自動車を買うディーラーには種類があるの?販売店との違いについても解説
自動車の主な購入先のひとつがディーラーです。しかし「正規ディーラー」や「サブディーラー」など、ディーラーにもいくつかの種類が存在します。さらに、ディーラー以外に中古車販売店を利用するという選択肢もあるでしょう。それぞれどのような特徴があるかご存じでしょうか。
この記事では、ディーラーの種類や中古車販売店との違いをご紹介します。自動車を購入予定の方の「どのディーラーを選べばいいのか」または「中古車販売店とディーラーどちらがいいのか」といった疑問も解決するでしょう。ぜひ参考にしてください。
※目次※
5.自動車を安く買うならディーラーよりも中古車販売店を利用しよう!
・メーカーと特約を結んだ正規ディーラーと特約をかわさず独自に営業するサブディーラーが存在する。中には中古車を専門に扱うディーラーも。
・正規ディーラーは確立された品質とサービス。サブディーラーは多様な車種と安い販売価格が魅力。同様に中古車ディーラーと販売店でも特徴が異なる。
・安く車を購入するなら中古車販売店がおすすめ。ただし品質とサービスに不安が生じるため優れた店舗選びが重要。
自動車のディーラーの役割とは?
ディーラーという言葉を耳にすることはあるでしょう。しかし、自動車ディーラーの役割を明確に理解していない方もいるのではないでしょうか。ここでは、自動車ディーラーがどのようなことをメインに営業しているのか解説します。
自動車の販売
自動車ディーラーは、新車や中古車などの販売を行っています。消費者としては、店舗から車を購入する際に利用できる場所です。多くの場合、特定のメーカーやメーカーの販売会社と契約を結んでいます。
この場合は数量や販売価格、経営方針もメーカーが決める仕組みです。ただし、中には複数のメーカーの車を販売し、経営方針も店舗内で決めるディーラーも存在します。これらの詳細は後述の項目で詳しく見ていきましょう。
自動車の修理や点検
ディーラーは、販売だけでなく整備や点検なども行っています。基本的な顧客は、新車・中古車の購入者です。契約しているメーカーに特化した技術を持っているため、消費者としては安心してアフターサービスを任せられるでしょう。
また、顧客は車を買い替える際に同じディーラーを利用することも多いため、根強い関係を持ったリピーターを確保する目的も兼ねています。
自動車ディーラーの種類
自動車ディーラーには、メーカーと特約を結んだディーラーと、特約契約のないサブディーラーが存在します。
また、多くの方がディーラーは新車のみを扱っている印象があるかもしれませんが、中古車を扱うディーラーも存在します。このような自動車ディーラーの種類を以下から見ていきましょう。
正規ディーラー
メーカーと特約を結んだディーラーを、一般的に正規ディーラーと言います。正規ディーラーは基本的にメーカー名を店名に掲げた店舗です。例えば、日産と特約を結んだディーラーなら「日産レッドステージ(旧:日産プリンス)」、トヨタなら「TOYOPET」といった販売チャネルが代表的でしょう。
新車ディーラーとも言われ、新車販売や自社工場での修理・点検を主に営業しています。営業地域や取扱車種はメーカーによって決められる仕組みです。販売台数による販売奨励金といった制度を通じて、自動車メーカーから経営指導等を受けつつ営業しています。
サブディーラー
サブディーラーは、特定メーカーと特約店契約をしていない自動車販売会社のことです。さまざまな正規ディーラーから車を仕入れるため、メーカーや車種の縛りがありません。
メーカーから指導を受けることなく、店舗内で価格やサービス内容を決めることが可能です。修理・点検も請け負っていますが、自社工場の有無は店舗によって異なります。サブディーラーで対応できない修理などは、正規ディーラーに引き渡されるでしょう。
中古車ディーラー
中古車の購入先としては、ディーラーよりも中古車販売店が浮かぶ方が多いのではないでしょうか。「メーカーとの関り」という観点では正規ディーラーとサブディーラーの2種類ですが、さらにディーラーの中には中古車を扱う店舗も存在します。
中古車ディーラーの主な営業形態としては、新車ディーラーで中古車も販売している場合と、中古車専門ディーラーとして独立した店舗を展開している場合の2種類です。新車と同様にメーカーの基準で販売・修理・点検を行います。
一方の中古車販売店は、メーカーと関係なく独自に営業しています。全国に展開する大型チェーン店から地域密着型の小規模な店舗までさまざまです。オークションや買取などで仕入れを行い、独自の基準で販売しています。
自動車ディーラーの特徴の違い
自動車ディーラーは種類ごとに営業形態が異なるため、購入者側から見た際の魅力も異なります。購入する際に、どのディーラーを選ぶか悩んでしまう方もいるでしょう。ここでは、それぞれの自動車ディーラーのメリットとデメリットを解説します。
新車を売る正規ディーラー
正規ディーラーは、新車保証や不具合でのサポート、メンテナンスといったサービス対応が充実しています。また、メーカーの確立された指導のもと営業しているため、全国どこでも一定基準のサービスを受けることが可能です。そのため、安心して最寄りの店舗を利用できます。
引っ越しなどで利用する店舗が変わってもスムーズに引き継いでくれるでしょう。しかし、サービスの質が高いため販売価格や整備、車検の費用は高めです。
他メーカーを売るサブディーラー
複数のメーカーの車を取り扱っているため、さまざまな車種を比較しやすいというメリットがあります。また、店舗独自の価格設定が可能なため、ディーラーよりも購入価格を抑えられる可能性もあるでしょう。
ただし、設備や技術は店舗によって異なるため、なかにはサービス内容が乏しいところも存在します。サブディーラーで対応できない修理はディーラーに引き渡されるため、メンテナンスに時間がかかる点もデメリットです。
中古車を売るディーラー
中古車ディーラーは「交換が必要となれば純正部品が使われる」「ディーラー保証を受けられる」など、質の高いサービスが魅力です。扱っている中古車も良質なものが多く、メーカーの基準を満たした認定中古車が販売されていることもあります。しかし、その分販売価格や修理費用は高い傾向にあるでしょう。
中古車販売店は店舗が独自に仕入れを行い販売しているため、店舗によりますがコスト面は抑えられる傾向にあります。一方で、保証内容や品質も異なるため、なかには粗悪な車が販売されていることもあるでしょう。
そのため店舗選びには注意が必要です。できる限り「品質も精査して販売している」「充実した保障を用意している」販売店を利用しましょう。
輸入自動車はディーラー以外の方法で買えるの?
