トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

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トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

トミーカイラは、モーターファンの間でよく知られる、コンプリートカー・カスタマイズカーブランドです。

 

1995年には、オリジナルスポーツカー「トミーカイラZZ」を開発し、大きな話題となりました。その後、トミーカイラZZは、2012年にEV(電気自動車)として復活しています。

 

トミーカイラの情報が気になっている方も多いでしょう。そこで今回の記事では、トミーカイラの基礎知識や、伝説の名車「トミーカイラZZ」について詳しく解説します。

 

※目次※

1.トミーカイラとは?

2.伝説の名車『トミーカイラZZ』の歴史

3.トミーカイラZZの魅力とは?

4.ファン待望のトミーカイラサロンが京都にオープン!

5.トミーカイラZZと比較されるライバル車は?

6.スポーツカーの中古車探しはネクステージへ!

7.まとめ

 

■POINT

・「トミーカイラ」はトミタ夢工場のブランド名。現在はGLM株式会社とGTS株式会社によって継承されている!

・初代トミーカイラZZは、「幻のスポーツカー」と呼ばれた。2代目はEVスポーツカーとして登場!

・スポーツカーを中古車で購入するならネクステージまで。低年式車向けの保証サービスも充実している!

 

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トミーカイラとは?

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

スポーツカーと聞いて、いくつかの車種・ブランドが思い浮かぶかと思いますが、名車トミーカイラZZをご存じでしょうか。こだわりぬかれたデザインや性能が魅力の国産スポーツカーです。初代モデルは、生産台数が少なかったため、希少モデルとして知られています。

 

名車を生み出したトミーカイラについて、概要をチェックしてみましょう。

 

「トミーカイラ」はトミタ夢工場のブランド名

トミーカイラは、京都府所在の「トミタ夢工場」が扱っているカスタマイズカー・コンプリートカーのブランド名です。トミタ夢工場創業者である富田社長の名字と、解良副社長の名字を組み合わせて「トミーカイラ」と名づけられました。

 

車の製造および販売を行う、国内自動車メーカーのひとつとして名を連ねています。国内のみならず、世界からも注目されているブランドです。

 

「日産スカイラインR31」などのコンプリートカーを販売

トミーカイラの名前が一躍有名になったのは、1987年に日産スカイライン R31をベースモデルとした、コンプリートカー「トミーカイラ M30」ではないでしょうか。専用チューニングを施したコンプリートカーとして国内初の公認を受けた車です。

 

以降、数多くのコンプリートカーを製造・販売しています。例えば、日産 フェアレディZをベースとした「TUNED FAIRLADY」や、トヨタ istがベースの「TUNED ist」などです。他にも、ワゴンRのような軽自動車に至るまで幅広く展開しています。

 

GLM株式会社とGTS株式会社が継承している

「GLM株式会社=オリジナルカー製造」「GTS株式会社=コンプリート・チューニングカー製造」の方向性で、トミーカイラは継承され続けています。GLM株式会社は、環境対応自動車、主にEV(電気自動車)の開発や販売を手がけている企業です。

 

またコンプリート・チューニングカーの開発・製造・販売については、GTS株式会社が行っています。元トミタ夢工場のスタッフによって運営されている企業であり、コンプリートカー開発の正規拠点です。

 

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伝説の名車『トミーカイラZZ』の歴史

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

トミーカイラZZは、知れば知るほど興味深い車です。純国産の本格的スポーツカーとして生まれたZZは、超軽量ボディや高性能エンジンを特徴とする伝説のスポーツカーと呼ばれています。

 

EVスポーツカーとして復活を遂げるためには、車両安全基準の改定などによりモノコックから見直す必要がありました。簡単に歴史を振り返ってみましょう。

 

トミーカイラ「ZZ」の名前の由来

1995年に、オリジナルスポーツカーを発表するにあたり「ZZ」という車名をつけました。この車名は、ZZ完成時に「トミーカイラ」名称の由来である社長と副社長が年を取っていた、つまり「爺・爺」になっていたことに由来するといわれています。

 

自分たちの手で車を作る、という昔からの夢を実現したときの喜びが伝わるような車名です。

 

「幻のスポーツカー」と呼ばれた初代

1995年に発表されたトミーカイラZZは、1997年の発売開始当時、イギリスで製造し日本に逆輸入という形での販売スタイルだったことをご存じでしょうか。当初、日本に入ってくる輸入車については、生産地の認証基準に適合していれば国内での公道走行が可能という法律でした。

 

その後まもなく運輸省令により保安基準が改正され、日本国内の認証基準適合不可車とみなされます。受注残はあったものの、206台のみの販売をもって生産中止を余儀なくされました。生産台数が少なかったため、幻のスポーツカーとして記憶されています。

