マツダ2の魅力とは?改良を重ねた歴史と人気グレードや新型情報も紹介
「マツダ2」は2019年に発売したマツダのコンパクトカーです。6月末まで生産していた「デミオ」を車名変更し、新たなデザインと技術を搭載した車として登場しました。2021年12月現在、マツダではさまざまなタイプのMAZDAシリーズを販売しています。そのため「マツダ2」の魅力や特徴について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、マツダ2の魅力や改良の歴史、人気グレードや新型情報を紹介します。
(参考:『マツダ2(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
※目次※
・マツダ2は2019年に「デミオ」から車名変更して誕生した車
・3つのパワートレインと操舵性、独自技術の塗装や高級感のあるインテリアが魅力
・マツダ2の中古車を購入するなら、徹底的な点検の実施や納車後の保証も充実しているネクステージで選ぼう
マツダ2の年次改良歴と新型登場について
「マツダ2」は「デミオ」の4代目マイナーチェンジを機に登場した車です。マツダブランドを鮮明にするためにデミオのグローバル名称「マツダ(MAZDA2)」を採用して車名を統一しました。
現行は発売から7年以上経過したモデルのため、フルモデルチェンジの期待が高まっています。そこで、マツダ2の改良点や新型登場の可能性などを見ていきましょう。
現在までの改良点
2019年にマイナーチェンジで登場した「マツダ2」は、少しずつ改良を重ねて現在のモデルへと深化しています。マツダ2の年次改良を見てみましょう。
2019年9月12日 |
・マツダ2の販売開始(マイナーチェンジ) ・「G-ベクタリング コントロール プラス」の採用 ・「マツダ・レーザー・クルーズ・コントロール」 「レーンキープアシストシステム」を設定。 |
2020年4月23日 |
新外板色「ポリメタルグレーメタリック」の追加 |
2021年6月24日 |
・マイナーチェンジ ・「SKYACTIV-G 1.5(高圧縮ガソリンエンジン)」の採用 ・ワイヤレス充電やワイヤレス接続の装備が追加 ・新外板色「プラチナクォーツメタリック」の追加 |
次期マツダ2はトヨタのOEM車に?
マツダは「MAZDA2 Hybrid」という、新しいモデルの2022年春の欧州導入を発表しました。この車はトヨタの「Toyota Yaris Hybrid」からOEM供給を受ける形での販売です。欧州における「MAZDA2」のラインアップに追加します。
日本国内向けの「マツダ2 ハイブリッド」の販売予定は未だありませんが、欧州同様にトヨタからOEMを受ける可能性は大いにあるでしょう。
ライバル車の新型台頭
コンパクトカーでマツダ2のライバルとして挙げることができる車は「日産・ノート」「トヨタ・ヤリス」「ホンダ・フィット」などです。ノートは2020年12月にヤリスとフィットは2020年2月にフルモデルチェンジを実施しています。
一方で、マツダ2は車名が「デミオ」である2014年からフルモデルチェンジを行っていません。そこで、なぜ7年もの間新型を発表していないのかについて、マツダ2の性能や魅力から理由を見ていきましょう。
マツダ2の魅力パワートレインと操舵性
コンパクトカーの電動化が進むなか、マツダ2はガソリンエンジンとグリーンディーゼルにこだわりを持ち、運転を楽しめる走行性を大切にしています。3つのパワーエンジンと高い操作性はマツダ2の最大の魅力です。ライバル車との差別化を図る重要なポイントでもあります。
3つのパワートレイン
マツダ2は、独自開発のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 1.5(高圧縮ガソリンエンジン)」、グリーンディーゼル「SKYACTIV-D 1.5」を搭載したグレードがあります。
ガソリンエンジンは軽快なパフォーマンスと優れた燃費性能、アクセル操作に対する応対性や加速感が特徴です。さらに高圧縮ガソリンエンジンは、圧縮を高めることで環境性能と燃費を向上しています。
グリーンディーゼルは力強い走行性、燃費と環境性能の向上を追及したエンジンです。ロングドライブを楽しめる静寂性も実現しています。
操舵性
マツダ2が採用している「G-ベクタリング コントロール プラス」は、車両の挙動を安定させる技術です。ハンドル操作に応じてスムーズで効率的な挙動を実現しています。ブレーキによる姿勢安定化制御もあり、安定した走行が可能です。
また、ライバル車はトランスミッションにCVTが多いのに対し、マツダ2は6段MTと6段ATがあります。特に6段MTはアクセルレスポンスが鋭く、静寂性にも優れたモデルです。4WD車を除く、ガソリン車ディーゼル車すべてのモデルに採用しています。
マツダ2の魅力ボディカラーとデザイン