輸入自動車を購入したい方もいるでしょう。輸入車を専門に扱うディーラーも存在しますが、独自に輸入車を販売している業者もあります。輸入車は修理・点検が複雑になる可能性があるため、店舗選びは重要です。それぞれどのような特徴を持つのか、この項目で見ていきましょう。
輸入車ディーラーについて
通所の車が「メーカー」→「正規ディーラー」と渡るにに対し、輸入車は「メーカー」→「正規インポーター」→「正規輸入車ディーラー」という流れで販売されます。
インポーターとは輸入業者のことです。輸入車ディーラーは正規インポーターと輸入車の販売や販売国に応じたアフターサービスも含めて契約しているため、専用パーツのストックや正しいメンテナンス方法を熟知しています。
複雑な修理や希少なパーツ交換が必要になった場合も輸入車ディーラーならスムーズに対処してくれるでしょう。
ただし、輸入車ディーラーは取り扱う車種やグレードを日本向けに絞って販売しています。そのため、生産国で用意されているグレードやオプション装備を自由に選択できないこともあるでしょう。
並行輸入車について
もうひとつの選択肢が並行輸入車です。並行輸入車は、正規インポーターを介さず独自に海外から仕入れて販売されています。
並行輸入車を利用することで、正規ディーラーでは販売していないモデルやグレードも入手可能です。正規ディーラーのように明確な基準がないため、店舗によりますが販売価格が抑えられている場合もあります。
しかし、独自に仕入れた輸入車は、車体も本国のルールに沿った設計です。海外仕様の車は日本の車検に通らない場合もあるため、購入後に日本仕様に変える処置が必要な場合があります。
さらに、正規ディーラーのようにプラットフォームが確立されていないため、修理・点検に手間がかかることもあるでしょう。なかには輸入のみでその後の処置に対応していない業者も存在します。
自動車を安く買うならディーラーよりも中古車販売店を利用しよう!
自動車を安く購入するなら中古車販売店をおすすめします。しかし前述の通り品質・サービス・価格は販売店によって異なるため、良質な店舗選びが重要です。
ネクステージは全国に店舗を展開する中古車販売店です。豊富な実績で多くのお客様に評価の声をいただいております。ここで中古車販売店を選びのポイントとネクステージの魅力をご紹介しますので、ぜひ店舗選びの参考にしてください。
疑問への対応
中古車と言えども費用的には大きな買い物です。そのため、疑問があった際には丁寧に対応してくれるお店を選ぶように心がけましょう。
ネクステージでは書類手続きや税金・保険料の詳細など、初心者の方も安心して購入できるようにサポートします。些細な疑問にも丁寧にお答えしますので、お気軽に店舗スタッフにお尋ねください。
諸費用など内訳
車を購入する際には、見積書を見て費用詳細を確認することが重要です。見積書には車体価格ではなく、税金や手続きの代行費用といった諸費用も記載されています。
この時に、内訳が明確に記されていない店舗には注意が必要です。あまり聞き慣れない項目が記載されていることもあるでしょう。
ネクステージでは細かな費用とその金額を分かりやすく明示します。見積書を見てから購入を決めていただいてもかまいませんので、安心してご利用ください。
サポート体制
車は長く利用するものであるため、購入後のことも考慮することが重要です。特に中古車は新車に比べて点検・修理の頻度は多くなってしまうでしょう。そのため、アフターサポートが充実している店舗をおすすめします。
ネクステージは無料点検や無料オイル交換、ロードサービスなど充実した保証を利用可能です。一般的に保証対象外となりやすい「低年式な車」や「走行距離の多い車」にも、それに応じたサービスパックを提供しています。購入する車に左右されず、安心のカーライフを楽しんでいただけるでしょう。
販売店の様子
店舗によって車両の状態は異なります。この時、店内の環境が悪い店舗は車両の保管状態も悪い可能性があるため注意が必要です。実際に訪れた際には、展示状態や店舗の清掃状態を確認し、良好なお店を選択しましょう。
ネクステージでは、広々とした清潔な店内でご商談いただけます。キッズスペースやフリードリングも用意しているため、待ち時間も快適にお過ごしいただけるでしょう。車両も徹底的な品質管理・鑑定のもとで販売しています。ご希望であれば試乗も可能なため、お気軽にお申し付けください。
まとめ
ディーラや販売店にはさまざまな種類があるため、車の購入先選びに頭を悩ませる方も多いでしょう。それぞれ異なった魅力はありますが、費用面を考えるならば中古車販売店をおすすめします。しかし、ある程度の基準が確立されたディーラーと違い、中古車販売店は車両やサービスの質がさまざまです。
そのため、良質な中古車をお求めの方はぜひネクステージをご利用ください。ネクステージは価格・品質・サービスすべてにお客様に満足いただけるものを提供しています。相談から承っておりますので、お気軽にご連絡ください。