アウディQ2の評価は？特徴やライバル車種との違いをチェック！
「アウディQ2」は、コンパクトSUV車として人気の車種です。アウディQ2の購入を検討している方の中には、サイズ感やエクステリアなどの特徴、同クラスのライバル車との違いなどを知りたいと思っている方もいることでしょう。
そこでこの記事では、アウディQ2の特徴や実際に購入したらどのような感じになるのか、詳しく解説します。アウディQ2と比較したい「BMW X2」のスペックや乗り心地にも触れるため、ぜひ参考にしてください。
※目次※
1.評判が気になるプレミアムコンパクトSUVのアウディQ2とは？
6.SUVの専門店があるネクステージでお買い得な車を探そう！
・「アウディQ2」はコンパクトSUVの中でも人気がある車種。躍動感を感じる外観やコンパクトなのにゆとりがある内装が特徴
・アウディQ2と比較したいSUVといえば「BMW X2」。購入価格やコンパクトさを求めるならアウディQ2、安全性能やラゲッジスペースを重視したい人にはBMW X2がおすすめ
・コンパクトSUV車をお得に購入するならSUV車専門店がある「ネクステージ」にお任せ
評判が気になるプレミアムコンパクトSUVのアウディQ2とは？
アウディのプレミアムコンパクトSUVには、いくつか種類があります。アウディQ2は、2017年4月26日にニューモデルとして登場した車種です。比較的新しい車であるため、注目度や人気が高いモデルといえます。
アウディQ2の購入を検討している場合は、車種の特徴をチェックしてきましょう。ここでは、アウディQ2の魅力やほかのモデルとの違いを解説します。
アウディQ2とは？
アウディQ2とは、コンパクトSUVの一つで、Qシリーズの中で最もサイズが小さく、若年層向けとしてリリースされました。2017年には、1.0L TFSIエンジンを搭載した「1.0 TFSI」、「1.0 TFSI sport」、シリンダー休止システム付1.4L TFSIエンジンを搭載した「1.4 TFSI cylinder on demand sport」の3種類が日本モデルとして登場しています。
Qシリーズは全部で、Q2、Q3、Q5、Q7、Q8の5つです。ちなみに、Qはアウディが扱っているSUVの商品名で、その後の数字は車種のサイズを意味しています。アウディQ2はアウディが扱っているSUVの中でも最もコンパクトな車種といえるでしょう。
4年ぶりの改良が行われている
アウディQ2は2021年に約4年ぶりに改良が行われたことで、多くの人から注目を集めています。Q2は、2017年の発売から4年連続で、Qシリーズの中で最も売れている車種です。コントラストの効いた個性的なデザインが特徴でしたが、今回の改良によってこれまでのタイプよりスポーティーな印象が強くなりました。
八角形のシングルフレームの位置が下がり、フロントセクションの幅が広く強調されています。デザインやインテリアを中心に改良が行われ、より魅力的なデザインになったといえるでしょう。
改良で高く評価されているアウディQ2の特長は？
アウディQ2の改良により、デザインだけでなくスペック面・機能面・価格面にも変化が加わりました。人気が高いアウディQ2に乗りたい方は、進化したサイズ感や機能性をチェックしておきましょう。
ここでは、アウディQ2の特徴を詳しく解説します。実際にアウディQ2を買ったらどんな感じになるのか、イメージしてみましょう。
Q2のサイズ感
アウディQ2（Q2 35 TFSI advanced）のサイズ・車両重量・エンジン・燃費・最高出力・最大トルクは、下記の通りです。
|
サイズ （全長×全幅×全高）[mm] |
4,200×1,795×1,530 |
|
車両重量[kg] |
1,340 |
|
エンジン |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
|
燃費[km / L] |
15.8(WLTC モード) |
|
最高出力[kW (PS) / rpm] |
110 (150) / 5,000-6,000 |
|
最大トルク [Nm (kgm) / rpm] |
250 (25.5) / 1,500-3,500 |
躍動感を感じる外観
アウディQ2は、躍動感溢れるデザインが特徴的で、シャープにまとまっておりスポーティーな形になっています。ところどころエッジが効いており、光と影のコントラストによりダイナミックな造型が魅力的です。
流れるようなルーフラインが美しいフォルムを作っており、凹凸のあるリアエンドが存在感を出しており、多くの人の目を惹きつけます。通常のSUVよりも一回り小さいサイズですが、スポーツ性能が高いSUVらしさを備えたデザインの車です。
