アウディ A1の魅力とは?モデルチェンジ歴や最新ラインアップも解説
アウディ A1は、コンパクトなサイズ感とパフォーマンス、燃費性能に優れた車です。2011年に日本国内で発売開始され、国内の道路事情に合う大きさやバランスの取れた機能性で人気を集めています。
現在2代目が販売されているアウディ A1ですが、どのような魅力があるのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、アウディ A1の歴史や特徴、魅力を紹介します。中古車相場や買取相場も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・アウディ A1は、2011年に販売開始された優れたパフォーマンスと燃費性能を持つ上質なコンパクトカー。
・2015年に2代目モデルが登場したが、現在販売されているのは2019年にリニューアルしたスポーツバックのみ。
・販売終了したモデルや中古車の購入は、正規ディーラーも運営するネクステージがおすすめ。
アウディ A1はどのような車?
アウディ A1は、デザインやパフォーマンス、燃費性能などをバランス良く詰め込んだ魅力ある車です。A4やTTクーペなどアウディには多くの人気車種がありますが、A1はどのような立ち位置のモデルなのでしょうか。
ここでは、アウディ A1の特徴や名前の由来を紹介します。
アウディが販売するプレミアムコンパクトカー
アウディ A1は、2011年1月に日本国内で販売開始されたプレミアムコンパクトカーです。コンセプトに「Urban egoist(アーバンエゴイスト)」を掲げ、自分の価値観を大切にし高い審美眼を持つユーザーをターゲットに開発されました。
全長4mほどのコンパクトなボディに力強いシャープな外観、機敏なパフォーマンス、低燃費性などを兼ね備えています。アウディの高いクオリティーを盛り込んだA1は、従来のコンパクトカーのイメージを刷新しました。
A1は「世界で最も魅力的な車」という意味
アウディの車には、A1やA3、S3やQ8などアルファベットと数字の組み合わせの車種が多くあります。
「A」は、物事の始まりや英語で「魅力的」を表す「Attractive」という意味があるだけでなく、アウディ(Audi)の頭文字です。「A」には、世界で最も魅力的な車という意味が込められています。
数字はクラスや大きさなどのセグメントを表し、数字が大きくなるほどハイクラスです。そのため、A1は「アウディのベーシックモデル」を意味します。
(参考:『アウディ A1はどのような車?モデルごとの特徴や価格情報も徹底解説!|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディ A1の歴史
2011年に日本で販売開始されたアウディ A1は、2015年のフルモデルチェンジにより2代目となりました。2012年にはA1スポーツバックが販売され、2019年には2代目モデルへリニューアルしています。
ここでは、A1の販売が始まってから現在までのモデルチェンジの歴史を見ていきましょう。
2011年:日本でアウディ A1を発売開始
2011年1月に、日本国内でアウディ A1の初代モデルが発売されました。シャープな形状のヘッドライト、目新しいデザインのシングルフレームグリルなど、アウディの特徴ともいえるアイコンが外観の随所に配置されています。
1.4L TFSI ガソリン直噴ターボエンジン、7速Sトロニックデュアルクラッチトランスミッションの組み合わせにより、力強い走りを実現しました。
また、アイドリングストップとエネルギー回生システムの搭載により、19.4km/L(10・15モード)の低燃費を実現しています。
2012年:日本でアウディ A1スポーツバックを発売開始
2012年6月には、A1スポーツバックの発売が始まりました。スポーツバックは、A1のシャープで洗練されたデザインを生かしながら、実用性をプラスしたモデルです。A1は3ドア仕様ですが、A1スポーツバックは5ドアを採用しています。
2013年5月には、独自のスタイリングパーツを装備した特別仕様車「A1スポーツバックアーバンスタイル リミテッド」を200台限定で販売しました。黒のシングルフレームグリルや流線型のルーフスポイラーを採用し、よりスポーティーな印象です。
(参考:『アウディ A1スポーツバックの価格は?中古車の賢い選び方も◎|中古車の【ネクステージ】』)
2015年:日本で2代目アウディ A1を発売
2015年6月のフルモデルチェンジでは、新開発の直列3気筒 TFSIターボエンジンを採用したモデルを追加し、優れた燃費性能と高い出力を実現しています。
採用した3気筒エンジンは最高出力95PS、最大トルク160N・mの高出力でありながら優れた燃費性能を兼ね備え、JC08モードで22.9km/Lを達成しました。
衝突時に自動ブレーキをかけて二次衝突を防ぐ「マルチコリジョンブレーキ」を採用し、安全性能を高めています。
2019年:日本で2代目アウディ A1スポーツバックを発売
2019年11月には、2代目アウディ A1スポーツバックが日本で発売されました。従来のモデルよりもホイールベースを95mm長くし、ゆったりとくつろげる居住空間と65Lもの荷室拡大を実現しています。
