車のメーカーの選びで迷ってる方必見!日本・海外メーカーの特徴を解説
車を購入する際に、「複数のメーカーからどれを選べば良いか分からない」という方もいるでしょう。特に輸入車となれば、聞いたことのないようなメーカーも出てくるため、ついついブランドイメージだけで選んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、車のメーカー選びに迷っている方に向けて、メーカー別の特徴や代表車種を解説します。メーカーを決めるときのポイントやよくある質問など、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・メーカー選びのポイントは、それぞれの特徴を理解し、技術や人気車をチェックすること!
・メーカー以外に重要な車選びのポイントとしては「予算」「燃費」「生活スタイルに合っているかどうか」「維持費」「デザイン」の5つ!
・車のメーカーで迷ったらネクステージまで。全国に店舗を展開しており豊富な在庫から選べる!
車選びでメーカーを決めるときのポイント
まずはどのように車のメーカーを選べばいいのでしょうか。メーカー選びのポイントは、各メーカーの特徴を知ることにあります。その上で重要になるのが、「どういった技術に長けているのか」「どんな人気車種があるのか」ということです。ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
まずはそれぞれのメーカーの特徴を知っておく
メーカーには、競合他社との差別化を図るために「どういう特徴を持った商品を売り出していくのか」という指針があります。こういったメーカーごとの動向を知ることで、使用用途に合わせた車選びができるでしょう。
別々のメーカーから似たような車種が出ている場合も、どちらを選んでも大差ないというわけではありません。メーカーごとの特徴を知っていれば、「走行性能と室内空間の広さのどちらを重視するか」などと具体的に比べることができます。
メーカーの技術をチェックする
国産メーカーにはそれぞれ得意分野があり、「技術ならこのメーカーが一番優れている」と簡単には言えません。しかし、どういった方向性で技術を伸ばそうとしているのかを知れば、自らのニーズと照らし合わせて比べられる物差しになります。
わかりやすいのがエコカーに対するメーカーごとの動向でしょう。例えば、燃費性能を追求したハイブリッドカーを開発するメーカーもあれば、電気を動力源とする電気自動車に力を入れているメーカーもあります。
メーカーの人気車をチェックする
一つのメーカーだけに着目しても、製造されている車のラインナップは小型車から大型車まで多種多様にあります。その中でどの車種が人気なのかを知れば、どういった車に強いメーカーなのかがわかるでしょう。人気車の性能を見比べれば、各メーカーの志向が見えてくるはずです。
もし気になる車を見つけたら、他のメーカーの人気車種で同じような車がないかどうか探してみるのも一つの手かもしれません。
日本の車メーカーの特徴
ここでは国産自動車メーカー8社の特徴を紹介していきます。得意とする技術や人気車種から、自身のニーズに合うメーカーを探してみてください。
トヨタ
日本一の自動車メーカーと名高いのがトヨタです。壊れにくい堅実な造りには定評があり、長く乗っても故障の心配が少ないことから、中古車として売るときにも高値が付きやすいのが人気の理由の一つです。
「迷ったらとりあえずトヨタ」と言う人がいるほど多様な車種を展開するメーカーですが、軽自動車のラインナップは少なく、その市場は他社に譲っている印象があります。代表的な車種を挙げると、根強い人気を誇るノアやアルファード、ハリアーといった大型車、また、ハイブリッドカーの草分け的存在であるプリウスも外せません。
ホンダ
自動車のシェアで国内No.2に位置づけられるのがホンダです。近年軽自動車の分野で特に力を付けてきており、軽自動車を選ぶ際にはホンダのNシリーズを基準として他社と比べる人も多いようです。
ホンダの小型~中型車は床が低く乗り降りがしやすいなど、扱いやすいことが人気の理由の一つです。また現在は時代の風潮に伴って影を潜めていますが、元々はスポーツカーを得意とするメーカーだけあって、フィットのようなスポーティなデザインの車も多く揃っています。
ただ大型車に関してはラインナップがあまり多くなく、他社に軍配が上がるといった印象です。
スズキ
スズキは軽自動車市場で特に人気のあるメーカーです。独自の技術である「エネチャージ」を駆使した燃費性能の良さに定評があります。また、走行性能に対する技術力も高く、軽自動車で気になりがちな乗り心地も快適だと評判です。
代表的な車種といえばワゴンRでしょう。ホンダN-BOXやダイハツムーブと軽自動車市場で人気を争っている印象があります。また、スイフトやソリオといった普通車の評価も高く、今後普通車市場での成長が見逃せないメーカーでもあります。
