トヨタの5人乗りをタイプ別に紹介!失敗しない車選びのコツも分かる
日本の市場ではこれまでコンパクトかつ小回りの利く車が人気を集めていたことから、定員が4人までの車種が少なくありませんでした。しかし近年は、トヨタをはじめさまざまなメーカーから5人乗りの可能な車が多く誕生しています。
その中でも、軽自動車に引けを取らないコンパクトさで、人も荷物も広々使える5人乗りのコンパクトカーやミニバンが近年注目を集めています。
この記事では、トヨタから販売されている5人乗りが可能な車の中から、おすすめの車種をピックアップしてご紹介します。
※目次※
・トヨタはさまざまなタイプの5人乗り車をリリースしている
・使用用途や家族構成に合わせた車選びをしよう
・中古車を買うなら販売店選びも重要なポイント!豊富な在庫台数のあるネクステージがおすすめ!
5人乗りのトヨタ車にはどんなタイプがある?
国産車として第一線を走り続けているメーカー、トヨタからはさまざまな5人乗り乗用車が販売されているため、「必要な乗車定員数は決まっているが、ボディタイプが決まらない」という方もおられるでしょう。
「コンパクトカー」「ミニバン」「SUV」の3種類をピックアップして、それぞれの乗用車の特徴や仕組みを解説しますので、ぜひボディタイプ選びの参考にしてみてください。
街乗りで扱いやすい「コンパクトカー」
コンパクトカーは、取り回しと経済性の良さから人気の高いボディタイプです。全幅、車高などが小さく収められているので、特に都市部での運転や、立体駐車場への駐車も苦になりにくいでしょう。
外装では、女性に人気のあるデザインや色も多く、乗ることそのものを楽しめる車のラインアップが多いです。
また、燃費の良さも特筆すべき特徴で、燃料代の負担も低く抑えられます。その一方で、コンパクトながら車内空間は広々としているものが多数で、ラゲッジスペースにもたくさん荷物を積み込めます。
スライドドアで乗り入れが便利な「ミニバン」
スライドドアが搭載されている車種が多いと言えるのがミニバンです。これにより、子どもや高齢者などが乗り降りしやすく、ファミリー層に人気のあるボディタイプとなっています。
また、荷物を持ったままで開閉できることも、スライドドアの利便性の一つです。ミニバンの中には、5人以上乗れるタイプもあり、その分車内空間はコンパクトカーに比べてもさらに広くなっています。大人数での移動はもちろんのこと、積載量の多さから車中泊や釣りなども楽しめるのが大きな魅力です。
アウトドアにも最適な「SUV」
SUVは、「スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル」の略称であり、日本語訳では便利な車という意味になります。軽自動車からラグジュアリータイプまで、多種多様なラインアップであることが特徴です。街乗りから山道まで走破できるイメージから、アクティブな要素が強く人気のボディタイプと言えます。
さらに、荷物をたくさん積めることから、キャンプやスキーなどのアウトドアに最適で、そのような用途に用いたい方にとってはうってつけのモデルでしょう。
5人乗りのトヨタ車を選ぶ時のポイント
トヨタが販売している5人乗りの車を選ぼうと思っても、「さまざまな種類があるためどのような基準で選べば良いのか難しい……」と感じる方もおられるのではないでしょうか。
まずは、車の使用目的や何人で乗ることを想定しているのか、といったポイントを整理してみましょう。
必要な装備・性能が備わっていること
まずは、車をどのように利用するのかを考えてみましょう。そうすると、おのずと必要になる装備や性能が何か思い浮かんでくるはずです。例えば、近所での買い物や通勤をするだけの方と、旅行やアウトドアなどで長距離移動が多い方では求める装備や性能が異なります。
旅行やアウトドアのための荷物をたくさん載せたいという方には、荷物の積載性が高い、トランクの間口が広い、フラットシートにできるといった機能がおすすめです。
一方で、日常的な買い物をするだけという方は、積載量よりもよりコンパクトで場所を取らないといった条件を優先すると良いでしょう。自身のライフスタイルに合わせて、必要だと思う条件を取捨選択することが大切です。
フル乗車でも狭さを感じないか
5人乗りの乗用車を探している方の中には、家族みんなで移動することもあるでしょう。ただ、5人乗りだからといって問題なく使える車両ばかりではないことをあらかじめ把握しておく必要があります。
例えば、チャイルドシートの利用が必要な小さなお子さんがいたり、長時間の移動で動き回ったりしたりすることもある場合、定員ぴったりの室内空間では狭く感じるかもしれません。
したがって、例え定員が5人で問題なかったとしてもゆとりがあり、車内でストレスを感じない程度の広さを確保できるかを考慮することが重要です。
アウトドアを好むなら防水・撥水シートが便利
