ジープのSUVってどんな車?特徴からおすすめモデルまで徹底解説!
アウトドアを中心としたライフスタイルを志向している方に人気なのが、SUVというボディタイプです。特にオフロード性能に優れた車と言えば、ジープの四輪駆動が挙げられます。「ジープのSUVを検討している」と言う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、車の購入を検討している方に向けて、ジープのSUVに関する情報を解説します。代表的なモデルの中古車相場など、役立つ情報も多く紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・ジープはもともと軍用車両として開発されていた。悪路走破性が大きな魅力!
・ジープのSUVのモデルは「ラングラー」「チェロキー」「グランドチェロキー」「レネゲード」「コンパス」の5つ!
・ジープのSUVをお得に購入するなら中古車がおすすめ。ネクステージはSUV専門店を展開しており、品揃えも豊富!
SUVのトップブランドと言えば「ジープ」
悪路や山道の走行に向いていると高く評価されているのが、四輪駆動のトップブランド「ジープ」です。なぜそのような評価を受けているのかという疑問は、ジープ型の車が使われてきた場面や歴史を知ることで解決できるでしょう。ここでは、ジープ型の車が積み重ねてきた歴史を紹介します。
軍用車両時の能力の高さ
ジープは元々軍用車両として使われていた車です。当時のアメリカ軍が「地雷を踏んでタイヤを一部失っても、スペアタイヤを使って走行できる車が欲しい」と要求し、それに応えるようにして開発されたといわれています。
また、ジープの開発には「車載の工具だけで修理できるように」という条件もあったようです。ジープはそのようなシビアな条件を満たす、軍用車両でも突出した性能を持っていました。
悪路走破性の高さが人気を支える
ブランド名としても有名なジープ型の車は、アメリカ軍の依頼によって作られた車でした。ジープ型の車の誕生は、1940年、第二次世界大戦中にアメリカ軍が「軽量偵察車」を開発するよう自動車メーカー135社に依頼したことがきっかけです。
この依頼に応じた「フォード社」「アメリカン・バンタム社」「ウィリス・オーバーランド社」の3社が、翌年の1941年に初代ジープのモデルとなる「Willys」を共同開発しました。丈夫で力強いWillysは、アメリカ陸軍にとって最良の友と呼ばれる車となります。悪路や砂漠の他にも、タイヤを付け替えれば、線路上の走行も可能にした車だったからです。
1941年には「ジープ」というブランドができ、ジープ型の車はアメリカで大活躍します。1984年に誕生した「チェロキー」は、世界初のコンパクト4ドアSUVとして人気の車種となりました。
ジープは普段使いのSUVへ進化
戦場だけでなく普段の生活でも使用できる車として支持されてきたジープ型の車は、日本でも高い人気を誇ります。時代の変化に応じて、柔軟に車を開発してきたからだといえるでしょう。
2014年には、高い走破性と普段使いできる乗り心地を追求したSUVが誕生します。それまで販売していたミドルSUVの常識を超えた斬新なSUVでした。さらに、2015年にはスモールSUVを販売しています。
2017年には街乗りに適した洗練されたスタイルのSUVへフルモデルチェンジしました。ドライバー目線の変化こそ、ジープが販売しているSUVの魅力といえるでしょう。
ジープのSUVが人気を集めている
昨今、ジープのようなタフなデザインのSUVが人気です。「外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移(半期)」によれば、ジープのラングラーが年々順位を上げ、2021年上半期には7位にランクインしています。
ジープのラングラーの売上が伸びている理由は、2018年にフルモデルチェンジを果たしたこと、そしてリセールバリューが高い点です。ジープの購入者の平均年齢は39歳であり、顧客の若年化も大きな特徴といえるでしょう。
ジープのSUVモデル5車種を比較してみよう
ジープと聞くとオフロードをイメージする方が多いかもしれませんが、街乗りに適したSUVもあります。購入を検討しているなら、車の特徴やスペックを把握しておいた方がよいでしょう。ここでは、ジープが販売しているSUVの中でも街乗りにおすすめの5つのモデルを紹介します。
ラングラー
ジープが販売しているSUVの中でスタンダードなモデルが「ラングラー」です。クラシックカーのようなボンネットの下にはエンジンしかなく、ボディから張り出すフロントタイヤといったスタンダードなスタイルが特徴といえるでしょう。
また、軍用の車として開発された当時よりも進化した高い走破性には定評があり、ドライブテクニックに自信がない方でも悪路走行を難なくこなせます。カスタムパーツも充実しているので、個性を出したい方にもおすすめです。
新車価格(税込) |
830万円~ |
全長×全幅×全高(mm) |
4,870×1,895×1,845 |
車両重量(kg) |
1,960 |
定員(名) |
5 |
駆動方式 |
後二輪・四輪駆動・オンデマンド方式四輪駆動(選択式) |
燃費JC08モード(km/L) |
11.5 |
※価格は2022年11月時点、スペックは「UNLIMITED SAHARA」のものです。
チェロキー
1974年に初代モデルを発売したチェロキーですが、日本で人気が出るのは1983年にフルモデルチェンジした「チェロキーXJ」です。コンパクトでスポーティーなチェロキーXJは、四輪駆動ブームに乗って爆発的な人気を博しました。
