軽自動車のサイズには規格がある!くつろげる車内空間の5車種を紹介!
軽自動車は、コストパフォーマンスが抜群なだけでなくデザイン性も優れていることが特徴です。用途に合わせてカーライフを楽しめるため、幅広い世代に人気があります。
一方で、軽自動車にはサイズ制限があり、乗り心地や快適度が普通車に比べて劣るのではないかと疑問視する方も少なくありません。
そこでこの記事では、軽自動車のサイズや性能、メリットなどについて解説します。車内サイズが大きい軽自動車の車種や中古車購入時の注意点にも触れるため、軽自動車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
※目次※
3.軽自動車のサイズや排気量が細やかに定められている理由とは?
5.コンパクトなボディサイズが特徴の軽自動車におけるメリット
・日本ではじめて軽自動車の規格が制定されたのは昭和24年(1949年)|軽自動車の規格は時代と共に変化している
・軽自動車は運転のしやすさとコスパが抜群!室内空間が広いタイプの軽自動車も登場し、ファミリー層にも人気
・中古車なら初期費用を抑えられる!軽自動車の購入なら圧倒的な在庫数を誇るネクステージがおすすめ
軽自動車のサイズは規格により制限がある
日本では軽自動車に対して、排気量やサイズに規格を設けています。その規格は厳しいもので、制限された条件のもとで各メーカーはしのぎを削って技術開発を行ってきました。今と昔では、軽自動車の規格にどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、日本の軽自動車に対する規格に注目して、過去からどのように変化してきたのかなどをご紹介しましょう。
軽自動車の規格サイズ・排気量の歴史
日本ではじめて軽自動車の規格が制定されたのは、昭和24年(1949年)7月です。制定された当初は、四輪・三輪・二輪の区別はありませんでした。四輪・三輪・二輪の区別が設けられたのは、翌年の昭和25年(1950年)になります。以降、何度も規格の見直しがされ、平成10年(1998年)に現行の規格になりました。
国内ではじめて開発された軽自動車は1955年に発売された、スズキの「スズライト」です。当時の日本は戦後からまもなく、復興の一環として国民車構想を掲げていました。
1955年の軽自動車規格は「排気量360cc以下で、全長3,000mm以下・全幅1,300mm以下・全高2,000mm以下」と定めています。車両価格は現在の価値に換算すると、200万円以上と高額で、大衆向けの値段設定ではありませんでした。
それから時代がうつり変わっていくとともに、軽自動車の規格も以下のように変化しました。
【年代別の軽自動車規格(昭和24年制定)】
年代 |
排気量 |
全長 |
全幅 |
全高 |
1955~1975年 |
360cc以下 |
3,000mm以下 |
1,300mm以下 |
2,000mm以下 |
1976~1989年 |
550cc以下 |
3,200mm以下 |
1,400mm以下 |
2,000mm以下 |
1990~1998年 |
660cc以下 |
3,300mm以下 |
1,400mm以下 |
2,000mm以下 |
1998年~現代 |
660cc以下 |
3,400mm以下 |
1,480mm以下 |
2,000mm以下 |
このような規格の変化を経て、軽自動車という限られたサイズでの技術開発をいまでも研究し続けています。
ナンバープレートの色が異なる理由
普通車のナンバープレートは白色、軽自動車のナンバープレートは黄色です。それぞれのナンバープレートの色が異なる理由には、「制限速度」「高速道路の通行料金」の2つが関係しています。
かつては、普通車と軽自動車は高速道路における最高速度に差があり、ナンバープレートの色分けはスピード違反を検挙するための判断基準として重要な役割を持っていました。しかし、2000年10月の法改正で、普通車と軽自動車の高速道路における最高速度は100km/hに統一されています。