マツダシリーズは、躍動感のある「魂動デザイン」が特徴です。また、高級感のあるこだわりのカラーも魅力のひとつに挙げることができます。そこで、マツダ2に採用しているボディカラーやデザイン性を見ていきましょう。ライバル車との比較にもなるため参考にしてください。
ボディカラー
マツダ2は2020年のマイナーチェンジで新色を追加しました。特徴的なカラーを使う特別仕様車を多く投入していることもあり、現在は全12色ものカラー展開があります。「匠塗」というマツダ独自の塗装技術で彩った艶感のあるカラーは、エレガンスで上品な仕上がりです。
マツダ2のボディカラー(全12色) |
・プラチナクォーツメタリック ・ポリメタルグレーメタリック ・ディープクリムゾンマイカ ・エターナルブルーマイカ ・アークティックホワイト ・ソニックシルバーメタリック ・ジェットブラックマイカ ・ディープクリスタルブルーマイカ ・セラミックメタリック ・スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別塗装色) ・ソウルレッドクリスタルメタリック(特別塗装色) ・マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色) |
デザイン
マツダ2のデザインは「魂動デザイン」という躍動的で生命感あふれる造形です。洗練したフロントフェイスとモダンな水平基調が、落ち着きのあるエレガンスなデザインに仕上がっています。シンプルでデザイン的要素を少なめにしているのが特徴です。
一方で、ライバル車である「トヨタ・ヤリス」は大胆で活発なデザインに仕上がっています。ボディ中心から前後のタイヤへと向かう引き締まった造形が特徴で、アクティブな走りを実現させる安定感のあるデザインです。
マツダ2とヤリスはライバル車ではあるものの、デザインにはかなりの違いがあります。ヤリスの高いデザイン性も魅力ですが、マツダ2の高級感のあるデザインは都会での走行にも馴染む美しさが魅力です。
マツダ2の魅力居住性とインテリア
マツダ2にはエクステリアのデザインやカラーの上質感だけではなく、くつろげる室内空間や使いやすいインテリアも特徴があります。そこで、マツダ2のシートや室内空間の広さなどの居住性、快適装備が揃うインテリアの詳細を見ていきましょう。
居住性
マツダ2は乗る人すべてに心地よくフィットするシートや、くつろげる室内空間が特徴です。シートには、運転席ラチェットレバー式シートリフターや運転席&助手席ヒートシーターを採用するモデルもあります。6:4分割可倒式のリアシートバックはアレンジできるため、ラゲッジルームの拡張も可能です。
また、運転席は前輪を前方に移動することで理想のペダルレイアウトを作っています。搭乗者だけではなく、ドライバーもゆったりと過ごせる居住性が特徴です。
インテリア
8インチセンターディスプレイは、ダッシュボード中央付近に設置しているためドライバーの視界移動が少なく、安全運転面でのメリットがあります。また、操作はシフトレバー手前にあるダイヤルで行うため、前を見たまま操作できるのも特徴です。アクティブ・ドライビング・ディスプレイもカラー使用で運転状況をしっかりと把握できます。
さらに、特別仕様車「15S Black Tone Edition」や「L Package」などでは、ステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキが本革巻き仕様です。上質感のあるインテリアも楽しめます。
マツダ2の人気グレードは?中古車相場をチェック
マツダ2にはベース車や特別仕様車など、豊富な数のグレードがあります。そこで、マツダ2で特に人気が高いグレードである「15S Proactive」と「XD Proactive S Package」の特徴、中古車市場をチェックしてみましょう。
15S Proactive(ガソリン)
「15S Proactive」は高圧縮ガソリンエンジンを搭載しています。6段MTで静寂性があることや、他のグレードに比べて車体重量が軽いため燃費がいいのも特徴です。また、運転席ラチェットレバー式シートリフターやアドバンストキーレスエントリーシステムなどの採用で、快適性でも魅力がある車です。
新車価格は169万4,000円で、中古車は140~150万円程度で販売しています。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『マツダ2(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
XD Proactive S Package(ディーゼル)
「XD Proactive S Package」は、安全装備と快適装備が充実したディーゼル車です。ステアリング・シフトレバー・パーキングブレーキが本革仕様のため、高級感のある仕上がりとなっています。
