アウディのSUV「Q5」とはどんな車?新型の情報やQ3・Q7との違いを解説!
人気のSUVは普段使いだけでなく、アウトドアのパワフルな走行にも対応できる車です。各メーカーでさまざまなSUVを展開していますが、アウディのSUV「Q5」は世界中で人気を集めています。SUVの購入を検討している方の中には、アウディQ5の特徴や他のモデルとの違いを詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、アウディQ5の特徴や新型モデル情報、Q3やQ7との違いを紹介します。アウディQ5の中古車情報や選び方にも触れるので、品質の良い中古車を選べるようになるでしょう。
※目次※
・アウディのQシリーズとはSUVモデルのこと。Q5は実用性の高さと優れた走行性能が魅力
・Q5と同シリーズのQ3はコンパクトで初心者や街乗りにおすすめ。Q7は7人乗りが可能で、ラグジュアリーな気分を味わえる
・輸入車を中古車で購入する際には、ワンオーナー車や左ハンドル車を選ぼう。メンテナンスが重要な輸入車は、保証サービスやアフターサービスも大事
アウディのSUV「Q5」とはどんな車?
アウディが販売するSUVのひとつ「Q5」は、マイナーチェンジに伴う新型モデルの発売が決定しています。ここでは、アウディQ5の特徴とともに、新型モデルの特徴や現行モデルを中古車でお得に購入できるタイミングについて見ていきましょう。
アウディQ5とは
アウディのQシリーズとは、SUVモデルを指します。独自の4WDシステム「quattro(クワトロ)」のQを頭に付けたシリーズのラインアップは、「Q2」「Q3」「Q5」「Q7」「Q8」の全5種です。
特にQ5は世界的な人気を集めています。同シリーズの中では上位グレードですが、ボディーサイズに関しては5ドア5人乗りのミドルサイズSUVです。Q5の他にも、スポーツモデルの「SQ5」があります。
アウディQ5は実用性がありおすすめ
Q5は全長4,680mm×全幅1,900mm×全高1,665mmと、ミドルサイズSUVにしては比較的大きなサイズです。数値上でも十分な広さを誇りますが、水平基調のダッシュボードにより、さらに視界の広がりが感じられるでしょう。
トランク容量は550L、後部座席を倒すと1,550Lあり、乗車定員数、積載性ともに実用性に優れたモデルといえます。また、パワーと効率を両立した走行性能もQ5の魅力です。SUVならではのスポーティーなデザインに加えて、走行性能や実用性も欲しいという方に最適のモデルといえるでしょう。
アウディQ5の走りの秘密はエンジン
Q5が誇る優れた走行性能の秘密は、エンジンにあります。Q5で採用しているエンジンはTFSI(ガソリンエンジン)とTDI(ターボディーゼルエンジン)の2種類で、それぞれの性能は以下の通りです。
|
TFSI(ガソリンエンジン) |
TDI(ターボディーゼルエンジン) |
種類 |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー (1気筒=4バルブ) |
直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボチャージャー (1気筒=4バルブ) |
総排気量 |
1,984cc |
1,968cc |
最大出力 〔ネット〕 |
185(252)/5,000‐6,000Kw(PS)/rpm |
140(190)/3,800‐4,200Kw(PS)/rpm |
最大トルク 〔ネット〕 |
370(37.7)/1,600‐4,500N・m(kgm)/rpm |
400(40.8)/1,750‐3,000N・m(kgm)/rpm |
TFSIエンジンの持ち味はパワフルさと高効率の両立、TDIエンジンは低回転域から力強いトルクをもたらし、余裕のある走りを目指せるのが特徴といえるでしょう。いずれも独自の4WDシステムとの相乗効果により、快適な長距離ドライビングを可能とする安定した走行性能に仕上がっています。
アウディQ5はマイナーチェンジを予定している
2020年6月29日、大幅なマイナーチェンジを加えた新型アウディQ5の発売が発表されました。販売開始時期は2020年秋、日本では2021年春頃の予定です。
欧州市場で最初に導入される新型モデル「Q5 40 TDI quattro」は、ドイツ本国のベース価格が4万8,700ユーロ(日本円で約590万円)に設定されています。現行モデルのベース価格が649万円なので、新型モデル価格は現在よりも20万円~30万円高い、670万円~680万円程度となるでしょう。
