ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

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ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェ718を買いたい、もしくは買えないけどどんな車か興味はあるという方は多いでしょう。特に車好きの方であればポルシェというブランドネームを聞いたことがない人はおらず、高級車としてのステータスを歴史の中で長く維持しています。

 

ドイツのメーカーであるポルシェですが、718がどんな車か分からないということはないでしょうか。このページではポルシェ718のスペックやラインナップを紹介しています。ポルシェに興味がある方はぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.ポルシェ 718とは?

2.718ケイマンとボクスター違いは何?

3.718ケイマンとボクスターの中古相場を比較

4.新型|718スパイダーとケイマンGT4との違

5.718スパイダー/ケイマンGT4を中古で購入

6.まとめ

 

■POINT

 

・ポルシェ718がどんな車なのか紹介。718という数字の意味やシリーズの概要を網羅。

・718の中でも代表的なケイマンとボクスターの違いを比較。走行性能や燃費、インテリアはもちろん中古価格も比較し掲載。

・718シリーズのケイマンとボクスターの上位モデルにあたるGT4とスパイダーの紹介。ケイマンやボクスター以外のポルシェに興味がある方に。

 

 

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ポルシェ 718とは?

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェに興味がある方の中にも718という数字が何を指しているかよく分からない、あるいは他のシリーズとの違いが知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ポルシェは高級車であるからこそ、乗る側も正しい知識を身につけて希望に合った車を見付けたいものです。ここではポルシェ718シリーズについての概要をご紹介します。
『ボクスター(ポルシェ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

718シリーズの概要

718という数字はシリーズを意味していますが、718にはどんな車種があるのでしょうか。718シリーズは主に2タイプを基準につくられています。1つがケイマン、もう1つがボクスターと呼ばれるものです。

 

ケイマンとボクスターをベースとし、T/S/4.0GTSの3つのグレードがあります。2019年にはこれらに追加されるかたちで更にケイマンGT4とスパイダーが加わりました。

 

2020年にはボクスター誕生25周年記念モデル(全世界で1250台限定)の「ボクスター25イヤーズ」も販売され、718シリーズを彩っています。718シリーズには多数種類があるように見えますが、ケイマンとボクスターをベースにそのハイグレードモデルがあるイメージです。

 

718の数字の意味

718シリーズにどんな車種があるのかは理解できても、718という数字が指す意味はいまいち分かりにくいかもしれません。

 

ポルシェは3桁の数字によってシリーズが分かれているため、718シリーズがどのような位置づけにあるかを知っておくのもよい方法と言えるでしょう。

 

718は元々ポルシェブランドのレーシングカーに付けられていたナンバーです。レーシングカーのナンバーを由来としているだけにその走行性能には目を見張るものがあります。ケイマン、ボクスター共に高級車の名に相応しい車です。

 

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718ケイマンとボクスター違いは何?

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェの718シリーズについて概要を知った上で、シリーズの代表格とも言えるケイマンとボクスターについてチェックしてみましょう。どちらもGT4やスパイダーのベースとなっているモデルですが、2車種あるとどちらがどの面でどれだけ秀でているかなどの比較も重要になってきます。

 

ケイマンとボクスターのどちらが自分により合っているかまだ分からないという方もいるでしょう。2車種の違いをまとめました。

 

ボディタイプの違い

ケイマンとボクスターの違いの1つ目はボディタイプです。こちらはエンジンのような内部に位置する違いではないため比較的分かりやすい部類と言えます。

 

ケイマンはクーペタイプでボクスターはカブリオレタイプです。3BOXタイプかつ2ドアのものを一般的にクーペと呼びます。車の重心が低いため運転を楽しみたい、流麗なデザインが好きだという方にはおすすめです。

 

一方でカブリオレタイプは「屋根を開けることもできる」車を指します。国や言葉によってはコンバーチブルと呼ばれることもある車種です。ケイマンはルーフを開けることはできないため、ここは大きな違いと言えるでしょう。

 

室内スペース

次に収納できるスペースの違いについても見てみましょう。室内スペースは残念ながらどちらも広いとは言えません。ケイマンとボクスターでは同じように見えて室内スペースにも違いがあります。

 

ケイマンはシートの後ろにカバンなどを置くスペースこそあるものの、大量に荷物を運ぶのには向いていません。自分が普段使いするカバンなどを置く最低限のスペースと考えてよいでしょう。

 

ボクスターはケイマンよりも更に室内スペースが狭いです。室内にものを置くスペースは存在しないため、少しでも物を運びたい時は助手席に置くしかありません。

 

フロント&リアにトランク

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ケイマンとボクスターは全くものを運べないように感じられるかもしれませんが、実際はもちろんそんなことはありません。フロントとリアにトランクがついており、それぞれにものを収納することが可能です。

 