また、高速道路の通行料金は普通車より軽自動車の方が安く、通行料金を料金所でスタッフが徴収していた頃はナンバープレートの色が車両を見分ける方法として役立っていました。しかし、近年はETCの普及により、ナンバープレートで見分ける必要性は薄れつつあると言えるでしょう。
東京オリンピックやラグビーワールドカップの寄付金付きナンバープレートなど、軽自動車でも白色ベースのナンバープレートが取り付けられる機会も増えています。
軽自動車の規格に合わせて室内空間を広げる努力が行われてきた
自動車メーカーは、限られた規格サイズのなかで他社製品との差別化を図っています。現在販売されている軽自動車をくらべてみると、全長と全幅に大きな違いはありません。
違いが見られるのは全高で、最近の軽自動車では全高を高くした、スーパーハイトワゴンが人気です。現時点で一番大きな全高に設定されているのは、ダイハツの「ウェイク」であり、ウェイクの全高は1,835mmです。
軽自動車の全高を高くすることで、規格の範囲内で室内空間を少しでも広くする努力が行われています。将来的に軽自動車規格の改定も考えられますので、軽自動車はそのときの規格に合わせた進化を遂げていくでしょう。
軽自動車・小型自動車・普通自動車のサイズを一覧表で比較
日本では道路運送車両法によって車のサイズを区分しています。軽自動車、小型自動車、普通自動車の四輪の規格サイズは以下の通りです。
種類 |
普通乗用車 |
小型乗用車 |
軽自動車 |
長さ |
小型自動車より大きいもの |
4.7m以下 |
3.4m以下 |
幅 |
1.7m以下 |
1.48m以下 |
|
高さ |
2.0m以下 |
2.0m以下 |
|
エンジンの総排気量 |
660ccを超え2,000cc以下 |
660cc以下 |
上記の表からも分かるように、小型自動車の規格サイズを1項目でも上回った車は全て普通乗用車に該当します。
普通自動車と小型自動車の違いのひとつにエンジンの総排気量がありますが、ガソリンエンジンのみに適用された規格です。大排気量のディーゼルエンジンを搭載した車でも、サイズの規格をクリアしていれば小型自動車として扱われます。車を購入する際にはボディサイズと排気量をチェックしておくとよいでしょう。
軽自動車のサイズや排気量が細やかに定められている理由とは?
軽自動車にはサイズや排気量に関する厳しい制限が設けられていますが、税金の優遇が受けられます。軽自動車の税金は安く設定されており、大きさや重量にかかわらず全て一律の納税額です。
車を維持するには自動車税と自動車重量税を納税しなければなりませんが、軽自動車なら負担を軽減できます。ここでは、それぞれの納税額について詳しく見ていきましょう。
自動車税
自動車税は車両の排気量に応じて課税される税金です。軽自動車は排気量が小さいため、税の優遇があります。軽自動車に課税される自動車税のことを軽自動車税と呼びますが、軽自動車税の納税額は以下の通りです。
区分 |
納税額 |
自家用の乗用 |
1万800円 |
自家用の貨物用 |
5,000円 |
営業用の乗用 |
6,900円 |
営業用の貨物用 |
3,800円 |
例えば自家用の乗用として購入した場合、納税額は1万800円になります。5年間維持した場合でも、合計額は5万4,000円です。
次に軽自動車以外の車の納税額を見ていきましょう。軽自動車以外の車両については排気量に応じて納税額が変わります。乗用の場合の納税額は以下の通りです。
車種 |
自家用の納税額 |
営業用の納税額 |
1L以下 |
2万5,000円 |
7,500円 |
1L超~1.5L以下 |
3万500円 |
8,500円 |
1.5L超~2.0L以下 |
3万6,000円 |
9,500円 |
2.0L超~2.5L以下 |
4万3,500円 |
1万3,800円 |
2.5L超~3.0L以下 |
5万 |
1万5,700円 |
3.0L超~3.5L以下 |
