ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

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ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

イギリスで生まれたロータスは、これまで魅力的なスポーツカーを生み出してきました。軽量化に強くこだわるメーカーです。ロータスのブランド名やエンブレムの意味について、気になった方もいるでしょう。

 

この記事では、ロータスの意味に触れつつ、その歴史について解説します。ロータスの歴史を年代別に紹介しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。現行モデルの特徴も把握できます。

 

※目次※

1.ロータスのエンブレムが持つ意味や始まりは?

2.ロータスの歴史をひも解く

3.ロータスの現行モデル【Emira】

4.ロータスの現行モデル【Eletre】

5.まとめ

 

■POINT

・ロータスは植物の「蓮(はす)」を意味し、エンブレムには創業者の頭文字が組み込まれている

・ロータスは1948年に創業し、ライトウェイトスポーツに強いこだわりを持っている

・現行モデルには、先進的なデザインのSUVをラインアップしている

 

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ロータスのエンブレムが持つ意味や始まりは?

ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

自動車メーカーのブランド名は、創業者の名前が使用される傾向にあります。ロータスのエンブレムには、どのような意味があるのか気になった方もいるでしょう。ここでは、その意味を紹介しつつ、ロータスが創業された歴史の始まりを解説します。

 

ロータスのエンブレムが持つ意味

創業者の名をブランド名とする自動車メーカーが多い中、ロータスは「蓮(はす)」を意味し、そのエンブレムには花のつぼみをデザインとして取り入れているとされています。

 

また、エンブレムを確認すると、LOTUS以外にもA・C・B・Cの文字が埋め込まれているのに気付くでしょう。これは、創業者の名前アンソニー・コーリン・ブルース・チャップマン(Anthony Colin Bruce Chapman)の頭文字です。

 

ロータスの始まり

ロータスが始まったのは、アンソニー・コーリン・ブルース・チャップマン(以後コーリン・チャップマン)が大学で学んだ構造力学を生かしてオースチン7を改造し、その後登録したプロトタイプ車の「マーク1」がきっかけです。

 

その後、コーリン・チャップマンは空軍に所属した経験と、就職先のアルミニウム会社で養った知識が車造りに影響を与えたとされています。そしてコーリン・チャップマンはモータースポーツにのめり込み、レースにも積極的に関わっていきます。

 

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ロータスの歴史をひも解く

ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

ここでは、1948年から始まったロータスの歴史を、年代別にピックアップして紹介します。ロータスが生み出した代表的な車種が分かるでしょう。また、ライトウェイトスポーツカーへのこだわりや、レースでの活躍にも注目してご覧ください。

 

1948年~

ロータスの始まりとなったプロトタイプ第1号が制作されたのは、1948年です。その2年後には、友人とその後、妻となるガールフレンドの力を借りて第2号となるトライアルカーを完成させました。この車の購入者は、後にレースで優勝します。

 

そして1952年にロータス・エンジニアリングを設立し、マーク6という初の量産車を発売しました。1954年にはレーシングチームを作り、成功を収めます。1956年にはロータス・イレブンを開発、後にロータスの車名にはイレブンの頭文字「E」を使用するのが伝統的になりました。

 

1960年~

1960年代のロータスは、レースシーンでの活動がメインとなります。1960年にはType18でモンテカルロGPにおいて初勝利を収めます。

 

そして1962年にはF1で4回優勝しました。また、デザイン性の高いスポーツカーのロータス・エランが発表された年です。ロータス・エランは人気を集め、11年にわたり生産されます。

 

1963年には、F1でコントラクターズ・チャンピオンとドライバーズチャンピオンの両方でタイトルを獲得します。1966年はミッドシップにエンジンを搭載したヨーロッパを発売します。

 

1970年~

ロータスは、1970年に新型エンジンを搭載したエラン・スプリントを発表します。そして翌年の1971年にはヨーロッパのエンジンを変更したことで、そのころの世界最速の市販車とされています。

 

1972年には、巨匠ジョルジェット・ジウジアーロがデザインを手掛けたエスプリのコンセプトを公開しています。その後、ロータスは4シーターのエリートを1974年に発売し、翌年には「DON Safety Trophy」がイギリスの運輸大臣から授与されました。1970年代は、F1での活躍が目覚ましい年でもあります。

 

1980年~

1980年、新型の亜鉛メッキシャーシとサスペンションを採用したエスプリターボが発表し、市販化されました。そして1982年、創業者のコーリン・チャップマンが54歳の年の12月16日、心臓発作で亡くなってしまいます。

 

1983年、トヨタがロータスは株式を16.5%取得し、1986年にはアメリカのジェネラルモータースがグループ・ロータスplcの株を100%取得します。1989年には、ロータス史上もっともハイパワーのエスプリターボSEが発売となりました。

 

1990年~

1990年、直列6気筒のターボエンジンを搭載したロータス・カールトン(ロータス・オメガ)を発売しました。1994年には、エランS2を800台限定で発売しています。

 

そして1995年に、ロータスの代表的なモデルであるライトウェイトスポーツカーのエリーゼがフランクフルト・オートショーで公開されました。エリーゼが人気となったため、1997年にロータスは年間の生産台数を800台から2,500台に変更しています。

 

2000年~

2000年、エリーゼは新型へと生まれ変わります。デザインから基本性能まで総合的に改善した点が特徴です。2002年ロータス・カーズは、国際取引で貢献した企業として英国女王賞を受賞します。

 