合計のトランクスペースは420リットルと言われています。前のトランクスペースに150リットル、後ろに270リットル積むことが可能ですが分かれている分大きな荷物を運ぶのは難しいです。

 

前のトランクスペースには、ミッドサイズのスーツケースが2つ入ります。2シーターのためこれだけでも充分に感じられるかもしれません。フロントトランクはスーツケースの形状にピッタリです。

 

一方でリアのトランクスペースは普通乗用車のトランクと違い、ポルシェのなだらかな斜面を描くデザインが影響してきます。縦に大きく荷物を入れることはできませんが、小さめの荷物を入れる分にはフロントトランクよりも向いているでしょう。

『ボクスター(ポルシェ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

高剛性のクローズドボディ

ボディの剛性については大きな違いがあります。剛性と聞くと難しい単語に聞こえますが、車の変形しにくさと考えて差し支えありません。車を運転する以上路面からの衝撃を受けることは避けられませんが、ボディの剛性が高いと衝撃は外に逃がされます。

 

結果的にボディ剛性は高い方が乗り心地がよいとされていますが、ボクスターはルーフを開けられる仕様をふまえて開発されたため充分な剛性を兼ね備えているのが特徴です。

 

ケイマンに至ってはボクスターよりも更に高い剛性を持っているため、クローズドならではの柔軟な走りを可能としています。

 

エンジンの違いは?

ここまでの特徴を鑑みると、ケイマンとボクスターは似たような車であっても違いも大きいように感じられるかもしれません。しかし多くのパーツは共有されており、中でも走行性能に関するものは特にその傾向が見られます。

 

2車種の間では同じエンジンが使われており、こちらがベースモデルです。ベースモデルとハイグレードモデルであるSとGTSにはまた違うエンジンが搭載されています。

 

ベースモデルのエンジンは2.0L水平対向4気筒ターボエンジンで、ハイグレードモデルのエンジンは2.5L水平対向4気筒ターボエンジンです。排気量の違いはエンジンスペックにも影響を与えます。

 

最高出力と最大トルクは排気量によって大きく変わるため、ベースモデルとハイグレードモデルでは走行性能にも差が出ることは否めません。

 

ベースグレード|エンジンスペック

ケイマンやボクスターのベースグレードに搭載されているエンジンについては下表をご参照ください。2.0L水平対向4気筒ターボがケイマンにもボクスターにも採用されていますが、このエンジンは非常に珍しいものです。

 

多くのエンジンが直列なのに対し、ポルシェが採用しているのは水平対向型のエンジンとなっています。ポルシェ以外ではスバル車が積んでいるのみという、変わったエンジンです。水平対向エンジンは重心が低く、振動も少ない上に剛性も高いハイスペックなエンジンと言えるでしょう。

 

しかしその反面エンジンを構成する部品数が増える、結果的に費用がかさむというデメリットも持っています。高性能を追求した結果のエンジン採用です。

エンジン

2.0L水平対向4気筒ターボ

最高出力(PS/rpm)

300/6,500

最大トルク(Nm)

380

※slide →

 

Sグレード|エンジンスペック

次に上位モデルであるSグレードのエンジンについてです。エンジンは2.5L水平対向4気筒ターボとなり、ベースモデルと比較して更に突出した性能をしています。排気量が割り増しされたことで最高出力と最大トルクが共に上がり、よりレーシングカーとしてのスペックに振り切るかたちとなりました。

 

こちらはベースグレードにも言えることですが、街乗りや近所のドライブにはもったいないエンジンスペックをしています。コストパフォーマンスにこだわらず、走行性能を追求したからこそのエンジンスペックと言えるでしょう。

エンジン

2.5L水平対向4気筒ターボ

最高出力(PS/rpm)

350/6,500

最大トルク(Nm)

420

※slide →

 

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718ケイマンとボクスターの中古相場を比較

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェ718シリーズのケイマンとボクスターについて新車、中古車価格も掘り下げて見てみましょう。新車は手が出しにくい方も中古車なら購入しやすいケースもあります。ポルシェ718の中古車はどちらの車種も同じエンジンを採用してはいますが、ボディタイプや剛性、収納スペースなどが異なるため中古車価格も変わってきます。

 

走りを追求したいならケイマンT

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

まずはケイマンからです。ケイマンの新車価格は612万円から1,064万円です。さすがは高級車といった値段の設定ですが、ボクスターよりも安い価格設定となっています。

 

中古車価格では160万円から1,350万円です。ボクスターよりもケイマンの方が総合的な走行性能は上と言われているため、走りにこだわる人にはケイマンがおすすめできます。

(2021年3月時点の情報です)

『ケイマン(ポルシェ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

気軽なドライブならボクスター

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ケイマンに引き続きボクスターですがこちらの新車価格は658~1,514万円です。中古車価格は498~1,280万円となっており、ケイマンよりも新車中古車共に高い価格設定であることがお分かりいただけるでしょう。