現行モデルはチェロキーXJの系譜が感じられるスポーティーで洗練された落ち着きのあるデザインが特徴です。ジープで初めて「LEDヘッドライト」や「ハンズフリー パワーリフトゲート」を採用しており、実用性も兼ね備えた車といえるでしょう。
新車価格(税込) |
459万円~ |
中古車価格帯(税込) |
209万9,000円~409万9,000円 |
全長×全幅×全高(mm) |
4,665×1,860×1,700 |
車両重量(kg) |
1,760 |
定員(名) |
5 |
駆動方式 |
四輪駆動(オンデマンド方式) |
燃費JC08モード(km/L) |
10.2 |
※価格は2022年11月時点、スペックは「Longitude」のものです。
グランドチェロキー
ジープが販売しているSUVの中で最も上位モデルが「グランドチェロキー」です。堂々とした佇まいでありながら、内装はラグジュアリーさを感じられます。
大型ボディを動かす3.6LV6ターボエンジンのパワフルさや、ダイレクトに反応するハンドリングの良さも魅力といえるでしょう。街中だけでなく、悪路走行もこなす優れた走行性能を求めている方におすすめです。
新車価格(税込) |
892万円~ |
全長×全幅×全高(mm) |
4,900×1,980×1,810 |
車両重量(kg) |
2,070 |
定員(名) |
5 |
駆動方式 |
常時四輪駆動 |
燃費JC08モード(km/L) |
- |
※価格は2022年11月時点、スペックは「LIMITED」のものです。
レネゲード
ジープの車を初めて購入する方や気軽にアウトドアへ出かけたい方におすすめなのが「レネゲード」です。レネゲードは現在ジープが販売しているSUVの中で最も小さい車で、丸みを帯びた遊び心を感じさせるデザインが魅力といえるでしょう。また、約70点ものセーフティーシステムとセキュリティシステムを搭載しています。
新車価格(税込) |
435万円~ |
全長×全幅×全高(mm) |
4,255×1,805×1,695 |
車両重量(kg) |
1,440 |
定員(名) |
5 |
駆動方式 |
前二輪駆動 |
燃費WLTCモード(km/L) |
15.6 |
※価格は2022年11月時点、スペックは「LIMITED」のものです。
コンパス
シープを初めて購入するビギナーからジープ好きの方まで満足できるのが「コンパス」です。グランドチェロキーの下位モデルとして作られたコンパスは、グランドチェロキーの流れを組むデザインや性能が魅力といえるでしょう。他にも、助手席の下には収納があり、実用性の高い車です。
コンパスの駆動方式はFFと4WDの2種類があります。街中走行が多いならFFでも十分満足できるでしょう。オフロードを運転する機会の多い方は、高い走破性を誇る4WDをおすすめします。
新車価格(税込) |
496万円~ |
全長×全幅×全高(mm) |
4,420×1,810×1,640 |
車両重量(kg) |
1,490 |
定員(名) |
5 |
駆動方式 |
前二輪駆動 |
燃費WLTCモード(km/l) |
11.8 |
※価格は2022年11月時点、スペックは「Longitude」のものです。
あなたはどのタイプ?ジープのおすすめSUVモデル
ジープSUVにはたくさんの種類があるので、どのモデルを選べばよいか迷う方もいるでしょう。それぞれの特徴やスペックを知ることで、自分に合ったジープSUVを選ぶことが可能です。ここでは、タイプ別におすすめのジープSUVのモデルを紹介します。
初めてジープを購入する人
ジープSUVを初めて購入する方には「コンパス」がおすすめです。シャープなデザインで街中になじみやすいことから、街乗りに適したモデルといえるでしょう。街乗りだけでなく、カジュアルなキャンプ程度なら十分にこなせる性能があるので、ジープデビューしたいという方が乗りやすい車です。
街乗りでもゴツい感じが好きな人
ジープならではのゴツいSUVに乗りたい方におすすめなのが「チェロキー」です。パワフルなエンジンを持ち、走破性も高いことから、本格的なアウトドアに適した車といえます。居住性が高い広い車内では、車中泊も楽しめるでしょう。
また、チェロキーの特徴的なフロントグリルと大きなボディは、街中で注目を集めます。車で自分の個性をアピールしたいという方にもぴったりです。
手頃な価格でジープに乗りたい人
なるべく低価格のジープSUVに乗りたい方におすすめのモデルが「レネゲード」です。ジープSUVの中で最もボディサイズが小さく、購入しやすい価格設定となっています。燃費性能が比較的優れていて燃料代が安く抑えられるので、購入後の維持費も節約できるでしょう。
ジープらしく悪路の走破性にこだわる人
走破性にこだわる方におすすめなのが、未整地の道路や岩場を難なく走破できる「ラングラー」です。山間部に住んでいる方や本格的なアウトドアが趣味の方の良き相棒となるでしょう。ラゲッジルームの容量が大きいので、荷物が多くなりがちな数日間にわたるアウトドアも楽しめます。
オフロード性能と実用性を求める人
オフロードの走行性能と実用性の両方を求める方におすすめのモデルが「グランドチェロキー」です。ボディサイズは大きいですが、オフロード性能は抜群に良いモデルといえます。車内の居住性も高いので、車中泊も快適です。スキーやキャンプで悪路走行をする機会の多いアウトドアが趣味の方の心強い味方となるでしょう。
ジープのSUVをお得に買うなら中古車もおすすめ!
