値落ちしない車ランキングTOP10!選び方や高額売却のポイントも
せっかく車を買うなら、数年後も高く売れる、値落ちしにくい車を選びたいと思いませんか?
この記事では、資産価値の高い車種を国産車・輸入車別にランキング形式で紹介します。たとえば、3年落ちで残価率85%を超えるトヨタ・ランドクルーザーや、5年経っても80%以上の価値を保つメルセデス・ベンツ Gクラスなど、高額査定が期待できる車種を取り上げています。
長く乗れる一台の選び方もあわせて解説します。
※目次※
4.ランキングが気になる値落ちしない車の、家族で長く乗るための選び方
・値落ちしない国産車ランキングにはトヨタ ランドクルーザーやレクサス LXが、外車ではポルシェ 911やベンツ Gクラスがランクインしている。
・値落ちしにくい車を選ぶ際は、人気カラーを選び、最廉価モデルは避けてミドルグレード以上を選択し、本革シートやナビなど中古市場で評価される装備を付けることが重要。
・車の価値を維持するためには、日常的な洗車・ワックスがけと内装の清掃を心がけ、メンテナンス履歴を記録として残すことが高額売却の鍵となる。
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値落ちしない国産車ランキングTOP5
車の資産価値は、年式や車種によって大きく異なります。まずは、特に高い残価率を誇る国産車の人気モデルについて詳しく見ていきましょう。高級SUVからミニバン、実用的なSUVまで、高い価値維持率を誇る車種の特徴を解説します。
値落ちしない国産車ランキング第1位:トヨタ ランドクルーザー
ランドクルーザーは非常に長い歴史を持ち、堅牢性と走破性から世界的な名声を確立しています。特に200系の最上級グレードZXは「RVのセルシオ」と称されるほどの高級感を備え、海外でも非常に高い評価を受けているのが特徴です。
3年落ち3万km走行のZXは600万円程度で買取され、残価率85%以上という驚異的な数値を誇ります。
7年経過し6万km走行した車両でも400万円前後の査定額が期待でき、10年経過した初期モデルでも200万円台での買取が狙えるでしょう。
値落ちしない国産車ランキング第2位:レクサス LX
レクサスLXは、高級SUVとしての確固たる地位を築き、資産価値の高さでも注目を集めています。
LX600は登録当年の残価率が140%程度と驚異的な数値を示し、3年落ちでも88%程度、5年落ちで75%程度、7年落ちでも68%程度という高い残価率を維持するでしょう。
この強さの秘密は、パキスタンやマレーシア、UAEなど高単価での輸出需要の大きさにあります。特に5年落ちで売る場合でも、57か月目までに売却すると高値が付くことが期待できるでしょう。
ボディカラーと内装の組み合わせも価格に影響し、パールホワイト×ホワイト内装やブラック×ホワイト内装が特に高評価となる傾向です。
値落ちしない国産車ランキング第3位:トヨタ アルファード
アルファードは「キング・オブ・ミニバン」として知られ、他のミニバンと比較して圧倒的な資産価値の安定性を誇るモデルです。その理由は、新車価格が高額なため中古車への需要が高く、さらに海外輸出も盛んであることが背景にあります。
コロナ禍では、公共交通機関を避ける消費者心理から、中古車相場が上昇しました。現行型アルファードの中古車市場では、総額250万円台のものも存在しますが、これらは2017年以前の前期型ガソリンモデルが中心です。
予算を300万円まで上げると、走行距離が少ない一台や装備が充実した「2.5S Cパッケージ」も選択肢に入ります。
値落ちしない国産車ランキング第4位:スバル XV
スバルXVは、クロスオーバーSUVとして高い資産価値を維持しています。現行モデルの3年落ち車では、平均残価率が65%程度と高い数値を記録し、平均買取価格は約178万円に達しました。
6年落ちになっても平均残価率45%程度、平均買取価格は約124万円と、同クラス車と比較して高い水準を維持します。この高い残価率を支えているのは、水平対向エンジンによる低重心設計と、長年の歴史に裏打ちされた4WDシステムの優れた走行性能です。
特に、アイサイト搭載車は安全性能も高く評価され、家族向け車として人気を博しています。
値落ちしない国産車ランキング第5位:マツダ CX-5
マツダCX-5は、洗練されたデザイン性と高い走行性能で注目を集めるSUVです。近年、マツダブランド全体のリセールバリューは大幅に改善しており、特にCX-5は優れた資産価値を維持しています。
新車登録から3年経過したガソリンモデルの残価率は、約73%という高水準を記録しました。さらに、5年経過後も60%前後と高い残価率を維持しており、値落ちしない車ランキングで上位に位置する理由となっています。
特にパールホワイトやブラック、グレーなどの人気カラーは、他のカラーと比較して10万円~20万円ほど高い査定額が付くことも珍しくありません。車両グレードでは、スポーティーな外観の「XDスポーツアピアランス」が特に人気です。
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値落ちしない外車ランキングTOP5
値落ちしない輸入車として、ポルシェ911とベンツGクラスは新車価格を上回る驚異的な価値維持率を誇ります。BMWX5とアウディQ7は、高級SUVとして堅調な資産価値を維持し、ボルボXC60は安全性と環境性能で高評価です。以下、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