5万7,000円 |
1万7,900円 |
3.5L超~4.0L以下 |
6万5,500円 |
2万500円 |
4.0L超~4.5L以下 |
7万5,500円 |
2万3,600円 |
4.5L超~6.0L以下 |
8万7,000円 |
2万7,200円 |
6.0L超 |
11万円 |
4万700円 |
軽自動車の規格を外れると納税額は大幅にアップします。2.0Lの車両を5年間維持した場合の納税額は18万円、3.0Lの車両を5年間維持した場合の納税額は25万円です。軽自動車なら自動車税の納税額が少ないため、維持費を安く抑えられます。
重量税
自動車重量税は車両重量に応じて課税される税金です。経過年数やエコカー減税の適用の有無などによっても納税額が変わります。
新規登録時(3年分)でエコカー減税の適用を受けない場合の自動車重量税は以下の通りです。
区分 |
納税額 |
0.5t以下 |
1万2,300円 |
0.5t超~1.0t以下 |
2万4,600円 |
1.0t超~1.5t以下 |
3万6,900円 |
1.5t超~2.0t以下 |
4万9,200円 |
2.0t超~2.5t以下 |
6万1,500円 |
2.5t超~3t以下 |
7万3,800円 |
軽自動車 |
9,900円 |
軽自動車以外の車両については、0.5t以下でも1万円以上の納税額となっています。一方で、軽自動車は1万円以下に抑えられます。
続いて継続時(2年分)の自動車重量税を見ていきましょう。エコカー減税の適用を受けず、経過年数が13年以下の場合の納税額は以下の通りです。
区分 |
納税額 |
0.5t以下 |
8,200円 |
0.5t超~1.0t以下 |
1万6,400円 |
1.0t超~1.5t以下 |
2万4,600円 |
1.5t超~2.0t以下 |
3万2,800円 |
2.0t超~2.5t以下 |
4万1,000円 |
2.5t超~3t以下 |
4万9,200円 |
軽自動車 |
6,600円 |
新規登録時(3年分)と継続時(2年分)を合計した場合、1.0t超~1.5t以下の車両では5万1,500円かかります。一方で軽自動車税の納税額の合計は1万6,500円です。軽自動車なら自動車重量税も安く抑えられるのです。
軽自動車と普通車のサイズや性能を比較!
普通自動車と軽自動車をくらべると、一般的には軽自動車のほうが車体はコンパクトです。しかし時代の流れによって、両者とも小型化する方向性になっています。さらに、軽自動車のエンジン性能は近年で飛躍的に進歩し、普通自動車に迫る勢いで発展しています。
ここでは、軽自動車と普通自動車のサイズや性能を比較し、それぞれどのような進化を遂げているのかについて見ていきましょう。
軽自動車のターボ技術が向上している
ターボとは過給機のことで、多くの空気をエンジン内に送り込んでパワーを出す効果があります。近年の軽自動車はターボ技術が向上しており、低回転域からパワーを発揮できるようになりました。
ターボ技術が向上した理由は車体サイズの拡大化です。N-BOXやスペーシアカスタムなどのトールワゴンタイプの軽自動車人気を集めており、以前の軽自動車に比べて車両重量が増えました。
1t近くある車両はパワー不足になりやすいため、各メーカーでは高性能のターボを搭載した軽自動車を販売しています。
自然吸気の軽自動車も性能が向上している
軽自動車には自然吸気(NA)のみのモデルもありますが、近年では軽量化により走行性能が向上しました。
例えば、スズキでは新生代のプラットフォームを導入したことにより、車両の軽量化に成功しています。現在のプラットフォームはシンプルな構成になっており、パーツを減らすことで車体が軽くなったのです。
パワーではターボに劣るNAですが、軽量化によって車体を小さくせずに十分なパワーが得られるようになっています。NAの軽自動車でもストレスを感じない運転が可能です。
普通車のエンジンも小型化・省エネ化が進んでいる
