フィットの売値相場をグレードごとに紹介!あなたのフィットはいくらで売れる?
コンパクトカーの代名詞ともいえるホンダの「フィット」は、発売当初から高い人気を誇る車です。大き過ぎず小さ過ぎずのボディで、狭い日本の道路事情に「ちょうど良い」ことが魅力です。フィットは中古車市場でも需要の高い車ですが、実際どのくらいの値が付くのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フィットの売値相場をグレードごとに紹介していきます。今乗っているフィットの売値相場をチェックして、次の車を購入するための資金計画を立てることにお役立てください。
※目次※
1.【グレード別】フィットの売値と販売価格(2012年以降モデル)
3.フィットの売値を上げるために下取り・買取までにやっておくべきこと
・フィットはコンパクトカーの先駆けともいえる存在であり、発売当初からロングセラーを誇っている人気車種。中古車市場の需要も高く、高い売値が期待できる
・フィットには数多くのグレードが存在している。信頼できる業者を見つけ、グレードに応じた適正な査定をしてもらうことが重要。
・フィットの買取なら、適正な査定と圧倒的な販売力に強みを持つネクステージがおすすめ!
【グレード別】フィットの売値と販売価格(2012年以降モデル)
フィットにはさまざまなグレードがあり、標準で装備されているパーツやシステムが異なります。グレードによって売値相場が大きく変わることもあるので注意が必要です。ここでは、フィットの販売価格と売値予測について解説を行います。
売却後の資金計画を立てるためにも、お持ちのフィットにどのくらいの価値があるのかを把握しておきましょう。
13G・Fパッケージ DBA-GK3(2014)
「13G・Fパッケージ DBA-GK3」は2014年式で走行距離4万2,000キロの場合、中古車販売価格は69万9,000円、売値は20~30万円程度になります。
「13G Fパッケージ」は発売当初のベースグレードのひとつ上に位置付けられたグレードです。当時の新車販売価格は140万円ほどと手頃な価格であったため、年式が古いほど売値が顕著に安くなる傾向にあります。
13G・Fパッケージ DBA-GK3(2015)
「13G・Fパッケージ DBA-GK3」は2015年式になると、走行距離2万4,000キロの場合で中古車販売価格は79万9,000円、売値としては30~40万円程度でしょう。前述した2014年式と比較すると10万円の差が生じています。
13G・Lパッケージ DBA-GK3(2016)
「13G・Lパッケージ DBA-GK3」は2016年式、走行距離が3万1,000キロの場合の中古車販売価格は99万9,000円、売りに出した場合の価格は50~60万円になるでしょう。
「Lパッケージ」は新車時の販売価格が150万円ほどするので、売値も高くなる傾向にあります。2016年式であればクルーズコントロールシステムが標準装備されており、同グレードの低年式モデルより快適性が高いことも高額な売値が付くポイントです。
ロングセラー車種フィットの魅力は何か
フィットはコンパクトカーの代名詞ともいえるほど人気の高い車です。2001年6月の発売当初からのロングセラーで、フルモデルチェンジをしながら進化し続けているのも人気の裏付けといえます。では、ロングセラーのフィットの魅力とは一体何か、詳しく解説をしていきます。
コンパクトカーの先駆け
フィットは、コンパクトカーの先駆け的存在といえます。フィットの誕生前にも市場にはマーチやロゴ、シビック、スターレットなどのコンパクトサイズの車種が販売されていましたが、室内空間が狭い車種が多かったのが特徴です。
街中や生活に「フィット」する、ユーティリティの高いちょうど良い大きさのフィットが誕生したことにより、「コンパクトカー」という概念が定着しました。フィットはまさに、コンパクトカーの代名詞といえる存在です。
コンパクトでありながら大容量の荷室
フィットの大きな魅力として、大容量の荷室を備えていることと、室内空間が広いことが挙げられます。
広い室内と荷室を実現できる理由は「センタータンクレイアウト」にあります。通常、燃料タンクは後部座席の下に設置しますが、フィットの場合は燃料タンクを前席の下に設置することで広い室内空間を実現しています。
また、センタータンクレイアウトによって後部座席下の障害物をなくすことが可能です。そのスペースを活かし、後部座席を前に倒すと座面が低くなる「ダイブダウンシート」を採用することで大容量の荷室を確保できます。
燃費性能が高く維持費が安い
フィットは、ほかのコンパクトカーと比較しても、高い燃費性能を持っていることが魅力です。
現行フィットで最も高い燃費はリッター37.2キロメートルと驚異的な数値を誇ります(ハイブリッドモデルにおけるJC08モードの場合)。ライバル車とされるトヨタの「ヴィッツ」は、最も燃費に優れたグレードでリッター34.4キロメートルです(JC08モードの場合)。
燃料費は維持費のなかでも多くを占める費用です。低燃費で家計を圧迫しない点もフィットの魅力といえるでしょう。
