フィアットのモデルチェンジにはどのような影響がある？モデルチェンジのポイントについて解説
コロンとした愛らしいフォルムが人気のフィアットは、クラシックな印象を残しつつ時代に合わせたモデルチェンジを行っています。チャンスがあれば、このお洒落なイタリア車を手に入れたいと思う方も多いでしょう。
そこでこの記事では、各モデルの変化やモデルチェンジによる価格変動の有無など、フィアットをお得に手に入れるための情報を徹底解説します。フィアットのモデルチェンジ情報を知れば、お得にフィアットを購入できるかもしれません。
※目次※
1.フィアットを購入する前にチェック！モデルチェンジが与える影響
2.フィアットの人気車種はどのようなモデルチェンジがあったのか
4.【日本未入荷】フィアットの新型にハイブリッドモデルが登場！
6.モデルチェンジはお気に入り車種を手に入れる最大のチャンス！
・フィアットがモデルチェンジすると、新車でも「型落ち」となり中古車市場へ流れていく
・外車だからこそ、年式やサポートは要チェック！モデルごとの下調べが失敗しない買い物のカギ
・中古のフィアットをよりお得に手に入れるにはモデルチェンジの時期が狙い目！タイミングを掴んでお気に入りの1台を手に入れよう
フィアットを購入する前にチェック！モデルチェンジが与える影響
フィアットの購入を検討しているなら、モデルチェンジに関する情報のチェックが欠かせません。モデルチェンジにはメリットだけでなく、デメリットも出てきます。知らずに勇み足で買ってしまうと、後になって後悔する可能性もあるのです。フィアットを購入するのならば、以下の3つのポイントを押さえることで失敗が少なくなるでしょう。
新車・中古車の相場が変動
フィアットだけでなく車全体にいえることですが、モデルチェンジがあると前のモデルの価格相場が変動します。前モデルは「型落ち」となり、価格がぐっと下がるのが一般的です。
前モデルの価格が下がる理由はいくつかあり、新車の場合は新モデルへ人気が移ってしまうことによる買い手の減少、中古車の場合は買い替えによる旧型車の流通が増えることが挙げられます。モデルチェンジを機に旧型車を買い求める人もいるので、ディーラーにとっても販売の好機になるのです。
車種の需要が変動
モデルチェンジをすると、車種の需要にも変化が現れます。新しいモデルがリリースされると最新モデルを探す人が増え、その分旧型車を求める人は減少し需要の高い車種が入れ替わるのです。
新車だけでなく中古車でも同様で、「フィアットなら旧型車でもよい」という考えで探している人は少なくなり、「中古車の最新モデルが欲しい」人が増加します。そのため中古車市場でも前モデルの需要が減少する傾向です。需要が変動する時期を知っておくと、旧型車の購入が有利になるでしょう。
現行車の性能やオプションの変更
モデルチェンジを機に旧型車を狙う場合には、気を付けたいポイントがあります。それは現行車専用の機能やオプションが利用できなくなることです。新しいモデルの販売が始まると、追加機能やサポートの部分も新モデルメインに切り替わります。
型落ちするまで待ってからの購入はお得になりやすいですが、追加しようと考えていたオプションが利用できなくなるケースもあるので、事前に情報収集をしっかり行うのがおすすめです。
フィアットの人気車種はどのようなモデルチェンジがあったのか
たくさんの人気車種が存在するフィアットですが、それぞれにどんなモデルチェンジが行われてきたのでしょうか。ここで人気車種の変化について紹介するので、デザインだけでなく機能面も一緒にチェックしてください。欲しい車種だけでなく人気車種を比較して知っておくことで、好みの1台を選びやすくなるでしょう。
500のモデルチェンジについて
チンクエチェントの愛称で人気のフィアット500は、2008年の発売以来2016年に初めてのモデルチェンジを行いました。1,900箇所の変更の中で、大きく変化したのはライト類です。特徴的な丸いデザインはそのままに、『Pop』のヘッドランプにもプロジェクター式を採用、さらにフォグランプが追加されました。