オフロード性能の高いジープですが、新車で購入すると、多くの費用がかかってしまいます。「なるべく購入費用を抑えたい」と考えている方も多いでしょう。
ジープのSUVをお得に手に入れたいのであれば、中古車がおすすめです。ここではジープの旧型や、主なモデルの中古車相場について解説します(価格情報はすべて2022年11月時点のものです)。
歴史深いジープは旧型も人気
ジープの歴史は古く、これまでにたくさんのフルモデルチェンジを繰り返してきました。昔のハリウッド映画に出てくるような角張ったデザインのジープは、旧型でも根強い人気があります。そのような旧型のジープSUVに憧れている方には中古車がおすすめです。
新車を購入する場合、現行モデルしか選べません。中古車なら過去にジープが販売してきたさまざまな年式の旧型のモデルを比較しながら、お気に入りの1台を探せます。
中古車の価格相場
ジープのSUVの中古車相場は、以下の表の通りです。
モデル |
中古車の価格相場 |
ラングラー |
439万9,000円程度 |
チェロキー |
169万9,000円~389万9,000円 |
グランドチェロキー |
189万9,000円~547万9,000円 |
レネゲード |
229万7,000円~388万9,000円 |
コンパス |
149万9,000円~409万9,000円 |
チェロキーやグランドチェロキー、コンパスには、200万円以下で購入できる車もあります。
「比較的安価で購入したい」「初めてジープを購入する」という場合は、レネゲードがおすすめです。またラグジュアリー感を重視するのであれば、フラッグシップモデルのグランドチェロキーがよいでしょう。
(参考:『ラングラー(ジープ)の中古車一覧』)
(参考:『チェロキー(ジープ)の中古車一覧』)
(参考:『レネゲード(ジープ)の中古車一覧』)
(参考:『コンパス(ジープ)の中古車一覧』)
ジープのSUVを購入するならネクステージへ!
ジープのSUVを中古車で購入する際に、どの販売店にしようか迷っている方も多いでしょう。購入後のトラブルを最小限に抑えるためにも、なるべく信頼できる大手業者を選ぶのがおすすめです。
ネクステージは、SUV専門店を展開しており、豊富な品揃えを誇ります。保証も充実しているため、快適なカーライフを実現できるでしょう。最後に、ネクステージのサービスを紹介します。
SUV専門『SUV LAND』を展開
ネクステージは、全国に200店舗以上を展開しており、グループ総在庫数3万台を誇ります。SUV専門店『SUV LAND』を構えており、年式やグレードなどさまざまな条件で検索できますので、お気に入りの1台を探してみてください。
ネクステージの公式Webサイトでも、全国の在庫を探せます。気になる車があれば、そのまま見積もり依頼も可能です。他店舗の車を、最寄りの店舗へお取り寄せするのも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
購入後も快適なカーライフを実現
ネクステージは、お客様のカーライフに寄り添うサービスを目指しています。アフターサポートにも万全を期しており、購入後に何かあった際もスムーズに対応可能です。
例えばネクステージで販売されている車には、国産車・輸入車問わず、無料保証が付帯しています。より充実した保証をお求めの方には、メンテナンスパック付き有料保証「サービスサポート」をご用意しておりますので、ぜひご検討ください。
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まとめ
ジープが販売しているSUVは、軍用車として開発されていた背景もあり、高いオフロード性能を誇ります。モデルによってラインアップや駆動方式が異なるため、購入する目的を明確化しつつ、事前の情報収集を徹底しましょう。
全国展開しているネクステージは、2022年11月時点で、約3万台の在庫数を誇ります。Webサイトからも在庫を検索でき、そのまま見積もり依頼も可能です。気になる車があれば、詳細ページからお気軽にお問い合わせください。
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