アウトドアやレジャーのお供に車を利用したいと考えている方は、防水・撥水の加工がされているシートを選ぶと便利です。突然の悪天候に見舞われたり、アクティビティなどを楽しんだ後は泥や汚れを室内に持ち込んだりするかもしれません。そのような時は、汚れに強い素材のシートをセレクトしていると掃除も楽に行えます。
さらに、アウトドアは特に興味がないという方にとっても、小さなお子さんがいる方にも汚れに強い素材のシートはおすすめです。車内でちょっとした飲食をする際に食べこぼしや飲みこぼしが発生することも考えられるため、いざという時のために汚れや水に強い素材を選択することも一つの手です。
安全性能もチェックポイントの一つ
トヨタをはじめとした国産車は、追突事故防止や運転支援システムなど安全性能に特化している車種が多いものの、具体的にどのような安全性能が組み込まれているのかもチェックしておかなければなりません。安全性能は、「予防安全性能」と「衝突安全性能」の2種類に大別されます。
予防安全性能の例としては、カメラで周囲の歩行者や軽車両を視認したり、前方の車との距離を計算して事故を未然に防いだりするというものです。
もう一つの衝突安全性能は、仮に車が衝突事故を引き起こした際にエアバッグや衝撃を吸収するプラットフォームなどを採用して、事故の衝撃を最小限に抑えるというものを指します。
駐車場所のサイズに合うかどうか
車の買い替えを検討している方は、居住地や契約している駐車場と車のサイズで不都合が生じないかきちんと確認しましょう。
特に集合住宅の立体駐車場などの場合は、許容できる車のサイズが非常にシビアです。サイズが合わない車を購入してしまうと、他の駐車スペースの契約が必要になるなど不都合が生じます。駐車スペースは意外と確認を忘れがちな部分でもあるので、忘れないようにしましょう。
【タイプ別】トヨタ車のおすすめ5人乗りモデル
これまで紹介した条件を踏まえて、トヨタからおすすめの5人乗り乗用車のおすすめをピックアップしてご紹介します。コンパクトカー、スライドドアタイプのミニバン、SUVと目的に合わせてお気に入りの車を見つけるための参考にしてみてください。
なお、掲載している車両価格はいずれも2022年4月現在の情報であることをご了承ください。
コンパクトタイプ「トヨタ アクア」
2011年に販売開始され、発売当初の月販目標台数の10倍にあたる約12万台の受注を受けたことで、華々しいスタートダッシュを飾った車種が「トヨタ アクア」です。今ではトヨタを代表するコンパクトカーの車種として高い知名度を誇ります。
ハッチバック型のボディにハイブリッドシステム(スプリット方式)を組み合わせたボディに、「世界トップクラスの低燃費」を誇る燃費性能の高さが特徴です。
2021年に発売から10年で初のモデルチェンジを果たし、後述する4代目ヤリスシリーズにも採用されているGA-Bプラットフォームへ刷新、空間効率を高めるためシフトレバーはフロアシフトからインパネシフトに変更されるなどより使い勝手の良いコンパクトカーに進化しました。
グレード、モデル名 |
B |
X |
G |
Z |
---|---|---|---|---|
新車価格 |
198万円~ |
209万円~ |
223万円~ |
240万円~ |
中古価格 |
- |
65万9,000円~ |
49万9,000円~ |
219万9,000円~ |
(参考: 『ネクステージのトヨタ アクア一覧』)
コンパクトタイプ「トヨタ ヤリス」
初代から3代目までは「ヴィッツ」という名称で親しまれていましたが、2020年に4代目となるフルモデルチェンジを機に「トヨタ ヤリス」という名称に変更されました。
ヴィッツ時代の意匠を継承し、「ボディの大小によるヒエラルキーにとらわれないクルマ」「ファーストカーとして選んでもらえるクルマ」をテーマに製作されています。
ヤリスは欧州においても非常に評価が高く、2021年には「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」と「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、世界各国で親しまれています。
グレード・モデル名 |
X |
G |
Z |
ハイブリッドX |
ハイブリッドG |
ハイブリッドZ |
新車価格 |
139万5,000円~ |
163万円~ |
188万8,000円~ |
199万8,000円~ |
213万円~ |
232万4,000円~ |
中古価格 |
109万9,000円~ |
139万9,000円~ |
159万9,000円~ |
- |
190万9,000円~ |
190万9,000円~ |
(参考: 『ネクステージのトヨタ ヤリス一覧』)
スライドドアタイプ「トヨタ ルーミー」
ルーミーは便利な両側スライドドアを備えたトールワゴンタイプの一種です。広々とした室内空間は、まるでリビングのようにゆったりしているといった声もあります。車両後部の収納スペースも大きく、家族での買い物やレジャーにもピッタリです。
