フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

フィアットはイタリア発祥の自動車メーカーで、個性的でかわいらしいデザインが特徴です。なかでも過去に販売されていたムルティプラという車種は、エクステリアとインテリア共にとてもユニークなデザインで話題になりました。

 

本記事では、ムルティプラの特徴や、後継モデルの車種について紹介します。また、現在国内で新車として購入できる車の特徴や新車、中古車価格を翔j階しますのでご覧ください。

 

※目次※

1.フィアット「ムルティプラ」の個性的な特徴

2.フィアット「ムルティプラ」の価格

3.ムルティプラの後継車は日本で未発売のフィアット500L

4.日本で買えるフィアットのおすすめモデルは?

5.お洒落なフィアットに乗るなら中古車も候補に入れよう

6. 中古の外車は故障が心配という人は「購入店」を見極めよう

7.まとめ

 

■POINT

・フィアット「ムルティプラ」は個性の強すぎるデザインで、「世界一酷い車」ともいわれたモデル

・ムルティプラの後継モデルである500Lは万人受けのよいデザインへと改良されたが、日本では未発売

・現在国内で購入できるフィアットの車はコンパクトカーからSUV、電気自動車など幅広い展開となっている

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

フィアット「ムルティプラ」の個性的な特徴

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

(出典:https://www.netcarshow.com/

フィアットがかつて販売していた車のなかでも異端児といえるモデルが「ムルティプラ」です。超がつくほど個性的なデザインは、車に詳しくない方にも強い印象を残すでしょう。1956年に誕生した初代ムルティプラから独創的な2代目にいたるまで、その軌跡と車の特徴を詳しくご紹介します。

 

初代ムルティプラは1956年に誕生

ムルティプラが初めて市場に出たのは1956年です。当初は「600(セイチェント)」の派生モデルとして発表されました。車内には3列シートを備えていたため、6人乗りのミニバンタイプともいえます。ボンネット部分がなく、バスを小型化したようなかわいらしいデザインも特徴的です。

 

初代ムルティプラの発売から30年以上の期間を経て、1998年に新たな「ムルティプラ」が発売されました。この2代目ムルティプラが「個性的なデザイン」といわれるモデルです。ボンネットからルーフラインにかけて2段になっており、今まで見たことのないような風変わりな雰囲気を放っています。

 

奇抜なデザインではあるものの、コアなファンも一定数存在し、トップレベルの個性を誇るモデルともいえるでしょう。

 

インテリアデザインもユニーク

ムルティプラのデザインは他の車と一味違います。最も特徴的なのはメーター類で、通常ステアリングの間から見える位置に配置されていることが多いですが、ムルティプラはエアコンなどのスイッチ類の上に取り付けられています。

 

また、ムルティプラは前列の席に3人乗ることができ、真ん中のシートだけやや後ろに下がっている独特な配置です。

 

このように、外観だけでなくインテリアも、賛否が分かれそうなユニークでなデザインです。

 

超個性的だが乗り心地は快適なイタリア車

2代目が日本の市場に導入される際に公表されたスペックは以下のとおりです。

ガソリンエンジン

1.6L直列4気筒DOHC

トランスミッション

5速MT

ボディサイズ

全長4,005mm×全幅1,875mm×全高1,670mm

※slide →

 

全長をやや短く、全幅を拡大することで窮屈に感じにくい車内空間を実現しています。フロントガラス周辺のデザインが奇抜ですが、大きなガラスは視界を確保しやすい点がメリットです。パワートレインのスペックも申し分なく、広い視界で快適な運転を体感できるでしょう。

 

現在のミニバンにつながるムルティプラの特徴

デザインこそ好き嫌いの分かれるムルティプラですが、実用性の高さは現代でも通じるレベルといえます。6つの座席はすべて独立しており、助手席・リアシートの5座席は折りたたみと取り外しが可能です。現代では独立シートの車も多く見られるようになりましたが、当時はフィアットの独特なアイデアでした。近年のミニバンは可倒式シートが定番となっているため、流行を先取りしたモデルといっても過言ではないでしょう。センターメーターの導入もムルティプラがパイオニアであるといわれています。

 

初代・2代目ともに日本国内では売れ行きが伸びませんでしたが、他のメーカーが考えつかなかったアイデアで時代を先行しました。外観だけでなく、実用性にも再度注目すべき車のひとつでしょう。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

フィアット「ムルティプラ」の価格

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

ムルティプラは初代が発売された当初から、比較的リーズナブルなモデルとして知られていました。特に2代目は手に入れやすい価格帯で、現在生産中であれば手に入れたいと感じる方がいるかもしれません。

 

中古車市場でも少なからず出回っているため、気になる方はチェックしてみるのもおすすめです。ムルティプラの売り出し価格と、現在販売している中古車の価格相場をご紹介します。

 