環境問題が懸念される昨今において、普通車のエンジンにもダウンサイジングを試みる動きが活発化しています。ダウンサイジングとは「小型化する」という意味です。エンジンを小型にすることで車両重量が軽くなり、燃費性能の向上と二酸化炭素の排出量削減が期待できます。
またエンジンをダウンサイジングすることで、室内空間を維持しつつ車体を小さくすることも可能です。トヨタの「クラウン」や日産の「ノート」はエンジンをダウンサイジングした国産車の代表例です。
ダウンサイジングの動きは国内メーカーだけではなく、海外メーカーも推進しています。これからダウンサイジングへの取り組みは、世界規模で加速していくと予想できます。普通車と軽自動車のエンジン性能は、ますます進化していくでしょう。
軽自動車のボディサイズ・室内サイズを一覧表で比較
軽自動車のなかでも、「ワゴンR」「ウェイク」「N-BOX」「タント」「デイズルークス」は、車内が広く設計されています。それぞれのボディサイズと室内サイズは、下記の通りです。
車種名 |
メーカー |
全長×全幅×全高 |
室内長×室内幅×室内高 |
ワゴンR |
スズキ |
3,395×1,475×1,650mm |
2,450×1,355×1,265mm |
ウェイク |
ダイハツ |
3,395×1,475×1,835mm |
2,215×1,345×1,455mm |
N-BOX |
ホンダ |
3,395×1,475×1,790~1,815mm |
2,060~2,240×1,350×1,400mm |
タント |
ダイハツ |
3,395×1,475×1,755mm |
2,060~2,180×1,350×1,370mm |
デイズルークス |
日産 |
3,395×1,475×1,775mm |
2,235×1,320×1,400mm |
5車種の全長と全幅は共通サイズで、全高はウェイクが高くワゴンRが低めに設計されています。
コンパクトなボディサイズが特徴の軽自動車におけるメリット
軽自動車は、コンパクトなボディサイズが魅力です。大人数で出かける必要がない方やセカンドカーの購入を検討している方にも人気があります。小回りが利くため運転がしやすく、燃費や維持費などのコストも安く抑えられる点もメリットです。近年では、車内が広い車種も多数登場し、コストパフォーマンスに優れています。
ここからは、軽自動車を購入するメリットを具体的に解説します。
小回りが利く
軽自動車は普通車に比べてサイズが小さく、小回りが利くことがメリットです。さまざまな道路事情にも対応しながら運転できます。せまい路地の運転やせまいスペースへの駐車に苦手意識がある方でも安心です。
ボディサイズはコンパクトでありながら、室内空間が広く設計されているモデルも数多くあります。ファミリー層には、トールワゴンタイプやスライドドア方式の軽自動車がおすすめです。フル乗車でも狭さを感じることなく、快適なドライブが楽しめます。
燃費が良い
軽自動車は、普通車より燃費が良いこともメリットです。車体の重量が軽く、空気抵抗が少ないため、小型のエンジンでも十分走行できます。エンジンが小さい分、排気量も少なくなります。走行時のエネルギーが小さくて済むため、ガソリンの消費量を抑えられるのです。
ただし、全ての軽自動車が低燃費とは限りません。車体サイズが大きい車種やターボ搭載エンジンのモデルなどは、低燃費グレードの普通車と燃費がそれほど変わらないこともあります。
維持費が安い
軽自動車は、税金が安く済むこともメリットです。軽自動車の場合、自家用乗用軽自動車であれば自動車税は一律1万800円となります。一方、普通車は総排気量や用途によって税額が異なり、軽自動車税の約3倍となる場合がほとんどです。
また、軽自動車は重量税も安いため、車検(法定費用)も安く済みます。定期的に交換が必要な部品も普通車より安く、メンテナンスコストも割安です。低燃費な軽自動車を選ぶことで、ガソリン代も安く抑えることができます。
軽自動車の車内サイズが大きいおすすめ車種5選!