 

プロトタイプのみで商品化されなかったZZⅡ

トミーカイラZZに後継モデル「ZZⅡ」があったことは、ファンの間では有名な話です。2000年12月にレンダリングが発表されています。2001年秋開催のフランクフルトモーターショーに出場し、2002年に発売されるという具体的なプランが組まれていました。

 

しかし発売前に、ZZⅡのトミーカイラ開発製造部門がオートバックスセブン(ASL)に売却されます。そのため、プロジェクトが譲渡され、商品化されなかったという経緯です。

 

2代目は量産EVスポーツカーとして登場

前述のとおり、GLMにより開発されたトミーカイラZZ EVモデルは、2014年6月に国土交通省により道路運送車両法の保安基準適合車として認定されました。量産仕様可能な国内認証も取得しています。

 

大手自動車メーカーを除き、公道走行可能車として認められた国内初量産EVスポーツカーです。その第一歩は、限定台数99台のみの生産・販売でした。以来、2021年6月に生産終了するまでの間、コアなファンにより愛され続けてきました。

 

現在GLM公式サイトにはトミーカイラZZについて「NEXT EV MODEL COMING SOON」との表示があり、新型が出るのではないかと期待が高まっています。

 

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トミーカイラZZの魅力とは?

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トミーカイラ ZZが愛されている理由はいくつもあります。特徴的なのは製造方法です。安全設計試験合格基準に達しているアルミ製EVプラットフォームのため、軽量FRP製ボディを使用できます。デザイン性に優れている理由です。他の魅力ポイントについて解説します。

 

快適装備も削ぎ落し走りを追求

トミーカイラZZは、ピュアドライブを楽しむことをコンセプトに設計されている車です。走りを追求したスパルタン仕様を目指し、快適装備とされているエアコン・ブレーキサーボアシストなどを削ぎ落しています。

 

車との一体感に重点を置いたボディは、最低地上高120mm・ドライバーヒップポイント280mmという路面に非常に近いポジショニング設計です。トラクションコントロール・パワーステアリングなどの電子制御装備により、優れたダイレクトな操舵性を体感できます。

 

圧倒的な動力性能

ドライバーの五感をフルに刺激するドライビングフィールや動力性能の高さも、スポーツカーZZの魅力となっています。

 

走行性能スペックは、最高出力は225kW(305PS)・最大トルク415N・m(42.3kgm)です。0~100km/h加速時間は3.9秒という驚異的な加速性能を実現しました。

 

EV車としての性能

ZZは、スポーツカーとして申し分のないパワフルな動力性能ながらも、EV車ならではのシームレスかつクリーンな特徴を兼ね備えています。軽量ボディを実現するために開発したミニマムなバッテリー重量の航続距離は120kmです。

 

急速充電(CHAdeMO規格)使用の場合、80%充電するのに約30分しかかかりません。EV車としての性能も優れている、新しいスポーツカーを切り開いた車です。

 

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ファン待望のトミーカイラサロンが京都にオープン!

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

ファン待望のトミーカイラサロンが、京都市上京区にオープンし、大きな話題となりました。オープン日は2022年9月1日で、同年9月15日から一般公開(事前予約制)を開始しています。

 

トミーカイラのファンだけでなく、車が好きであれば、とても楽しめる内容です。ここでは、オープンしたばかりの、トミーカイラサロンについて解説します。

 

『トミーカイラ ZZⅡ』が一般公開!

トミーカイラ・サロン内には、ミドシップオープンカーである、「トミーカイラ ZZⅡ」が常設展示されています。同モデルを生み出した、富田義一氏が保管していたものであり、世界に1台だけのとても稀少な車です。

 

富田氏には、車の概要や、開発にまつわるエピソードを聞けます。ただし「トミーカイラ ZZⅡ」は、資料的価値がとても高い車であるため、試乗などはできません。ただし後述の、レーシングシュミレーターを活用できます。

 

レーシングシミュレーターで体験もできる

トミーカイラ・サロンには、レーシングシミュレーターが設置されています。ディスプレイが3つ設置されており、ハンドルタイプのコントローラーを操る本格的なタイプです。

 

ただしレーシングシミュレーターは、あくまでも車の乗り心地を体験してもらうものです。ひとりで席を独占するようなことはせず、常識的な範囲内で利用するのがよいでしょう。

 

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トミーカイラZZと比較されるライバル車は?