コンパクトでもゆとりを感じる内装
アウディQ2はコンパクトなサイズながら、ゆとりのある空間を感じることができます。前後席ともにヘッドクリアランスに余裕があるので圧迫感がなく、自由性が高いラゲッジスペースによって、最大1,050ℓまで荷物を積み込むことが可能です。
また、ダッシュボードはシンプルな水平基調になっており、バーチャルコックピットがさまざまな情報をフレキシブルに表示してくれます。上質なインテリアの中で優雅なドライブを楽しむことができるでしょう。
操作性に優れたインパネ周り
インパネ周りではジェットエンジンをモチーフとしたエアコンの吹き出し口が目を引きます。また、デザインだけでなくエアコンのスイッチ類をドライバーに向けるなど操作性についても十分に配慮されています。
オプションのアウディバーチャルコックピットは12.3インチの大画面を活かして、地図との同時表示や車両情報の一覧表示など、アナログメーターではできない多彩で自由度の高い表示が可能です。
心強い運転のサポート機能
アウディQ2にはいくつもの安全運転サポート機能が搭載されています。死角の走行車を検知するアウディサイドアシストや、前後方の障害物を検出し警告してくれるアウディパーキングシステム、一定の車間距離を保つためにブレーキ&アクセルを自動でコントロールしてくれるアダプティブクルーズアシストなど、ドライバーを支援してくれる機能が豊富です。
ほかにも、衝突安全性能や予防安全性能など事故を防止するための機能が揃っているので、運転初心者や運転に自信のない方でも安心して乗車することができます。
グレードは4つ展開されている
アウディQ2のグレードは、ガソリン車の「35 TFSI advanced」「35 TFSI S line」とディーゼル車の「35 TDI advanced」「35 TDI S line」の4つあります。それぞれの新車価格（希望小売価格）は以下の通りです（2023年4月1日からは各車種5万円値上がりします）。
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グレード |
新車価格(税込) |
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35 TFSI advanced |
412万円 |
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35 TFSI S line |
449万円 |
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35 TDI advanced |
418万円 |
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35 TDI S line |
455万円 |
「35 TFSI S line」と「35 TDI S line」は「35 TFSI advanced」と「35 TDI advanced」よりグレードが高く、その分価格も高くなっています。価格の差は37万円なので、予算に余裕がある方はワンランク上のグレードを検討してみてはいかがでしょうか。
アウディQ2はどのように評価できる？
アウディQ2について、特徴やグレード構成などは把握できたでしょうか。スペックやカタログだけでは分からないことはまだあります。ここからは販売台数や使用感など、アウディQ2の実態をもう少し見ていきましょう。
アウディQ2の販売台数で見る評価
それではアウディQ2の実際の販売台数はどのようになっているのでしょうか。日本自動車輸入組合のモデル別新車登録台数のデータによると、2019年度に4,660台で17位にランクインしています。
また、アウディの他のモデルではA3シリーズが10位以内に何度かランクインしていて、他のブランドを見てもSUVやいわゆるCセグメントと呼ばれるコンパクトなクラスが上位を占める傾向にあります。
アウディQ2の使用感で見る評価
デビュー当初は1リッターと1.4リッターのガソリンターボだったエンジンは、2リッターディーゼルターボの追加を経て2021年に改良時にガソリンエンジンが1.5リッターに統一されました。この1.5リッターエンジンはコンパクトなQ2には十分な性能で、パワーを必要としない時は2気筒のみを作動させる気筒休止も備えており、省燃費性に配慮されています。
