8人乗りの人気ミニバン5選!おすすめポイントとマイナスポイントにも注目!
ファミリー層に人気のミニバンには、8人乗りと7人乗りがあります。それぞれの違いが分からず、どちらを選ぶべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、8人乗りミニバンのおすすめポイントとマイナスポイントについて解説します。人気のミニバンやおすすめの探し方もご紹介するので、生活スタイルに合ったお得なミニバンが選べるでしょう。
※目次※
・7人乗りと8人乗りの違いは、2列目のレイアウトとシートのタイプ。7人乗りはキャプテンシートを、8人乗りはベンチシートを採用している
・8人乗りのミニバンは、シートアレンジが多彩で大きな荷物を載せられる。一方、7人乗りに比べて2列目シートの座り心地が悪く、3列目シートの乗り降りが不便というデメリットも
・8人乗りのミニバンを購入するなら、豊富な在庫から乗り比べて選べる中古車販売店がおすすめ!
ミニバンは7人乗りと8人乗りがある
多くのミニバンは、同車種で7人乗りと8人乗りが用意されています。7人乗りは前列から「2人・2人・3人」、8人乗りは「2人・3人・3人」という乗員配置になっており、大きな違いは2列目のレイアウトと採用しているシートのタイプです。
7人乗りは2列目に「キャプテンシート(左右に肘掛けが付いていてフロントシートと同様に独立した席)」を2つ設置しています。シートとシートの間が空いているので、ウォークスルーできたりゆったり乗れたりと快適性に優れているのが特徴です。
一方、8人乗りの2列目には折り畳み可能な「ベンチシート」を採用しています。必要に応じて2列目と3列目のシートを倒せば、広い車内空間を確保できるのが強みです。
8人乗りの人気ミニバン5選!
ファミリー層やアウトドアを楽しむ方から支持を集めるミニバンですが、メーカーごとに強みや特徴が異なるため、どれを選べばよいか迷っている方も多いでしょう。ここでは、人気の8人乗りミニバンを5つご紹介します。それぞれの特徴やスペック、価格を参考に、自分に合ったミニバンを探してみてください。
日産のミニバン【セレナ】
日産のミニバン「セレナ」は、2018年、2019年の2年連続でミニバン販売数1位に輝くほどの人気車種です。人気の理由は、広々としている空間による車内の快適性と、力を入れなくても格納できるようこだわり抜かれたシート設計にあります。車内空間の広さや使い勝手の良さを重視したい方におすすめです。
グレード |
X(2WD) |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,685mm×1,695mm×1,865mm |
室内寸法(全長×全幅×全高) |
3,170mm×1,545mm×1,400mm |
ホイルベース |
2,860mm |
最小回転半径 |
5.5m |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
燃費 |
17.2km/L(JC08モード) |
価格 |
新車価格:257万6,200円 中古車価格:109万9,000円~295万6,000円 |
(価格は2020年6月時点)
トヨタのミニバン【ヴォクシー】
スタイリッシュなエクステリアデザインを採用したトヨタのミニバン「ヴォクシー」は、家族が増えてもかっこよさを諦めたくない方にはたまらない車です。
優れた加速や安定した走りを実現する走行性能に加え、操縦安定性や良好な視界のために細かなこだわりや機能を各所に施しています。また、低燃費&低排出ガスの優秀な環境性能から、地球にも優しい車といえるでしょう。
グレード |
ZS 2WD |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,710mm×1,735mm×1,825mm |
室内寸法(全長×全幅×全高) |
2,930mm×1,540mm×1,400mm |
ホイルベース |
2,850mm |
最小回転半径 |
5.5m |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
燃費 |
13.2km/L(WLTCモード) |
価格 |
新車価格:281万3,800円 中古車価格:59万9,000円~279万9,000円 |
(価格は2020年6月時点)
トヨタのミニバン【ヴェルファイア】
トヨタのミニバン「ヴェルファイア」の魅力は、独自システムにより実現した高い燃費性能、こだわり抜かれた乗り心地の良さ、広々としたラゲージスペースが挙げられます。
2列目シート「6:4分割チップアップシート」は、ワンタッチで座面が跳ね上がる手軽さと最大720mmのロングスライドが持ち味です。薄型の3列目シートは左右両サイドに収納できるので、自転車が楽々載せられるラゲージスペースが確保できます。
