軽キャンピングカーってどんな車？魅力・おすすめ新車＆人気ベース車を紹介

海外で人気のキャンピングカーですが、日本国内でも注目度が上がっているのを知っていましたか？海外ほどの広大な敷地がない日本では、小回りのきく「軽キャンピングカー」が人気です。“軽キャンパー”という愛称で親しまれており、キャンピングカーショーなどでも展示台数が増えています。

 

今回は、そんな軽キャンピングカーの魅力とキャンピングカーに向いているベース車をご紹介します。購入のメリットや、中古の軽キャンピングカーを選ぶときのポイントについて触れていきます。

 

※目次※

1. キャンピングカーはどんな車？

2. 軽キャンピングカーの魅力は？

3. おすすめの軽キャンピングカー

4. 軽キャンピングカーに向いているおすすめのベース車

5. 軽キャンピングカーを購入するなら新車？中古？

6.お買い得な中古の軽キャンピングカーを購入しよう！

7.まとめ

 

 

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キャンピングカーはどんな車？

キャンピングカーは、車がそのまま宿のような機能を果たす画期的なアイテムです。車であちこち移動してキャンプを楽しみたい人にとって、憧れの存在になっています。とは言え、キャンピングカーについての知識を持っている人はまだまだ少ないようです。

 

まずは、キャンピングカーの基本的なことからご紹介します。

 

キャンピングカーは寝泊まりするための車

キャンピングカーとは、車内での寝泊まりを目的とした自動車のことです。一般的な自動車とは違い、車内にベッドやトイレ、電子レンジ、炊事設備、水道設備、冷蔵庫など、生活に必要な機能を搭載しています。

 

アメリカでは住宅と同じような扱いのキャンピングカーですが、日本はキャンプ場などでアウトドアライフを楽しむためのアイテムとして利用されるケースがほとんどです。日本では“キャンピングカー”として専用の車が販売されているわけではなく、ベースとなる車に架装をしてキャンピングカーへと生まれ変わらせる必要があります。

 

水道設備などを持たずただ寝泊まりができるだけの車もキャンピングカーと呼ぶことがあり、寝泊まり可能な車であるかどうかがキャンピングカーと呼ぶかどうかの境界線です。就寝設備や炊事設備などを国土交通省の“用途区分通達”に基づいて架装した場合は、“特種用途自動車”として「8ナンバー」をつけて走ることとなります。

 

キャンピングカーの主な種類

キャンピングカーと一言で言っても、その種類はさまざま。まずは、キャンピングカーが自走式なのかけん引式なのかによって、種類が分かれます。自走式のキャンピングカーは、設備を全て車に装備しているのが特徴です。また、ベースとなる車によってもタイプ別に呼び名がついており、日本ではこの自走式タイプのものがメジャーです。

 

自走式タイプの主なものには、「フルコン」・「キャブコン」・「バンコン」・「軽キャンパー」があります。それぞれの特徴を、以下に簡単にまとめました。

 

・フルコンバージョン（フルコン）…架装メーカーが、シャシーからキャビンまでを全て製造したキャンピングカー

・キャブコンバージョン（キャブコン）…ワンボックスやピックアップトラックをベースに、架装メーカーがキャビンを製造したキャンピングカー

・バンコンバージョン（バンコン）…バンやワゴンをベースにしたキャンピングカー

・軽キャンピングカー（軽キャンパー）…軽貨物車や軽自動車をベースにしたキャンピングカー

 

けん引式のキャンピングカーは、キャンピングトレーラーをけん引することでキャンピングカーとして動かすタイプです。自走式・けん引式問わず、キャンピングカー愛好家の中には自作する人もいるなど、その魅力に取りつかれている人も少なくありません。

 

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軽キャンピングカーの魅力は？

キャンピングカーの基本がわかったところで、次は軽キャンピングカーならではの魅力を掘り下げていきたいと思います。超大型なイメージのあるキャンピングカーに対して、一見普通の軽乗用車のように見えるものもあります。

 

運転のしやすさやキャンピングカー初心者でも扱いやすいところなど、軽キャンピングカーだからこその良さに注目してみましょう。

 

軽キャンピングカーなら低価格で手に入る

軽キャンピングカーは、ベースとなる車が軽自動車であるため、大型のキャンピングカーよりも低価格で手に入れることができます。グレードなどによって価格差が大きくなることもありますが、大型サイズのキャンピングカーを手に入れようと思うと少なくとも500万円以上の資金が必要になるでしょう。

