フォルクスワーゲン トゥーランの新モデルとは?魅力と中古車価格を紹介
フォルクスワーゲンは、日本国内でも人気がある輸入車メーカーです。ゴルフをはじめ、さまざまな車種をラインアップしています。
フォルクスワーゲンには、さまざまなボディタイプがラインアップしていますが、ミニバン「ゴルフ トゥーラン」はその中のひとつです。2021年4月に一部仕様変更が施されました。トゥーラン新モデルにはどのような特徴があるのでしょうか。魅力ポイントや中古車情報についてもご紹介します。
※目次※
3.フォルクスワーゲン トゥーランは中古車と新車どちらを選ぶ?
5.フォルクスワーゲン トゥーランの中古車ならネクステージへ!
・フォルクスワーゲンのミニバンである人気車トゥーランは2021年一部仕様変更している
・トゥーラン新モデルはボディサイズの拡大/燃費性能の向上/充実の安全装備が魅力である
・トゥーランなどの輸入車をお得に購入したい場合は正規輸入代理店ネクステージで探そう
フォルクスワーゲン トゥーランの歴史
広い居住空間や乗車人数が多いなどの特徴があるミニバンは、ファミリーカーやおしゃれなアウトドアカーとして人気があります。国産車メーカーのみならず、海外の車メーカーも多彩なミニバンを販売していることをご存じでしょうか。
歴史あるドイツの車メーカーであるフォルクスワーゲンは、トゥーランというミニバンを販売しています。トゥーランの歴史を振り返ってみましょう。
2004年日本に導入
フォルクスワーゲン トゥーラン初代モデルは、2004年に日本で販売開始されました。5ドア3列シート(7人乗り)のコンパクトミニバンです。フォルクスワーゲンの基幹モデルであるゴルフをベース車両として開発されているため「ゴルフ トゥーラン」と名づけられています。
2016年にフルモデルチェンジを行った2代目が現行モデルです。事あるごとに仕様変更が施されており、2021年にも一部仕様変更を発表しています。
TDIモデルを追加
2016年式2代目モデルトゥーランは、2018年のマイナーチェンジ以降、2L TDIエンジンモデルが追加されています。これは、高い燃費性能を誇るディーゼルエンジンで、パワフルなトルクが魅力です。
現在発売中トゥーランのグレードは、新型4気筒直噴ターボガソリンのTSIエンジンと、クリーンディーゼルのTDIエンジンの2種類から選べます。
【現行モデルグレード】
・TSI Trendline:魅力的価格のエントリーグレード(ガソリン)
・TSI Comfortline:バランスが取れたベースグレード(ガソリン)
・TDI Comfortline:ベースグレード(ディーゼル)
・TSI Highline:充実装備の上級グレード(ガソリン)
・TDI Highline:上級グレード(ディーゼル)
・TSI R-Line:スポーティモデル専用内外装部品装備の最上位グレード(ガソリン)
フォルクスワーゲン トゥーランの魅力は?
