自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

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自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

自動車保険の保険料は、車を購入する際に計算しておくべき維持費のひとつです。車の買い替えと同時に、割引やサービスの充実した保険に乗り換えたいという人もいるのではないでしょうか。お得に保険を乗り換えたいのであれば、等級の引継ぎをきちんと行うことが重要です。

 

そこでこの記事では、今の等級を他社に引き継ぐ上で知っておきたい基本知識と注意点を解説します。等級の引継ぎがメリットになるケースとタイミングが分かれば、車の買い替えもスムーズに行えることでしょう。

 

※目次※

1.【自動車保険の仕組み】等級の引継ぎは他社でも可能!

2.【自動車保険の等級】引継ぎを考えるケース

3.【自動車保険の落とし穴】他社への等級引継ぎには注意も必要

4.等級引継ぎと同時に乗り換えを検討中ならネクステージへ!

5.まとめ

 

■POINT

・自動車保険の等級は「他社」にも「他者」にも引継ぎ可能!

・自動車保険の満期に合わせて、保険の見直しと車の買い替えを計画的に行うのが賢い方法

・等級引継ぎができないケースもあるため、ルールを理解しておくことが重要

 

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【自動車保険の仕組み】等級の引継ぎは他社でも可能!

自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

等級の引継ぎをスムーズに行うためには、等級の引継ぎの仕組みを理解しておくことが必要です。

 

等級がどのように決まっているのか、保険料にどのような影響があるのか、どのようなケースで誰に引き継ぐのか、などのような等級引継ぎ制度の基本を整理しておきましょう。「等級が上がる」「等級が下がる」など、何気なく使っているフレーズにはどのような意味があるのかがはっきりと見えてくるでしょう。

 

自動車保険の等級とは

自動車保険でいう「等級」とは、「ノンフリート等級別料率制度」で定められている区分のことです。1等級から20等級まであります。

 

それぞれの等級には保険料の割引率が定められており、等級が低い(数字が少ない)と割引率は低め、等級が上がる(数字が増える)と割引率が上がっていくルールです。なお、1等級から4等級までは割引ではなく割増率が適用されます。

 

初めて自動車保険を契約するときは6等級から、2台目以降の車を新規で契約するときには7等級からのスタートです。無事故であれば、1年ごとに1等級ずつ上がります。事故を起こした場合などには、その内容によって1等級または3等級下がる仕組みです。

 

7等級から20等級までは「無事故係数の割引率」と「事故有係数の割引率」が別々に規定されており、事故リスクの低い人にはより低い保険料、リスクの高い人にはより高い保険料が請求されます。

 

等級の引継ぎは他社でもOK

満期のタイミング、または中途解約して他社の自動車保険に乗り換える場合にも、等級の引継ぎは可能です。

 

どの自動車保険も共通の制度として「ノンフリート等級別料率制度」を使っています。保険料は保険会社によって異なりますが、等級の考え方と割引率は同じであるため、異なる保険会社間でも等級の引継ぎができるというわけです。このノンフリート等級制度の適切な運用を図るため、自動車保険各社には情報交換のネットワークがあります。

 

ただし、一部の共済ではこの「ノンフリート等級別料率制度」を使っていません。そのため、等級の引継ぎができないケースもあります。

 

等級は他者にも引継げる?

条件に当てはまれば、自分だけでなく、他の人に等級を引き継ぐこともできます。等級の引継ぎができるのは以下の2つのケースです。

 

・記名被保険者の配偶者

・記名被保険者の同居親族

 

記名被保険者とは現在保険契約をしている本人のことです。配偶者であれば、同居・別居にかかわりなく等級の引継ぎができます。その他の家族や親族は同居の場合にのみ引継ぎができるという条件です。配偶者と同居している家族・親族も当てはまります。友人の場合には、たとえ同居していても等級の引継ぎはできません。

 

住民票は移動していなくても、実際には別々に住んでいるという場合には同居とみなされないため、注意が必要です。進学や就職などで実家を出る子どもに等級を引き継がせたいという場合には、引っ越し前に引継ぎの手続きを済ませておくようにしましょう。

 