1.0L TFSIエンジンと新開発の1.5L TFSIエンジンの2種類が設定され、求める走行性能に応じて選べるのが魅力です。
運転支援システムには、アウディプレセンスフロントを全グレードに標準装備しました。視界の悪い悪天候時でもレーダーセンサーが前方の車や歩行者を検知し、警告や緊急自動ブレーキを作動させるシステムです。
(参考:『アウディ A1には3ドアと5ドアのスポーツバックがある!特徴を見てみよう|中古車の【ネクステージ】』)
アウディ A1の魅力
2代目アウディ A1は販売が終了したため、現在新車で購入できるのはA1スポーツバックのみです。2代目A1スポーツバックは、使いやすいサイズ感と臨場感のあるコックピット、機敏な走行性能が特徴です。
ここでは、洗練されたデザインと実用性を兼ね備えたA1スポーツバックの魅力を見ていきましょう。
ちょうど良いボディサイズ
A1スポーツバックの魅力のひとつは、大き過ぎず小さ過ぎないちょうど良いサイズ感です。全長4,040mm~4,045mm×全幅1,740mm×全高1,435mmの車体サイズは、日本の道路にも適しています。
1984年に登場したアウディスポーツクワトロを意識し、低い位置の幅広いグリルと大型のサイドエアインレットを採用しました。また、LEDのヘッドライトは視認性が向上するだけでなく、クールな雰囲気を演出します。
直感的に操れるコックピット
運転席には、視線をそらさずにハンドル周辺機器を操作できる「バーチャルコックピット」を採用しています。ダッシュパネルと一体化したタッチスクリーンで、直感的な運転が可能です。
スマートフォンを接続してアプリケーションにつなげると、音楽や電話などの機能を操作できます。
前席だけでなく後席も十分なスペースを確保し、ゆったりくつろげる空間です。リアシートを格納すると荷室空間をさらに拡張できるため、大きな荷物も運べます。
追求した走り
A1スポーツバックは、ダイナミックな走りと高い燃費性能が特徴です。最高出力70kW(95PS)の1.0L TFSIエンジンを搭載し、ターボチャージャーとガソリン噴射システムFSIを組み合わせることで、環境に配慮しながら低燃費性も実現しています。
トランスミッションには7速Sトロニックを採用しているため、滑らかでスムーズな加速と機敏なドライブが可能です。レーダーやカメラなど先端テクノロジーを取り入れた運転支援や安全装備により、快適なドライブをサポートします。
(参考:『A1(アウディ)の燃費(WLTCモード)情報(モデル・グレード別)|中古車の【ネクステージ】』)
こだわりを詰め込める純正アクセサリー
アウディの純正アクセサリーを組み合わせて、こだわりを詰め込んだ仕様にカスタマイズできます。
例えば、さりげなくアウディらしさを演出できる「エアバルブキャップ」や「ダイナミックハブキャップ」です。タイヤ周りのカスタマイズであれば、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
スキーやスノーボードなどウインタースポーツを楽しむ人には、ホルダーやラゲッジボックスが適しています。
ラゲッジコンパートメントシェルを取り付けると、屋外で使用したアイテムも汚れたまま積載可能です。ライフスタイルに合わせたアクセサリーで、自分だけの仕様を楽しめます。
(参考:『アウディ A1の特徴は?おすすめ中古車情報も紹介|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディ A1の最新ラインアップ
現在販売中のA1 スポーツバックには、25 TFSI 、25 TFSI advanced、25 TFSI S lineの3種類のグレードがラインアップしています。グレードにより標準装備が異なるため、最適な選択ができるようそれぞれの違いを把握しておきましょう。
ここでは、それぞれのグレードの特徴を紹介します。
Sportback 25 TFSI
A1 スポーツバック 25 TFSIは、機敏な走りと優れた燃費性能が特徴のモデルです。
1.0L TFSIエンジンによる強力で機敏な走りに、燃費向上対策として筒内直接噴射や電子スロットルバルブコントロールなどを採用することで、15.2km/L(WLTCモード)の高効率性を実現しました。
ハロゲンヘッドライトや5アームスタイルのアルミホイールを装着した、スタンダードモデルです。
Sportback 25 TFSI advanced
スポーツバック 25 TFSI advancedは、インテリアとエクステリアの装備を充実させたモデルです。ヘッドライトやリアコンビネーションライトにLEDを採用し、ハイビームとロービームを自動で切り替えるヘッドライトレンジコントロールが装備されています。
インテリアにはアルミニウムパーツやレザーアイテムを配置し、上質な仕上がりです。足元には、10スポークタービンスタイルのアルミホイールに16インチのタイヤが装備されます。
Sportback 25 TFSI S line
スポーツバック 25 TFSI S lineは、スポーティーさを強化したモデルです。スポーツサスペンションにより剛性を高め、機敏なハンドリングと走行安定性を実現しています。
