車検の費用を節約したい方へ!費用を少しでも節約するためのテクニックを大公開!
車を購入すると新車であれば3年、それ以降は2年に1回のペースで「車検」を受ける必要があります。車検にかかる費用は意外と高いため、痛い出費になることもあるでしょう。
なかには、車検にかかる費用を少しでも抑えたいと思っている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、車検にかかる費用の説明と車検費用の節約のテクニックについてご紹介します。車検費用の内訳を見直して節約できれば、支払いの負担が軽くなります。
※目次※
4.車検の費用を節約して今の車を乗りこなすか新たに買い替えるかの見極め
・車検にかかる費用を抑えるためには、車検費用が安い業者を選び、サービスも最小限に絞ろう
・車検の費用を節約したければプロへの相談もおすすめ。分からないことがあれば専門の業者に聞こう
・車検の時期を迎えたら、車検の費用などと比較して車を買い替えることも検討しよう
節約する前に知っておきたい!車検にかかる費用の内訳
ひと言で車検といっても、どのような項目にお金がかかっているのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。車検にかかる費用の内訳は、点検費用や税金、自賠責保険料などさまざまな項目に分かれていて、それぞれかかる費用が異なります。ここでは、車検にかかる費用の内訳について説明します。
車検基本費用
「車検基本費用」とは、24か月定期点検料や測定検査料、車検代行手数料のことです。車検基本費用には、点検や検査を行う方の人件費や工賃が含まれています。そのため車検を受ける場所によって金額も変わります。
格安で車検を請け負う店からガソリンスタンドやカー用品店、カーディーラーなどさまざまな店で車検を受けられます。格安な車検業者であれば1万円前後から請け負っているところもありますが、カーディーラーでは検査料・点検費用を含めて3万円~4万円程度が相場です。
自賠責保険料
自賠責保険の正式な名称は、「自動車損害賠償責任保険」です。自賠責保険は交通事故の被害者の救済のためにつくられた保険で、車を所有する場合は必ず加入する必要があります。
自賠責保険は交通事故にあった際に、対人に限って損害を補償する保険です。ものを壊した場合や、運転手自身のけがは補償の対象外となります。そのため、通常は自賠責保険に加えて、任意保険にも加入している場合も多くみられます。
一般的に自賠責保険料は、車検期間の分を支払うことになります。普通車で車検を受ける場合は24か月で2万1,150円、軽自動車の場合は2万1,140円の費用がかかります。
自動車重量税
自動車重量税は、車両の重量によって課税される税金です。普通乗用車(3ナンバーの車)や小型自動車(5ナンバーの車)の場合は、車両の重量ごとに0.5tきざみで金額が変わります。
たとえば1t超~1.5t以下の車の場合は2万4,600円、1.5t超~2t以下の車の場合3万2,800円かかります。なお、軽自動車の場合は一律で6,600円となっています。
自動車重量税は13年を超えると納税額が高くなります。また18年を超えるとさらに高くなります。古い車ほど納税負担が大きくなるため、覚えておきましょう。
検査手数料
車検を受けるときには検査手数料がかかります。印紙で支払うことから印紙・証紙代といわれることもあります。
印紙には「自動車検査登録印紙」と「自動車審査証紙」の2種類があります。「自動車検査登録印紙」は国に検査手数料を納めるためのもので、「自動車審査証紙」は自動車検査法人に検査手数料を納めるためのものです。
検査手数料は普通自動車(3ナンバー)、小型自動車(5ナンバー)、軽自動車で料金が異なります。普通自動車の場合は1,800円(印紙400円+証紙1,400円)、小型自動車の場合は1,700円(印紙400円+証紙1,300円)、軽自動車の場合は1,400円です。
部品交換費用
車検の前に行う24か月定期点検によって、各種パーツの劣化により整備や交換が必要になった場合には、部品交換費用がかかります。定期点検ではオイル漏れやタイヤ・ブレーキパッドの摩耗など、車検を受けるために必要な点検をおこない、摩耗や損傷がひどい場合には部品の交換が必要となります。
車検のたびに交換をしたほうがよいものには、「ラジエーター液」や「ブレーキオイル」「デフオイル」などがあります。また「エンジンオイル」や「エレメント(フィルター)」「バッテリー」「点火プラグ」「タイヤ」「ブレーキパッド」なども、部品の劣化や摩耗が激しいようであれば交換をすすめられるでしょう。