値落ちしない外車ランキング第1位:ポルシェ 911
ポルシェ911は、圧倒的なブランド力と独自の世界観により、通常の車とは異なる減価率を示します。「最新のポルシェは最良のポルシェ」といわれることもあるように、毎年細部にわたる改良を続ける姿勢が、多くのファンを魅了しているのです。
特に驚くべきは、新車価格を上回る中古価格で取引されるモデルが存在する点でしょう。空冷エンジンの911、特に最終型の993型は、コレクター間で1億円を超える価格が付くこともあるそうです。
GT3やGT2などの特別モデルは、限定生産かつ高性能という価値から、時間がたつほど希少性が高まるでしょう。世界中に熱狂的なファンが存在し、エンジンが動かなくてもレストア前提で購入される需要の強さが、その資産価値を支えているといえます。
値落ちしない外車ランキング第2位:ベンツ Gクラス
メルセデス・ベンツGクラスは、高級SUVの代名詞として唯一無二の地位を確立している一台です。時がたつほどに輝きを増すその資産価値は、ベンツの揺るぎないブランド力と品質への信頼性に裏打ちされています。
特に驚くべきは、新車から3年後でも残価率が100%を超えるケースがあることです。これは納車待ちの長さから中古車需要が高まるという、特殊な市場環境によるものでしょう。
ディーゼルモデルのG350dは、5年後でも残価率80%以上という驚異的な数値を維持しています。ボディカラーでは、パールホワイトや黒が特に人気で、これらを選ぶことで将来的な売却価値を高められるかもしれません。
値落ちしない外車ランキング第3位:BMW X5
BMW X5は、高級SUV市場において資産価値を維持し続ける優良モデルです。このドイツの名車は、走行距離が伸びても比較的高い買取価格を維持する傾向があります。
特に「xDrive35d Mスポーツ」は、過去5年間で全売却数の約20%を占め、約354万円(中央値)という高い販売価格を誇るのが特筆すべき点です。カラーは「黒系」が最も人気があり、全体の41%以上を占めています。
ただし、BMWは部品交換が高額になる傾向があるため、長期保有を考える家族は定期的なメンテナンスを欠かさないことが肝心です。
値落ちしない外車ランキング第4位:アウディ Q7
アウディQ7は、3列シートを搭載した大型プレミアムSUVで、直感的な操作が可能なMMIタッチレスポンスや最新のセーフティテクノロジーを備えています。
「50 TDI quattro」の5年後の残価率は、約57%です。これは他の輸入SUVと比較しても堅調な数値といえるでしょう。家族での使用を考える場合、特に3列シートの実用性が高く評価されるポイントです。
ただし、資産価値を最大限に保つためには、5年以内での売却が望ましいといえます。ボディカラーは白または黒を選択し、純正オプションをできるだけ多く装備することで、将来的なリセールバリューを高められるでしょう。
値落ちしない外車ランキング第5位:ボルボ XC60
ボルボXC60は、安全性と資産価値を高いレベルで両立させた北欧の実力派SUVです。長年「安全性」の代名詞として知られるボルボのイメージが、そのリセールバリューを強固に支えています。
最新の衝突回避支援システムや、歩行者検知機能といった先進安全装備の充実ぶりは、家族での使用を考える上で大きな安心材料となるでしょう。
特に、プラグインハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデルの多様な選択肢は、環境意識の高い現代のユーザー層に強く支持されています。
リミテッドエディションである「Black Edition」は、内外装にブラックを基調とした特別デザインを採用した希少モデルです。限定生産による流通量の少なさから、中古市場でも高値で取引されることが期待されます。
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ランキングが気になる値落ちしない車の特徴
車を購入する際、「値落ちしにくさ」は重要な判断基準です。ここでは、資産価値を維持する車の特徴を解説します。市場での人気と需要の安定性、燃費性能と環境対応力、走行性能と安全機能、耐久性とメンテナンスのしやすさなどのポイントを見ていきましょう。
値落ちしない車は人気が高く需要が安定している
値落ちしにくい車の最大の特徴は、長期間にわたって安定した高い需要を維持していることです。高リセールバリューの車には、トヨタやホンダなど信頼性の高いメーカーの人気車種に多く見られます。
中古市場での需要と供給のバランスにおいて、需要が上回る状況が続くため、高いリセールバリューを維持できるわけです。そのような人気車種は新車・中古車問わず売れ行きが良く、市場に出回っても短期間で売買が成立する傾向があります。
また、海外市場での需要も重要で、トヨタのランドクルーザーやスバル車は国際的な人気により、高い中古価値を保ちやすいでしょう。
値落ちしない車は燃費性能と環境性能が高い
燃費性能と環境性能に優れた車も、値落ちしにくいでしょう。燃費性能に優れた車種は、昨今の燃料代高騰もあり人気です。ハイブリッド車や電気自動車などの低燃費・低排出ガス車は、燃料コスト削減という経済的メリットから安定した需要があります。