また、高速道路などの自動車専用道路で前を走る車と一定の車間距離を保ちながら速度をコントロールするACC（アダプティブクルーズコントロール）もオプション設定され、快適なロングドライブを楽しむことができます。
アウディQ2と比較したいSUVといえばBMW X2
アウディQ2と同等の人気を集めている車種にBMW X2があります。どちらもスタイリッシュかつ扱いやすいコンパクトSUV車です。どちらを購入するか悩んでいる方は、それぞれのスペックや機能性を比較した上で、利用シーンや好みに合った車を選びましょう。
ここでは、BMW X2の魅力やスペックなどについて解説します。
アウディQ2の魅力
アウディのQ2では、ハンドルの操作性を高める「プログレッシブステアリング」が標準装備となっています。速度によってステアリング軸の角度やギアの比率を変化させる機能です。多くの切り返しを必要とする駐車時でも、少ない工程で思いのとおりに操れるようになるでしょう。
ボディサイズがコンパクトな点も、操作性に影響します。小回りが利きやすくなるため、カーブが多い住宅街でも快適な走行の体感が可能です。また、アウディならではの安全性能には、以下のような機能があります。
- ・アウディサイドアシスト
- ・アウディアクティブレーンアシスト
- ・トラフィックジャムアシスト
アウディサイドアシストは、死角から迫る後続車を検知して警告する機能です。アウディアクティブレーンアシストは車線の逸脱を警告し、よそ見運転による事故を防ぎます。トラフィックジャムアシストは、渋滞中の運転を一定の速度内で補助する機能です。
BMW X2の魅力
X2の魅力は、大柄ながらスポーティな印象を与えるデザインといえます。ベースモデルであるX1に比べ全長と全高を抑えているため、スポーツカーのようなイメージをもつ方もいるでしょう。ラゲッジスペースにも十分なスペースを備え、外内装ともにアウトドアに最適です。
X2では「コネクテッド・ドライブ」が標準装備となっています。思わぬ事故やトラブルが発生したとき、BMWのSOSコールにより救急対応を受けられる機能です。救急車や消防車へ通報してもらえるだけでなく、隊員が到着するまでの適切な処置などの助言を受けることもできます。
リモート・サービスを利用すると、X2のロックや解除の遠隔操作が可能です。夜間に自分の車の居場所がわからなくなった際には、ヘッドライトを点滅させることで位置を認識できます。
BMW X2のスペック
BMW X2には、「sDrive18i M Sport X」「xDrive20d M Sport X」「M35i」の3つのグレードがあります。それぞれのスペックは、下記の通りです。
|
スペック |
xDrive18d M Sport X |
xDrive20d M Sport X |
M35i |
|
サイズ（全長×全幅×全高）[mm] |
4,375×1,825×1,535 |
4,375×1,825×1,535 |
4,375×1,825×1,535 |
|
エンジン |
直列3気筒DOHCガソリン |
直列4気筒DOHCディーゼル |
直列4気筒DOHCガソリン |
|
燃費[km /L] |
13.8(WLTCモード) |
14.5(WLTCモード) |
11.4(WLTCモード) |
|
最高出力[kW (PS) / rpm] |
103(140)/4,600 |
140(190)/4,000 |
225(306)/5,000 |
|
最大トルク [Nm (kgm) / rpm] |
220(22.4)/1,480- 4,200 |
400(40.8)/1,750-2,500 |
450(45.9)/1,750- 4,500 |
BMW X2の乗り心地
X2の評価点は、アウトドア用に適した大きめのボディサイズです。外車の運転に不慣れな方はコツをつかむまで時間がかかるかもしれませんが、リアシート・ラゲッジスペースともに広々としている点はX2の魅力といえます。
車高が高めに設定されているため、運転中の視点を高く保てることもひとつの特徴です。「スポーツカーのように低い視線ではこわい」と感じる方でも、十分な視界のなかで運転ができるでしょう。
SUVであってもBMWらしい走る楽しさは健在で、高速かつ安定した走りには向いていますが、街乗りでの操作性が気になる可能性もあるので、試乗して確認することをおすすめします。また、リセールバリュー（再販売価値）がほかの車種よりも低いケースが多い点も理解しておいたほうがよいでしょう。
アウディQ2とBMW X2ならどっちを買ったら良いの？