新車時の売り出し価格

奇抜なデザインで話題を集めた2代目ムルティプラは、ベースモデルが249万円で発売されました。外車のなかでは安価な価格帯といえるでしょう。国産車のミニバンと比較して互角に渡り合える価格です。

 

日本でそれほど話題にあがらなかったのは、すでに国産車から多数のミニバンが販売されていたためともいえます。国産のミニバンタイプと同等の輸入車モデルは少なく、ムルティプラへも注目が集まりにくかったのかもしれません。

 

現在の中古車価格

初代ムルティプラの中古車を見かける機会は減少しています。流通台数がとても少ないことから、販売価格は400万円を超える希少価値の高いものと考えた方がよいでしょう。購入する場合はコンディションのチェックも大切です。

 

2代目のムルティプラも流通台数は少ない傾向があります。安価なケースでは10万円程度、高額なものは150万円の価格帯です。古い車のため故障のリスクはありますが、デザイン・実用性ともにまだまだ楽しめるモデルでしょう。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

ムルティプラの後継車は日本で未発売のフィアット500L

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

ムルティプラは現在新車の販売を終了していますが、その後継モデルがフィアットの500Lです。500Lはムルティプラのイメージを残しつつ、より万人に受けるデザインで人気を誇っています。

 

しかし、日本では販売していないため、日本で乗るためには輸入された中古車などを探す必要があります。

 

500(チンクエチェント)よりも大きめのモデル

フィアットには500Lによく似たモデルの500(チンクエチェント)があります。チンクエチェントは500Lよりもワンサイズ小さいモデルで、ボディサイズは全長3,570mm、全幅1,625mm、全高1,515mmで、一般的な車と比較してもかなり小型です。

 

一方、500Lは全長4,147mm、全幅1,784mm、全高1,665mmとチンクエチェントよりは大きいミドルサイズの設定です。

 

また、定員を見ると、チンクエチェントは4人、500Lは5人なので、車内空間にも余裕が欲しいという人は500Lがおすすめです。

 

環境に配慮した3種類のエンジン

500Lのエンジンはガソリンモデルが2種類、ディーゼルモデルが1種類と合計3種類展開されています。ガソリンモデルの1つ目のエンジンはツインエアと呼ばれるターボ搭載のエンジンで、直列2気筒、排気量は900ccです。

 

2つ目のガソリンモデルはファイヤと呼ばれるNAエンジンで、ターボは搭載していませんがツインエアより排気量の多い直列4気筒、排気量は1,400ccです。ディーゼルモデルでは、ターボ搭載のエンジンで、直列4気筒、排気量は1,300ccです。

 

動力性能を注目しつつ、環境にも配慮しているのがフィアットのエンジンの特徴です。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

日本で買えるフィアットのおすすめモデルは?

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

500Lは残念ながら現在、国内での新車販売がありません。しかし、新車で購入することのできるフィアットの車種は他にたくさんありますので紹介します。

 

日本で購入できるフィアットの車は全4車種あり、本項目ではそれぞれの車種の特徴だけでなく新車価格と中古車価格を合わせて紹介しますので、購入を考えている方は参考にしてみてください。

 

500

まず紹介するのはフィアット500です。前項目で紹介しましたが、コンパクトなボディサイズが特徴の1台です。ドアは3ドアで、乗車人数も4人なので決して実用的という訳ではありませんが、重量は約1,000kgしかなく軽快な走りを楽しめる1台です。

 

そんな500の新車価格は262万円となっています。ターボを搭載したモデルが販売終了になってしまったため現在は直列4気筒のNAモデル1種類の展開です。ネクステージでは2023年12月現在、中古車を69万円から253万2,000円で取り扱っています。

(参考:『500(フィアット)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

500C

続いて紹介するのは500Cです。この500Cは通常の500をベースにしていて、最大の特徴はオープンタイプの設定です。サイズは500と全く同じコンパクトサイズとなっています。

 

搭載エンジンはツインエアという名称の2気筒ターボエンジンで、フィアットがツインエアの生産を終了してしまったため、500Cも生産終了になりました。

 

500Cの新車価格は344万円でした。またネクステージでは2023年12月現在、500Cの在庫はありません。

 

500X

500Xは上記で紹介した車種よりもサイズが大きい、ミドルサイズのSUVです。ボディサイズが大きくなったことで5ドアの5人乗りとなり、実用性も高いモデルです。

 

グレードが「CULB」と「SPORT」が展開されていて、パワーユニットに違いはありませんがSPORTはスタイリッシュなエクステリアデザインで、インテリアにはアルカンターラをはじめ高級素材が使用されています。

 

500Xの新車価格は412万円からです。ネクステージでは2023年12月現在、中古車を194万9,000円から249万9,000円で用意しています。

(参考:『500X(フィアット)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

500e

最後に紹介する500eは名前から想像できるとおり電気自動車で、3ドアのコンパクトカーです。500eの特徴は、電気自動車だけではなく、シートにエコレザーを使用し、サステナブルをテーマにしたモデルです。モーターによる力強いアシストによって走る楽しさも体感できるでしょう。