2003年は、27年の歴史を持つロータス・エスプリの生産が終了します。そして、エキシージをジュネーブモーターショーで公開した2004年に、エリーゼは2万台を達成しました。2008年には、ミッドシップに3.5LV6エンジンを搭載した、エヴォーラを発売しています。

 

2010年~

2010年、ロータスは環境に配慮した新型エリーゼを発表した他、F1への復帰を果たしています。そして2011年に、24kgの軽量化を果たしたエリーゼ クラブレーサーを発表しました。2012年には、エキシージS ロードスターとエヴォーラGTEを、F1ドライバー「キミ・ライコネン」の協力のもと発売しています。

 

2015年は、販売ネットワークを強化しました。そして同年の3月にエヴォーラ400スーパーカーを発表しています。

 

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ロータスの現行モデル【Emira】

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現在ロータスは2車種ラインアップしており、そのひとつのエミーラ(Emira)は2シーターのスポーツカーです。エミーラはロータス最後のガソリンエンジン車として発売されました。ここでは、エミーラの特徴とスペックを紹介するので、参考にしてください。

 

Emiraの特徴

エミーラは、2021年に日本での発売が決まり、受注を開始しました。エンジンをミッドシップに搭載した2シーターのスポーツカーです。2つの仕様があり、まずV6 ファーストエディションが日本導入となりました。そして、2022年4月に直列4気筒を搭載したモデルが受注を開始しています。

 

ワイドで流麗なプロポーションが魅力的で、張り出した厚みのあるフェンダーがハイパフォーマンスであることを示しています。本体価格はV6モデルが1,573万円、直列4気筒モデルが1,661万円です。

 

スペック

エミーラはスーパーカーとして見劣りしないエクステリアが目を引きますが、スペックも気になるでしょう。以下にV6モデルの主要なスペックを示します。

モデル

EMIRA V6 FIRST EDITION

全長【mm】

4,413

全幅【mm】

1,895(ドアミラー収納時)

全高【mm】

1,226

ホイールベース【mm】

2,575

最低地上高【mm】

125~148

車両重量【kg】

1,405/1,458

エンジンの種類

DOHC 6気筒 + スーパーチャージャー

エンジン最高出力【kW(PS)/rpm】

298(405)/6,800

エンジン最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】

MT:420(42.8)/2,700-6,700

AT:430(43.8)/2,700-6,700

トランスミッション

6速MT/6速AT

ラゲージ容量【L】

359

タイヤサイズ

前:245/35 R20

後:295/30 R20

※slide →

(2023年10月時点の情報です)

 

車重が1,400kg程度あるため、エリーゼのように軽量ではありませんが、スーパーチャージャー付きのV6エンジンのパワーがあるため力強い加速が味わえるでしょう。トランスミッションで6MTが用意されているのが、車好きにとってうれしいポイントです。

 

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ロータスの現行モデル【Eletre】

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エレトレ(Eletre)は、「オールエレクトリック ハイパー SUV」として2022年に登場しました。エミーラがロータス最後のガソリンエンジン車で、エレトレはその後に発売されていることから、電気自動車となっています。

 

Eletreの特徴

昨今、SUVが人気を集めています。ロータスからも初となる先進的なSUVが発売されました。それがエレトレです。日本では、2023年6月に予約が開始され、同年の9月に正式販売しました。

 

優れた空力性能を持ちつつ、軽量化にこだわっており、そのフォルムは直線的で先進性を感じさせます。車の周囲を3Dマッピングし障害物を検知するシステムを備えるなど、先進の機能が詰まっています。

 

スペック

エレトレは大型のSUVです。ボディサイズは、全高が5,000mm超えで、全幅も2,000mmを上回っています。2つのグレードの内、ELETRE Sの詳細なスペックを以下に示すので、参考にしてください。

モデル

ELETRE S

全長【mm】

5,103

全幅【mm】

2,060~2,002

全高【mm】

1,630~1,636

ホイールベース【mm】

3,019

最低地上高【mm】

187~194

車両重量【kg】

2,595 ※ドライバーの重量(75kgを含む)

モーターの種類

デュアルモーター ELETRE 450

モーター最高出力【kW(PS)】

450kW (612ps)

モーター最大トルク【N・m(kgf・m)】

710N・m (72.4kgf・m)

トランスミッション

1スピードトランスミッション

ラゲージ容量【L】

611~688

タイヤサイズ

前:275/40

後:315/35

※slide →

(2023年10月時点の情報です)

 

ELETRE Sは、出力とトルクともに高性能なため、鋭い加速が味わえるでしょう。ただし、もうひとつのグレードELETRE Rの加速は、さらに強烈です。最高出力675kW (918ps)を誇り、最大トルクは985N・m (100.4kgf・m)あるため、驚異的といえるでしょう。

 

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まとめ

ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

ロータスは蓮を意味し、エンブレムにある4文字のアルファベットは創業者の名前の頭文字です。1948年にプロトタイプの制作から始まったロータスは、多くのスポーツカーを誕生させてきました。特にロータスを代表するエリーゼは、車好きであれば耳にしたことがあるでしょう。

 

また、ロータスでは先進的なSUVモデルもラインアップしています。長年すぴーつかーの設計のパイオニアとして君臨してきた技術が生かされた、まさに新しいライフスタイルカーです。

 

【この記事の執筆者】

ロータスのエンブレムが持つ意味とは?歴史や現行モデルの基本情報を解説!

小波津健吾

高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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