自動車のリサイクル券が必要になるのはいつ?仕組みや料金を徹底解説!

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自動車のリサイクル券が必要になるのはいつ?仕組みや料金を徹底解説!

自動車のリサイクル券が必要になるのはいつ?仕組みや料金を徹底解説!

日本では多くの家庭で1台以上車を所持しているといわれています。その分廃車となる車も多く、廃車となった車は分解され、リサイクルする部分と破棄する部分に分けることが必要です。こうした流れは自動車を所有する場合、従わなければなりません。しかし、車のリサイクルの流れや手続きを全て把握している方は少ないのではないでしょうか。

 

ここでは、車の所有者が購入する必要のある「自動車リサイクル券」の仕組みや料金をご紹介します。愛車の乗り換えを検討している方も、あらかじめ理解をしておくことで安心して手続きを進めることができるでしょう。また、万一、紛失してしまった際の対処法も解説します。

 

※目次※

1.自動車のリサイクル券とはどういうもの?

2.リサイクル券は4種類ある

3.自動車のリサイクル券の料金相場

4.リサイクル券が必要になる2つのケース

5.自動車のリサイクル券を紛失してしまった時の対処法は?

6.車の購入や買い替えを検討しているのならネクステージへ!

7.まとめ

 

■POINT

 

・リサイクル券は廃車時にかかるリサイクル料金を預託したことを証明するもの

・必要となるタイミングは売却時と廃車時。万一、紛失したときも対応の方法がある!

・難しい手続きや、購入から売却までのサポートはネクステージがおすすめ!

 

 

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自動車のリサイクル券とはどういうもの?

自動車のリサイクル券が必要になるのはいつ?仕組みや料金を徹底解説!

自動車リサイクル法という法律により、自動車は廃車にする際の手順が決まっています。この法律に基づき、自動車の所有者、製造業者、自動車関係者にそれぞれの役割が与えられている仕組みです。

 

自動車の所有者はリサイクル料金を預託して「リサイクル券」を手に入れる必要があります。自動車を廃棄するために必要な書類を指し、車を購入すると同時に購入が必要です。

 

リサイクル料金の負担は自動車を所有するための義務であり、避けることができません。なぜリサイク券を購入する必要があるのか、どういった意味があるのかを理解しておきましょう。

 

リサイクル券とは何か

リサイクル券とは、自動車を廃車にする際にかかる費用をその車の所有者が負担したことを証明するために発行されるものです。券そのものを使用することはなく、所有している間は保管しておく必要があります。

 

リサイクル券の購入、つまりリサイクル料金の預託は法律で定められているため、拒否することはできません。また、決められたパーツをリサイクルするための費用だけでなく、リサイクルできない部分を埋め立てるための費用も含みます。

 

自動車リサイクル法とは何か

自動車リサイクル法(使用済み自動車の再資源化等に関する法律)は、自動車の廃車にあたって、自動車関係者が負うべき責任やその内容を定めた法律です。

 

自動車製造業者・輸入業者、取引業者、フロン類回収業者、解体業者・破砕業者、自動車所有者に分けて役割分担が細かく規定されています。費用の管理に関しても仕組み化されているので、費用の扱いが不透明になることもありません。

 

自動車リサイクル法の制定前は、リサイクルにかかるコストの高騰や不法投棄・不適正処理など、さまざまな問題への懸念がありました。法律として定めることで、自動車に関わる人に適切な役割を分担し、従来は埋め立て処理していた部分も積極的にリサイクルする狙いです。

 

リサイクル券の使い道

支払ったリサイクル料金は、所有していた車を適正に廃棄するために使用されます。エアバッグ類のリサイクル、エアコンなどから出るフロン類の破壊、車の粉砕を行った際に出るシュレッダーダストの処理が対象です。

 

シュレッダーダストは以前、埋め立て処理されていましたが、自動車リサイクル法の制定以降は溶融スラグや有用ガスにリサイクルされています。熱エネルギーまでしっかりと回収するため、無駄が少なくなりました。

 

廃車にかかる手間と費用、環境に悪影響を与えない処分方法を適用するためにリサイクル券を使用するといえます。

 

リサイクル券の対象となる車

廃車する際にリサイクル券が必要なのは、被けん引車、原動機付自動車・側車付きのものを含めた二輪車、大型特殊自動車、小型特殊自動車、その他の非該当車(スノーモービルなど)を除く全ての自動車です。

 

日常生活で使用している車や社用車など、普段使用している自動車のほとんどはリサイクル券が必要になります。自分の自動車が対象かどうかわからないという場合は、自動車購入時の明細にリサイクル預託金の名目を探すか、購入業者に問い合わせてみるとよいでしょう。

 

リサイクル券の購入タイミング

リサイクル券は新車・中古車にかかわらず、自動車を購入する際に支払わなければなりません。明細には「リサイクル料」として記載され、明細とは別に証明書が発行されます。

 

また、リサイクル料は自動車本体ではなく、所有者に対して課すものです。中古車であれば以前の所有者もリサイクル料を支払っていますが、売却時には還付されます。新たに自動車の所有者になる際は、その都度リサイクル料を支払わなければなりません。

 

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リサイクル券は4種類ある

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リサイクル券は4種類あり、4種類あわせてひとつのセットになっています。券の種類によって保管先が異なり、全てが非常に大切です。

 

それぞれの特徴や役割について解説するので、各リサイクル券の内容や扱い方を確認しておきましょう。リサイクル券について理解することは、自動車の廃車の流れを把握することにもつながります。

 

A券(預託証明書)

A券は「預託証明書」といい、「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」が自動車のリサイクル料金を支払ったことを証明してくれるものです。リサイクル券番号、車台番号、車名、リサイクル料金の内訳と総額の記載があります。

