ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ハマーは、米軍の軍事用車をベースに開発された無骨なデザインと、SUVらしい高い走破性を持つ人気モデルです。しかし、ハマーブランドは2010年に廃止され、長らくの間製造が中止されていました。

 

2022年には米国で新型モデルが発売されましたが、なぜハマーブランドが廃止されたのか、復活までに何があったのかを知らない方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、ハマー復活までの歴史と過去モデルの特徴や価格について紹介します。SUVの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.ハマー復活までの歴史

2.歴代のハマーを振り返る

3.ハマーの製造が中止された理由や日本復活の可能性は?

4.ハマーの最新売買価格をチェック

5.ハマーのライバル車の最新価格もチェック

6.大型SUVをお探しの方は「ネクステージ」へ!

7.まとめ

 

■POINT

・ハマーは、軍用車「ハンビー」をベースに誕生した無骨なデザインと大型サイズが特徴のSUV。

・ハマーブランドは2010年に廃止されたが、2022年には米国でハマーEVが誕生し話題になっている。

・大型SUVの購入を検討している方は、ハマーは希少で中古車が見つかりにくいため、ライバル車も含めてチェックしよう。

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

ハマー復活までの歴史

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

「HUMMER(ハマー)」は、米軍の軍用車として設計した「ハンビー(HMMWV)」や民間用車として開発した「ハマー」を発売するブランドです。

 

1999年には、ハンビーを開発したAM GeneralからGM(ゼネラルモーターズ)へとブランド権が移行され、より日常使いしやすいモデルへと進化しました。ここでは、ハマーの誕生とブランドの廃止、復活までの歴史を詳しく紹介します。

 

1992年:民間用ハマーが発売

ハマーは、米軍の軍事用車「ハンビー(HMMWV)」の民間用として登場しました。ハンビーは1979年に開発が始まり、1981年に米軍とプロトタイプ車製造の正式契約、1985年に本格的な生産がスタートしています。

 

その後、1991年に一般向けに販売することを決定し、1992年に生産を開始したのが「ハマー」です。ハマーは、一切の妥協を排した究極の4WDとして世界中で人気となりました。

 

2010年:ハマーブランドの廃止が決定

GM(ゼネラルモーターズ)の経営破産により、ハマーブランドは中国四川省の重工業メーカー『四川騰中重工機械』への売却を正式契約します。しかし、中国政府の認可が下りなかったことで、契約は白紙撤回になりました。

 

ガソリンの高騰による売り上げの低迷や、ブランドを売却できなかったことが原因で、経営が行き届かなくなったハマーブランドは2010年に廃止が決定します。2010年5月に生産されたH3を最後に、ブランドは廃止されました。

 

2022年:電気自動車としてハマーが復活

2020年、GMのライトトラック部門「GMC」からハマーの復活が発表されました。2022年に米国で発売を開始した新型ハマーは、GMCブランド初となる電気自動車として注目を集めています。

 

新型ハマーEVには、3つのモーターと4WDの「e4WDシステム」が搭載されました。システムに装備されたトルクベクタリング機能により、最高出力1,000hp・最大トルク1,590kgmのパワフルなパワートレインを持っています。

 

また、部分自動運転機能「スーパークルーズ」の採用により、高速道路におけるハンズフリー走行や車線変更を判断する車線自動変更機能なども可能となりました。

(参考:『ハマーとはどんな車?現在のラインアップや基本スペックを総チェック|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

歴代のハマーを振り返る

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

1992年から発売を開始したハマーは、EVモデルを除くと4種類のモデルがあります。旧モデルの販売が終了してから新しいモデルが販売されるのではなく、H1とH1アルファは2006年まで、H2とH3は2010年まで販売されました。

 

ここでは、歴代ハマーそれぞれの特徴と基本スペックを紹介します。

 

軍用車を民間仕様車として改良:ハマーH1

H1モデルは、軍用車ベースで開発された最初のハマーです。軍用車と変わらない大型ボディに大排気量のディーゼルエンジンが搭載されました。

 

1995年にはガソリンエンジン、1996年にはディーゼルターボエンジンのモデルが登場しています。4ドアのオープントップと4ドアのワゴンタイプが設定され、1992年~2006年までの14年間販売されていました。

全長×全幅×全高(mm)

4,686×2,197×1,905~1,956

最低地上高(mm)

406

車両重量(kg)

3,091~3,245

最小回転半径(m)

8.1

エンジンの種類

水冷V型8気筒OHVターボ

トランスミッション

4速オートマチック

※slide →

 

H1よりもハイスペック:H1アルファ

2005年に登場したのがH1アルファです。いすゞ自動車製の8GF1型ディーゼルエンジンを搭載した高性能なモデルですが、ガソリンの高騰による売れ行きの悪化や排ガス規制に対する対策ができず、ハマーH1とともに2006年に販売が終了しました。

 

全長と全幅、グレードのラインアップはH1と変わらないものの、全高は少し高くなり、重量も重くなっています。

全長×全幅×全高(mm)

4,686×2,197×1,955~2,005

最低地上高(mm)