バックランプとフォグランプが下部に移動したことで横のラインが強調され、より上品なスタイルに仕上がっています。ドアの重厚感やサスペンションの滑らかさはキープしているので、リッチな気分を味わいながら軽快な走りを楽しめるでしょう。
パンダのモデルチェンジについて
熱烈なファンを抱えるパンダは1980年に誕生し、角張った形が人気を博していました。ところが、2003年に大きなモデルチェンジを遂げます。車高が高くなり、独特の直線的なデザインも改良されSUV使用に変化したのです。
5ドアになっただけでなく、エアバックやエアコン・カーオーディオなども標準で装備され、より快適に乗車できるようになりました。駆動は先代と同様にFFと四駆の両方がラインナップされています。一方で初代モデルのファンからはあまりの変化に残念な声が挙がるなど、意見が2極化したモデルチェンジとなったのです。
500Xのモデルチェンジについて
500Xのモデルチェンジでは、フィアットで初めてのスモールSUVを採用しデザインとエンジンが大きく一新されました。新世代のターボエンジンを搭載したことで、より爽快な走りを味わうことができます。燃費の改善や静かさへの配慮も加え、乗り心地が飛躍的にアップしたのです。
ルックスの面ではバンパーの形状とヘッドランプのフォルムを変更し、愛らしい印象になりました。四駆が廃止されてFFのみとなったので残念がる人もいますが、SUVならではのスペースの広さと使いやすさがアップしたことで、より多くの人から好まれやすくなったといえるでしょう。
【モデルチェンジ予想】次はいつ頃？
フィアットファンの間では、2020年にフィアット500のフルモデルチェンジが行われるのではないかという噂で持ちきりです。また、スモールSUV仕様のフィアット500Xと2人乗りのフィアット500Cのモデルチェンジも予測されており、熱狂的ユーザーや小型車好きなユーザーからの視線が集まっています。
2020年6月からフィアット500の電気自動の生産が開始されることが発表されていることからも、各車種のモデルチェンジはかなり濃厚と考えられるでしょう。
【日本未入荷】フィアットの新型にハイブリッドモデルが登場！
老舗自動車メーカーのフィアットが、ついに電気自動車の製造を開始しました。それに先駆けるのがフィアット500のマイルドハイブリッド車で、2020年2月から欧州での販売が開始されています。次モデルの生産も決まっており、フィアットは自動車業界でもますます目が離せない存在となるでしょう。
フィアット 500 Hybrid Launch Edition
ハイブリッドモデルのスペックは全長3546mm・全幅1627mmとなっており、乗車定員は4名のSUVです。トランスミッションは6速マニュアルを採用し、快適な加速を実現しています。もちろん左ハンドルで、総排気量が999ccというパワフルな仕様が魅力的です。
海洋資源をリサイクルした材料から作られる内装のファブリックも特徴的で、高品質ながら環境に配慮した作りが非常に革新的な1台といえます。
フィアット Panda Hybrid Launch Edition
パンダのハイブリッドモデルも500と同様に6速マニュアルトランスミッションを採用、ターボチャージャーエンジンを搭載しています。ハンドル位置や車体の大きさ・乗車定員も500と同じスペックです。
500ハイブリッドとパンダハイブリッドの限定カラーであるメタリックグリーンがよく似合う、モダンな要素を取り入れたデザインが目を引きます。内装シートとの色合わせ次第で、雰囲気はガラッと変わるでしょう。
フィアット現行モデルの中古車事情は？
人気車種のモデルチェンジや新型車の特徴はわかりましたが、現行モデルの中古車事情はどうなっているのでしょうか。中古車とはいえフィアットですから、実際の販売価格帯も気になるところです。選択肢を広げるためにも、それぞれの車種の特徴やスペックを確認しながら、中古での価格帯をチェックしましょう。
ポップでかわいい500
丸みのあるフォルムに丸いライトと、全てが曲線でできているような柔らかさがあるフィアット500は、その小さめなボディからは想像できないゆったりとした車内が特徴です。エンジンは900ccと1200ccの2種類がラインナップされていて、どちらも中古車市場に出回っています。