等級を引継ぐメリット

等級を引き継ぐと、保険料を安く抑えられることがあります。例えば、免許を取得した若者が新規に保険契約をする場合です。通常であれば6等級からのスタートとなり、保険料は高額になります。しかし、無事故ですでに等級の高い父親や母親から等級を引き継げば、保険料はかなり安くなるでしょう。

 

等級を譲った父親や母親が新規契約することになると、やはり6等級からとなります。とはいえ、補償の年齢条件を引き上げたりゴールド免許割引などを利用したりすることで、若者の新規契約よりはかなり安い保険料での契約が可能です。

 

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【自動車保険の等級】引継ぎを考えるケース

自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

自動車保険の等級は保険料にかなりの影響を与えます。例えば、6等級の割引率は13%です。対して12等級、つまり無事故で6年過ぎた段階では50%の割引になります。

 

この差を考えると、うまく等級の引継ぎを行うことの重要性が分かるでしょう。ここではよくある特定のケースに等級の引継ぎが可能かどうかを考えます。

 

他社の自動車保険に乗り換えたい場合

自動車保険の保険料は保険会社によって異なります。保険料を左右するのは走行距離や運転者の年齢、補償制限、車両の種類などですが、全く同じ条件でも保険料は同じではありません。

 

加えて、ゴールド免許割引やインターネット割引など各社魅力的な割引を設定しています。充実した事故対応やメンテナンスなどのサービスに引かれ、保険の乗り換えを考えることもあるでしょう。よりお得な保険に乗り換えたいというケースでは、等級の引継ぎで賢く乗り換えられます。

 

車の買い替えを検討している場合

車を買い替えるのに合わせて、保険を乗り換えるというケースも多くみられます。自動車保険は、ドライバーではなく車に紐づいていることが一般的です。車を買い替える場合には、自動車保険も新たに契約することになります。このタイミングで補償内容を見直したり、新たに購入する車に合った保険を探し直したりすることもできるでしょう。

 

このケースでも等級の引継ぎは可能です。ただし、タイミングには注意しましょう。前の契約が満期になる前に車を買い替えて他社の保険に乗り換えると、新たな契約からさらに1年後の満期まで等級が上がりません。保険料が安くなるタイミングを引き延ばしてしまいます。

 

満期に合わせて保険を乗り換えると、すぐに1等級上がるためお得です。車の買い替えに合わせて自動車保険を乗り換える場合には、今の保険が満期を迎えるタイミングに合わせると良いかもしれません。

 

保険の空白期間ができてしまう場合

自分が乗っていた車を人に譲った、廃車にした、海外赴任や単身赴任のため長期間車に乗らなかったという場合には、自動車保険を解約または契約の更新をしないということになるでしょう。再び車に乗るようになった時点で、前の等級の引継ぎをと考える人も多くいます。しかし、一度解約してしまうと等級の引継ぎはできません。

 

車に乗らない期間があるとしても、将来再び乗る可能性がある場合には、解約時に「中断証明書」を発行してもらうようにしましょう。車に乗らない期間が10年以内であれば、「中断証明書」を提出することで等級の引継ぎが可能です。中断証明書の依頼期限は保険会社によって異なるため、うっかりしていたという人は今すぐ確認すると良いでしょう。

 

なお、中断する際の等級が6等級の場合には、新規契約時と同じであるため「中断証明書」を発行する必要はなく、5等級以下であれば「中断証明書」は発行できません。

 

家族の保険料負担を軽くしたい場合

自動車保険の保険料は、若い人ほど高い傾向にあります。免許取り立ての若者が車を買ったという場合には、補償内容を「年齢制限無制限」または「21歳以上」など高いランクに設定しなければならず、割引率の低い6等級からのスタートになるからです。すでに無事故で等級を積み上げた親の等級を引き継げば、保険料を安く抑えられます。

 

等級を譲った親は6等級からのスタートになるものの、年齢条件を引き上げたり、セカンドカー割引やゴールド免許割引などのサービスを組み合わせたりといった方法で保険料の節約が可能です。親の保険料はいくらか上がるものの、家族全員の保険料をトータルで計算すると安くなるため、家族の保険料負担を軽くしたいというケースにおすすめです。

 

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【自動車保険の落とし穴】他社への等級引継ぎには注意も必要

自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

等級の引継ぎをうまく利用すれば、車の買い替えに合わせたお得な保険の乗り換えや保険料負担の軽減が可能です。

 