マツダ
まるで外車のようなシンプルで洗練されたデザインが特徴的なのがマツダです。日本ならではの車の外観に飽きたという人には、もってこいのメーカーではないでしょうか。
マツダはヨーロッパでの販売に力を入れていることもあり、エコカーの分野でも海外では一般的な「クリーンディーゼル」を採用することで、近年他社から一目置かれる存在となっています。
これまでエコカーというと日本国内ではハイブリッドカーが一般的でした。しかし、軽油を燃料に走るディーゼル車のほうが、燃料代の面でお得感が見えやすいということもあり、徐々に注目を集めているようです。代表的な車種にはデミオやCX-5があります。
日産
日産は近年海外市場に目を向けているため、国内でのシェアは下がっているものの、電気自動車の分野においては他社を一歩リードしているメーカーです。海外向けの特徴的なデザインも国産他社にはない魅力といえるでしょう。
また、現在国内で製造されている車でスーパーカーと呼べるのは日産のGT-Rだけということもあり、スポーツカーが好きな人にとっては外せないメーカーでもあります。
スバル
国内では唯一「水平対向エンジン」を採用し、抜群の走行性能を誇るのがスバルです。ただ、近年は走行性能よりも燃費などの維持費に市場の注目が集まっているため、スバル車の需要は下がっているのが実情です。
しかし、需要に合わせるのではなく、飽くまでもポリシーを貫き通す姿に根強いファンがいるメーカーでもあります。主にヨーロッパ市場に向けて車を作っているため、デザインも海外向けです。代表的な車種にはインプレッサやレヴォーグがあります。
三菱
三菱はダカールラリーへの出走経験から過去には強靭な造りのスポーツカーが人気を集めていましたが、現在はトラックがメインのメーカーです。
そうなると、乗用車を選ぶ候補には入らないメーカーという気がしますが、そうでもありません。デリカD:5はミニバンとしては小さすぎず大きすぎずの丁度良いサイズ感で、非常に使い勝手が良いと評判の車です。「大勢で乗るにはもう少し余裕がほしいけれど、ラージクラスは大きすぎる」と感じている人にはぴったりの車種と言えます。
ダイハツ
スズキと同じく軽自動車市場で強さを発揮しているのがダイハツです。ダイハツ車の特徴は、室内空間の広さや快適性に主眼を置いて開発しているところでしょう。タントのようなスーパーハイトワゴンから近年発表された大型軽自動車ウェイクなど、ラインナップからも広さを追求していることが伝わってきます。
また女性をメインターゲットにしていることもあり、可愛らしい車が多いのも特徴です。快適性を重視しているのも女性目線で考えているからこそでしょう。
海外の車メーカーの特徴
輸入車に漠然とした憧れを持っているものの、メーカー情報が整理しきれていない方も多いでしょう。しっかりとした車選びをするためには、メーカーへの深い理解が重要です。
ここではドイツのメーカーやフランスのメーカーなど、国ごとに主要メーカーをまとめ、それぞれの特徴を解説します。代表車種もいくつか記載しますので、ぜひ参考にしてください。
ドイツの主要メーカー
ドイツの主要メーカーは、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェの5つです。それぞれの特徴と代表車種を、以下の表にまとめています。
メーカー |
特徴 |
代表車種 |
フォルクスワーゲン |
スタイリッシュかつ個性的なデザイン。ボディ剛性も高く運転しやすい |
ポロ、ティグアン、ゴルフなど |
メルセデス・ベンツ |
高級車ブランドの代表格。比較的落ち着いたデザインで、安全性能にも優れている |
Aクラス、Cクラスなど |
アウディ |
洗練されたボディデザインや4WDシステムの搭載 |
TTクーペ、Q2、A3など
|
BMW |
高級車の代名詞。大衆向けのラインナップも豊富 |
1シリーズ、2シリーズ、3シリーズなど |
ポルシェ |
スポーティなデザイン。1,000万円を超えるモデルも |
ケイマン、ボクスター、911など |
イタリアの主要メーカー
イタリアの主要メーカーは、アルファロメオ、フィアット、アバルト、フェラーリの4つです。それぞれの特徴と代表車種を、以下の表にまとめています。
メーカー |
特徴 |
代表車種 |
アルファロメオ |
美しいデザインやエンジンサウンド |
ジュリエッタ、ミトなど |
フィアット |
アルファロメオなどのメーカーを傘下に引き入れている。個性的な車が多い |
フィアット500、500Cなど |
アバルト |
フィアットがベースに。よりスポーティな車が多い |
アバルト500など |
フェラーリ |
スポーツカーの代名詞的存在。圧倒的な走行性能 |
F40、250GTOなど |
フランスの主要メーカー
フランスの主要メーカーは、プジョー、ルノー、シトロエンの3つです。それぞれの特徴と代表車種を、以下の表にまとめています。