基本スペックだけでは、アウディQ2とBMW X2のどちらを買ったらいいのか悩む方も少なくありません。燃費や安全性能などの機能面も比較してみることが大切です。大きな買い物で失敗しないためにも、どちらが自分に合っているかをじっくり考えてみましょう。
ここでは、アウディQ2が向いている人の特徴とBMW X2が向いている人の特徴について解説します。
アウディQ2に向いている人
燃費性能の高さを重視したい方に向いているモデルは、アウディのQ2です。ベースグレードの燃費が15.8km/Lと良好なため、重量税やガソリン代の節約にも貢献してくれるでしょう。
X2に比べて新車価格が安いため、安価な外車を手に入れたい方にもおすすめです。中古車市場ではさらに安い価格で出回っています。「少しでもお得に購入したい」という方は、Q2の中古車も検討してみましょう。
また、コンパクトなボディサイズもQ2ならではの魅力です。大きい車が苦手な方や、コンパクトなSUVを探している方にも適しています。購入金額が安く維持費も節約できるため、コストパフォーマンスの高い車といえるでしょう。
BMW X2に向いている人
BMWのX2は、「価格の安さよりも安全性能を重視したい」と考えている方に向いています。万が一の事態に備えられる機能が充実しているため、夜道での運転が多い方や、家族で遠出をする機会が多い方の安心性を高めるきっかけになるでしょう。
運転中の静音性にも優れているため、エンジンの騒音が気になる方にもおすすめです。Q2に比べるとボディサイズが大きいですが、そのぶん広い車内スペースが確保できます。ゆとりのあるリアシートだけでなく、ラゲッジスペースに十分な空間がある点も魅力です。
ゴルフバッグやスーツケースなど、かさばりやすい荷物を多く積みたい方に最適な車といえます。安全性と実用性を両立した車を求めている方におすすめです。
SUVの専門店があるネクステージでお買い得な車を探そう！
SUVの購入を検討している方は、SUVを専門に扱っているネクステージをご利用ください。ネクステージは、北海道から沖縄にかけて全国に店舗を構えており、数多くの車を扱っています。
幅広いジャンルの中古車を取り扱っており、豊富な在庫の中からリスクの低い車を選ぶことが可能です。それぞれの特徴について詳しく説明するので、ネクステージでSUVの購入を検討してみてください。
幅広いジャンルの中古車に対応している
ネクステージでは、すでに欲しい車が決まっている方のニーズに対応するために、軽自動車専門店やSUV専門店、セダン＆スポーツ専門店などカテゴリーごとに特化した専門店を構えています。
各専門店ではグレードやカラーのバリエーションを豊富に取り揃えており、ワンストップでニーズにマッチした車を探すことが可能です。また、全国に200店舗以上あるネクステージでは、3万台を超える在庫を用意しています。SUV車専門店もあり、中古車の中からでも自分に合った車が見つかるでしょう。全国の店舗から取り寄せもできるため、ある程度車への希望が決まっている方は、ネクステージでぜひお探しください。
リスクの少ない車選びが目指せる
ネクステージでは、お客様が充実したカーライフを送るための保障やメンテナンスサービスが充実しています。修復歴車の排除に力を入れているため、故障やトラブルが起きる可能性が高い車は取り扱っておりません。また、第三者機関による品質鑑定も行っています。
国家資格を有する専門のメカニックが確かな技術で点検・整備を行っており、車両のキズ一つまで細かく状態について説明します。リスクの少ない車を選ぶことができるため、ネクステージを利用すれば、快適なカーライフを楽しむことができるでしょう。
まとめ
アウディQ2とBMW X2は、コンパクトSUV車として人気が高い車種です。デザイン性・スペック面・機能面など、どちらにも魅力があります。アウディQ2やBMW X2を購入する場合は、価格面だけでなくスペックや装備内容、使い勝手や乗り心地なども比較した上で、気に入った一台を選びましょう。新車の価格面がネックになる場合は、中古車で購入するのも1つの手です。
ネクステージでは、アウディQ2やBMW X2などのコンパクトSUV車も豊富に取り扱っています。まずはネクステージのWebサイトにある「車両検索」から、気になる車の見積もり依頼をしてみましょう。さまざまな条件から中古車探しができるのでとても便利です。
▼ライタープロフィール
岩本佳美
漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。
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