデザインになっているため、運転者はまるでコクピットに座っているかのような感覚を得ることができます。
モダンな雰囲気が漂うコーディネート
シートはブラックが基調で、ダッシュボードと同様の蛍光イエローがアクセントとしてあしらわれています。一見シンプルに見えるデザインですが、素材にアルカンターラとテップレザーが採用され、スポーツドライビングをしてもしっかりとドライバーを支えてくれる構造です。
またパノラミックサンルーフが付いており、その開口幅はリアシートの頭上まで広がります。さらに前半分はオープン機構が搭載されているので、外気を取り込んで爽快感を味わいながらドライブできるモデルです。
プジョーSUVの内装比較【3008の特徴】
3008は2008よりもワンサイズ大きい5ドアSUVです。ガソリンモデルの「3008GT」、ディーゼルモデルの「3008 GT BlueHDi」、ハイブリッドモデルの「3008 GT HYBRID4」の3種類がラインアップされています。
ボディサイズは4,450mm×1,840mm×1,630mm、やや大きめの存在感のあるサイズとなっています。
デジタル仕様のコックピット
メーター部分はフル液晶ディスプレイで、高精細なグラフィックで運転に必要な情報を分かりやすくドライバーに伝えてくれます。ハイブリッドモデルだと、このディスプレイで回生ブレーキなどの駆動状況を確認することができます。
またダッシュボード中央に配置されたディスプレイは8インチのタッチスクリーンで、ナビやオーディオだけでなく先進安全機能の操作なども行えます。先進的かつ直感的に扱えるUI(ユーザーインターフェース)がこの3008の特徴とも言えます。
リラックスできる室内空間
3008のシートはテップレザーとファブリックの組み合わせで、スポーティーさもありながらどこか温かみもありリラックスしやすいシートに作り上げられています。またマルチポイントランバーサポートという空気圧の変化に合わせて収縮と膨張する機能を備えているため、より快適な乗員の姿勢をサポートしてくれます。
ラゲッジスペースが広いことも特徴で、後席を収納しない状態でも約520Lという容量になります。リアシートを倒すとその容量は1,482Lにもなり、ロードバイクなどの大きなものも積み込むことが可能です。
プジョーSUVの内装比較【5008の特徴】
上記で紹介したモデルはどちらも5人乗りの2列シートでしたが、5008は7人乗りの3列シートであることが最大の特徴です。ガソリンモデルの「5008 GT」と、ディーゼルモデルの「5008 GT BlueHDi」の2種類がラインアップされ、ハイブリッドモデルやEVモデルは設定されていません。
ボディサイズは4,640mm×1,840mm×1650mmで、3列シートを兼ね備えたモデルのため、やや大きいサイズですが扱いにくさはありません。
航空機のようなトグルスイッチを搭載
5008の内装は航空機をイメージしていて、飛び出た形状のトグルスイッチが飛行機の操縦席を彷彿とさせます。スイッチ類だけでなくエアコンの吹き出し口やインパネ形状、センターディスプレイ類が全てドライバーへ向かうように傾いていることからコックピットの雰囲気を味わうことができます。
またセンターディスプレイは8インチサイズのものが搭載されていて、さまざまな操作を直感的に行うことができます。
用途に合わせて拡大できるラゲッジスペース
5008の最大の特徴は3列シートを活かしたシートアレンジの多さにあります。
3列目のシートを収納すると容量が約702Lで、さらに2列目を収納するとなんと1,862Lという大容量です。7人分全てのシートが独立しているため、片側のシートのみを倒せば5人乗車しながら長尺物を積み込むこともできます。
またシートはワンタッチで簡単に収納することができ、小まめにシートアレンジを変更するという場合でもストレスが少ないという魅力があります。
内装へのこだわりが詰まったプジョーSUVはいくらで買える?
プジョーのSUVはどのモデルも内装がとても魅力的で、乗る人の気分を上げてくれること間違いなしでしょう。本項目ではそんなプジョーのSUVの価格を紹介していきます。
それぞれのモデルの新車価格と、中古車価格の最安値と最高値をそれぞれ記載しますので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
プジョーSUV3車種の新車価格
まずは、3種類それぞれのモデルの新車価格を紹介します。ガソリンモデルとディーゼルモデルの最安値を表にまとめましたのでご覧ください。
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GT (ガソリンモデル) |
GT BlueHDi(ディーゼルモデル) |
2008 |
423万8,000円~ |
449万4,000円~ |
3008 |
546万6,000円~ |
588万3,000円~ |
5008 |
580万6,000円~ |
622万1,000円~ |
(2023年7月時点の情報です)
上記のようにボディサイズが大きいモデルほど価格は高価になる傾向があります。ガソリンモデルとディーゼルモデルの差額は20万円~40万円ほどなので、予算の参考にしてみてください。
プジョーSUV3車種の中古車相場
続いて3種類それぞれのモデルの中古車価格を紹介します。最安値と最高値を表にまとめましたのでご覧ください。
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最安値 |
最高値 |
2008 |
89万9,000円 |
283万9,000円 |
3008 |
183万9,000円 |
399万9,000円 |
5008 |
- |
439万9,000円 |
(2023年7月時点の情報です)
新車と同様にボディサイズが大きくなるにつれて価格が高くなる傾向は同じですが、新車価格の半分以下で購入できるモデルもあります。5008については調査時の在庫数が一台のみなので、購入希望の場合は小まめにチェックすることがおすすめです。
(参考:『2008(プジョー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『3008(プジョー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『5008(プジョー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
プジョー以外のSUVも合わせて内装比較をしてみよう!