車検にかかる費用を節約するテクニック
車検にかかる費用には、さまざまなものがあります。それでは、車検にかかる費用を少しでも安く抑える方法はないのでしょうか。
税金や自賠責保険料などは金額が定められているため変えることはできませんが、車検基本費用のうちの点検費用や、部品交換費用は節約できるかもしれません。ここでは車検にかかる費用を節約する方法を見ていきます。
サービスを最小限に絞る
車検費用に大きく影響するものは、点検費用や部品交換費用です。これらは業者によっても金額が異なり、交換する部品の量によってもかかる金額は変わります。費用を抑えたい場合には、まずは点検項目を最小限にしましょう。業者によっては点検項目を多めに設定していることもあります。
部品交換も、できるだけ少なめにします。バッテリーやタイヤなどの交換をすすめられた場合に、まだあまり消耗していないようであれば断ることも考えましょう。最小限の部品だけ交換すると、費用も抑えられます。
車検費用が安い業者の利用する
車検基本費用は、業者によって金額が異なります。格安業者であれば、1万円前後から車検ができることをうたい文句にしているところもあります。これがカーディーラーになると3万円~4万円はかかり、外車のカーディーラーにもなると倍以上の費用がかかることもあります。
車検基本費用が業者により異なるのは、点検などの価格設定が違うからです。またカーディーラーは自社で点検を行わず、ほかの業者に依頼することもあります。点検内容が大きく異なるわけではないため、車検費用が安い業者を利用することで車検費用を節約できるでしょう。
割引サービスなどの利用する
業者によっては各種の割引サービスを用意している場合もあります。たとえばインターネットで申し込んだ方向けの「インターネット割引」や、早めに予約した方に割引をする「早期予約割引」などが代表的なものになるでしょう。
そのほかにも「会員割引」や「平日割引」など、各社それぞれ形を変えて割引を用意していることもあります。自分の都合にあった割引サービスを行っている業者を利用することで、車検にかかる費用を抑えられるかもしれません。
ユーザー車検を利用する
車検といえばカーディーラーや整備工場に持ち込んで行うものと思っている方もいるかもしれませんが、「ユーザー車検」という自分で車検を行うことも可能です。
ユーザー車検の場合、カーディーラーや整備工場に支払う手数料などが不要になるため、車検にかかる費用を抑えられます。また、カーディーラーや整備工場では部品の交換が必要といわれるような場合でも、ユーザー車検であれば自分の判断で交換が不要になることもあります。
ただし、車に詳しい方が自分で部品を交換するのであればよいのですが、そうでない場合は車を故障させる原因になることもあるでしょう。車に詳しくない方の場合は、業者に頼むほうが安心です。
普段から車のメンテナンスを心掛ける
車検にかかる費用を抑えるためには、普段からの車のメンテナンスをしっかり行うことが大切です。
たとえば「エンジンオイル」や「エレメント(フィルター)」などをこまめに交換していれば、車検時に余計なお金がかかることを避けられるでしょう。「バッテリー」や「ラジエーター液」などもこまめにチェックすることで、部品を長持ちさせることもできます。
普段から車のメンテナンスをしっかり行うことで、車検にかかる費用を抑えられることも覚えておきましょう。
エコカー減税を利用する
エコカー減税とは低排出ガス車認定制度のことで、一定の燃費基準をクリアした車をエコカーとして認定し、自動車重量税や自動車取得税などが軽減される特例措置のことをいいます。エコカーに認定された車を購入した場合、購入時に自動車取得税がエコカー減税の対象となることに加えて、車検時の自動車重量税の負担も軽減されます。
車検時の自動車重量税の減税内容は、最大で免税(全額免除)から50%減税まで割引を受けられます。対象となる車に乗っていれば、車検時に減税となった自動車重量税の分だけ車検にかかる費用を抑えられます。
車検の費用を節約するならプロに相談するのがおすすめ
車検にかかる費用を節約したいのであれば、車検を取り扱っているプロに相談することがおすすめです。自分ひとりでは分からないことも、プロに相談することで簡単に解決することもあります。車検のように数年に一度しかないことであれば、自分で調べるよりプロに相談するほうが早く解決することも多いでしょう。
