ノアの現行モデルを徹底チェック!4つの魅力や中古車情報も解説
ノアはトヨタが販売しているミニバンです。ファミリー層の利用を意識しており、洗練されたデザインや開放感のある室内空間を特徴としています。ミニバンの購入を検討している方の中には、ノアについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ノアの現行モデルのラインアップについてご紹介します。新車や中古車の販売価格も紹介していますので、購入をお考えの方はこの記事を参考にしてください。
※目次※
・ノアは2001年に登場したミニバン。開放的な車内空間や充実に安全整備などを特徴にしている
・現行モデルのグレードは全部で5種類。通常モデルに加えてエアロボディを搭載したモデルを販売している
・ノアをお得に手に入れるには中古車がおすすめ。こだわりの品質と豊富な在庫数を強みにしているネクステージなら車選びがしやすい
ノアの誕生から現在までの歴史
ノアの販売を開始したのは2001年です。ワゴンタイプの「タウンエースノア」や「ライトエースノア」の後継車種としてデビューしました。現在では4代目のモデルを販売しており、安定した人気を誇っています。
ここでは、誕生から現在までのノアの歴史を振り返りましょう。モデルのコンセプトやノアという名称の由来についてもご紹介します。
2001年:ノアの誕生
ノアが発売されたのは2001年11月です。キュービッククリエーターをテーマに掲げており、高い走行性能と独創的なスタイルを特徴としていました。
車内空間にもこだわりを持っており、低く設計されたフロアや折りたたみ式のセカンドシートとサードシートを採用しています。パワートレインには2.0Lのエンジンを搭載しており、高い動力性能と燃費性能を両立させました。
ノアは優しい語感の人名から取られています。名称に関する特別な意味はなく、聖書の中に登場する、「ノアの方舟」とも関係はありません。
2007年:2代目ノアが登場
2代目ノアが登場したのは2007年6月です。兄弟車であるヴォクシーと同じタイミングでフルモデルチェンジしましたが、エクステリアのデザインは大きく異なります。
スタイリッシュなデザインのヴォクシーに対して、2代目ノアは親しみやすさを強調したデザインを採用しました。
パワートレインにも変更が加えられており、優れた燃費性能と滑らかな走りを可能にした2.0Lのエンジンを搭載しています。低いステップやチャイルドグリップなど、小さな子どもでも無理なく乗降できるように工夫が加えられました。
2014年:3代目ノアが登場
2回目のフルモデルチェンジを実施したのは2014年1月です。3代目ノアでは、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデルがラインアップに加わりました。
フロントシートの下にバッテリーを配置しており、開放的な車内空間を構築できるように設計されています。
3代目モデルでは居住性にも力を入れており、イオンで車内の臭いを分解する消臭機能付きシートや簡単にスマーフォンの充電ができる機能などを搭載しました。
2020年:第3弾となる特別仕様車を発売
ノアには標準グレードに加えて、専用装備を搭載した特別仕様車を販売しています。2017年にはSi “W×B"(シーダブルバイビー)シリーズの販売を開始しました。通常のグレードとは異なるスタイリッシュなエクステリアデザインが特徴です。
2019年にはSi “W×B II"、2020年にはSi “W×B III"の販売をしています。最新モデルでは、専用のメッキエンブレムやLEDフォグランプなどが標準搭載です。紫外線を99.9%カットするUVカットガラスも採用しており、快適な車内でのドライブを楽しめます。
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2022年:4代目ノアが登場
2022年1月に発売された4代目モデルのテーマは利便性、快適性、安心です。初代モデルから採用されてきた開放的な車内空間を残しながらも、新しいプラットホームの採用、先進機能の搭載、乗降スペースの改良などが図られました。
フルモデルチェンジによる変更点のひとつはエンブレムです。歴代のモデルでは「N」のマークが入ったエンブレムを採用していましたが、最新モデルではトヨタのエンブレムに切り替わりました。最新モデルのノアも高い評価を得ており、多くのユーザーからの支持を集めています。
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ノアの4つの魅力を探ってみよう
ノアは発売から20年以上が経過していますが、現在まで高い人気を保ってきました。最新モデルでもドライブ中の居住性を高める便利な装備や機能を搭載しており、ユーザーからの高い評価を得ています。
ここでは、ノアの現行モデルの魅力について見ていきましょう。4つの魅力を紹介していますので、購入の際の参考にしてください。
乗り心地を高めたインテリア
最新モデルではTNGAプラットホームを採用しており、後部座席の幅が75mm広がりました。車内の天井は高く設計されており、開放的な車内空間になっています。
前席にあるインストルメントパネルは水平基調のデザインです。視認性を高めており、運転に集中しやすいでしょう。後席は静寂性の高さが意識されており、フロアの周辺、ドアトリム、天井などには防音材が使われています。外部からの音が遮断されているため、会話をしながらドライブを楽しめるでしょう。
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充実の安全装備
ノアの現行モデルでは、予防安全パッケージの「トヨタセーフティセンス」に最新の機能が追加されました。前方の歩行者を事前に察知して危険を回避する「プロアクティブドライビングアシスト」を初めて搭載しており、対応する事故形態の範囲を広げています。
一部のグレードでは高速走行時での車線変更をサポートする「レーンチェンジアシスト」や接近する車両を検知して衝突の危険を知らせる「フロントクロストラフィックアラート」が標準搭載です。
2種類のパワートレイン
最新モデルでは、ガソリンエンジンとエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類を採用しています。