フィットの売値を上げるために下取り・買取までにやっておくべきこと
フィットはコンパクトカーとしての評価や人気が高く、市場での需要も高い車種です。全体的に売値相場が高い傾向にありますが、もう一手間加えることでさらに高値での売却を目指しましょう。
少しでも高く売却できれば、次の車の購入資金を増やすことができます。下取りや買取までに行うべきことをしっかりとチェックしましょう。
内装・外装共にきれいに掃除をしておく
買取査定や下取りに出す前に、内装と外装の両方をきれいにしておきましょう。査定士は車の状態はもちろんのこと、「どれだけ大切に乗っていたか」もチェックしているからです。
車がきれいな状態で維持されていると査定士の心象が良くなり、定期的な整備をしっかりと行っていたという印象を与えることもできます。
忘れがちなのが「エンジンルーム」です。エンジンルームがきれいであれば、定期的な整備をしていることが伝わります。手間はかかりますが、査定アップにつながる可能性がありますので丁寧に掃除をしておきましょう。
購入時についていた純正パーツを集めておく
社外パーツを取り付けている方は、買取査定前に購入時の純正パーツを集めておきましょう。中古車市場では安心できる純正パーツが付いている車のほうが、需要が高くなります。自分でできるようなら、あらかじめ純正パーツに戻しておくのがおすすめです。
自分で戻すことが難しい場合は、査定当日に純正パーツを持参し、査定士に純正パーツがある旨をあらかじめ伝えておきましょう。社外パーツが付いていることで査定額が下がってしまう恐れもあるので注意が必要です。
書類をきちんとそろえる
車を売却する際にはさまざまな書類が必要であるため、きちんとそろえておく必要があります。全てをそろえた状態で買取査定を依頼すると、査定士に本気度が伝わって、より査定額を上げられる可能性もあります。
車の売却に必要な書類は以下の通りです。
・自動車検査証
車検を取得していることや、所有者、車の仕様を証明する書類です。法律で車の中に常に保管することが義務付けられています。一般的にはグローブボックスの中に保管してあることが多いでしょう。紛失した場合、普通車は「運輸支局」、軽自動車は「軽自動車検査協会」で再発行ができます。
・自賠責保険証明書
車の購入時、強制的に加入する保険の証書です。車検証と一緒にグローブボックスに保管するのが一般的です。紛失した場合は加入している保険会社に連絡しましょう。
・自動車税納税証明書
毎年4月1日時点で車を所有している方が納付する「自動車税」を、確実に納付したことを証明する書類です。紛失時は、普通自動車は「都道府県税事務所」、軽自動車は「役所(役場)」で再発行をしましょう。もしくは、都道府県税事務所や役所(役場)で直接納税し、納税証明書を受け取る方法もあります。
・実印(軽自動車は認印可)
市区町村で印鑑登録したものを指します。
・印鑑登録証明書(軽自動車は不要)
実印が印鑑登録されていることを証明する書類です。なお、3ヶ月以内に発行したものを持参しましょう。
・自動車リサイクル券
最終的に廃車にしてリサイクルする際の料金を、自動車購入時にあらかじめ支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は、「自動車リサイクルシステム」のサイトで、代替書類の印刷を行うことが必要です。
・住民票の写し
引越しをした場合に、印鑑登録証明書とほかの書類の住所が異なっている場合に必要です。
どのような方法でいつ売却するかを決定しておく
いつどのような方法で売却するかを決めておきましょう。売却方法は、主に「下取り」と「買取」の2種類があります。
下取りは車の購入と売却を同じ販売店で行えるため、手間がかからないことが魅力です。一方、買取はノウハウや販売力のある業者に依頼すれば、高額査定が期待できる点がメリットといえます。
売却のタイミングは、販売店の決算期前である1~2月、7~8月がおすすめです。決算期になると、販売店は1台でも多くの車を売るために決算セールを行います。その結果、新車中古車を問わず需要が一気に高まり、1年の内で最も車が売れる時期となります。
販売店は需要の高まる決算期前に多くの車を仕入れようとするため、買取査定額も高額になることが期待できるという仕組みです。
まとめ
フィットは人気のコンパクトカーであるため、高額な査定が期待できる車です。グレードによっても価格は変わるため、愛車のグレードを確認して売値相場を把握しておくことが重要です。
グレードは多岐にわたるため、プロでないと正確な売値を知ることは難しくなります。業者によっては「各グレードの市場価値を適正に反映されない」、「業者の利益のみを追求する」、「後からの値引き交渉される」などのトラブルも考えられます。フィットを高く売却するなら信頼のおける買取業者に依頼することが重要です。
ネクステージは「愛情買取」を理念として車の買取を行っています。お客様の車を、愛情を持って査定し価値を最大限に評価します。さらに、全国100店舗以上で総在庫数1万2,000台の販売力をもとに、高額買取が可能です。
フィットの売却をご検討の方は、ぜひネクステージにお任せください。