インテリアには、レザーのステアリングホイールやノヴムクロスのスポーツシートを採用し、高級感のある仕上がりです。専用のオプションパッケージを追加することで、よりSラインらしさを演出できます。
5ダブルスポークデザインの17インチアルミホイール、Sラインバンパーを採用し、外観にも迫力をプラスしています。
アウディ A1の最新売買価格
現在、新車で購入できるのはA1スポーツバックのみであり、3ドアのA1は中古車でしか購入できません。
新車はオプションの追加で金額が変わり、中古車は年式や車両状態によっても金額が変わります。中古車を検討する場合は、装備面だけでなく車両情報もチェックしましょう。ここでは、アウディA1の新車価格と中古車相場、買取価格を紹介します。
アウディ A1の新車価格
アウディ A1の新車価格は、以下の通りです。
グレード名 |
新車価格(税込み) |
25 TFSI |
304万円 |
25 TFSI advanced |
336万円 |
25 TFSI S line |
366万円 |
(2024年6月時点の情報です)
それぞれの仕様に追加パッケージが用意されています。例えば、ナビゲーションパッケージは31万円(税込み)、コンビニエンス&アシスタンスパッケージは49万円(税込み)のラインアップです。
また、25 TFSIにナビゲーションパッケージを追加する際は、コンビニエンスパッケージをプラスする必要があります。
(参考:『A1(アウディ)のクルマカタログ|中古車の【ネクステージ】』)
アウディ A1の中古車相場
2024年6月現在、ネクステージで在庫を取り扱っているのはスポーツバックのみでA1はありません。A1 スポーツバックの中古車価格は、139万9,000円~169万9,000円(税込み)です。
最も安価なモデルは1.0L TFSIの2015年式・走行距離3万9,000kmで、最も高価なモデルは同じ1.0L TFSIの2018年式となり、ヒートシーターとスマートキーが備わっています。
(参考:『A1(アウディ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
アウディ A1の買取相場
ネクステージでは、A1とスポーツバックのどちらも買取実績があります。モデル別で見ると、買取実績はスポーツバックが多い傾向です。買取実績は、以下の表からご確認ください。
モデル名 |
買取実績例 |
A1 |
14万円~88万8,000円 |
A1 スポーツバック |
35万7,000円~203万5,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
同じモデル・年式でも、ボディカラーや走行距離によって買取価格に差があります。例えば、2024年式のA1 スポーツバックで比較すると、買取価格が高いのはレッドよりもホワイトです。
(参考:『A1(アウディ)のクルマ査定・買取相場|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージでアウディ A1を探してみよう!
アウディ A1やスポーツバックには、それぞれ異なる魅力があるため、どちらを購入するか迷っているという方も多いのではないでしょうか。新車だけでなく中古車も視野に入れることで、異なるモデルを比較しながら選べます。
A1やスポーツバックのご購入をお考えの方は、多くの在庫を取りそろえるネクステージをご利用ください。
アウディの正規店を展開
ネクステージは、アウディをはじめさまざまな輸入車の正規ディーラーを運営しています。新車はもちろん、認定中古車の購入も可能です。アウディの認定中古車は、全車100項目の点検・整備をクリアした品質の高い車をご用意しています。
また、ネクステージには全国の200店舗に約3万台もの豊富な在庫があり、他店舗からの取り寄せも可能です。売れ筋モデルやグレードのバリエーションを幅広く取りそろえているため、ご希望の車に出会いやすい環境があります。
各種保証で購入後をサポート
ネクステージの輸入車正規ディーラーで購入した車は、正規ディーラーの保証基準に基づいた対応が受けられます。また、通常店舗の中古車を購入する際は、一部車両を除き無料保証の対象です。
充実した保証内容をご希望の場合は、保証付きメンテナンスパック「サービスサポート」や、愛車に長く乗りたい方におすすめの「10年保証」を有償でご用意しているため、ぜひご利用ください。
まとめ
アウディ A1は、扱いやすいサイズ感と機敏なハンドリング、優れた燃費性能が特徴の車です。2015年にA1、2019年にはA1 スポーツバックのそれぞれ2代目が発売されました。
現在、新車で購入できるのはスポーツバックに限られるため、A1のご購入をお考えの方は中古車を検討しましょう。
アウディの正規ディーラーを運営しているネクステージでは、認定中古車の購入も可能です。全国各地に展開しているネクステージの店舗をご利用いただいた際は、一部車両を除き無料保証が付帯しています。ご希望に合わせて選べる有料保証もご用意していますので、お気軽にご相談ください。
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