ガソリンモデルに搭載されているパワートレインは2.0L直列4気筒エンジンです。圧倒的なパワーと優れた低燃費を兼ね備えており、発進時や高層走行時でも滑らかな加速を楽しめます。
ハイブリッドモデルに搭載されているパワートレインは1.8Lの直列4気筒エンジンです。モーターやバッテリーの高出力化を実現させており、心地よい加速を楽しめます。
優れた燃費性能
現行モデルは優れた燃費性能が備わったパワートレインを搭載しており、環境に配慮したドライビングが可能です。
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2WD |
E-Four・4WD |
ハイブリッドX(7人乗り) |
23.4km/L |
22.0km/L |
ハイブリッドX(8人乗り) |
- |
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ハイブリッドG(7人乗り) |
23.2km/L |
22.0km/L |
ハイブリッドG(8人乗り) |
- |
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ハイブリッドZ(7人乗り) |
23.0km/L |
22.0km/L |
ハイブリッドS-G(7人乗り) |
22.0km/L |
|
ハイブリッドS-G(8人乗り) |
- |
|
ハイブリッドS-Z(7人乗り) |
22.0km/L |
|
X(7人乗り) |
15.1km/L |
14.4km/L |
X(8人乗り) |
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G(7人乗り) |
14.3km/L |
|
G(8人乗り) |
||
Z(7人乗り) |
15.0km/L |
|
S-G(7人乗り) |
||
S-G(8人乗り) |
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S-Z(7人乗り) |
(参考:『ノア(トヨタ)の燃費情報』)
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ノアのグレードラインアップをチェック
現行モデルでは標準ボディとエアロボディの設定となっています。5つのグレードがありますが、「X」、「G」、「Z」は標準ボディで「S-Z」と「S-Z」はエアロボディです。
標準装備はグレードごとに異なります。8人乗りと7人乗りの2タイプを設定しているグレードもあるため、購入をお考えの方は前もってチェックしておくのが良いでしょう。ここでは、全グレードの特徴や基本スペックや特徴をご紹介します。
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X
「X」は現行のエントリーグレードです。5つのグレードの中で最もシンプルなデザインですが、予防安全機能は搭載されています。7人乗りと8人乗りのモデルが用意されており、ライフスタイルに合わせて選べるのが魅力です。
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ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
総排気量 |
1.797L |
1.986L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
125kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
202N・m |
最高出力(モーター) |
70kW |
- |
最大トルク(モーター) |
125N・m |
- |
G
「G」はノアのスタンダードグレードで、7人乗りと8人乗りの2タイプが設定されています。「X」より装備が充実しており、4スピーカー、本革巻きのステアリングホイール、16インチのアルミホイールなどが標準装備です。
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ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
総排気量 |
1.797L |
1.986L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
125kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
202N・m |
最高出力(モーター) |
70kW |
- |
最大トルク(モーター) |
125N・m |
- |
Z
「Z」はノアの上級グレードで、7インチのマルチインフォメーションディスプレイや17インチのアルミホイールなどの装備を標準で搭載しています。一方で「Z」は7人乗りのみの設定となっているため、8人乗りのノアを購入したい方は別のグレードを選択肢に含めると良いでしょう。
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ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
総排気量 |
1.797L |
1.986L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
125kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
202N・m |
最高出力(モーター) |
70kW |
- |
最大トルク(モーター) |
125N・m |
- |
S-G
「S-G」は「G」にエアロボディを採用したグレードです。ブラックで塗装のフードモールディングやスモークメッキのフロントグリルなどのエクステリアを搭載しており、迫力のあるスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
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ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
総排気量 |
1.797L |
1.986L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
125kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
202N・m |
最高出力(モーター) |
70kW |
- |
最大トルク(モーター) |
125N・m |
- |
S-Z
「S-Z」は「Z」にエアロボディを採用したグレードです。「S-G」と同じように、エクステリアが通常のグレードとは異なっています。一方でインテリアは「S-G」よりも充実しており、合成皮革のシートや6スピーカーなどは標準装備です。
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ハイブリッドモデル |
ガソリンモデル |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
4,695mm×1,730mm×1,895mm~1,925mm |
総排気量 |
1.797L |
1.986L |
最高出力(エンジン) |
72kW |
125kW |
最大トルク(エンジン) |
142N・m |
202N・m |
最高出力(モーター) |
70kW |
- |
最大トルク(モーター) |
125N・m |
- |
ノアの新車販売価格と中古車売買価格
購入の選択肢には新車と中古車がありますが、購入費用はそれぞれ異なります。購入後には維持費や税金などの費用が発生するため、予算を決めてからお気に入りの1台を選ぶと良いでしょう。
ここでは、ノアの新車販売価格とネクステージでの中古車販売価格をご紹介します。買取相場についても紹介していますので、購入を予定している方はチェックしておきましょう。
現行モデルの新車販売価格
現行モデルの価格帯は267万円~367万円です。ハイブリッドモデルの価格帯は305万円~389万円、ガソリンエンジンモデルの価格帯は267万円~351万8,000円となっています。
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2WD |
E-Four・4WD |
ハイブリッドX(7人乗り) |
305万円 |
327万円 |
ハイブリッドX(8人乗り) |
- |
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ハイブリッドG(7人乗り) |
332万円 |
354万円 |
ハイブリッドG(8人乗り) |
- |
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ハイブリッドZ(7人乗り) |
359万円 |
381万円 |
ハイブリッドS-G(7人乗り) |
339万円 |
361万円 |
ハイブリッドS-G(8人乗り) |
- |
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ハイブリッドS-Z(7人乗り) |
367万円 |
389万円 |
X(7人乗り) |
267万円 |
286万8,000円 |
X(8人乗り) |
||
G(7人乗り) |
297万円 |
316万8,000円 |
G(8人乗り) |
||
Z(7人乗り) |
324万円 |
343万8,000円 |
S-G(7人乗り) |
304万円 |
323万8,000円 |
S-G(8人乗り) |
332万円 |
351万8,000円 |
S-Z(7人乗り) |
ネクステージでの中古車販売価格
ノアをお得に購入したい方は中古車がおすすめです。2022年10月時点におけるネクステージでのノアの中古車販売価格は以下の通りとなっています。
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中古車販売価格 |
ハイブリッドモデル |
119万7,000円~499万9,000円 |
ガソリンエンジンモデル |
19万9,000円~419万9,000円 |
(参考:『ノア(トヨタ)の中古車一覧』)
中古車なら現在では生産されていない歴代モデルの購入も可能です。新車は販売価格が決まっていますが、中古車は走行距離や年式によって販売価格が異なります。予算に合わせてお気に入りの1台を選べるでしょう。
ノアの買取相場
車を高く売却するには相場の把握が大切です。相場は市場の傾向や車の状態などで決定されるため、人気の車種なら高値で売却できる可能性が高いでしょう。ネクステージにおける2022年10月時点での買取相場は7,000円~300万円です。
2021年式で走行距離が2万1,628kmの「G」の買取価格は252万2,000円でした。2020年式で走行距離が1万5,272kmの「G」の買取価格は212万4,000円となっています。車の状態にもよりますが、ノアなら200万円以上の価格で手放すことが可能です。
ノアの中古車購入はネクステージにお任せ
ノアの中古車は全国の中古車販売店で購入できますが、品質や在庫数にこだわる方はネクステージをご利用ください。
ネクステージは取り扱っている全ての車両の品質管理を徹底しており、水没車や修復歴車などの粗悪な車両は事前に排除しています。
ネクステージの在庫数は2022年10月時点で約3万台です。さまざまなカラーやグレードの車両を用意しており、ライフスタイルに合わせてお気に入りの1台を選べます。人気の車種から現在では手に入りにくいレアな車種まで取り扱っており、予算やライフスタイルに合わせた車選びが可能です。
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439.9 万円

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まとめ
ノアは2001年に誕生したミニバンで、現在までに3回のフルモデルチェンジを実施しました。現行モデルのパワートレインはハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルの2種類です。高い居住性や充実の安全装備を特徴としており、多くのユーザーからの支持を集めています。
ノアの中古車を購入予定の方はネクステージにお任せください。こだわりの品質や豊富な在庫数を強みにしており、自分に合った1台を見つけられます。中古車をお探しの方はネクステージのWebサイトをご利用ください。