マツダ・ベリーサが中古車市場で再び話題に!後継車も視野に入れて探そう
2004年発売のマツダ・ベリーサは、それまでになかった上質なコンパクトカーとして話題になりました。2015年の生産終了から5年以上過ぎましたが、中古車市場での評価は高まっています。中古車の購入を考えていて、マツダ・ベリーサが気になるという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、時代の一歩先を行くと話題になったマツダ・ベリーサの魅力について見ていきましょう。
※目次※
・マツダ・ベリーサは2004年に販売開始。2016年に販売を終了してしまったが、優れたデザイン性で高い評価を受けている!
・昨今、ベリーサの再評価が進み中古車市場でも人気上昇中。こまめに相場をチェックしておこう!
・マツダ・ベリーサのようなコンパクトカーをお探しなら、経験豊富なネクステージまで!
マツダ・ベリーサは上質・高級感を体現したコンパクトカー
マツダ・ベリーサの最大の魅力は、曲面を多用しながらも軽やかで柔らかいフォルムに仕上げたデザインです。共通のDYプラットフォームを利用するデミオの直線的なラインと比較すると、ベリーサのデザイン的な特徴はより際立ちます。
また、「ワンランク上の上質なコンパクトカー」というコンセプトに基づき、乗り心地や静粛性などにこだわった作りも魅力です。
マツダ・ベリーサの基本性能
マツダ・ベリーサは、2004年6月に国内専用車としてデビューしました。当時、マツダの主力コンパクトカーだったデミオ(2代目)のプラットフォームを利用して開発された車です。2015年11月の生産終了まで、11年間も大きなモデルチェンジは行われていません。
搭載するのは1.5L直列4気筒ガソリンエンジンで、最高出力が113ps、最大トルクは140N・mです。駆動方式はFFのほか、後輪をモーターで駆動する「e-4WD」も設定していました。
マツダ・ベリーサの車体・室内サイズ
マツダ・ベリーサの車体サイズは、全長3,975mm×全幅1,695mm×全高1,530mmです。また、室内サイズは、全長1,890mm×全幅1,400mm×全高1,275mmとなっています。コンパクトカーの明確な定義はありませんが、全長4,700mm以下が1つの基準になります。
マツダ・ベリーサは、上記の基準でいえばコンパクトカーに分類される車ですが、ゆったりとした室内空間を実現しています。
流れるようなデザイン
エクステリアのデザインは、当時のコンパクトカーの中でもひと際目を惹くものでした。フロントはバンパーからボンネットまで美しく流れるような曲面で形成し、シンプルながら上質感も感じる雰囲気に仕上げています。
リアもフロントと同様に巧みに曲面を取り入れており、ハッチバックによくあるまっすぐ切り落としたようなデザインとは一線を画しています。「程よい高級感」を求めるユーザーにはぴったりではないでしょうか。
シックで上質な内装
シックかつ上質なインテリアも、ベリーサならではの魅力です。レザーを使い、ツートンカラーで仕上げたインテリアは、独特の雰囲気を作り出しています。また、上質感を高めるために、オプションで本革仕様を用意していたのも大きな特徴です。ラウンドフォルムを基調としたデザインが、広がりと安心感をもたらしている点も見逃せません。
快適な乗り心地
ベリーサは、サスペンションなどに高品質な部品を採用するほか、制振材を最適配置することでサスペンションからの振動を低減しています。これにより、路面状況が多少悪くても安定した乗り心地を提供します。
快適な乗り心地を実現するにはノイズ対策も重要です。マツダ・ベリーサでは、エンジンの静粛性を高めるだけでなく、ボディのデザイン処理を工夫することで、風切り音の原因となる気流の乱れも抑制しました。
高い環境性能を誇る燃費
マツダ・ベリーサは、全車がグリーン税制の適用対象車として発売されました。排出ガス性能の要件(平成17年排出ガス規制75%低減)は、現在のグリーン化特例でも変わっていないので、この点に関しては中古のマツダ・ベリーサを購入しても心配ありません。
燃費は、発売時のデータによると16.8km/L(FF車、10・15モード)で、現行のコンパクトカーと比較するとやや劣ることは否定できません。それでも車両価格などを考慮すれば、マツダ・ベリーサのデザインに魅力を感じている方には許容範囲の数値と言えるのではないでしょうか。