 

一方軽キャンピングカーの場合は、300万円ほどで手に入るケースも珍しくなく、キャンピングカーを買うことへの資金面でのハードルがグンと下がります。自動車税や燃料費など、車の維持に掛かる費用も大型のキャンピングカーより低く抑えることが可能です。

 

軽キャンピングカーは小回りが利きやすい

軽キャンピングカー最大のメリットとも言えるのが、運転のしやすさ。大型なキャンピングカーの場合は車体が大きいため、細い山道などは通行できないケースも珍しくありません。軽キャンピングカーの場合は軽自動車と同じ感覚で運転できるため、走行できるかどうか不安を抱える必要がなく、スイスイ進んで行くことができます。

 

道幅の狭い市街地や細い道も難なく運転できるので、アウトドアでだけでなく街中でも大活躍。キャンピングカーの設備が搭載されていても軽車両と変わらない大きさなので、軽自動車専用の駐車場へ停めることができます。

 

普段軽自動車しか運転しないという女性でも運転できるのは、軽キャンピングカーならではのメリットではないでしょうか。

 

軽キャンピングカーキットで内装のDIYも可能

ベースとなる軽自動車を改造してキャンピングカーへと変身させることができるのも、軽キャンピングカーのおもしろさです。軽自動車を軽キャンピングカーへとカスタマイズするためのキットなども販売されており、普段使っている軽自動車をキャンピングカー使用に変えることもできます。

 

内装がDIYできるので、自分好みのキャンピングカーにできるのが、キットを使って軽キャンピングカーを作る醍醐味でしょう。見た目は軽自動車のまま、内装をキャンピングカー使用にして変化を楽しむ人も少なくありません。

 

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おすすめの軽キャンピングカー

軽自動車や軽トラックを架装してキャンピングカー化されたものが軽キャンピングカーです。仮装されて販売されている中で注目度の高い軽キャンピングカーを紹介します。4人就寝可能なものや見た目がおしゃれなものなど、思わず“欲しい”と声が出てしまうものが登場するので、要チェックです。

 

4人就寝OKな軽キャンピングカー「N-BOX＋キャンパーNeo」

「N-BOX＋キャンパーNeo」は、ホンダのN-BOXをベースにした軽キャンピングカーです。ベースとしても人気の高いN-BOXに、キャンピングカーとしての機能が搭載されています。

 

N-BOX＋キャンパーNeoを生み出したのは、愛知県にある「ホワイトハウスキャンパー」という企業です。オリジナルキャンピングカーの企画・開発・販売を手掛けていることもあって、軽でありながらもハイスペックなキャンピングカーとして架装されています。

 

注目すべきは、電車の4人掛けシートのように運転席がぐるりと180度回転して真後ろを向く点です。後部座席と運転席が向かい合うような形になるため、助手席側（助手席は回転しません）をテーブルとして使えば、談笑や食事をするのに最適な車になります。

 

また、ポップアップルーフを上げると2階にベッドスペースができるので、合計4人まで就寝可能です。

（2022年2月時点の情報です）

 

（2022年2月時点の情報です） 

 

高級感漂うインテリアが特徴の「スピナ」

本格的な“対面ダイネット”を装備した「スピナ」は、日産NV100クリッパーGXとスズキエブリイ660ハイルーフをベースにした軽キャンピングカーです。一見普通の軽自動車に見えますが、中はマットを数か所移動させるだけで展開できる対面ダイネットになります。

 

ハイルーフが標準となっているので、大人でもゆったりとくつろげる空間が広がります。対面で過ごすことが難しい車種も少なくない軽キャンピングカーですが、スピナであればお互いに向き合いながら食事やおしゃべりの時間を楽しむことが可能です。

 

フルフラットアレンジの状態にすれば、大人2人がゆったり寝転べるくらいの広いスペースになります。片側のシートだけを倒したアレンジもでき、使い勝手の良さはピカイチです。シャワーヘッド付きコンパクトシンクやUSB電源ポートが配置されている点も見逃せません。

（2022年2月時点の情報です） 

（2022年2月時点の情報です）

 

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軽キャンピングカーに向いているおすすめのベース車

軽キャンピングカーのベースとして使える車には、バンタイプやトラックタイプなどさまざまなものがあります。ベースとなる軽自動車のスペックによって、軽キャンピングカーの走行性能にも違いが出てくるでしょう。

 

何を重視するのか、どこに重きを置くのかを明確にして、ベースとなる車を探してみてください。

 