軽自動車は規格によってサイズが厳しく決められています。規格内におさまるギリギリの範囲で全高を高くするという工夫により、室内空間が広いタイプの軽自動車が登場しています。いまでは、「軽自動車の車内はせまい」というイメージは過去の話となりつつあるでしょう。
ここでは、現在販売している軽自動車のなかで、室内空間が広いおすすめの車種を5つご紹介します。
ワゴンR
1993年に初登場したスズキ「ワゴンR」は、トールワゴンという新たな軽自動車のジャンルを切り開いた存在です。サイズ規格が厳しい軽自動車において、全高を大きくするという工夫を施しました。室内容量を増やすのと同時に、乗降性も向上している車です。
現行モデルのワゴンRは燃費性能や安全性能も改良されており、幅広い用途で使用できる実用性が人気の理由でしょう。中古車市場では初代モデルも多く出まわっており、ワゴンRが長年にわたって支持され続けていることがうかがえます。
【ワゴンRの基本スペック】
エンジン |
水冷4サイクル直列3気筒 |
駆動方式 |
2WD/フルタイム4WD |
総排気量 |
0.657L |
燃費[km/L] |
WLTCモード:24.4~(2WD)、23.0~(4WD) JC08モード:26.8~(2WD)、25.8~(4WD) |
全長×全幅×全高[mm] |
3,395×1,475×1,650 |
車両総重量 |
2WD:730kg~、4WD:780kg~ |
最低地上高 |
150mm |
最高出力[kW(PS)/rpm] |
36(49)/6,500 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] |
58(5.9)/5,000 |
新車価格相場 |
109万8,900円~ |
中古車価格相場 |
15万9,000円~ |
(価格相場は2022年5月時点)
(参考: 『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧』)
PRワゴンRの中古車
※価格は支払総額
ウェイク
2014年から販売を開始した日産「ウェイク」は、軽自動車のなかで最大の室内空間を有していることが最大の特徴です。「ウルトラスペース」と称される室内空間は、1,455mmの室内高を誇り、大人が4人乗っても広々としたスペースが確保でき開放的でしょう。
また大容量のラゲッジスペースには、90Lの床下収納も備わっています。シートアレンジによっては自転車を楽々積み込めるスペースが確保でき、積載性能は軽自動車のなかでトップクラスです。
【ウェイクの基本スペック】
エンジン |
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 |
駆動方式 |
2WD/4WD |
総排気量 |
0.658L |
燃費[km/L] |
WLTCモード:16.9~(2WD)、16.1~(4WD) |
全長×全幅×全高[mm] |
3,395×1,475×1,835 |
車両重量 |
2WD:990kg~、4WD:1,040kg~ |
最低地上高 |
140mm |
最高出力[kW(PS)/rpm] |
38(52)/6,800 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] |
60(6.1)/5,200 |
新車価格相場 |
137万7,200円~ |
中古車価格相場 |
60万9,000円~ |
(価格相場は2022年5月時点)
(参考: 『ウェイク(ダイハツ)の中古車一覧』)
PRウェイクの中古車
※価格は支払総額
N-BOX
ホンダが開発したスーパーハイトワゴン系の「N-BOX」は、いま一番売れている軽自動車といっても過言ではありません。人気の理由は、小型ミニバンにも劣らない荷室の広さと実用性の高さです。さらにシートの座り心地も良好で、上質で快適な室内空間となっています。
外見のエクステリアは水平基調で、バランスがよいデザインを採用し、エアロパーツをカスタムすることも可能です。ライバル車と比較してもN-BOXに大きな欠点は見つからず、走行性能・機能性能・安全性能のトータルバランスに優れた軽自動車といえるでしょう。
【N-BOXの基本スペック】
エンジン |
水冷直列3気筒横置 |
駆動方式 |
2WD/4WD |
総排気量 |
0.658L |
燃費[km/L] |
WLTCモード:20.2~(2WD)、19.0~(4WD) JC08モード:25.0~(2WD)、23.0~(4WD) |
全長×全幅×全高[mm] |
3,395×1,475×1,790(4WDは1,815) |
車両重量 |
2WD:890kg~、4WD:950kg~ |
最低地上高 |
145mm |
最高出力[kW(PS)/r.p.m.] |
43(58)/7,300 |
最大トルク[N•m(kgf•m)/r.p.m.] |
65(6.6)/4,800 |