 

ボクスターはルーフを開けて開放的なドライブを楽しむのに向いています。高い性能を持ったカブリオレタイプということで、両立させるためのコストがかかっておりケイマンよりも割高です。(2021年3月時点の情報です)

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新型|718スパイダーとケイマンGT4との違い

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

2019年に718ケイマンと718ボクスターはさらに磨き上げられ、より高い品位を備えるレーシングカーとして発展し、追加販売が行われることになったのです。そしてその2車種はそれぞれ「ケイマンGT4」、「718スパイダー」と名付けられました。ここからはこの2車種についてのスペックや価格を見ていきましょう。

 

スペックと購入価格

718スパイダーとケイマンGT4には同一のエンジンが搭載されていますが、この2車種は異なったスポーツカーに仕上げられています。

 

718スパイダーは自然に溶け込み心から走りを楽しむように、ケイマンGT4は高剛性クローズドボディを味わうように設計されました。それではスペックの一部を見てみましょう。

 

718スパイダー

(マニュアル)

ケイマンGT4

(マニュアル)

全長×全幅×全高(mm)

4,430×1,825×1,260

4,455×1,825×1,270

許容総重量(kg)

1,720

1,750

最高出力

420PS/309kW

420PS/309kW

エンジン種類

4.0L水平対向6気筒

4.0L水平対向6気筒

最高速度(km/h)

301

304

新車価格

1,271万円

1,293万円

※slide →

 

718スパイダーの特徴

718スパイダーの第一の特徴は軽量ソフトトップにあります。開け放たれたトップで718スパイダーを駆るのはとても気持ちの良いものです。

 

ホイールは20インチ軽量合金製が用いられています。シルバーカラーで躍動感あふれるデザインはその走りを表徴する輝きを放ち、ドライビングの高揚感をさらに高めるものです。

 

タイヤはパフォーマンスを注視して造られており、サイズはフロントが8.5J×20 245/35 ZR20、リアは11J×20 295/30ZR20を備えています。

 

インテリアには長年にわたって培われたエルゴノミクスが盛り込まれ、その結果車との一体感はハードウェアと相まってさらに高まる仕上がりです。全てがドライバーを第一に考えた設計となっており、座った瞬間に車との一体感を感じることでしょう。

 

718ケイマンGT4の特徴

新開発の自然吸気ボクサー6を搭載し、300km/hを超える最高時速を叩き出します。また309kW/420PSの最高出力を発生させ、トランスミッションは6速マニュアルです。

 

この4.0リッター水平対向6気筒は新型911カレラのターボエンジンをベースとしたものとなっています。自然吸気特有のリニアな特性を示し、GTらしい性能です。また、燃費面では初めて搭載されたアダプティブシリンダーコントロールにより新欧州サイクルでの燃費が10.9L/100kmを実現しました。

 

ボディ形状にはエアロダイナミクス技術がふんだんに注ぎ込まれています。その結果ダウンフォースが50%向上しました。さらに空気抵抗は先代同等で、相反する問題を解決しています。

 

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718スパイダー/ケイマンGT4を中古で購入

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェ718シリーズのトップに位置するグレードである718スパイダーとケイマンGT4は非常に魅力的です。しかしその分値も張るため新車での購入を諦めていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

ここではスパイダーとGT4の中古車価格を紹介します。しっかりとメンテナンスのされた中古車を買うことができれば、新車で買うよりもお得な買い物になるかもしれません。

 

ハイプライスが中心718スパイダー

718スパイダーの中古車の平均価格は1,487万円です。多くの中古車がこの価格帯で見られるため、ここから大きく値段を下がることはないと言えます。

 

オープンエアとコーナリングの優秀さ、またハイパワーエンジンが特徴の718スパイダーですがやはり中古車価格は高く、安いものでも1,300万円ほどを考える必要があるでしょう。

(2021年3月時点での情報です)

 

ケイマンGT4

ケイマンGT4もスパイダーと同じく718シリーズのトップに君臨するモデルです。その分中古車価格も高く1,320万円が平均価格となっています。

 

1年落ちの2020年式はスパイダーとほぼ同じ価格帯です。1,000万円以下のものが欲しい場合は2017~2018年式のものを探すと比較的価格の抑えられたものを見付けることができるでしょう。

(2021年3月時点での情報です)

 

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まとめ

ポルシェ 718とは?復活スパイダーとケイマンGT4との違いも詳しく解説

ポルシェ718シリーズのケイマンとボクスターは同じエンジンスペックを持ちながらも趣向の違った車と言えます。これはスパイダーとGT4にも同じことが言え、同じ718シリーズでもそれぞれのモデルごとに価格が異なる理由です。

 

718シリーズに興味をお持ちの方はぜひネクステージにご相談ください。ご希望に合う1台を見つける一助となれば幸いです。

 

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