また、世界的な環境意識の高まりと各国の環境規制強化により、CO2排出量の少ない車への需要は今後も増加傾向にあるでしょう。そのため、環境性能の高い車は中古市場でも価値が下がりにくいと考えられます。
値落ちしない車は走行性能・安全性能が長期的な評価を支えている
走行性能と安全性能の高い車は、中古市場で価値を維持しやすいといえるでしょう。優れた走行安定性や正確なハンドリングを備えた車種は、経年後も快適な運転体験を提供するため、高い評価を得やすい傾向です。
また、先進的な安全技術を搭載した車両は、安全基準が厳しくなる中でも信頼性が評価され、中古市場で安定した需要を獲得しています。ただし、安全技術は年々進化しているため、古いモデルでは最新技術と比較して価値が相対的に低下する可能性もあるでしょう。
ただし、リセールバリューには、ブランド力や市場人気も影響します。走行性能や安全性能から考える場合、ブランド力も重要な要素となるでしょう。
耐久性とメンテナンス性に優れた車は値落ちしない
耐久性とメンテナンス性に優れた車は、長期的な価値維持に有利です。堅牢なボディ構造と信頼性の高いエンジンを持つ車種は、経年劣化が少なく長期使用でも高い性能を維持します。
また、部品の入手しやすさや修理のしやすさも重要な要素で、汎用性の高い部品を使用した車種は維持費が安定し、長期保有がしやすいでしょう。
定期メンテナンスが容易な設計の車は、適切なケアが続けやすく、その結果状態の良い中古車として高評価を得やすいため、値落ちが抑えられるわけです。
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ランキングが気になる値落ちしない車の、家族で長く乗るための選び方
車を選ぶ際は、家族のライフステージの変化を見据えた視点が重要です。最後に、子育て世代に支持される車種の特徴や、中古市場で評価される色・グレード選びのポイントを解説します。
また、購入価格だけでなく、維持費も含めた総所有コストの考え方や、将来の査定額を上げるための日常管理のポイントも確認しましょう。
家族のライフステージに合わせた値落ちしない車の選び方
子育て初期には安全性能の高い車種が、子どもの成長期には室内空間の広いミニバンやSUVが適しています。
また、将来的な家族構成の変化を見据え、汎用性の高いモデルを選ぶことも大切です。次の購入者層にも幅広く需要がある車種なら、高い査定額が期待できるでしょう。
特に「ファミリーカー」として定評のあるモデルは、世代を超えて人気が続くため資産価値が維持されやすく、ライフステージが変わっても売却時の損失を最小限に抑えられる選択となります。
ランキングが気になる値落ちしない車のカラーと装備
中古市場では、パール系やブラック系のカラーが高く評価される傾向にあります。これらの色は幅広い層に受け入れられやすく、安定した需要があるため値落ちを防ぎやすいでしょう。
グレード選びでは、最廉価のエントリーグレードは避け、ミドルグレード以上を選ぶのがポイントです。装備は、本革シートやサンルーフ、メーカー純正ナビなどが、中古市場での評価を高めます。
特に、ファミリー層に人気があるのはリアエンターテイメントシステムで、長距離ドライブの快適性を向上させるためにも付けるのがおすすめです。
ランキングが気になる値落ちしない車の値落ちと維持費のバランス
車の購入を検討する際は、値落ち率だけでなく、維持費も含めた総所有コストを考慮することが大切です。毎月のローン返済額が安くても、燃費が悪く燃料代がかさむ車種では、家計を圧迫してしまいます。
維持費の内訳は、燃料代・自動車税・保険料・車検費用・メンテナンス費用などです。例えば、値落ちしにくいSUVでも燃費が悪ければ、5年間の総所有コストは燃費の良いミドルクラスセダンより高くなる可能性があります。
車種選びでは、初期費用と値落ち率のバランスだけでなく、年間走行距離に応じた燃料消費量を試算してみましょう。
ランキングが気になる値落ちしない車を高く売るためのメンテナンスと記録
車を高額で売却するには、日常的な維持管理が最も重要なポイントです。定期的な洗車とワックスがけはボディの輝きを保ち、査定時の第一印象を良くする効果があります。
内装の清掃も査定額に直結するため、シートやカーペットの汚れは早めに対処することが大切です。メンテナンスノートの記録も、査定を左右します。エンジンオイル交換や定期点検の履歴をきちんと残すことで、車の管理状態の良さをアピールできるでしょう。
値落ちしない車ランキング上位の車種であっても、適切なメンテナンスと整備記録は欠かせません。
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まとめ
値落ちしない国産車・外車のランキングTOP5を紹介しました。資産価値を維持する車の共通点は、希少性の高さやブランド力、耐久性、安定した中古市場での需要などです。
SUVやミニバンなど家族向け車種の中にも、資産価値を保ちやすいモデルが存在します。購入時は、将来の売却も見据えた選択が重要で、適切なメンテナンスと走行距離の管理が高価売却の鍵です。
長く乗るほど経済的なメリットが大きくなる、値落ちしにくい一台を選んでみてはいかがでしょうか。
▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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