ディーゼル車ならではの燃費の良さで、自動車税や自動車重量税が非課税・免税であることも魅力です。新車価格は2WDが215万6,000円、4WDが237万6,000円、中古車は120万円程度で販売しています。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『マツダ2(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ2の中古車を購入する際に気をつけること
マツダ2は、高級感のある上質なコンパクトカーとして人気のモデルです。少しでも価格を抑えて購入したい方は中古車から選ぶのもおすすめですが、購入の際には年式や走行距離、車体の状態など気を付ける点がいくつかあります。そこで、中古車購入の際に気を付けることを紹介します。
年式と走行距離のバランスを確認しよう
中古車を購入する際には、まず年式と走行距離のバランスを確認しましょう。走行距離が短すぎると、しばらく使われていなかった可能性があります。また逆に、過走行の場合には車両に負荷がかかりすぎていることがあるため注意が必要です。
年式が古い・走行距離が長い中古車は、安い価格で手に入れることができます。しかし、1年間の車の走行距離が約1万kmであることを考慮して、年式と走行距離のバランスがとれた車両を選ぶのが得策です。
修復歴車を見極めよう
中古車を購入する際には、修復歴車かどうかを見極めることも大切です。事故や破損で修復した車は、見た目は修復していても骨格にダメージを受けていることがあります。その場合は安全性に欠け、再度故障やトラブルが起きる可能性が高めです。
対策としては、相場よりも極端に安い中古車は避け、販売店で修復歴や事故歴の確認を行いましょう。修復歴は検査表や査定表で確認できます。
信頼できる販売店選ぼう
車体の傷や修復歴の確認はもちろん、質問や疑問に誠実に答えてくれる販売店を選ぶのもポイントです。事故や修復歴の事実、車体に不具合があるという事実を明確にしない販売店は避けましょう。また、在庫車を定期的に点検しているかどうかも見極めるポイントです。
さらに、中古車の外装だけではなく内装の確認もしっかりと行いましょう。シートやステアリングの状態、エアコンやオーディオなどがスムーズに動くかどうかも見ておくのが得策です。
ネクステージを活用しよう!
マツダ2を中古車で購入するなら、ぜひネクステージをご活用ください。ネクステージでは修復歴車を取り扱っていません。納車前には万全の準備を実施しているほか、納車後もロードサービスや無料点検などの充実した保証を用意しているため、安心してご購入いただます。
ネクステージは「お客様ファースト」の精神で、すべてのお客様に満足していただけるような価格・品質・サービスを目指すのが理念です。お客様の不満や不安を取り除けるようなサポートをしています。
PRMAZDA2の在庫情報
DATE
15Sプロアクティブ
純正ナビ 360°ビューモニター 禁煙車 スマートシティブレーキサポート シートヒーター フルセグ ヘッドアップディスプレイ ETC LEDヘッド スマートキー&プッシュスタート CD/DVD
15C
衝突軽減システム 8型マツダコネクト バックカメラ スマートキー クリアランスソナー LEDヘッド オートライト ステアリングスイッチ アイドリングストップ 横滑り防止装置 ドラレコ ETC
DATE
XD Lパッケージ
マツダコネクトナビ スマートブレーキサポート 360°ビューモニター ヘッドアップディスプレイ ブラインドスポットモニター レーダークルーズコントロール LEDヘッドライト ワンオーナー 禁煙車
DATE
15S
衝突軽減 マツダコネクトナビ バックカメラ ETC 車線逸脱警報 スマートキー LEDヘッドライト CD/DVD フルセグTV ドラレコ リアパーキングセンサー 電動格納ミラー ステアリングリモコン
DATE
15S スマートエディション
スマートシティブレーキサポート 360°ビューモニター 純正ナビ 車線逸脱警報 ETC アドバンストキー LEDヘッドライト オートエアコン オートライト bluetooth接続 電動格納ミラー
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まとめ
マツダ2は高級感と確かな走行性の高さが魅力のコンパクトカーです。7年もの間フルモデルチェンジを行っていませんが、躍動感のあるデザインや快適なインテリアは、ライバル車と比較しても劣ることなく十分な性能を搭載しています。
中古車では現行モデルのさまざまなグレードから選択が可能です。ネクステージではお客様に安心して選択・購入していただけるように心掛けているため、マツダ2を中古車で購入するなら、ぜひネクステージにご相談ください。