 

500eの新車価格は522万です。ネクステージでは2023年12月現在、500eの在庫はありません。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

お洒落なフィアットに乗るなら中古車も候補に入れよう

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

フィアットはどの車種もお洒落でかわいらしく、カーライフを一層楽しくしてくれることでしょう。またフィアットはなかなか日本で見かけることも少ないので、他人と一味違う車に乗りたいという人にもおすすめです。

 

フィアットを購入する場合は、中古車を検討してみるとよいかもしれません。ここでは中古車のメリットを紹介します。

 

価格を抑えて購入できる

中古車購入のメリットは新車価格よりも安く購入できることでしょう。稀にプレミアがついているという理由から新車価格と変わらない場合や、新車価格を超えてしまうものなどもありますが、基本的には価格を抑えて購入することができます。

 

輸入車の中古車を購入するときに確認したいポイントは、正規輸入車か並行輸入車かということです。可能であれば正規のディーラーで販売された正規輸入車を選ぶと安心です。並行輸入者の場合は保証がつきにくいなどのデメリットがあります。

 

選択肢の幅が広い

中古車購入は、新車よりも車種の選択肢が広いというメリットがあります。新車は現在販売されているものしか購入することはできません。しかし、中古車であれば年式問わず探すことができます。また、輸入車の場合は、古い年式の車に魅力を感じる人もいます。

 

すでに生産終了になってしまった車種やグレーに乗りたい方は、一度中古車を探してみるとよいでしょう。しかし、中古車はメリットだけでなくデメリットも存在しますので、慎重に選ぶよう心がけましょう。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

中古の外車は故障が心配という人は「購入店」を見極めよう

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

フィアットの車はリーズナブルな価格帯で展開していますが、中古車から選ぶとさらに安く手に入れられます。ムルティプラのように古いモデルは取扱店舗が少ないものの、正規ディーラーから現行モデルを探すよりは幅広い車種がリサーチできるでしょう。故障のリスクを懸念している方は、どこで購入するべきか見極めることが大切です。

 

輸入車サポートの手厚い店舗

中古車を販売する業者は、全国各地に多数存在します。欲しい車があるかどうかも重要ですが、輸入車に対するサポート体制が整っている店舗を選べると購入後も安心です。輸入車の取扱数やメーカーの数もチェックするとよいでしょう。アフターサービスを重視することで、購入後の故障時も金銭的な負担を減らすことにつながります。

 

購入前によい点・悪い点含めて伝えてくれる信頼性の高さ

サービスの充実度に加え、スタッフの対応力と技術力をチェックすることも大切です。中古車の場合は修理歴や事故歴といった情報も購入を決める要素となります。

 

販売している中古車については、本来共有したくないような悪い点も含めて伝えてくれるほうが安心です。質問に対して的確な返答ができる知識力があるかどうかもチェックポイントとしておさえておきましょう。

 

規模の大きい全国規模の販売店が安心

誰もが知っている有名な会社や、全国に展開している店舗であれば信頼性も高まります。サポート体制やスタッフの対応力といったポイントに加え、業者自体の規模に注目するのもひとつの方法です。

 

規模が大きい業者なら安心感が得られるだけでなく、多くの在庫から好みの車を見つけやすいメリットがあります。公式サイトなどから、買取・販売の実績を確認してみるのもおすすめです。

 

3つの特徴を兼ね備えるネクステージ

中古車の買取・販売や車検を実施するネクステージでは、安心かつ安全なサービスの提供を徹底しています。1人でも多くのお客様が気に入った車を購入できるよう、全国各地の店舗で豊富な在庫を取りそろえているのが強みです。

 

フィアットの500をはじめ、外車も多数ご用意しています。納車日から最大3年間という安心の保証サービスも利用できるため、外車の購入を検討中の方はぜひネクステージスタッフまでご相談ください。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

 

まとめ

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

フィアットムルティプラは、かなりユニークなモデルであることがお分かりいただけたかと思います。現行のフィアット車も個性的でかわいらしいデザインが多いので、人と同じ車に乗りたくないという方にもおすすめです。また、コンパクトサイズのものから実用的なSUV、電気自動車など展開が幅広いことも特徴です。

 

中古車であれば、過去のモデルや現行車種問わず、比較的手頃な価格で手に入りますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

▼ライタープロフィール

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

兵頭 倫果(ひょうどう りんか)

大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。1998年生まれ。

 

 

豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!

いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。

 

世界のクルマが2,000台以上!正規輸入中古車をチェック >

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介



今人気の中古輸入車をチェック

 

■中古輸入車在庫台数日本一「正規輸入車専門店 ユニバース」

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

 

■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars

フィアット「ムルティプラ」は愛好家も多い個性的な1台!歴史や中古価格を紹介

 

ページトップへ