近年はSUVがブームとなっており、各メーカーが多くの同型モデルを展開しています。プジョーのモデルと同等のSUVがたくさん存在するため車選びに迷ってしまうかもしれません。
ここでは、プジョーのSUVとよく比較される他車のSUVについて内装の違いを紹介しますので参考にしてみてください。
マツダ・CX-3
まずは、マツダから発売されている「CX-3」です。CX-3はコンパクトなSUV車であり、街中でもキビキビとした走りが可能です。「i-ACTIVSENSE」の搭載で安全サポートも充実しています。
マツダは内外装ともにデザインへのこだわりが強く、CX-3についてはシートカラーコーディネーションを3種類から選ぶことができ、どのカラーも上質さを感じることができます。価格については以下の表をご覧ください。
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新車価格 |
中古車価格 |
CX-3 |
192万5,000円~ |
79万9,000円~229万9,000円 |
(2023年7月時点の情報です)
(参考:『CX-3(マツダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン・ティグアン
フォルクスワーゲンが販売しているティグアンは、同社の人気モデル「ゴルフ」をベースにしたコンパクトSUVです。安全性能を重視しており、フォルクスワーゲンの安全思想 「オールイン・セーフティ」に基づいて最先端の安全技術を搭載しています。
プジョーと同様にデジタルコックピットが採用され、エアコンスイッチなどは全て静電タッチ式となっています。価格については以下の表をご覧ください。
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新車価格 |
中古車価格 |
ティグアン |
463万6,000円~ |
84万9,000円~339万9,000円 |
(2023年7月時点の情報です)
(参考:『ティグアン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
マツダ・CX-8
マツダのCXシリーズは数字が大きくなるほどボディが大きいことを示しており、CX-8はCX-3より大型のモデルとなっています。サイズを活かして3列シートを採用しており、大人数での運用に適しているモデルです。3列目のシートでも窮屈さはなく、広い室内空間でゆったりとした時間を過ごせます。
クロームメッキとピアノブラックが多くあしらわれた内装には上質さと高級感が溢れ出します。また内装カラーはブラックやピュアホワイトのナッパレザー、レッドのスムースレザーなど合計7つのバリエーションから選択することができます。価格については以下の表をご覧ください。
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新車価格 |
中古車価格 |
CX-8 |
337万7,000円 |
179万9,000円~373万9,000円 |
(2023年7月時点の情報です)
(参考:『CX-8(マツダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージで内装の好みが合うSUVを探してみよう
車選びにおいて内装はとても大事な要素です。ネクステージのWebサイトではそれぞれ内装の写真も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
ネクステージは全国に多くの在庫を持っており、試乗も可能です。最後にネクステージのサービスについて、品ぞろえと保証制度の2点に絞って解説します。
車種が豊富で試乗ができる
ネクステージは、全国に店舗を展開しており、幅広い在庫を取りそろえています。公式Webサイトでは年式やグレードなどのこだわり条件で検索できるため、気になる車の在庫をピンポイントで探せます。他の地域の店舗に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能です。
またネクステージは、遠方の店舗で販売している車を購入前に取り寄せて確認することも可能です。写真だけでは決断できないときもリーズナブルな価格で取り寄せできるので、気になる方は店舗スタッフに相談してみましょう。
サービスや保証がしっかりしている
ネクステージは中古車販売店ですが、ディーラーのように購入時の独自保証をご用意しています。ネクステージで購入する中古車には、国産車・輸入車問わず多くの車が対象となる無料保証が付帯しており、何かトラブルがあった際もスムーズに対応可能です。より充実した保証をお求めの方には、有料保証も選択可能です。
例えば輸入車の保証は最長3年間まで設定でき、33機構320項目の範囲です。必要に応じて選択できるので、上手に活用しながらカーライフを迎えられます。
まとめ
プジョーのSUVはどれも先進的で、 デジタルコクピットはドライバーのモチベーションを高めること間違いなしです。シートは乗員の体をしっかり支える形状になっているため、ロングドライブにも向いています。
プジョーのSUVをお得に手に入れたい場合は、中古車を検討してみましょう。ネクステージなら幅広い在庫からお気に入りの一台が選べて、保証も充実しています。Webサイトから在庫検索ができ、そのまま見積もり依頼も可能なので取り扱い状況をチェックしてみましょう。
・ライタープロフィール
兵頭 倫果(ひょうどう りんか)
大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。
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