車検や車に関して分からないことを解決できるのがポイント
車検のことや車の点検・整備のことなど、詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。自分ひとりでは解決できない問題も出てくるかもしれません。そのようなときは、プロに相談することで簡単に解決することもあります。
プロの意見を聞いて車検のことや車に関する疑問を解決できれば、安心して車に乗れます。より快適なカーライフを送るためにも、分からないことはプロに相談することをおすすめします。
高い知識・技術で車をできる限り万全な状態にできるから
車検を専門の業者に依頼することは、安心して車に乗り続けるためにも大切なことです。さまざまな業者が車検を行っていますが、安心して車検を任せられるのは車検を専門に扱っている業者でしょう。
専門の業者であれば、車検に対しても車に対しても高い知識と技術を持ち合わせています。車検を依頼する際は、高い知識・技術で車を整備・点検してくれるところを選びましょう。
車検後のアフターフォローをしっかり行ってくれるため
車検後のアフターフォローをしっかり行ってくれるかどうかもポイントです。車検で整備した部品に不具合が起きることもありえます。信頼のできる業者であれば、車検後におきた不具合などにも適切に対応してくれるでしょう。
車検にかかる費用を抑えても、そのあとの不具合の修理で余計なお金がかかってしまっては車検費用を抑えた意味が薄れてしまいます。
車検の費用を節約して今の車を乗りこなすか新たに買い替えるかの見極め
車検には、それなりの費用がかかります。車検にかかる費用を抑えて今の車に乗り続けるか、それとも車検にかかる費用を車の買い替え資金にあてるかを考えることもあるでしょう。ここでは、車に乗り続けるか、あらたに車を買い替えるかどうかを見極めるためのポイントを確認します。
車の調子が悪くなってきているかどうか
車好きの方のなかには、同じ車に乗り続けることを好む方もいます。長年乗り続けた車には愛着もわくため、まだまだ乗れるようであればそのまま乗り続けてもよいでしょう。
しかし、車が古くなり調子が悪くなってきているようであれば、車検のタイミングで買い替えを検討することもひとつの方法です。車検にはそれなりの費用がかかります。その費用を車の買い替えにあてることで、新しい車が買えるかもしれません。古い車は年々修理代も高くなっていきます。車の調子が悪くなってきたら、買い替えを検討してみましょう。
何年落ちか
車の車検の時期を迎えたら、いま乗っている車が何年落ちの車か考えてみるようにしましょう。古い車になれば修理代もかさんできます。車検にかかる費用を抑えたとしても、そのあとの修理代にお金がかかるようでは、逆に高くつくこともあるでしょう。
国産車でも10年を超えてくると、あちこち調子が悪くなるようです。自動車重量税も13年を超えると納税額が高くなります。長く乗り続けることもよいことですが、あまり年数が経っているようであれば、買い替えも視野に入れましょう。
車検や車の買い替えならネクステージがおすすめ
車検を行うのであれば、ネクステージがおすすめです。車検前の無料点検・見積もりや、車検時の無料代車など、お客様のニーズに合わせてサービスを提供しています。また、ネクステージの整備工場は認可を受けた指定工場・認証工場です。国家資格を保有した整備士が、確かな品質の整備・検査を実施します。
車の買い替えを検討している方にも、ネクステージはおすすめです。中古車販売専門店として車の品質にこだわり、自信を持っておすすめできる中古車を厳選して販売しています。豊富な品揃えのなかから、お客様のニーズにあった車をご紹介します。
まとめ
車検にはそれなりの費用がかかります。車検の費用を抑えたければ、車検費用が安い専門業者に依頼することもひとつの手です。高い知識・技術をもった専門業者に依頼することで、自分では分からないことも解決できるでしょう。
車が古くなっているようであれば、修理代などもかさむことが考えられます。車検にかかる費用と比較して、車を買い替えることも視野に入れましょう。ネクステージでは国家資格を保有した整備士が、車検にあたりお客様のニーズに合わせた点検・整備を実施しています。車検を検討されている方はぜひネクステージまでお問い合わせください。
また、ネクステージでは厳選した中古車の販売も行っています。車検にあたり車の買い替えをご検討中のかたも、ネクステージへご相談いただければ、お客様のニーズにあった車をご紹介します。