レクサス LSは伝統的な美しさと最新機能が融合!新車と中古車価格もチェック
レクサス LSは、レクサスが販売する大型セダンです。高級感のあるデザインと安定した走行性能から、多くのファンに愛されています。高級セダンを探している方にとって、レクサス LSは候補のひとつとなるでしょう。
しかし、レクサスLSの歴史や現行モデルの特徴を深く知らない方もいるのではないでしょうか。この記事では、レクサス LSの歴史や現行モデルの詳細、新車・中古車の相場を解説します。この記事を読むことで、自分に合ったレクサスLSを見つけられるでしょう。
※目次※
・レクサス LSは、圧倒的な存在感と高級感あふれる大型セダン。
・現行モデルは2020年にデビューしたLS500。安全支援システムや内外装の高級感がさらに進化する。
・レクサス LSの中古車は、正規販売店のネクステージで購入できる。
レクサス LSの歴史
レクサス LSは、1989年10月に海外で発売が始まりました。日本国内での名前は、高級セダンとして知られる「トヨタ セルシオ」です。2006年9月からは、日本国内でもレクサス LSとして販売されています。
ここでは、レクサスLSが登場するまでの流れをセルシオから引き継いだ技術や伝統と併せて見てみましょう。
1989年10月:日本市場では「セルシオ」としてデビュー
レクサス LSは、1989年10月に北米でデビューしました。当時は日本国内にレクサスブランドがなかったことから、日本では「トヨタ セルシオ」として販売されています。初代レクサス LSは北米で大ヒットし、メルセデス・ベンツをはじめとする高級ブランドに大きな影響を与えました。
初代セルシオは1994年10月にフルモデルチェンジされ、2代目となります。1997年7月に行われたマイナーチェンジでは、6つのエアバッグ、VSC、ブレーキアシストなどの安全装備に加え、盗難対策としてエンジンイモビライザーを標準装備しました。
2000年8月には、セルシオ最終モデルとなる3代目へのフルモデルチェンジが行われます。レクサスブランドに磨きをかけるため、全面的な改良が施されました。10・15モード燃費を8.5%向上、AT車のトランスミッションを5段から6段に変更するなど、さらに磨きをかけています。
2005年8月から日本国内でレクサスブランドの展開が始まり、2006年をもってセルシオは販売を終了しました。
2006年9月:日本市場に「LS460」が登場
LS460は、2006年9月から販売が始まった日本国内最初のLSです。新開発の4.6L V8エンジンと世界初の8速オートマチックトランスミッションを搭載し、高級セダンらしいスムーズな走行性能を実現しました。
安全性能として、世界初の前方歩行者検知、操舵回避支援などを追加した「プリクラッシュセーフティシステム」を搭載しています。
また、運転支援として「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」「レーンキーピングアシスト」なども装備されました。
2007年には、5.0L V8エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「LS600h」「LS600hL」が追加されています。
(参考:『レクサス LS600hの特徴とは?ラインアップや類似車種についても紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2020年11月:現行モデル「LS500」が登場
2017年4月に、米国ニューヨークで開催された「ニューヨーク国際オートショー」にて、現行モデルとなる「LS500”F SPORT”」が初披露されました。日本国内での販売は、2020年11月から始まります。
搭載エンジンは、燃費性能・静粛性を高めた3.5L V6ターボエンジンです。2WDモデルはサスペンションの変更とタイヤの質量を低減させ、3.5kgの軽量化を実現しています。
レクサスLS現行モデルの魅力
現行のレクサスLS500は、2020年11月に発売され、内外装のデザインが新しくなり車内での快適性もアップしました。
また、先代のLSから引き継いだ独自のハイブリッドシステムも環境性能が向上しており、さらなる進化を遂げたLSに生まれ変わっています。ここでは、2020年から販売されている現行モデルの特徴を見てみましょう。
(参考:『レクサス LS 600hLを現行モデルと比較!中古車がないときの選択肢も|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日本の「美」を感じる伝統的なデザイン
現行モデルでは、フロントグリルやヘッドライト、テールランプなどのデザインが大きく変わりました。
外装には、三眼フルLEDヘッドランプやフルLEDリアコンビネーションランプを採用しています。LEDの持つ切れ味の中にも落ち着きのある光から、レクサスらしい上質さを感じられるでしょう。
日本の伝統的なデザインを意識した内装は、高級感のある落ち着いた雰囲気です。高度な繊維技術を駆使したシートは、きめ細かくシルキーな肌触りを味わえます。
内外装共にプラチナ箔や西陣(R)を使用し、月光が映し出す光と影のコントラストが表現されました。
静かで上質な走り
現行モデルでは、フラッグシップモデルらしい静粛性の高い上質な乗り心地が追求されました。そのひとつがサスペンションです。
スタビライザーバーの剛性を最適化し、リアサスペンションメンバー取付部の補強・剛性により乗り心地を向上させました。