幅広い使い方が可能なシート設計なので、乗車人数や荷物の大きさに臨機応変に対応できる車が欲しい方におすすめです。
グレード |
X(2WD) |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,935mm×1,850mm×1,935mm |
室内寸法(全長×全幅×全高) |
3,210mm×1,590mm×1,400mm |
ホイルベース |
3,000mm |
最小回転半径 |
5.6m |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
燃費 |
10.8km/L(WLTCモード) |
価格 |
新車価格:352万円 中古車価格:165万9,000円~359万9,000円 |
(価格は2020年6月時点)
PRヴェルファイアで人気の高い商品
※価格は支払総額
ホンダのミニバン【ステップワゴン】
ホンダのミニバン「ステップワゴン」は7人乗りのみの展開ですが、メーカーオプションの「6:4分割ベンチシート」を2列目に装着することで8人乗りにできます。両手がふさがっていても楽に乗れるハンズフリースライドドアや、スムーズな乗り降りを実現する低いステップ高と、幅広い年齢層の方が快適に使用できる設計です。
また、後ろのドア「わくわくゲート」は縦にも横にも開く設計で、荷物の積み下ろしだけでなく3列目シートの乗り降りでも役立ちます。3列目シートの不便さといった8人乗りならではのデメリットをクリアしたい方におすすめです。
グレード |
G・Honda SENSING〈FF〉 |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,690mm×1,695mm×1,840mm |
室内寸法(全長×全幅×全高) |
3,220mm×1,500mm×1,425mm |
ホイルベース |
2,890mm |
最小回転半径 |
5.4m |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
燃費 |
15.8km/L(JC08モード) |
価格 |
新車価格:271万4,800円 中古車価格:34万9,000円~189万9,000円 |
(価格は2020年6月時点)
三菱のミニバン【デリカD:5】
三菱のミニバン「デリカD:5」は、三菱自動車独自の4WDシステムの採用による、路面状況に左右されない安定した走行性能が特徴のひとつです。
また、セカンドシートに採用している「6:4分割ベンチシート」は、「フロントシート+セカンドシートフラットモード」と「セカンドシート+サードシートフラットモード」の2つのフラットモードに対応しています。
パワフルな走行性能と圧倒的なラゲッジスペースが特徴のデリカD:5は、アウトドアを最大限に楽しみたい方にとって頼もしいミニバンです。
グレード |
G |
車体寸法(全長×全幅×全高) |
4,800mm×1,795mm×1,875mm |
室内寸法(全長×全幅×全高) |
2,980mm×1,505mm×1,310mm |
ホイルベース |
2,850mm |
最小回転半径 |
5.6m |
使用燃料 |
軽油 |
燃費 |
13.6km/L(JC08モード) |
価格 |
新車価格:401万5,000円 中古車価格:52万8,000円~379万9,000円 |
(価格は2020年6月時点)
8人乗りの車のおすすめポイント
8人乗りの車には、最大乗員数の多さ以外にもさまざまな強みがあります。例えば、シートアレンジのしやすさや価格の安さは、ファミリーやアウトドアが好きな方にとって魅力を感じるポイントでしょう。ここでは、8人乗りの車のメリットをご紹介します。
たくさん人が乗れる
8人乗りのメリットとしてまず挙げられるのは、7人乗りに比べて乗車人数が1人増えることです。日常生活で8人乗せることは少ないかもしれませんが、「家族以外に何人か乗せる用事ができた」「子どもの友人を預かることになった」といったシチュエーションで、最大乗員数の多さは重宝します。
7人乗りより価格が低め
7人乗りの2列目シートで採用しているキャプテンシートは、両サイドに肘掛けがあったりそれぞれ独立していたりと使用パーツが多く、コストも高くなりがちです。一方、8人乗りのベンチシートは作りがシンプルでリーズナブルな傾向にあり、結果として7人乗りより車両価格が安くなるというメリットがあります。
大きな荷物が載せやすい
シチュエーションに合わせて大きな車内空間を確保できることが8人乗りの強みです。2列目シートと3列目シートを倒し、フロントシート以外の全ての空間をラゲッジスペースにすれば、自転車やサーフボードといった大きな荷物にも対応できます。