パワフルで高性能な2種類のエンジンモデルを設定しているトゥーランは、居住性や快適性に加え、走りにも期待しているミニバンファンの心をつかんでいます。2021年の一部仕様変更では、安全性能・燃費性能・快適性など総合的に性能アップの向上が特徴です。項目ごとに新モデルの魅力を調べてみましょう。
ボディサイズの拡大
初代モデルと現行モデルとでは、ボディサイズに違いがあります。現行モデルのボディサイズは、全長4,535~4,540mm×全幅1,830mm×全高1,670mmです。初代の最終モデルと比較すると、全長130~135mm・全幅35mmサイズアップしています。
ホイールベースは2,785mmで前モデルより110mm延長しており、それに伴い最小回転半径が変化していることが相違点です。ボディサイズの拡大により、居住空間がさらに広くなり、使い勝手が良くなっています。
多様性の高い居住性へ
全長やホイールベースのサイズアップにより、2列目シートの足元空間が広くなりました。加えて、3列目独立シート中央席でも足を伸ばせるほどの余裕が保たれています。リアドア開口部の拡大やイージーエントリー機能搭載のシートのおかげで、乗り降りがスムーズです。
2列目シートは折り畳み可能で、簡単操作で素早くフラットなフロアになります。乗車人数や荷物の積載量に合わせて、さまざまなシートアレンジが可能です。多彩なシートアレンジにより、さまざまなシーンに合わせてラゲッジスペースを広く確保できるため、荷物の量や大きさについてさほど心配はいりません。
収納スペースも豊富に用意されており、長距離の多人数ドライブ時であっても、ストレスフリーなドライブを楽しめる設計となっています。
2世代飛び越えたプラットフォーム
初代トゥーランは、フォルクスワーゲンの人気車種であるゴルフ5代目をベースとして設計されました。モデルチェンジ以降の現行モデル2代目トゥーランは、2世代飛び越えたゴルフ7代目がベースとなっています。
特徴は、フォルクスワーゲン最新の生産方式と呼ばれるMQBプラットフォームを採用していることです。MQBとは、モジュールキットを意味するドイツ語の頭文字を取ったもので、英語では「モジュラー トランスバース マトリックス」と言います。
これは、セグメントを超えて共通部品を組み合わせる方法を指し、異なる車種であっても流用できる部品設計が重要ポイントです。コストダウンや主要技術の共有など多くのメリットを考慮して開発され、多くの車種で採用されています。
TDIエンジンにより燃費性能が向上
現行モデルで採用されているTDIエンジンは、フォルクスワーゲンの技術が結晶したパワフルでクリーンディーゼルです。優れた燃費性能が特徴で、カタログではWLTCモード16.3km/Lとなっています。
トランスミッションは7段DSGの組み合わせです。先進排気ガス浄化システム採用のため、厳しい日本の規制にも適合しています。
ガソリンエンジンも初代モデルよりアップグレードしており、先進テクノロジーを投入したTSI Evoエンジンです。高効率のコモンレール直噴技術採用により、余裕のあるパワフルな走りを実現しました。燃費性能も向上し、WLTCモードカタログ燃費は14.7km/Lです。
さらに高められた安全性能
安全装備の強化も新モデルの特徴です。アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストシステム、駐車支援システムなど、ドライバーの疲労やストレスを低減させる機能が搭載されています。
予防安全、万が一の事故発生時の被害低減、事故後の二次被害防止という3段階に対応した、フォルクスワーゲン独自の総合安全コンセプトを軸とした設計です。
衝突回避のためのプリクラッシュブレーキシステムフロントアシストや、衝突を回避不可の場合にエアバッグの効果を最大化するプロアクティブオキュバントプロテクションなど、考え抜かれた安全装備が充実しています。
ほかにも幾つもの安全装備が用意されており、グレードにより選べるオプション装備もあるためチェックしてみましょう。家族や友人と安心してドライブを楽しむうえで、フォルクスワーゲンの充実した安全装備は魅力です。
フォルクスワーゲン トゥーランは中古車と新車どちらを選ぶ?