メーカー |
特徴 |
代表車種 |
プジョー |
輸入車の中でも購入しやすい価格帯。SUVが有名だが他にも魅力的なラインナップ多数 |
プジョー2008、3008など |
ルノー |
少々エキセントリックな車を多く出しているメーカー。最近では乗りやすくかわいらしいラインナップも充実している |
トゥインゴ、メガーヌなど |
シトロエン |
とにかくおしゃれなエクステリア・インテリアデザイン。乗り心地や機能性も高いレベルで実現している |
シトロエン C3、ベルランゴなど |
イギリスの主要メーカー
イギリスの主要メーカーは、ジャガーとランドローバーの2つです。それぞれの特徴と代表車種を、以下の表でまとめています。
メーカー |
特徴 |
代表車種 |
ジャガー |
スポーティかつ機能性あふれるデザイン。SUV車のラインナップも充実している。エンジンの選択肢も豊富なのでドライバーによって個性を出せる |
Eペイス、Fペイス、Fタイプなど |
ランドローバー |
エリザベス女王も乗車するなどセレブ御用達のイメージが強い。軍用車にも使用されるなど悪路走破性に優れているタフな車が多い |
レンジローバー、ディフェンダーなど |
アメリカの主要メーカー
アメリカの主要メーカーは、フォードとジープの2つです。それぞれの特徴と代表車種を、以下の表にまとめています。
メーカー |
特徴 |
代表車種 |
フォード |
世界初の大量生産など経営史・自動車メーカー史では外せない存在。2022年1月時点で日本市場からは徹底しているが、さまざまな特徴を持った車を生み出している |
マスタング、エクスプローラーなど |
ジープ |
オフロード走行に強いタフな車を多く販売している。最近では街乗りに適したSUVのラインナップも充実している |
ラングラー、チェロキー、グランドチェロキー、レネゲード、コンパスなど |
メーカー以外に重要な車選びのポイント
車選びにおいてメーカーの特徴を知ることは重要です。しかし、それ以上に大切なのは自身の生活スタイルや経済状況でしょう。ここでは車を買う側の事情を踏まえて、最低限押さえておきたいポイントを紹介します。
予算を考える
車の購入も予算があっての話です。「ローンを組めば高い車でも手に入る」と思いがちですが、ローンの返済期間とその車に乗る期間を比べて釣り合いが取れるのか、一度よく考える必要があります。「張り切って高い車を買ったものの、ローンを残した状態で売ることになってしまった」という状況は避けたいところです。
まずはどのくらいの予算が用意できるのかじっくりと考えた上で、手の届く範囲で自分の好みに合った車を探してみてはいかがでしょうか。
燃費の良い車にする
少々値が張る車でも、燃費性能の高いものを選んで長く乗ることで結果的に節約になる場合があります。高価なハイブリッドカーが近年人気を集めているのもこのためです。ハイブリッドカー以外でも、燃費性能を比べることで選択肢が絞れるはずです。これも車選びの一つのポイントとして考慮に入れておきましょう。
生活スタイルに合ったものにする
車は生活を便利にするための道具ですから生活スタイルに合わせて選びましょう。例えば家族で出かける機会が多いならミニバンのような大型車を、通勤に使う程度で自分しか乗らないならコンパクトカーを選択すれば、より快適な生活が送れるはずです。
車を選ぶときには自分一人で決めずに家族の意見も聞いておくと、今の生活にはどんな車が合っているのか見えてくるかもしれません。
車の維持費を考える
車は本体価格以外に維持費がかかることを忘れてはいけません。駐車場代や自動車税、保険料や車検費用、さらに燃料代など、年間にして20万円以上の費用がかかることはざらです。それを考えずにローンを組んでしまうと、支払いが追い付かないということにもなりかねません。
維持費に関して言えば、お得なのはやはり軽自動車でしょう。軽自動車は自動車税が1万800円と普通車の3分の1程度で済む上、車検も普通車に比べて数万円安いなど、とにかく経済的です。最近は安全性や走行性能の高い軽自動車が増えていますので、それらを懸念して敬遠していた人も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
デザインや色の好みを考える
車の見た目にこだわると、「乗っている様がかっこよく見える」「趣味としての満足度が高い」といった利点のほかにも大きなメリットがあります。自分が気に入ったデザインやカラーの車に乗っていれば、ただの道具として買った場合よりも大切に扱えるということです。
マメにメンテナンスをして大事に乗れば、劣化が少なく長持ちさせられるだけでなく、売却する際に高額で買い取ってもらえる可能性が高くなります。自分が気に入ったものを選ぶことは、経済的な効果を期待できる利点でもあるのです。
車メーカー選びでよくある質問
Q.メーカー選びで注目するポイントは?