ただ広いだけでなく、シートをフルフラットにしたり、格納したりすることで内装をアレンジできるので、状況に合わせて広さを変えられます。
車体の高さを活かしたカメラ配置により、ナビの視野が広くなっているのも嬉しいところです。上から見下ろすような視点のパノラミックビューが採用されているので、大きな車の運転に自信がない方でも、安心して運転しやすくなっています。
グレード、モデル名 |
X |
G |
GT |
カスタムG |
カスタムG-T |
---|---|---|---|---|---|
新車価格 |
155万6,500円~ |
174万3,500円~ |
186万4,500円~ |
191万4,000円~ |
204万6,000円~ |
中古価格 |
104万9,000円~ |
134万9,000円~ |
89万9,000円~ |
119万9,000円~ |
153万7,000円~ |
(参考: 『ネクステージのトヨタ ルーミー一覧』)
PRルーミーの中古車
※価格は支払総額
SUVタイプ「トヨタ ライズ」
トヨタ ライズは、「アクティブ・ユースフル・コンパクト」がコンセプトの小型クロスオーバーSUVです。様々なシーンでアクティブな毎日をサポートすることをテーマに、週末のレジャーでも普段使いでも扱いやすくなっています。
デッキボードが可動式となっており、大容量のスペースを確保できるラゲージスペースや、2030年度燃費基準75%達成するなど高い燃費性能などが特徴です。
ライズはダイハツとの共同開発車のため、安全性能は「スマートアシスト」が搭載されています。歩行者・車両検知対応の衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能、ブレーキ制御付誤発進抑制機能など、トヨタ車としては初となる安全機能が搭載されていることも注目です。
グレード、モデル名 |
X |
G |
Z |
ハイブリッドG |
ハイブリッドZ |
新車価格 |
170万7,000円~ |
185万7,000円~ |
203万9,000円~ |
216万3,000円~ |
232万8,000円~ |
中古価格 |
157万9,000円~ |
164万9,000円~ |
159万9,000円~ |
- |
- |
(参考: 『ネクステージのトヨタ ライズ一覧』)
SUVタイプ「トヨタ ハリアー」
高級車の乗り心地と快適性を持ち合わせた、クロスオーバーSUVとして売り出されたのが「ハリアー」です。「ハリアー」発売後に、世界中のメーカーがクロスオーバーSUVの開発をするようになった先駆的な車種です。
パワーバックドアは、スイッチ一つで開閉でき、一時停止も可能です。開閉位置を記憶しておく機能もあるので、つねに使いやすい位置で固定できます。荷物を積み込むラゲージは、ゴルフバッグを寝かせて積み込めるぐらいの深さがあるだけでなく、デッキボードの下も収納スペースになっているので、積載量は今回紹介している車の中でも抜群です。
風通しがよく、温熱効果もある快適なシートや、エンブレムを投影するドアミラー、車内を照らすイルミネーションなど、高級感をさりげなく演出する仕様が多く搭載されるようになり、高級車のような快適性にもさらに磨きがかかりました。
グレード、モデル名 |
S |
G |
Z |
---|---|---|---|
新車価格 |
299万円~ |
341万円~ |
393万円~ |
中古価格 |
289万9,000円~ |
324万9,000円~ |
360万9,000円~ |
(参考: 『ネクステージのトヨタ ハリアー一覧』)
SUVタイプ「トヨタ C-HR」
「TOYOTAの世界戦略SUV」として、ワールドワイドな展開を目指して開発されたコンパクトクロスオーバーSUVです。
トヨタ車としては珍しく大型スタビライザーを装備したり、金属製のボールブッシュに変えてハンドリングが向上したりするなど、走りの性能向上に向けた設計で注目を集めました。
日本では発売以来SUVとして初の車名別月間販売台数1位を記録するなど高い人気を誇りますが、海外においても欧州をはじめとして世界100ヶ国以上に輸出され、トヨタのイメージを大きく塗り替えたモデルと言われています。
安全性能についても評価が高く、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティやオートマチックハイビームをセットにした「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備しています。
グレード、モデル名 |
S-T |
G-T |
S |
G |
新車価格 |
238万2,000円~ |
268万2,000円~ |
274万5,000円~ |
304万5,000円~ |
中古価格 |
159万9,000円~ |
199万7,000円~ |
159万9,000円~ |
169万9,000円~ |
参考: 『ネクステージのトヨタ C-HR一覧』)
5人乗りの車をお得に購入するためのコツは?