高い安全性能を誇る「日産／NV100クリッパーリオ」

日産自動車のNV100クリッパーリオは、軽の商用バンとして開発された車です。同型のNV100クリッパーに比べて広い荷室が確保されており、多彩にシートアレンジできるのも特徴のひとつです。

 

レジャー時にも大活躍してくれる車なので、軽キャンピングカーのベース車としても人気があります。最新モデルにはインテリジェントエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストの機能が搭載されており、安全面でも信頼度の高い車です。

 

ネクステージでの中古車価格相場は169万9,000円~189万9,000円です（2022年2月現在）。

（2022年2月時点の情報です）

 

軽トラタイプの「スズキ／キャリイ」

軽キャンピングカーのベースとして使われるのは、バンタイプの軽自動車だけではありません。スズキのキャリイのような軽トラタイプの車も、軽キャンピングカーに架装しやすい車として活用されています。

 

キャリイをベースにする場合は2名までしか乗車はできませんが、架装することで軽トラの荷台にいるとは思えないような広々とした居住空間を実現することが可能です。バンタイプとは違って高さを出すことができるので、1階にソファーベッドを、2階にスライド式ベッドを設置するスタイルも可能となります。

 

ボディの表面積に、サビに強いといわれる防錆鋼板を使用しているのもキャリイの特徴です。ドアのヒンジ部分にも防錆油が塗布されており、全車に長期サビ保証を採用しています。アクティブに活用してもきれいに乗り続けることができる車です。

 

ネクステージでの中古車価格相場は59万9,000円~126万9,000円です（2022年2月現在）

（2022年2月時点の情報です）

（参考：『キャリイトラック（スズキ）の中古車一覧』）

 

ベース車両として人気が高い「スズキ／エブリイ」

「ミニチュアクルーズ」など、エブリイをベースとした軽キャンピングカーが数多く販売されていることから、その人気の高さは言うまでもありません。コンパクトなボディの中に広々とした空間が広がっており、軽キャンピングカーのベースとして申し分ないパフォーマンスを発揮しているのが、エブリイの魅力です。

 

軽キャンピングカーとしてだけでなく、エブリイの広い荷室をリモートワーク用のスペースとして活用している人もいるようです。商用車として世に送り出された軽自動車ではありますが、4人分の座席と4人分の荷物が載せられる車ということもあり、普段使いにもおすすめできる車です。

 

衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能など、スズキセーフティーサポートを採用しているので安全に運転できるでしょう。ネクステージでの中古車価格相場は29万9,000円~184万8,000円です（2022年2月現在）

（2022年2月時点の情報です）

（参考：『エブリイ（スズキ）の中古車一覧』）

 

耐久性の高さに定評のある「ダイハツ／ハイゼットカーゴ」

軽キャンピングカー製作業者にもよく選ばれているベースは、ダイハツのハイゼットカーゴです。ハイゼットカーゴは、荷室幅・荷室高への評価が高く、キャンピングカーに最適といえます。荷室はみかん箱を68箱も詰められるほどの広さです。架装することでゆとりのあるリビング・就寝エリアに変身するため、最適な空間にできるでしょう。

 

荷室部分だけでなく、運転席・助手席の足元にもゆとりがあるのがハイゼットカーゴの魅力です。楽に乗り降りできるうえに負担の少ない乗車姿勢が維持できるとあって、長距離移動を行う人からも支持されています。

 

ホイールベースが2,450mmもあり、直進の安定性はピカイチです。走行中の揺れも少なく、安定した走り心地が体感できるでしょう。前方の衝撃にも側面からの衝撃にも強い作りになっているため、安心して走行できます。

 

ネクステージでの中古車価格相場は74万8,000円~174万9,000円です（2022年2月現在）。

（2022年2月時点の情報です）

（参考：『ハイゼットカーゴ（ダイハツ）の中古車一覧』）

 

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軽キャンピングカーを購入するなら新車？中古？

軽キャンピングカーを手に入れるには、新車を買う方法と中古車を買う方法があります。ベースとなる車種によってだけでなく、どんな架装を行うかによっても価格に差が出てくるため、一概に新車がいい・中古車がいいとは言えません。

 

ライフスタイルやどれくらいの頻度で利用するのかに合わせて、新車で買うのか中古車で買うのかを決めるといいでしょう。

 