マツダ・ベリーサが誇る高い技術
デザインや内装に対する評価が高いマツダ・ベリーサですが、随所に高い技術を採用しています。「ワンランク上の上質なコンパクトカー」というコンセプトを実現するため、には、静粛性も含めた乗り心地についても通常のコンパクトカー以上の繊細さが求められたからです。
サスペンション技術
マツダ・ベリーサのサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアはトーションビーム式で、FFコンパクトカーとしては標準的な構成です。
ただし、フロントサスペンションのクロスメンバーを大型で剛性の高いものにするなど、コンパクトカーとしてはぜいたくとも言える部品を用いています。丁寧な作りこみが、快適な乗り心地や安定したハンドリングにつながっていると言えるでしょう。
静粛性を実現したエンジン
上質なコンパクトカーというコンセプトに基づき、マツダ・ベリーサのエンジン開発は、高出力を狙うのではなく低中速域での静粛性実現に重きを置いていました。また、高回転域で発生するエンジンノイズについては、吸音材の置き場所を工夫することで、耳障りな音にならないようチューニングしています。
マツダ・ベリーサは今なお中古車市場で注目されている
マツダ・ベリーサは、高いデザイン性を誇る車でしたが、モデルチェンジをすることもなく生産終了になりました。現在は、中古車でのみ購入できる車種となっています。
販売当時は高い評価を得られなかったベリーサですが、昨今の中古車市場でも今なお注目されている車種です。ここでは、ベリーサが支持を得られなかった理由や、2021年現在の中古車価格を解説します。
販売当時の売れ行きは不調だった
マツダ・ベリーサは、2004年に販売を開始しました。当時のコンパクトカーは、直線を基調としたデザインが主流であり、曲線を多用したベリーサは支持を得られませんでした。もちろん当時もベリーサのデザインを評価する声はありましたが、2015年に生産を終了し、翌年にかけて販売を終了しています。
現在のコンパクトカーは、曲線を基調にしたデザインも増えており、「上質さ」「ラグジュアリーさ」に一定のニーズがあります。ベリーサが昨今の中古車市場で注目されているのは、そのデザイン性が高く評価されているためですわ
マツダ・ベリーサがヒットしなかったのは、時代を先取りしすぎており、当時のコンパクトカーユーザーのニーズにマッチしなかったからでしょう。当時のコンパクトカーは、使い勝手や機能性が重視されており、「デザインを求めるユーザーはあまり多くなかった」といわれています。
マツダ・ベリーサの中古車
ネクステージでは、ベリーサの中古車を15万9,000円〜49万9,000円で取り揃えています(2021年12月時点)。現在は全部で5台の在庫があるものの、希少な車種であり、すぐに売り切れてしまう可能性もあります。
昨今、ベリーサの再評価が進んでいます。ベリーサの購入を検討している場合は、在庫情報をこまめにチェックするとよいでしょう。
(参考:『ベリーサ(マツダ)の中古車一覧』)
マツダ ベリーサの後継車は「デミオ」
マツダ・ベリーサは、発売開始から11年後の2015年に生産終了となり、ブランドはデミオ(4代目)に統合されました。その後デミオは2019年7月のマイナーチェンジを機に、車名をMAZDA2に変えています。
MAZDA2で注目したいのは、「White Comfort(ホワイト コンフォート)」という特別仕様車です。白本革を用いたシートとそれに合わせたインテリアなどで、心地よい上質感を生み出しています。「ワンランク上の上質なコンパクトカー」を目指したマツダ・ベリーサのDNAを受け継いだ車と言えるのではないでしょうか。
マツダ・ベリーサに次ぐ中古車市場で人気のコンパクトカー
ここまでベリーサの特徴や中古車市場の情報を解説しました。マツダにはベリーサ以外にも、デミオやMAZDA2など、中古車市場で人気の高いコンパクトカーがあります。
こちらの項目では、ベリーサ以外のマツダのコンパクトカーを紹介します。車種の特徴や中古車相場などの情報も合わせて紹介しますので、車選びの参考にしてください。
デミオ