気になる価格帯は80万円台から150万円ほどとなっており、フィアット初心者でも購入しやすい価格帯です。新車の購入を検討している方なら、問題なく選択肢に入るでしょう。カラーも比較的豊富に揃っているので、好みに合わせて選びやすい車種です。
コンパクトなのに5人乗りパンダ
パンダの現行モデルは3代目になり、すっきりとしたシンプルなデザインと開放感を感じられる広々とした室内空間が魅力的です。丸みを帯びた四角形の「スクワークル」がボディデザインの特徴で、排気量は900ccになります。5人乗りなので家族でも使いやすく、女性からの人気も高めといえるでしょう。
中古車での価格帯は200万円前後で、中古車市場では比較的希少性の高い人気の車種になっています。インターネットなどで見つけたらすぐに問い合わせるのがおすすめです。
オープントップが魅力の500C
開閉式のルーフトップが特徴的なフィアット500Cは、チンクエチェントの派生車です。ルーフの開閉はもちろん自動なので、突然の雨でも慌てずに快適な乗り心地をキープできます。エンジンは900ccと1,200ccの2種類で、力強い走りを好む人にもおすすめです。
中古車としての価格は150万円強から200万円弱程度で、一般的な国産自動車と変わらない価格で購入できます。手に入れたいのならば、在庫のこまめなチェックが必須の人気車種です。
アーバンSUVモデル500X
SUVならではの快適な走りをサポートするのが、新世代のターボエンジンです。「ベースグレード」と「クロス」の2種類のグレードがラインナップされ、排気量はともに1,400ccとパワフルな仕様です。前後のバンパーもSUVらしいクロススタイルになっています。
中古車市場での価格相場は180万円から250万円弱ほどと、フィアットの中では比較的高価です。中古車市場にもある程度出回っているので、じっくり選ぶことができます。
モデルチェンジはお気に入り車種を手に入れる最大のチャンス！
ここまで見てきた通り、モデルチェンジはお気に入りの車種をよりお得に手に入れるチャンスです。頻繁に行われるものではありませんが、その分経済面や情報収集などに余裕を持って準備期間を取ることができます。チャンスを上手に掴むため、モデルチェンジが狙い目な2つの理由を覚えておきましょう。
値下がりする可能性があるため
前にも説明したとおり、モデルチェンジで新モデルが登場すると現行モデルは「旧型車」になります。新型車への注目や需要が高まる分、前モデルへの需要が低くなるのです。そうなると販売店は少しでも需要が残っている間に売却したいので、値下げをする可能性が高くなります。
新型車の購入のために旧型車を手放す人も出てくるので、中古車市場においても在庫数が増えて価格も低下傾向になり、購入しやすい状態が生まれるのです。
店頭展示品が未使用車として中古市場に回ってくる
新型モデルがリリースされると、ディーラーで店頭展示する車ももちろん新型モデルになります。それまでに展示していた旧型モデルは用途がなくなり、どんどん中古市場に出回り始めるでしょう。
オーナーがいた一般的な中古車と異なり試乗や展示のみに使われていた未使用車は、状態もよい傾向が強く中古車を狙っている人には人気があります。人気車種であれば展示数も多いので、展示車が一斉に入れ替わるモデルチェンジの時期は未使用車を手に入れる絶好の機会となるのです。
まとめ
中古のフィアットが欲しい人にとって、モデルチェンジはとても魅力的です。安く手に入れられるチャンスになるだけでなく、よい状態の未使用車が見つかる可能性も高くなります。
ネクステージなら、全国の店舗にある2万台の在庫の中からお気に入りの1台を取り寄せることができます。フィアットのモデルチェンジを機会に購入を検討されているなら、ぜひネクステージにご相談ください。型落ちしたばかりの未使用車から旧モデルまで取り扱いしていますので、自分に合ったフィアットをお選びいただけます。
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