また、タイヤ上下方向の剛性を低減させ、ショックや振動を抑えて静粛性も高めています。この他、ノイズリダクションアルミホイールを採用することで軽量化を図り、走行中のタイヤ気柱共鳴音低減も実現させました。
個性的な走りのスポーツモデル
LS500には、レクサススポーツの伝統を受け継ぐ「F SPORTS」が設定されています。搭載エンジンは他のグレードと変わらないものの、サスペンションに「リニアソレノイド式AVS」を採用するなど専用チューニングが施されました。
また、F SPORT専用ブレーキとしてフロント6ポッド、リア4ポッドのアルミモノブロックキャリパーを採用することで、軽量化と剛性、安定したブレーキ性能を実現しています。
フロントシートは、F SPORT専用本革/ウルトラスエード(R)スポーツシートです。運転席・助手席共に、ヒートヒーターとベンチレーション機能が付いています。
力強さと低燃費を両立
LS500に搭載されている自然吸気のV6 3.5Lエンジンは、伸びのある加速を体感できる新開発エンジンです。最高出力回転数は6,600r.p.mを達成するパワーと、Dual VVT-iやクールドEGR、筒内直噴システム「D-4S」による燃費性能を兼ね備えています。
ハイブリッドモデルに搭載されるのは、従来のレクサスハイブリッドシステムに変速機構を直列に配置した「マルチステージハイブリッドシステム」です。
バッテリー出力による滑らかな加速とレスポンスの良いアクセル操作から、心地よい走りを実現します。EVモードを使うことで、低燃費かつ静粛性の高い走りも可能です。
LS500とLS500hのWLTCモード燃費は、以下の表でご確認ください。
LS500 |
9.5km/L~10.1km/L |
LS500h |
12.5km/L~13.6km/L |
(参考:『LS(レクサス)の燃費情報|新車・中古車の【ネクステージ】』)
最新の安全装備
LS500には、最新の「Lexus Teammate」が搭載されています。2022年のマイナーチェンジ時に高度運転支援技術「Advanced Drive」搭載車も設定されました。
Advanced Driveは、高速道路および自動車専用道路の本線走行時にドライバーを支援するシステムです。車線変更や車線維持、追い越しなどをセンサーが検知し、状況に応じてステアリング操作や減速を行います。
一部のグレードには、渋滞を検知して運転を支援する「Lexus Teammate Advanced Drive(渋滞支援)」が標準装備です。
快適な使い心地も追及
LS500のインテリアは、レクサスらしいラグジュアリーで上質な空間です。
オーナメントパネルには、金沢の伝統工芸「金箔」の職人によるプラチナ箔が敷き詰められています。ドアトリム表皮には西陣織の装飾技法を用いた「西陣(R)」が採用され、月の光や水面のゆらめきが表現されました。
インフォメーションディスプレーは、コネクティッドナビ対応の12.3インチディスプレーオーディオです。画面に触れても指紋が付きにくい素材のため、ストレスなく操作できます。
また、リアシートにも11.6インチディスプレーが装備され、Blu-rayディスク再生やMDMI端子を備えたパソコンとも接続可能です。
レクサスLS現行バージョン別スペック
現行のレクサスLSには、ガソリンモデルの「500」、ハイブリッドモデルの「500h」に分けられ、さらに6つのグレードに分かれます。
エンジンタイプによって設定されているグレードが変わり、スペックも異なるため、自分に合ったモデルを見つけられるよう確認しておきましょう。ここでは、現行モデルのグレードラインアップとそれぞれのスペックを紹介します。
EXECUTIVE/EXECUTIVE Advanced Drive
EXECUTIVEとEXECUTIVE Advanced Driveは、LSの最上グレードです。EXECUTIVEはLS500とLS500h両方に設定されていますが、EXECUTIVE Advanced DriveはLS500hのみ設定されています。
全長×全幅×全高(mm) |
5,235×1,900×1,450~1,460 |
ホイールベース(mm) |
3,125 |
最低地上高(m) |
130~140 |
室内長×室内幅×室内高(mm) |
2,050×1,615×1,165 |
車両重量 (kg) |
2,220~2,360 |
燃料消費率(WLTCモード) |
9.5~13.6 |
version L/version L Advanced Drive
version Lとversion L Advanced Driveは上級モデルです。EXECUTIVEグレード同様、Advanced DriveはLS500hのみ設定されています。
全長×全幅×全高(mm) |
5,235×1,900×1,450~1,460 |
ホイールベース(mm) |
3,125 |
最低地上高(m) |
130~140 |
室内長×室内幅×室内高(mm) |
2,050×1,615×1,165 |
車両重量 (kg) |
2,200~2,400 |
燃料消費率(WLTCモード) |
9.5~13.6 |
I package
I packageはベースグレードです。外装面では他のグレードと大きな差はないものの、内装ではシートがファブリックになるなどの違いがあります。I packageはガソリンモデル・ハイブリッドモデル共に選択可能です。
全長×全幅×全高(mm) |