新型アウディQ5の特徴
新型アウディQ5は、エクステリアデザインに大幅な改良を加えました。八角形のシングルフレームをよりフラットで幅広い形状に変更したことで、全体的にシャープでありながら存在感のあるデザインに仕上がっています。
リヤコンビネーションライトにはデジタルOLEDテクノロジーを世界で初めて採用し、今までになかったライトデザインとライトシグネチャーを実現しました。リヤライトシグネチャーは3種類から選択可能です。
インテリアには、新しいMMIタッチコントロールを標準装備しています。ダッシュボード中央のディスプレーは10.1インチと大きく、フラットなメニュー構造で操作も簡単です。フリーテキスト機能を使用した検索は、手動だけでなくボイスコントロールシステムによる文字入力もできます。
また、標準仕様に加えて「アドバンストライン」と「Sライン」の2種類のデザインラインをオプションとして設定しました。エクステリアとインテリアの組み合わせは全9種です。さらに、ボディーカラーは全12色あり、自分だけの1台をカスタマイズできます。
マイナーチェンジ前の現行型は中古車で買うとお得
Q5の現行モデルの購入を検討している方にとって、マイナーチェンジを予定している今がベストタイミングといえます。新しいモデルを購入したいと考えている方が現行モデルを手放す今なら、お得な中古車がさらに安く購入できるでしょう。
新しいモデルは最新技術を搭載しデザインも変わりますが、走行性能をはじめとした機能には大きな差がない場合がほとんどです。違いが気にならないなら、マイナーチェンジを控えた現行モデルを中古車で購入することをおすすめします。2020年8月現在の中古車価格は、130万円~290万円程度です。
(参考: 『Q5(アウディ)の中古車一覧』)
アウディQ3・Q7もチェック!
Q5の購入を検討する際には、同シリーズでグレードが近い「Q3」と「Q7」もチェックすることをおすすめします。Q3とQ7の魅力を知り、Q5と比較することで、自分に合ったSUVが選べるでしょう。ここでは、Q3とQ7の特徴や中古車相場を紹介します。なお、中古車価格は2020年8月時点のものです。
コンパクトで初心者や街乗りにおすすめ「アウディQ3」
Q3は、Qシリーズの中でも比較的コンパクトなSUVです。コンパクトとはいえ、車内は大人5人が乗っても余裕があり、トランク容量530Lと優れた積載性を誇ります。初心者や街乗りに適したボディーサイズでありながらも、車内の快適性を確保したモデルといえるでしょう。
また、Q3は8年ぶりにフルモデルチェンジし、2020年8月19日からは新型モデルを展開します。ラインアップは、「Q3」と「Q3 Sportback」の2種類です。初のコンパクトクロスオーバーSUVであるQ3 Sportbackの特徴として、スポーティーなクーペのようなラインを取り入れたデザインが挙げられます。
ラグジュアリーな気分を味わうなら「アウディQ7」
Qシリーズ最大のボディーサイズを誇り、最上級SUVに位置するモデルがQ7です。高級感のあるデザイン性やQモデルで唯一7人乗りに対応している広大な車内空間は、ラグジュアリーな気分を味わいたい方にぴったりのモデルでしょう。
2020年8月時点ではQ7の新車の販売は行われていませんが、新型モデルの販売を控えていることがアナウンスされています。予定されているラインナップは、「Audi Q7 55 TFSI quattro」と「Audi Q7 55 TFSI quattro S line」の2種類です。
アウディQ3の特徴と中古車相場
Qシリーズの中ではコンパクトサイズに属するものの、ボディーサイズは全長4,490mm×全幅1,840mm×1,610mmと小さ過ぎることはありません。本格的な5人乗りSUVとして設計しているので、国内メーカーが製造するコンパクトカーよりも余裕のある車内空間に仕上がっています。
Q5と同様に、エンジンはTFSIとTDIの2種類から選択可能です。コンパクトサイズならではの小回りの良さや車内の快適性だけでなく、スポーツカーのようなデザイン性や走行性能を求める方に最適なモデルといえるでしょう。
Q3の中古車価格は、150万円~270万円程度です。2020年8月19日から販売を開始する新型モデルの登場により、現行モデルはさらにお得に購入できると予想されます。
(参考: 『Q3(アウディ)の中古車一覧』)