しかし、いくつか注意点もあります。等級引継ぎのルールをきちんと理解していないと、かえって高くついてしまうことにもなりかねません。ここでは他社の保険に乗り換える場合に知っておきたい、等級引継ぎの注意点を取り上げます。

 

保険の空白期間を作らない

保険を他社に切り替える場合、保険の空白期間があると等級の引継ぎができないケースが出てきます。満期での切り替えの場合には、満期日から7日以内であれば等級引継ぎが可能です。8日以上が経過すると等級は原則として消滅するため、再び6等級からのスタートになってしまいます。

 

うっかり8日以上の空白期間ができてしまった場合には、空白期間前に契約していた保険会社の救済措置が適用されることもあるため、急いで確認しましょう。ただし、この場合には他社への保険の乗り換えはできません。

 

満期ではなく現在の保険を解約して他社へ乗り換える場合には、解約日と他社の自動車保険の初日が同じ日付でなければ等級が引き継がれないためスムーズに手続きが進められるよう事前に確認しておくと良いでしょう。

他社への保険乗り換えのタイミング

等級が引き継げる保険の空白期間

満期

7日

解約

0日

※slide →

 

一部の共済保険では引継ぎができないことも

等級の引継ぎは、同一の「ノンフリート等級別料率制度」を使っている保険会社間でのみ行える制度です。民間の損害保険会社はすべて「ノンフリート等級別料率制度」を適用しているため、等級の引継ぎも問題なくできるでしょう。

 

注意したいのは共済保険から民間の損害保険に乗り換えるケースです。一部の共済は民間の損害保険会社とは異なる等級制度を使っていることがあり、その場合には等級の引継ぎが行えません。共済保険から民間の自動車保険へ乗り換える場合には、事前に保険会社や代理店に確認するようにしましょう。

 

事故情報を隠し通すことはできない

事故などで等級が下がった場合、事故のことを隠して他社と新規契約をすれば保険料が安くなるのではないかと考えるかもしれません。しかし、損害保険会社のネットワークには情報交換制度があります。これにより等級や事故、保険期間などの情報を確認できる仕組みになっているため、隠し通すことは不可能です。

 

仮に事故のことを隠したまま新規に契約できたとしても、この情報交換制度により結局は明らかになります。その結果、契約内容を訂正するだけでなく、保険料の返還や追加支払いなどが必要になってしまうため正しい情報で手続きを行いましょう。 

 

タイミングによっては等級アップが長引く

自動車保険は1年ごとに満期を迎えます。等級は満期を迎えると等級ランクがひとつ上がり、保険料の割引率も上がる仕組みです。

 

しかし、現在の保険を満期前に解約して他の保険に乗り換えた場合、新たな契約日から1年後が満期日となってしまいます。同じ等級にとどまる期間が1年より長くなってしまうということです。保険料が安くなるタイミングを引き延ばすことになるため、損をしてしまうことになるかもしれません。無事故の場合には、満期での乗り換えが得策です。 

 

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等級引継ぎと同時に乗り換えを検討中ならネクステージへ!

自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

等級引継ぎの仕組みをうまく使いたいのであれば、保険の乗り換えは自動車保険が満期を迎えるタイミングが最適です。保険の見直しと車の買い替えを同時に行うことで、車の維持費を安く抑え、計画的なカーライフが楽しめるでしょう。

 

車探しにはぜひネクステージをご利用ください。計画的なカーライフをサポートするネクステージの魅力をご紹介します。

 

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まとめ

自動車保険の等級は他社へも引継ぎOK!ケース別解説と注意点も分かる

自動車保険の等級は、他社へ保険を乗り換える際にも引継ぎが可能です。自分だけでなく同居の家族にも引き継げるため、うまく使えば保険料を安く抑えられるでしょう。等級引継ぎのベストなタイミングは、自動車保険の満期です。満期を利用して、保険の見直しや車の買い替えをするとお得感がアップします。

 

車の買い替えにはネクステージをぜひご利用ください。日本最大級の在庫数とこだわりの品質、メンテナンスから保険までカバーする幅広いサービスが自慢のネクステージが、計画的なカーライフをしっかりとサポートします。

 

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