5,235×1,900×1,450~1,460 |
ホイールベース(mm) |
3,125 |
最低地上高(m) |
130~140 |
室内長×室内幅×室内高(mm) |
2,120×1,615×1,160 |
車両重量 (kg) |
2,130~2,270 |
燃料消費率(WLTCモード) |
9.5~13.6 |
F SPORT
F SPORTは、専用装備を備えたスポーツグレードです。レクサス LSの高級感とともに、スポーティーな走りとデザインを好む方に向いています。I packageと同じく、ガソリンモデル・ハイブリッドモデル共に選択可能です。
車両サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
5,235×1,900×1,450~1,460 |
ホイールベース(mm) |
3,125 |
最低地上高(m) |
130~140 |
室内寸(mm) |
2,120×1,615×1,160 |
車両総重量 (kg) |
2,170~2,310 |
燃料消費率(WLTCモード) |
9.5~13.6 |
レクサスLS最新の売買価格をチェック
高級セダンであるレクサス LSは、高い乗り心地と走行安定性が魅力です。購入を考えている方にとって、新車価格は重要なポイントではないでしょうか。
日本国内の販売は2006年から始まっているため、現行モデルを含め中古車でも購入できます。予算に限りがある場合は、中古車も検討してみましょう。ここでは、レクサス LSの新車・中古車価格に加え、最新の買取価格を紹介します。
LSの新車価格
現行モデルの「LS500」「LS500h」の新車価格は以下の通りです。
グレード名 |
エンジンタイプ |
新車価格(税込み) |
EXECUTIVE |
ガソリン |
1,564万円~1,612万円 |
ハイブリッド |
1,710万円~1,758万円 |
|
EXECUTIVE Advanced Drive |
ハイブリッド |
1,799万円 |
version L |
ガソリン |
1,396万円~1,444万円 |
ハイブリッド |
1,542万円~1,590万円 |
|
version L Advanced Drive |
ハイブリッド |
1,637万円 |
I package |
ガソリン |
1,094万円~1,142万円 |
ハイブリッド |
1,240万円~1,288万円 |
|
F SPORT |
ガソリン |
1,218万円~1,266万円 |
ハイブリッド |
1,364万円~1,412万円 |
(2024年3月時点の情報です)
(参考:『LS(レクサス)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
LSの現在の中古車価格
ネクステージでは、2024年3月現在17台のレクサス LSを取り扱っています。日本初代モデルの「LS460」から現行モデルの「LS500」まであり、多くは現行モデルの「LS500」です。それぞれの中古車価格は以下をご確認ください。
モデル名 |
中古車価格(税込み) |
LS460 |
64万9,000円~259万9,000円 |
LS600h |
189万9,000円~309万9,000円 |
LS500 |
452万9,000円~835万9,000円 |
LS500h |
592万4,000円~629万9,000円 |
(2024年3月時点の情報です)
(参考:『LS(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
最新の買取相場
2024年3月時点で、ネクステージでは266件の買取実績があります。最も取引が多いのは2013年式モデル、グレードは「I package」です。現行モデル「LS500」の取引実績もありますが、他の世代に比べ多くはありません。以下は、直近の取引実績です。
年式 |
グレード |
走行距離 |
買取価格 |
2021年式 |
LS500h F SPORT |
1万9,868km |
748万4,000円 |
2021年式 |
LS500 F SPORT |
3万7,478km |
484万5,000円 |
2019年式 |
LS エグゼクティブ |
9,074km |
807万円 |
2018年式 |
LS F SPORT |
1万8,592km |
674万1,000円 |
(参考:『LS(レクサス車)の買取相場・査定実績一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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高級セダンであるレクサス LSは、新車で購入するとなると1,000万円以上の費用が必要です。予算を抑えたい、現行モデル以外も選択肢に入れたいという方は、中古車も視野に入れてみましょう。
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まとめ
レクサスLSは、1989年にセルシオとしてデビューした大型の高級セダンです。2006年にLSとして日本でも販売開始となり、快適さを追求しさらに進化しました。
原稿モデルの新車価格はベースグレードでも1,000万円を超えるため、納期が短くお得に購入できる中古車を検討してみましょう。
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