アウディQ7の特徴と中古車相場
Q7を7人乗りSUVとして活用する場合、オプションで3列目シートを設置する必要があります。3列目シートは折り畳めるので、シーンに応じたシートアレンジだけでなく広大なトランクとして利用可能です。「輸入車で7人乗りSUVだから」という理由でQ7の購入を検討している方は、3列目シートの有無について確認しましょう。
Q7の中古車価格は、230万円~300万円程度です。ただし、新型モデルの販売後には中古車価格が大きく変動することが予想されます。購入を検討している方は、新型モデルの日本販売時期をこまめにチェックした方がよいでしょう。
(参考: 『Q7(アウディ)の中古車一覧』)
アウディを中古車で選ぶポイント
新車よりお得に購入できたり、新車では販売していない古いモデルを手に入れられたりと、さまざまなメリットが期待できるのが中古車です。ただし、品質の良い中古車を選ぶには、いくつかのポイントに留意した方がよいでしょう。ここでは、高品質なアウディを中古車で選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。
ワンオーナーがおすすめ
1人のオーナーが新車として購入し、その後売却された中古車をワンオーナー車と呼びます。ワンオーナー車は過去の使用状況やメンテナンス履歴が把握しやすく、書面に記載された車両状態と実際の状態との差が少ないため、高品質な中古車を求める方におすすめです。
使用年数や走行距離が短ければ、さらに状態が良い車両といえるでしょう。良質な中古車をお得に購入して長く乗り続けたい方は、ワンオーナー車かどうか確認しましょう。
左ハンドルがおすすめ
輸入車の中には、日本での運転のしやすさを考慮して右ハンドル仕様を用意している車もあります。確かに日本国内では右ハンドルの方が運転しやすいかもしれませんが、運転中の快適性を求めるのなら左ハンドルがおすすめです。
もともと左ハンドル用として設計しているので、右ハンドルに変更した車はインテリアの操作性や機能性に悪影響が生じている恐れがあります。ハンドル位置の変更に伴う不具合を避けたい方は、左ハンドルを選びましょう。
保証サービスを相談する
輸入車は国産車よりもメンテナンスや修理にかかる費用が高額です。特に中古車は新車に比べて故障の頻度が高くなる恐れがあるので、購入の際は保証サービスについて販売店に相談しましょう。
中古車販売店の中には、購入時に加入できる保証サービスを設けているところがあります。料金は販売店ごとに異なるので、保証サービスの内容とのバランスを考慮して検討するとよいでしょう。
電装品について購入時に確認する
アウディを含む欧州車に共通するデメリットとして、エアコンやパワーウィンドウといった電装品に不具合が生じやすいという点が挙げられます。日本と欧州の気候の違いによる不具合と考えられていますが、具体的な原因は明らかになっていません。
アウディを中古車で購入する際には、納車後すぐにトラブルが発生することがないように、電装品が正常に作動するか販売店に確認しましょう。
アフターサービスがしっかりした販売店を選ぶ
輸入車は国産車以上にこまめなメンテナンスが必要です。特に、電装品にトラブルが生じやすいため、アフターサービスがしっかりした販売店での購入をおすすめします。
中には、輸入車にはアフターサービスを付けられないという販売店もあるので、アフターサービスの対象車種を事前に確認しなければなりません。国産車以上にメンテナンスが重要となる輸入車だからこそ、アフターサービスにこだわって車両の安全性を確保しましょう。
まとめ
アウディのSUV「Q5」は、広い車内空間による実用性とパワフルで高効率なエンジンが実現する優れた走行性能が魅力です。2020年6月にはマイナーチェンジが発表され、現行モデルの中古車をお得に購入したいなら、今がベストタイミングといえるでしょう。
アウディをはじめとする輸入車を購入するなら、大手中古車販売業者であるネクステージがおすすめです。ネクステージでは国家資格を持つ技術力の高い整備士が丁寧なメンテナンスを行っており、中古車の品質には自信があります。
また、輸入車にも1年間無料のアフターサービスが付属する他、有償にて最大3年の保証が付けられるので安心です。保障範囲は業界最高水準の33機構320項目を誇ります。アウディを中古車で購入する際にはネクステージにご相談ください。
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