キャプテンシートを搭載している7人乗りのミニバンのほとんどは、2列目シートを完全にフラットにするのは不可能です。大きな荷物を載せるときは、8人乗りに軍配が上がります。
車中泊しやすい
完全なフラットになるベンチシートは、車中泊の際に役立ちます。広い空間を確保できるだけでなく段差や隙間が少ないので、ベッドのように使用することが可能です。一方、7人乗りのキャプテンシートは、倒しても完全なフラットにはなりません。また、シート同士の余裕が段差や隙間を生み、快適に眠るのは難しいでしょう。
8人乗りの車のマイナスポイント
多くのメリットがある8人乗りの車ですが、ベンチシートの性質が影響するマイナスポイントも存在します。メリットとデメリットの両方を理解して、どちらを選ぶべきか総合的に判断しましょう。ここでは、8人乗りの車のマイナスポイントについて解説します。
3列目シートへの移動が面倒
2列目がベンチシートの8人乗りは、3列目シートへの移動が不便です。7人乗りのキャプテンシートの場合、シートの間に隙間があるので、2列目から3列目へ直接移動できます。
一方、8人乗りの車で3列目シートに乗るには、まず2列目シートを倒さなければなりません。乗り降りに手間がかかるので、3列目シートを頻繁に使う方は面倒に感じるでしょう。
シートの高級感は低め
肘掛けが付いていてゆったりと座れるキャプテンシートに比べて、ベンチシートはあまり高級感が感じられません。余計な装飾を省いたシンプルなデザインは、車内空間を最大限に活用するためのものですが、物足りなさを感じる方もいるでしょう。また、隣に座る方との距離が近く、窮屈に思う方もいるかもしれません。
ベンチシートの座り心地
全体的にフラットな作りで肘掛けがないベンチシートは、キャプテンシートほどの座り心地は望めないでしょう。キャプテンシートは体にフィットするデザインで、肘掛けのおかげで楽な姿勢を取りやすくなっています。
フラットなベンチシートは、大きなカーブに差し掛かったときに体が傾いたり滑ったりと安定感に欠けるので、長距離移動では体への負担が増えるかもしれません。
8人乗りの外車はほとんどない
国産車では8人乗りの車が数多く販売されていますが、8人乗りの外車はほとんどありません。海外ではミニバンが日本ほど普及しておらず、セダンやSUVといったボディタイプが主流となっているためです。
外車が欲しい方は、8人乗りを諦めて7人乗りにシフトした方が選択肢も増えてより好みや予算に適した車が見つけられるでしょう。一方、8人乗りにこだわるなら、国産車から選ぶことをおすすめします。
8人乗りのミニバンを探すなら中古車販売店がおすすめ
メリットとデメリットを踏まえた上で8人乗りのミニバンを買うと決めた方が、次に悩むのはどこで購入するかでしょう。8人乗りのミニバンを探すなら、比較的安く購入できる中古車販売店がおすすめです。ここでは、中古車販売店で購入するメリットをご紹介します。
中古車販売店ならメーカー違いを乗り比べられる
中古車販売店なら、メーカーごとに大きく異なる乗り心地やデザインを、実際に乗り比べて確かめることが可能です。メーカーの販売店ではそのメーカーの車しか取り扱っていないので、気になる車が多いと店舗をはしごしなければなりません。
あらゆるメーカーの車がそろっている中古車販売店なら、たくさんの車をこだわりたいポイントで比較しながら厳選できます。
ミニバンはリセールバリューがあるから在庫が豊富
ミニバンはリセールバリューが高いため、中古車販売店の在庫が豊富です。在庫がたくさんあれば、メーカーごとの違いだけでなく、同モデルの年式ごとの違いを確認できます。
また、在庫が豊富ということは、手頃な価格の中古車もそろっているということです。できるだけ出費を抑えたいと考えているファミリー層にはうれしい要素といえるでしょう。
ネクステージは中古車でも安心の品質
ネクステージでは、カラーやモデルのバリエーションが豊富なだけでなく、専門知識を活かした選別で良質な中古車のみを販売しています。車種別に専任熟練バイヤーを配置、修復歴車(事故車)の販売は行わない、第三者機関による品質鑑定を行うといった徹底した品質管理を行っているので、安心してマイカー選びができるでしょう。
また、全車で車両状態を開示し、契約時や納車時には車両の状態やキズのチェックを実施しています。保証も充実しているので、購入後も安心です。
まとめ
最大乗員数が多い上に必要に応じて広い車内空間を確保できる8人乗りのミニバンは、比較的手頃な価格ということもあり、ファミリー層にはうれしい車です。ただし、乗り心地や車内の移動に関するデメリットもあるので、7人乗りと比較して自分に合った車を選びましょう。
ネクステージはミニバンの在庫が充実しており、リーズナブルな価格や徹底した品質管理で車選びをサポートします。8人乗りのミニバンの購入を検討している方は、ぜひネクステージをご利用ください。