406

車両重量(kg)

3,563~3,684

最小回転半径(m)

8.1

エンジンの種類

水冷V型8気筒OHVターボディーゼル

トランスミッション

5速オートマチック

※slide →

 

シボレータホをベースに開発:H2

2002年に発売されたH2モデルは、従来の軍用車「ハンビー」ではなく、シボレー「タホ」をベースに開発されました。H1の無骨さを残しつつも民間用としての使いやすさが意識され、低めの最低地上高による乗り降りのしやすさが魅力です。

 

広い室内空間や乗り心地の良さから、発売当初から好調な売れ行きを記録しました。2002年~2010年までの8年間販売されています。

全長×全幅×全高(mm)

5,171×2,062×2,012

最低地上高(mm)

246

車両重量(kg)

2.903

最小回転半径(m)

-

エンジンの種類

Vortec 6000 V型8気筒OHV

トランスミッション

4速オートマチック

※slide →

(参考:『ハマーH2とシボレータホの比較|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

歴代モデルよりも小型化:H3

2006年に発売されたH3モデルは、シボレー「コロラド」をベースに開発されました。従来のハマーよりも小型で取り回しやすいことから、日本での人気が高いモデルです。

 

トランスミッションはフルタイム4WD5速マニュアルを採用していますが、オプションで4速オートマチックに変更もできます。H2モデル同様、2010年まで生産されました。

全長×全幅×全高(mm)

4,742×1,897×1,872

最低地上高(mm)

216

車両重量(kg)

総重量2,654

最小回転半径(m)

11.3

エンジンの種類

Vortec 3500 3.5L

トランスミッション

フルタイム4WD 5速マニュアル

※slide →

(参考:『ハマーH3のサイズや燃費はどのぐらい?特徴やライバル車種を紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

ハマーの製造が中止された理由や日本復活の可能性は?

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ハマーブランドが廃止された原因には、ハマーの燃費の悪さや石油価格の高騰が関係しているといわれています。ここでは、ハマーの製造が中止された理由とともに、新型ハマーEVの日本復活の可能性を見ていきましょう。

 

石油価格高騰や燃費の悪さが原因?

ハマーの製造中止には、燃費の悪さが関係しています。ハマーはボディサイズが大きく馬力もあるオフロード車のため、燃費が良くありません。ディーゼルエンジン搭載車だと燃料費を少し抑えられますが、それでも実燃費は3km/L~6km/Lほどです。

 

ハマーは、燃費の悪さに加え、2006年ごろからの石油価格高騰も相まって販売が低迷しました。そこでGMはハマーブランドの売却を検討し、結局は売却されなかったものの2010年に製造中止を迎えます。

(参考:『【全モデル】ハマーの燃費はどれくらい?燃費をよくする方法と合わせて解説|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ハマーEVが日本で発売される可能性は?

2022年に米国で発売された「ハマーEV」は、2024年3月時点では日本では発売されていません。かつてH2やH3の輸入販売を手がけていた日本の企業も、現在は乗用車の新車を販売していないため、日本でハマーEVを入手するのは困難です。

 

しかし、今後ハマーEVのバリエーションが増えて米国での人気が上昇すれば、日本への導入が検討される可能性もあるのではといわれています。

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

ハマーの最新売買価格をチェック

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ハマーの購入を検討している方は、最新の中古車相場をチェックしましょう。新車価格と中古車価格の差、中古車両の状態なども確認することで、満足できる車両を購入できます。

 

売却を考えている方は、売却予定の車両と年式・走行距離が似た車両の買取実績を確認しましょう。ここでは、ハマーの最終モデルの新車価格と中古車相場、買取相場を紹介します。

 

これまでの日本発売車種の新車価格

ハマーの車体価格は、H2とH3で大きく差が出ます。日本販売車種の価格で見ると、車体サイズが大きいH2は850万5,000円からと高額ですが、小型化したH3であれば521万円からと比較的安い値段で購入可能でした。最終モデルの日本販売価格(税込み)は以下を参考にしてください。

H2

タイプS(2007年11月) 発売モデル

850万5,000円

タイプG(2007年11月) 発売モデル

955万5,000円

H3

ベースグレード(2009年1月) 発売モデル

521万円

ラグジュアリー(2009年1月) 発売モデル

599万4,000円

V8(2009年1月) 発売モデル

685万円

アドベンチャークロームエディション(2009年2月) 発売モデル

622万4,000円

※slide →

(参考:『ハマーH2(ハマー)のモデル・グレードカタログ一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

現在の中古車価格

ハマーは全体として中古車市場への流通が少なく、希少価値の高いモデルです。中古車販売店「ネクステージ」でも、2024年3月時点でハマーの取り扱いはありません。

 

無骨なデザインとSUVらしい優れた走破性が魅力のハマーは、製造が中止されても熱い支持を集めているため、売却するオーナーが少ないことも考えられます。代表的な輸入車に比べ探しにくさはあるものの、中古車情報を小まめにチェックすることで見つけられるでしょう。