ネクステージが取り扱っているデミオの価格帯は、14万9,000円~143万7,000円です(2021年12月時点)。シートヒーター、衝突被害軽減ブレーキ、クルーズコントロールなど人気の装備が整った車両もあります。価格の安いものは年式が古い旧モデルで、基本的に現行MAZDA2と同形式の最終モデルに限ってみると50万円が目安です。
流通在庫は比較的豊富なので、仕様や装備、予算に合わせた選択ができるでしょう。
(参考:『デミオ(マツダ)の中古車一覧』)
MAZDA2
MAZDA2は全車がサポカー補助金の対象車となっています。新車価格は145万9,150円~(2WD)ですが、ネクステージでの価格帯は119万9,000円~249万9,000円です(2021年12月時点)。車名変更からあまり時間が経っていないこともあってか、走行距離の少ない車両が目に付く一方で、流通在庫はさほど豊富ではありません。
MAZDA2の購入を検討する場合、車名にこだわりないのであれば、デミオの年式の新しいものも含めて考えることをおすすめします。
(参考:『MAZDA2(マツダ)の中古車一覧』)
MAZDA3ファストバック
MAZDA3ファストバックは、デザイン性や走行性能などのバランスに優れた車種です。新車価格は221万1,389円~368万8,463円となっています。ネクステージでは、MAZDA3ファストバックの中古車を209万9,000円〜264万9,000円で取り揃えています(2021年12月時点)。
年式は2019年以降と比較的新しめなので、購入の目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
(参考:『MAZDA3ファストバック(マツダ)の中古車一覧』)
コンパクトカーをお探しならネクステージへ!
コンパクトカーは、セダンやミニバンに比べれば安く購入できますが、「新車購入価格が高い」と感じる方もいるかもしれません。コンパクトカーをお得に手に入れたい場合は、中古車の購入を検討してみましょう。
ネクステージは、豊富な在庫からお気に入りの1台が選べて、アフターサービスも充実しています。こちらの項目では、ネクステージのサービスを紹介します。
全国店舗を対象に好みの1台を探せる
ネクステージは全国に183店舗を展開しており、豊富な在庫量を誇ります。さまざまな条件で車を探せるため、お気に入りの1台が見つけられるでしょう。他店舗に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能です。
軽自動車から輸入車まで、幅広いモデルを取り扱っています。中古車で何か分からないことがございましたら、ネクステージまでお気軽にご相談ください。
高品質な在庫のみ取り扱い
中古車を購入する際に気をつけたいのが、悪徳業者や粗悪な車両です。修復歴のある修復歴車は、業者側に開示義務が発生します。しかし中には、修復歴を隠す悪徳業者も存在するかもしれません。なるべく信頼できる、大手業者で購入するとよいでしょう。
ネクステージは、高品質な在庫のみ揃えています。修復歴車や水没車のような、トラブルの多い車両は一切取り扱っておりません。そのため、初めて中古車を購入するお客様でも、安心してご利用いただけます。
万が一に備えられる充実保証
ネクステージは車を販売してそれで終わりにするのではなく、お客様のカーライフに寄り添うサービスを目指しています。アフターサポートにも万全を期しており、万が一に備えられる保証を充実させています。
例えばネクステージで販売されている車には、無料保証が付帯しているため、もしもの時があっても安心です。より充実した保証をお求めの方には、有料保証「サービスサポート」を提供しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
PRマツダのコンパクトカー
まとめ
高級さと上質さにスポットを当てたマツダ・ベリーサは、デザイン性と高い技術力を兼ね備えた車です。2代目の発売には至らなかったものの、マツダの現行コンパクトカーであるMAZDA2にもベリーサのコンセプトを受け継ぐモデルがラインアップされています。
ネクステージでは、ベリーサ以外にもさまざまなマツダの中古車を取りそろえています。車の購入を考えていて、マツダコンパクトカーに興味のある方は、ぜひご相談ください。