A.まずは各メーカーの特色を理解し、自分の好みに適しているか判断してみましょう。好きなメーカーがいくつかあるのであれば、魅力的な要素を比較するのもおすすめです。技術面で優劣が出るわけでありませんが、構造やシステムによって乗り心地が変わります。人気モデルから候補をピックアップしても良いでしょう。
Q.メーカー以外で大切なポイントは?
A.購入する車を特定するためには、複数の要素から情報を集める必要があります。前提として挙げておきたいのは予算です。車に費やせる金額を明確にし、ここからデザインやスペックの好みに絞っていくのが良いでしょう。中古車の場合は、年式の古さや走行距離も重要なチェックポイントです。
Q.ボディタイプは何を基準に選ぶ?
A.見た目の好みだけでなく、運転シーンを基準に選ぶのが適切といえるでしょう。ボディタイプにはさまざまな規格があります。車内の広い空間にこだわらず、維持費を抑えたい方には軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。家族でドライブしたり、雪道を走行したりするのであればSUV・ミニバンといったボディタイプが良いでしょう。
Q.維持費はどのくらい変わる?
A.維持費は、車の排気量や車両重量によって異なります。同じ車を乗り続けていると、故障などでメンテナンス費用が増加することもあるでしょう。車検費用に絞ると、軽自動車のようにコンパクトな車は10万円以下、ハイスペックモデルは10万円以上が目安です。ガソリン代や駐車場代も含めると、年間で20万円~30万円を要する可能性もあります。
車のメーカーで迷ったらネクステージにおまかせ!
車のメーカーで迷ってしまう方は、信頼できる大手業者に相談するのもおすすめです。ネクステージは全国に店舗を展開しており、幅広い車種を取り扱っているため、豊富な在庫から選べます。
またネクステージのサイトでは、簡単な車種の比較や、人気車種ランキングを閲覧可能です。ここではネクステージのサービスを開設します。
取り扱い車種が豊富
中古車販売のネクステージの強みは、取り扱い車種の豊富さです。国産車のラインナップはもちろん、輸入車の取り扱いも多くあります。年式やグレードなど、さまざまなこだわり条件で探せるため、お気に入りの1台をお選びいただけます。
ネクステージは正規輸入車ディーラー事業を展開しており、全国に輸入車の専門店を展開しているなど、輸入車の販売にも力を入れています。「輸入車の品揃えが豊富な業者を探している」方は、ぜひお気軽にご来店ください。
車種の比較が簡単
中古車を購入する際に問題になってくるのが、車種の比較です。「この車とあの車で迷っているけど、どっちが良いのか分からない」「手軽に車種の比較をしたい」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
ネクステージのサイトでは、簡単に車種の比較ができるため、購入の参考にできます。また人気車種がランキング形式で紹介されているため、商品の売れ筋が分かり、購入に役立てられます。ぜひお気軽にご利用ください。
全国にある店舗の在庫から中古車が選べる
ネクステージは全国に店舗を展開しており、豊富な在庫量を誇っています。他店舗に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能なので、全国の在庫からお気に入りの1台が探せます。
またネクステージでは、事故車・修復歴のような、トラブルの多い車両は一切取り扱っておりません。そのため、初めて中古車を購入するお客様でも安心してご利用いただけます。中古車で何か分からないことがございましたら、お近くの店舗までお気軽にご相談ください。
まとめ
車選びにおいてメーカーの技術力や人気車種を比べることは重要です。自分のニーズがわからない場合も、メーカーがどういった志向で開発を行っているのかを知れば、自分にとって必要な車の方向性も定まってくるでしょう。
実際に店舗に出向いて車選びをする場合、様々なメーカーを取り扱う中古車販売店を選べば、手っ取り早くたくさんの車種を比べることができます。
ネクステージは全国の流通ネットワークを駆使して、お客様のニーズに合わせたご提案をさせていただきます。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。