(参考:『ハマーの中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

最新の買取相場

年式の新しい車両や走行距離の少ない車両であれば、100万円以上で取引されています。ネクステージでの最新の買取実績(税込み)は以下の通りです。

 

【ハマーH2】

年式

グレード

走行距離

買取価格

2013年式

タイプS

3万5,952km

410万円

2011年式

不明

7万2,804km

213万円

2005年式

ラグジュアリーパッケージ

11万9,607km

125万円

2004年式

タイプG

4万1,564km

202万円

※slide →

 

【ハマーH3】

年式

グレード

走行距離

買取価格

2010年式

不明

5万4,148Km

113万5,000円

2006年式

不明

10万3,578Km

61万円

2005年式

不明

7万9,194Km

120万円

※slide →

(参考:『ハマー車のクルマ査定・査定実績|中古車の【ネクステージ】』

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

ハマーのライバル車の最新価格もチェック

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

すでに販売終了しているハマーは、中古車販売店に在庫がない限り購入できません。できるだけ早く車が欲しいという方は、ライバル車を検討してみましょう。

 

ここでは、ハマー H2のライバル車「クライスラー・ジープ ジープ・コマンダー」と、ハマー H3のライバル車「フォード エクスプローラー」の特徴と新車価格、中古車相場を紹介します。

 

H2ライバル車:クライスラー・ジープ ジープ・コマンダー

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ジープ・コマンダーは、クライスラー・ジープが発売した5ドア7人乗りのSUVです。車体サイズはH2よりH3に近い小型サイズですが、ターボディーゼルエンジン搭載で最高出力170hp、最大トルク350N・mのハイパワーを持っています。

 

日本販売車種のラインアップは現行「リミテッド」のみで、以前は排気量の異なる「リミテッド4.7」や「リミテッド5.7HEMI」が販売されていました。しかし、中古車での取り扱い数も少なく、2024年3月時点でネクステージの中古車在庫はありません。

新車価格(税込み)

597万円

中古車相場(税込み)

在庫なし

※slide →

(2024年3月時点の情報です)

(参考:『ジープ・コマンダー(クライスラー・ジープ)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

H3ライバル車:フォード エクスプローラー

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

フォード エクスプローラーは、5ドアで4人~7人乗りのSUVです。車体サイズはH3よりも少し大きく、2.3Lのターボエンジンモデル、3.0Lのツインターボモデル、3.3Lのハイブリッドモデルがラインアップしています。

 

エクスプローラーの大きな魅力は、フルタイム4WDと10速オートマチックを組み合わせたハイパワーです。中古車であれば239万9,000円と比較的安く購入できますが、中古車在庫が少ない希少車のため、中古車販売店を小まめにチェックしましょう。

新車価格(税込み)

-

中古車相場(税込み)

239万9,000円

※slide →

(2024年3月時点の情報です)

(参考:『エクスプローラー(フォード)|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

大型SUVをお探しの方は「ネクステージ」へ!

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ハマーのような大型のSUVをお探しの方は、ぜひネクステージへご相談ください。ネクステージは中古車の販売店だけでなく、輸入車の正規ディーラーも展開しています。ここでは、ネクステージの特徴と魅力を紹介します。

 

全国での店舗展開で豊富な在庫から探せる!

ネクステージは全国に200以上の店舗を展開しており、総在庫数約3万台の車両からお選びいただける中古車の販売店です。車種別に専任の熟練バイヤーを配置し、トラブルの多いモデルを排除しながら豊富な品ぞろえを目指しています。

 

また、SUVに特化した「SUV LAND」、輸入車に特化した「UNIVERSE」も展開しているため、ハマーのような車も効率良くお探しいただける環境です。気になる車は購入前でもリーズナブルな価格で取り寄せし実車確認が行えるため、お気軽にご相談ください。

 

購入後のサポート体制も充実

ネクステージは、修復歴車やメーター改ざん車、水害車などの粗悪な車両は取り扱っていません。徹底的な品質管理と第三者による品質鑑定を実施し、純粋な車選びに集中いただける環境を整えています。

 

納車前の点検整備も国家資格を有する専門メカニックが対応し、購入後は無料有料の保証でカーライフのサポートをする体制です。保証付きメンテナンスパック「サービスサポート」や長期利用向けの「10年保証」などさまざまな保証をそろえていますので、用途に合わせた保証をお選びください。

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

まとめ

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

ハマーは、石油価格高騰や燃費の悪さから製造が中止され、ブランドも廃止されました。しかし、その高い走破性と無骨で特徴的なデザインから現在も人気があり、中古車市場への流通が少ない希少車です。

 

ハマーのような大型のSUVを購入したい方は、ライバル車も含めてチェックしましょう。ネクステージは、SUVや輸入車に特化した店舗があります。品質の良い車両を豊富に取りそろえていますので、お気軽に在庫確認・見積もりをご依頼ください。

 

圧倒的な品揃え!どこよりも安心で低価格なSUVをチェック!

ハマー復活までの歴史とは?発売車種の特徴・価格をチェック

SUVの中古車を探す

 

ページトップへ