トゥーランの新車価格は、グレードやパッケージにより異なります。エントリーモデルのTSIトレンドラインは、わりと手が届きやすい価格設定です。
しかし、初めて輸入車に乗る場合には、国産車とは使い勝手が異なるケースもあるため注意しましょう。そのことを考慮したうえで、あえて中古車を選択する方も多くいます。どちらが自分に向いているかを検討しましょう。
新車がおすすめな人
トゥーランに限らず新車購入のメリットは、オプションパッケージやボディカラーを自分好みで選べることです。また、購入後の修理についても基本的に心配はいりません。
新しい車に最初に乗りたい方はもちろんのこと、同じ車に長く乗り続けたい方や新型モデルに乗りたい方は、新車がおすすめです。グレードラインアップの中でTDIモデルの新車であれば、環境性能が良いエコカー減税対象車のため購入総額を減らせるというメリットがあります。
中古車がおすすめな人
輸入車が初めての方は、相性の確認という意味も含め、中古車購入を選択する方は多いといわれています。中古車は、フルモデルチェンジで仕様が刷新されると買い替えが促進され、中古車市場に旧モデルが数多く流通することが一般的です。そのため、旧モデルの相場価格が下がります。
トゥーランは現行モデルになって早6年経過しており、平均的なフルモデルチェンジサイクルの時期です。初代のみならず、現行モデル初期型は相場価格が下がっているためお得に購入できます。新型モデルが気に入っている場合は、新車同様の登録済未使用車を購入する選択肢について検討してみましょう。
トゥーランには兄弟車がある!中古車情報をチェックしよう
フォルクスワーゲンは、さまざまなニーズに応えるべく、多くの車種ラインアップが魅力です。その中で、ミニバンのトゥーランと兄弟車とも言える車種があります。同じミニバンのシャランとSUVのティグアンです。3車種の特徴を簡単にご紹介します。
トゥーラン(ミニバン)
コンパクトミニバンのトゥーランは、ヒンジドア採用の7人乗りです。国産車のミニバンとは少し趣が異なるものの、充実した安全性能装備で安心したドライブを楽しめることが魅力となっています。
新車価格は326.7万円~504.5万円です。中古車市場への流通台数はさほど多くなく、一例としてネクステージでは約110万円で販売されています。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『ゴルフトゥーラン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
シャラン(ミニバン)
シャランは、トゥーランと同じフォルクスワーゲンのミニバンです。1995年に7人乗りミニバンとして登場しました。初代は、トゥーラン同様ヒンジドア採用でしたが、新型モデルは両側スライドドアが採用されています。2列目・3列目シートは独立しており、さまざまなシートアレンジが可能です。
新車価格は432.5万円~581.3万円と設定されています。中古車市場への流通台数はさほど多くありません。中古シャランが約270万円で販売されている事例があります。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『シャラン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ティグアン(SUV)
2008年に日本で発売開始した、フォルクスワーゲンのコンパクトSUV車ティグアンは、ドイツ車らしい高剛性ボディや高い走行性能が特徴です。日本よりも高速走行の機会が多いドイツ基準での設計のため、道路状況に左右されない車のバランス性能や高速走行時の安定性には定評があります。
2021年に4年ぶりのマイナーチェンジを行い「The new Tiguan」として新しく生まれ変わりました。新車価格は413.9万円~590.6万円です。中古車市場への流通台数はさほど多くありません。中古車相場は59~160万円です。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『ティグアン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン トゥーランの中古車ならネクステージへ!
フォルクスワーゲンが誇るコンパクトミニバン トゥーランは、日本の道路事情でも取り回しがしやすいボディサイズで、充実した安全装備が魅力です。新車にこだわりがなければ、中古のトゥーランで相性を確認するという選択肢を考慮してみましょう。
全国に店舗展開しているネクステージでは、豊富な在庫を常に取り揃えています。そのため、自分好みの車を探しやすく、選びやすいことが特徴です。また、フォルクスワーゲンをはじめ、正規輸入車専門店としても実績があります。ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
車を選ぶ際には、好み・用途・予算など、さまざまな要素を考慮する必要があります。乗車人数が多かったり、荷物を積む機会が多かったりする場合は、居住性や利便性が高いミニバンがおすすめです。輸入車には、国産車とはひと味異なる持ち味があります。
フォルクスワーゲンのミニバンであるトゥーランは、洗練されたデザインや優れた走行性能・燃費性能などの良さが魅力です。個性ある車選びの選択肢として検討してみましょう。ネクステージでは、輸入車購入の際にも手厚い保証サービスを用意しています。ぜひお気軽にご相談ください。
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