新車価格相場 |
144万8,700円~ |
中古車価格相場 |
36万9,000円~ |
(価格相場は2022年5月時点)
(参考: 『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧』)
PRN-BOXの中古車
※価格は支払総額
タント
ダイハツが手がける人気軽自動車である「タント」は、2019年7月にフルモデルチェンジした新型を発表しました。新型タントに新しいプラットフォームを採用することで、高剛性を確保したボディと、軽量化に成功しています。さらに、2021年9月には、電気式パーキングブレーキやブレーキホールド機能など一部改良したことが特徴です。
タントはスーパーハイトワゴンに分類され、広大な室内空間を誇ります。さらに、助手席側前後のドアの隔たりをなくした、「ミラクルオープンドア」を採用することで、乗降性や積載性のアップに貢献しています。タントは軽自動車販売ランキングにおいて上位の常連で、ファミリーカーとしても選ばれる人気の軽自動車です。
【タントの基本スペック】
エンジン |
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 |
駆動方式 |
2WD/4WD |
総排気量 |
0.658L |
燃費[km/L] |
WLTCモード:20.0~(2WD)、18.8~(4WD) JC08モード:24.8~(2WD)、23.8~(4WD) |
全長×全幅×全高[mm] |
3,395×1,475×1,755(4WDは1,775) |
車両重量 |
2WD:880kg~、4WD:930kg~ |
最低地上高 |
2WD:150mm、4WD:165mm |
最高出力[kW(PS)/rpm] |
38(52)/6,900 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] |
60(6.1)/3,600 |
新車価格相場 |
124万3,000円~ |
中古車価格相場 |
13万3,000円~ |
(価格相場は2022年5月時点)
(参考: 『タント(ダイハツ)の中古車一覧』)
PRタントの中古車
※価格は支払総額
デイズルークス
日産が「デイズルークス」の販売を開始したのは2014年で、他社のスーパーハイトワゴンとくらべると後発モデルです。しかしいまでは、軽自動車のなかでトップ5に入るほど多くのユーザーから支持を集めており、使い勝手のよさを追求した室内空間が人気の理由といえるでしょう。
室内の広さは申し分なく、軽自動車ではじめて空気清浄機機能「ナノイー」を搭載しました。また収納スペースを豊富に設置しており、使いやすい配置に設計するなど乗る人に対する気遣いが垣間見えるでしょう。
【デイズルークスの基本スペック】
エンジン |
DOHC水冷直列3気筒 |
駆動方式 |
2WD/4WD |
総排気量 |
0.659L |
燃費[km/L] |
JC08モード:22.0~(2WD)、20.2~(4WD) |
全長×全幅×全高(mm) |
3,395×1,475×1,775 |
車両重量 |
2WD:920kg~、4WD:970kg~ |
最低地上高 |
150mm |
最高出力[kW(PS)/rpm] |
36(49)/6,500 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] |
59(6.0)/5,000 |
新車価格相場 |
141万5,700円~ |
中古車価格相場 |
54万9,000円~ |
(価格相場は2022年5月時点)
(参考: 『デイズルークス(日産)の中古車一覧』)
PRデイズルークスの中古車
※価格は支払総額
軽自動車の中古車購入時における注意点
燃費がよく維持費が安い軽自動車は、エコブームの流れもあって高い人気を集めています。中古車だと車両購入の初期費用も抑えられますので、さらにお得に軽自動車が手に入るでしょう。しかし、中古車購入時には注意が必要で、購入まえに入念に確認しておかないと買ったことを後悔してしまう可能性があります。
ここでは、軽自動車を中古車で購入する際の注意点についてまとめました。
ボディの状態を確認する
軽自動車を中古で購入する際は、ボディの状態を慎重に確認しましょう。軽自動車は普通車とくらべてフレーム部分を細く設計しています。またエンジンは小型で、ボディの鉄板部分もうすい構造となっているため、ダメージを受けやすいことが特徴です。
物理的なダメージだけではなく、潮風や雨風、雪にさらされることでボディの耐久性が落ちている可能性も考えられます。前オーナーがどのような場所で使用していたのかを推定して、ボディの状態に異常はないか確認することが大切です。
整備記録簿を確認する