車をお得に購入したいなら、一番に候補に挙がるのは軽自動車でしょう。価格もリーズナブルなものが多く、定員や積載量が多い車ほど本体価格も比例して上がっていくからです。
とは言っても、5人乗りの車が欲しい場合には、より広い選択肢から検討してみることや、中古車を検討してみることも選択肢の一つとして挙げられます。
トヨタ車以外のメーカー・競合車もリサーチする
トヨタは日本を代表する国産車メーカーとして、これまで紹介してきた車種以外にも多くのモデルを販売しています。しかし、自分にぴったりの一台を探すには他のメーカーのモデルを選択肢の一つとして考えることも重要です。
コンパクトカーではホンダ「フィット」や日産「ノート」、スズキ「スイフト」など、SUVでは日産「エクストレイル」やマツダ「CX-5」など競合車も数多く存在します。まずは幅広くリサーチしてみて、欲しい装備やシチュエーションなどを絞って考えることもおすすめです。
購入費用を抑えたいなら中古車も候補に入れる
また、新車価格では予算オーバーであるモデルだとしても、中古車なら購入できるものもあるかもしれません。
5人乗りの車は今やスタンダードと言えるようになりましたが、そのおかげで流通数が多く、中古車の在庫も潤沢になっています。オプション付きの車も多数ラインアップされているので、良い車を安くお得に手に入れるチャンスが豊富です。
さらに、中古車のカテゴリの中には、「登録済未使用車」と呼ばれるものも存在します。これは、一度ナンバーは発行されたものの、使用はされていない車のことを指します。新車同然ながら、登録時の自動車重量税も支払い済みで、手続きが少ないことから納車も早いのが大きなメリットです。
中古車を購入するなら中古車販売業者選びを慎重に!
中古車販売店で購入するのはトラブルがありそうで怖い、と感じる方も少なくないのではないでしょうか。実際に、国民生活センターなどの消費者窓口では中古車購入に関するトラブルの相談が多く寄せられています。
具体的には、「修復歴があるのを隠して販売しており、購入後に不具合があったことで気づいた」というものや、「メーターが改ざんされており、実際には走行距離が多い車両だった」「購入から1ヶ月程度でエンジンが壊れた」といったものなどさまざまです。
このようなトラブルに遭遇することのないよう、中古車販売店を選ぶには過去の実績や保証制度の充実度など、信頼のおける販売店なのかどうかをしっかりと確認しましょう。
高品質な中古車在庫が豊富なネクステージで希望の車探しを
「販売実績もあって信頼のおける販売店をどうやって探せばいいのかわからない」とお悩みの方は、ぜひネクステージまでご相談ください。
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また、ネクステージでは修復歴車や冠水車は一切取り扱いいたしません。徹底的な品質管理を実施し、国家資格を有する専門メカニックが責任をもって納車前整備をしますので、お引き渡し後すぐに快適なカーライフを楽しめます。
まとめ
狭い道が多く小回りの利く小さな車種が好まれる日本の市場ですが、その分内部が狭く快適に使いにくいというデメリットもありました。しかし、最近ではコンパクトな外見ながら広々とした車内に工夫されたモデルも多くみられます。その中で、どの条件を重点に置くかによってお好みの一台を見つけてみてください。
まずは、高品質な中古車在庫が揃うネクステージへ気軽にご相談ください。お客様に最適なボディタイプ選びからご提案いたします。