新車のキャンピングカーを購入するメリット

新車のキャンピングカーを購入する上でメリットとなるのは、何と言ってもそのときの最新のキャンピングカーが出に入るということです。新車には、キャンピングカーを製作しているメーカー一押しの設備が搭載されているため、“欲しい”の詰まったキャンピングカーを手に入れることができます。

 

その他のメリットとしては、「自分好みのオプションが選べる」・「中古に比べて故障しにくい」・「長い期間乗り続けられる」などが挙げられます。機能性はもちろん、当然のことながら走行性も中古車に勝るので、長距離移動を考えている人には新車の購入がおすすめだと言えます。

 

中古車のキャンピングカーを購入するメリット

中古車のキャンピングカーを購入する場合は、新車を購入する場合に比べて初期費用を安く抑えることができます。新車で購入する場合は車両の価格にオプションを追加してカスタマイズしていくため、予定していた金額を超えてしまうことも珍しくありません。

 

中古車の場合はすでにいろいろな装備をプラスしたあとの状態なので、自分が納得できる機能のついているものであれば、そこへさらにオプションをプラスする必要はないでしょう。提示価格以上のハイグレードな装備がされているケースもあり、良いものに出会えればお得感を味わうことができます。

 

その他のメリットとしては、「購入後納車までのスパンが短い」・「クラシックなモデルのキャンピングカーに乗れる」・「汚れなどを気にせずに乗れる」などが挙げられます。購入後すぐにキャンピングカーに乗りたい人や、悪路も気にせず走りたいという人には中古車での購入がおすすめです。

 

中古のキャンピングカーを選ぶ際のポイント

中古でキャンピングカーを購入する場合は、車を選ぶときに以下の4つの注意点を頭に入れておくといいでしょう。

 

1.専門店で購入する

2.内装の状態を確認する

3.どれくらいの装備がついているかを確認する

4.雨漏りしていないか確認する

 

中古とは言え、キャンピングカーの購入は大きな出費となります。一般的な乗用車とは違い、車体だけでなく装備の劣化にも細かく目を光らせておかなければいけません。乗り始めてから異変に気づいたのでは遅いので、専門店でプロに相談しながら購入するようにしましょう。

 

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お買い得な中古の軽キャンピングカーを購入しよう！

車の購入費用を抑えたいという人には、お買い得な中古の軽キャンピングカーがおすすめです。中古車であっても状態の良い車はたくさんあります。しかし、「中古だと心配…」という方もいるでしょう。

 

ここでは、中古のキャンピングカーを選ぶ際に気をつけたいポイントについて解説します。さらに、どこで購入すればいいのか迷っている方に向けて、ネクステージで中古車を購入するメリットも紹介します。

 

中古のキャンピングカーを選ぶ際のポイント

中古でキャンピングカーを購入する場合は、車を選ぶときに以下の4つの注意点を頭に入れておくといいでしょう。

 

1.専門店で購入する

2.内装の状態を確認する

3.どれくらいの装備がついているかを確認する

4.雨漏りしていないか確認する

 

中古とはいえ、キャンピングカーの購入は大きな出費となります。一般的な乗用車とは違い、車体だけでなく装備の劣化にも細かく目を光らせておかなければいけません。乗り始めてから異変に気づいたのでは遅いので、専門店でプロに相談しながら購入するようにしましょう。

 

ネクステージなら出会える車種が多い

ネクステージでは全国の在庫から車を選べるので、お気に入りの1台に出会える可能性が高くなります。たくさんの車を比較して決めたいという人にぴったりです。また、車種別に専任のバイヤーがいるのもネクステージの強みといえます。

 

仕入れのプロがしっかりと調査し、売れ筋のモデルやグレードなどを豊富に取り揃えています。良質ながら、低価格で購入できる車が多いのが特徴です。軽キャンピングカーの購入を検討しているなら、店頭でプロに相談しながら決めるとよいでしょう。

 

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まとめ

軽キャンピングカーは、大型のキャンピングカーとは違い普段使いもできる車両です。大きな車の運転に慣れていない女性でも扱えるので、キャンピングカー初心者でも比較的気軽に購入しやすいでしょう。内装にこだわれば、軽とは思えないほど豪華な作りのキャンピングカーにすることも可能です。

 

キャンピングカーは長距離走行することもあるため、安心して乗れる車両を選ぶことが大切です。ネクステージでは修復車を一切販売せず、納得して購入いただけるよう車の状態をしっかりと説明しています。気になることがあれば、スタッフまでお気軽にご相談ください。

 

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