車両の状態を正確に把握するために、前オーナーの整備記録簿を確認しましょう。整備記録簿には、オイル交換などの各種メンテナンスの実施状況が記録されています。メンテナンスの状況を確認することで、「大切に乗られていた車なのか」「エンジンが劣化している可能性があるか」などを推定できるでしょう。
整備記録簿が残っていない場合は、買取を行った中古車販売業者に車の状態をたずねてみましょう。中古車販売業車は買取後に点検やメンテナンスを行うため、エンジンやサスペンション、ブレーキなどの状態を把握しているはずです。
修復歴を確認する
中古車を購入する際は、修復歴の有無をしっかりと確認しましょう。修復歴とは、過去に車体のフレームに関係する部分の修理・交換を行ったことを示す履歴のことです。フレームは車の品質に関わる重要な記録で、修復歴がある車だと購入後にフレームまわりの部品が故障するリスクが高いでしょう。
修復歴のある車をどうしても購入したい場合は、どのような規模で修復が行われたのかをチェックすることが大事です。故障のリスクを検討したうえで、購入するかどうかを再決断しましょう。
エンジン音やブレーキを確認する
おめあての中古車がある場合、写真やデータのみの情報だけで購入を決めるのではなく、自分の目で見て、性能をたしかめることが大切です。中古車の購入にあたって、試乗させてくれる業者は多いため、実際に車に乗ってエンジンやブレーキなどに異常がないか確認しましょう。
「エンジンをかけたときに異音がする」「ブレーキのかかり具合が弱い」「サスペンションの働きがにぶい」など、乗ってみてはじめて気づくことも多々あります。また試乗する以外にも、ボンネットを開けてエンジン音を確認してみてもよいでしょう。サスペンションは、車のボディを揺すったり、バンパー部分を押しあげたりした反動で3度以上揺れた場合、異常があるかもしれません。
上記のように、試乗してみてなにか車に不具合を感じたら、販売業者のスタッフに遠慮なく再整備・再点検を依頼しましょう。信頼できる業者なら、快く引き受けてくれるはずです。
諸費用を確認する
中古の軽自動車を購入する場合は、車両価格以外にかかる費用も確認しておきましょう。購入する車両が車検なしであれば、車検費用が発生します。また、「自動車取得税」「自動車重量税」「軽自動車税(種別割)」といった法定費用の支払いも必要です。
軽自動車税は、4月1日に車を所持していた人に課税されます。普通車とは異なり、月割り制度はありません。そのため、軽自動車を中古で購入するなら、4月2日以降の購入がお得です。
保証内容を確認する
試乗などで車の状態をしっかりとチェックしたあとは、購入後の保証内容を確認しましょう。試乗でとくに不具合がないと感じた車でも、実際に乗っているあいだに、なんらかの故障が発生する可能性があります。修理保証などがついていない業者の場合、購入後の故障に対する修理費用は自己負担となります。
購入した車に保証がつくかどうかをはじめ、保証期間や保証内容については業者によってさまざまです。購入後のトラブルに備えて、アフター保証が充実した業者で購入するとよいでしょう。
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ここでは、ネクステージの強みと魅力を解説します。
好みの車が見つけやすい店舗展開
ネクステージの強みは、圧倒的な在庫数です。ネクステージの店舗は、2022年5月時点で全国に207店舗あります。Webサイトでほしい車の条件を入力すれば、グループ総在庫数3万台のなかから簡単にお気に入りの車を探すことが可能です。
ネクステージには軽自動車専門店があり、最新のモデルはもちろん現在は製造していないレアなモデルも購入できます。気になる車があれば最寄りの店舗へ取り寄せもできるため、比較や検討がしやすく車選びがスムーズです。
高品質の車両に安心の無料保証が付帯
ネクステージでは、お客様の安心かつ安全なカーライフを第一に考えています。骨格にダメージのある車や水害により水没した車などの粗悪な車両は一切取り扱っていません。取り扱う車は、全て品質管理を徹底しています。
ネクステージが販売する車には、無料保証が付帯していることも特徴です。他にも、10年保証やサービスサポートなど保証が充実しています。保証の加入条件や料金は、車種・年式・走行距離によって異なるため、スタッフにお問い合わせください。
まとめ
今回は軽自動車のサイズ規格を解説するとともに、室内が広いおすすめの軽自動車などをご紹介しました。近年、軽自動車の性能は飛躍的に向上しており、室内空間が広い車種が人気です。軽自動車はボディの強度が普通車よりも弱い傾向にあるので、保証が充実した大手業者から購入することが大切といえるでしょう。
ネクステージは年間7万台以上の販売実績があり、大手業者として多くのお客様から信頼していただいております。軽自動車の保証も選べるプランをご用意しておりますので、購入後も安心してお乗りいただけます。高品質の中古軽自動車をお求めの方がいらっしゃいましたら、信頼と実績のネクステージまでぜひお気軽にご相談ください。