 

廃車の手続きを行う際や売却を行う際に必要になる券で、使用するまでは車の所有者が保管しておく必要があるので注意しましょう。

 

B券(使用済自動車引取証明書)

B券は「使用済自動車引取証明書」の名の通り、業者が中古車を引き取った際に必要な情報を記載し、車の最終所有者に交付する証明書のことです。リサイクル券番号、車台番号、車名、預託金額の記載があります。

 

所有していた中古車の売却や廃車を行う際のリサイクル券としてA券とともに必要になるので、交付されたら大切に保管しておきましょう。

 

C券(資金管理料金受領書)

「資金管理料金受領書」のC券は、リサイクル料を管理している「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」が、資金管理料金を受領したことを証明するものです。

 

リサイクル券番号、車台番号、車名と受領金額の記載があります。管理費用は金額が決められているので、車種や年式などの要素で変動することはありません。

 

D券(料金通知書券発行者控)

D券は「料金通知書券発行者控」であり、自動車の所有者に対してリサイクル料金の金額を通知した事業者が、その控えとして保管しておく証明になります。事業者にあたるのは、自動車製造業者などです。

 

A券とほとんど同じ内容が記載されていますが、「資金管理金」の項目が加わり、「預託金額合計」が「支払金額合計」に変わります。

 

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自動車のリサイクル券の料金相場

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リサイクル券の料金相場は、車種によって異なります。リサイクル料金を設定するのは自動車の製造業者や輸入業者で、自動車1台ごとに設定されるものです。

 

・軽自動車・小型乗用車(コンパクトカー)の場合

エアバッグ類4個、エアコンありで7,000円~1万6,000円程度

 

・普通乗用車

エアバッグ類4個、エアコンありで1万円~1万8,000円程度

 

・中型トラック、大型トラック

エアバッグ類2個、エアコンありで1万円~1万6,000円程度

 

・大型バス

エアバッグ類2個、エアコンありで4万円~6万5,000円程度

 

料金相場は上記のとおりで、加えて資金管理料金と情報管理料金がかかります。資金管理料は新車購入時で290円、廃車時は410円です。情報管理料金は130円になっています。

 

リサイクル券が必要になる2つのケース

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リサイクル券が必要になるのは、所有していた自動車を売却するなどして手放す場合と、廃車にする場合です。それぞれに手続きの流れが異なります。新車を手放すか、中古車を手放すかによっては必要な券が異なるので、しっかりと覚えておくとよいでしょう。

 

売却などで車を手放す場合

売却などで自動車を手放す際には、リサイクル券が必要です。まだ使用できる自動車を廃車にせず手放す場合は、「使用済み自動車の引き渡し」にあたります。

 

リサイクル券の購入のために支払った費用は返金され、手放した自動車のリサイクル料は負担する必要がありません。リサイクル料を支払う義務は、次の所有者が負うことになります。

 

新車で購入した自動車を手放すための手続きを取るには、リサイクル券のA券が必要です。中古で購入した自動車を手放す場合にはB券も必要となるので、売却を決めた場合は手元にあるかよく確認しておきましょう。

 

廃車にする場合

リサイクル券を本来の使用方法に基づいて活用するのは、自動車を廃車にする場合です。所有していた自動車に対して、きちんとリサイクル料を支払っていると証明を行うため、リサイクル券が必要となります。

 

手放す際と同様に、新車で購入した自動車を廃車にする場合はA券が必要です。中古車を廃車にする場合はB券も必要になります。

 

また、自身はまだ使用できると考えて売却する場合でも、引取業者や中古車販売店などの引き取り手が廃車と判断した場合にはリサイクル料は返金されません。所定の手順に従って廃車手続きを取る必要があります。

 

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自動車のリサイクル券を紛失してしまった時の対処法は?

自動車のリサイクル券は、再発行ができません。紛失してしまった場合には「自動車リサイクル料金の預託状況」を証明の代わりとして用いる必要があります。「自動車リサイクル料金の預託状況」は「自動車リサイクシステム」のホームページから確認が可能です。

 

ホームページから「自動車ユーザーの方/リサイクル料金検索」に進みましょう。自動車検査証(車検証)をもとに必要事項を入力し、「3」の項目は「リサイクル料金の預託状況にチェックをいれて検索ボタンを押します。

 

画面が切り替わったら、同じ画面の「料金表示」ボタンを押しましょう。そこで表示する「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷することで、自動車のリサイクル券の代わりとして使用できます。

 

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ネクステージでは、他を圧倒する品ぞろえと万全の整備を提供しています。お客様の疑問や不安が残らないよう商品の状態を丁寧に説明し、車両状態表も開示しているので、安心して中古車の購入ができるでしょう。

 

また、中古車や輸入車の販売だけでなく買取も行っていますので、売却・購入の手続きを一度に簡潔に済ますことが可能です。複雑なリサイクル券などの手続き代行はもちろん、補償やアフターケアまでしっかりとサポートしていますので、自動車の購入や買い替えをご検討の際にはぜひご利用ください。

 

まとめ

自動車のリサイクル券が必要になるのはいつ?仕組みや料金を徹底解説!

自動車を所有する際はリサイクル料金の負担義務があります。預託金と引き換えに発見されるリサイクル券は売却時や廃車時など、自動車を手放す際に必要となるので大切に保管しておきましょう。

 

しかしリサイクル料金の発生を含め、自動車の購入や売却にともなう手続きは複雑なものだと感じる方も多いかもしれません。そういった場合は、個人で悩むよりもネクステージにご相談ください。

 

購入時の手続きから補償、メンテナンスのサポートとともに、廃車時まで責任をもってお手伝いします。愛車の購入をご検討の際はぜひネクステージにお任せください。

 

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