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スポーツカー好きの方であれば、さまざまな車種の特徴を比較するのではないでしょうか。国産車・輸入車問わず、それぞれの魅力あるスポーツカーがこれまで販売されてきました。トミーカイラ ZZのライバル車とされている、代表5車種をご紹介します。

 

ロータス「エリーゼ」

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

ロータスカーズ設計のスポーツカー エリーゼは、徹底的に装備を削ぎ落して軽量化にこだわったボディが特徴です。シャシー単体重量を68kgに抑えています。最高出力162kW(220PS)・最大トルク250N・m(25.4kgm)です。

 

新車価格は682~777万7,000円で販売されています。ただし、現在新規オーダーは終了しており、ディーラーの在庫販売のみであるため確認しましょう。中古車については、現在ネクステージでの在庫はありません。

(2022年10月時点の情報です)

(参考:『エリーゼ(ロータス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ホンダ「S660」

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

ホンダ S660は、世界でも珍しい軽自動車のミッドシップレイアウトオープンスポーツカーです。タルガトップ風デザインのルーフには、、5.9kgの軽量脱着式ロールトップが採用されています。

 

最高出力47kW(64PS)・最大トルク104N・m(10.6kgm)です。2022年3月に生産終了しましたが、新車価格は203万1,700円~315万400円でした。中古車相場は、149~9,000円~402万6,000円です。

(2022年10月時点の情報です)

(参考:『S660(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

日産「フェアレディZ」

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

長年愛され続けている日産 フェアレディZは、存在感あるロングノーズのシルエットが特徴です。運転席というよりはコックピットと表現したくなる、こだわりが詰まったインテリアも魅力となっています。

 

走行性能も世界トップレベルです。最高出力298kW(405PS)・最大トルク475N・m(48.4kgm)を記録しています。新車価格は524万1,500円~646万2,500円です。中古車相場は、189万9,000円~519万9,000円となっています。

(2022年10月時点の情報です)

(参考:『フェアレディZ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ「86」

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

トヨタ 86は、世界初となる水平対向エンジンをフロントミッドシップに搭載したスポーツカーとして知名度が高い車です。小型で軽量・低重心設計のボディフィルムは、FR駆動と相まって操舵性の高さと力強い走りを実現しています。

 

走行スペックは、最高出力152kW(207PS)・最大トルク212N・m(21.6kgm)です。現在はGR86に生まれ変わりました。最終モデル86の新車価格は279万9,000円~351万2,000円です。中古車相場は、109万9,000円~349万9,000円となっています。

(2022年10月時点の情報です)

(参考:『86(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

フェラーリ「599」

フェラーリ 599は、2006年~2012年まで販売されていました。575Mマラネロの後継モデルで、正式名称は599 GTB フィオラノです。ワイドなボディフォルムながらも、美しい流線形でシャープな印象を受けます。

 

V型12気筒エンジン搭載で、最高出力620馬力・最大トルク608N・mという驚異的な動力性能を誇ります。最終モデルの新車価格は4,272万円でした。中古車については、現在ネクステージでの在庫はありません。

(2022年10月時点の情報です)

 

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スポーツカーの中古車探しはネクステージへ!

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

スポーツカーは、販売終了している車種も多いため、中古車で購入するのがおすすめです。販売業者を選ぶ場合は、トラブルを未然に防ぐためにも、なるべく信頼できる大手業者がよいでしょう。

 

ネクステージでは、幅広い在庫から、お気に入りの1台を選びやすい環境が整っています。低年式の車向けの保証など、アフターサービスも万全です。最後に、ネクステージのサービスを開設します。

 

お気に入りのスポーツカーをすぐに探せる!

ネクステージは、全国250店舗以上を展開しており、総在庫数3万台と幅広い在庫を揃えています。スポーツカーの品揃えも多くあり、グレードやモデルなどさまざまなこだわり条件で探せるため、お気に入りの1台を見つけてみましょう。

 

ネクステージは、修復歴車のような、トラブルの多い車両は一切販売しておりません。また他店舗に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

 

低年式の車向けの保証付きメンテナンスパック

ネクステージは、アフターサポートにも力を入れています。例えばネクステージで販売される中古車には、国産車・輸入車問わず無料保証が付帯するため、購入後にトラブルがあった際もスムーズに対応可能です。

 

また低年式の車を選ぶ際も、メンテナンスパックを活用できます。期間中のエンジンオイル交換や無料点検など、魅力的な特典を多数利用可能です。保証で何か分からないことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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まとめ

トミーカイラとは?伝説の名車『ZZ』の歴史やライバル車種5選

トミーカイラは、超軽量ボディと高性能エンジンを両立し、スーパーライトウェイトスポーツカーの代表車種として地位を確立しました。トミーカイラサロンがオープンしたこともあり、より知名度が高まっています。

 

スポーツカーを安く購入したい場合は、中古車がおすすめです。中古車販売のネクステージは、全国の豊富な在庫から、お気に入りの1台を選べる環境が整っています。各種補償も充実しておりますので、ぜひご利用ください。

 

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